http://sankei.jp.msn.com/world/news/110701/chn11070120080011-n1.htm
流出原油、全長3キロ超か 中国最大の海上油田
2011.7.1 20:03
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尖閣問題と海底油田で聞きましたが次です。
「占題」
「中国とか隣国に絡まないところに石油資源は無いんでしょうか?」
「水山けん 二」
主 (:|:|::)けん 変(:|:||:)井
「 卦 辞 」
「蹇。利西南。不利東北。利見大人。貞吉。」
(けんはせいなんによろし。とうほくによろしからず。たいじんをみるに
よろし。ていきち。)
「二爻 爻辞 王臣蹇々。匪躬之故。」
(おうしんけんけん。みのこにあらず。)
「象伝」王臣蹇々たりとは、結果がどうあろうとも終に咎めはないと
いう事である。
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本卦「水山蹇 二爻」(:|: |::)
↓
変卦「水風井」 (:|: ||:)
※ 読み方は 普通に左から右ですが、爻の数字は向かって右側が若い番号
になります。右側によっこらせと起しますと、正規の卦徳として立ちます。
結論から述べますと あるにはあるがちょいとわけあり問題ありなので
「水山蹇」の卦辞がこれまたぴったり填まるようです。
一応開発にあたり注意点が出てきたようなのでそれも含め解説してみたい
とおもいます。
卦徳の解説がウザイという方の為に結論の所感を先に述べると、
まだ発見されていない「未済」のがこれから発見されて商業生産までいき
そうですが、開発するとガスと地下水の問題が出てきて 火災と地盤沈下
のリスクがあります。風と火とくれば「風火家人」になり、外的条件が
「山水蒙」から「風水かん」に変化しますので 家なり建屋なりが動くと
いう象になるのではないでしょうか。
水(地下水)の上にのって動かなかったものが「巽 風」動くようになる。
即ち開発にあたってはこの問題「山水蒙」を「雷水解」しておく必要が
あるという事になります。これは本卦「水山蹇」(:|: |::)の
外卦「坎 水」(:|:)を卦徳として開陳したのがそれになります。
「二爻 爻辞 王臣蹇々。匪躬之故。」
(おうしんけんけん。みのこにあらず。)
これは君を助けて国難にあたり成敗利鈍を顧みず力を尽くすという象で
あり、「蹇々」艱難辛苦にあたるがその苦労は公益のためであるという象
ですので、開発にあたっては苦労はありますがこれらの問題をよく調整
するようにとの事ではないでしょうか。
「水山蹇」(:|: |::) 向かって右側の条件がオイルを意味する
「坎 水」(:|:)であり内卦が家や国家を意味し、かつ「震 雷」の
「あらわれる」とは逆であり、内情は「火水未済」ですのでこれは
まだ発見されていない油田という事になり、なおかつこの「坎 水」は
北を意味しますので発見されるなら北の方になるのではないでしょうか。
それとこの卦徳の「坎 水」は「 位 」のあたる「水」であり、
卦徳の完成形である「水火既済」(:|: |:|)とは初爻が違うだけで
ありますので、これはかなり条件がいい、発見されたならすぐにでも開発に
係るようになるかもしれませんが先に書いたような問題点をよく吟味して
からですよと教えてくれているようです。
「蹇。利西南。不利東北。利見大人。貞吉。」
変卦の主は「水風井」ですのでね、この場合の風は実象をとるならガスですが
この質問内容からいってビジネスの「巽 風」でもありますのでオイルビジネス
油井そのまんまの象になっております。
本卦「水山けん」に裏の事情を問うならば「火沢けい」でありますのでこれは
説明もいらないと思いますが原発の事故もその範疇に入り燃える水
「火沢けい」の需要が逼迫しているという事でそれが外的条件である
「雷水解」に繋がっていく事なるかと思われます。
--------変卦「水風井」(:|: ||:)-------------------------
これはこの質問内容からいって油井そのものですからね、そのものずばりの
象がでてきた事になるかと思います。
裏の事情を尋ねますと「火雷ぜいごう」(|:| ::|)でありますから
本卦の裏卦である「火沢けい」の燃える水「沢」の部分が動いて吸い上げ
られる様がそのまんまとして出ていますが、「ぜいごう」卦は問題がある
よと教える卦徳であり、その指し示す部分は四爻の剛陽( | )すなわち
外卦の一番下の部分になります。
変卦の主たる「水風井」(:|: ||:)の外的条件として開陳する
卦徳は「沢水困」「風水かん」でありますので初めに説明した諸々の問題
点を指摘してくれているわけです。
変卦の内情は「火沢けい」でありますので「燃える水」の管理監視はキチンと
しないと火災等もろもろの災害要因ですよと教えてくれているようです。
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「卦 辞」 [目癸]。小事吉。
(けいはしょうじはきち。)
初爻 爻辞 悔亡。喪馬勿遂。自復。見惡人。无咎。
(くいほろぶ。うまをうしなうおうことなかれ。おのずからかえる。あくにん
をみて。とがなし。)
二爻 爻辞 遇主于巷。无咎。
(しゅにちまたにあう。とがなし。)
--------------まとめ--------------------------
本卦「水山蹇 二爻」(:|: |::)
↓
変卦「水風井」 (:|: ||:)
一番気になる埋蔵量でありますが、
「二爻 爻辞 井谷射鮒。甕敝漏。」
(せいこくふにそそぐ。つるべやぶれてもる。)
鮒にかける程度だそうです、しかも漏るとありますので上記に引用した辞と
あわせて油漏れの事故にはくれぐれも注意がいります。
しかしながら国家として聞いて その油の象が前面に出てなおかつ二爻と
いうのはこれは凄い。鮒を内卦「風」と掛け合わせて「風火家人」とする
ならば産業用までは無理としてもその地域の一般家庭を潤す程度はあるものと
推測されます。
「 時期的なものその他は今回想定して聞いてませんのであれですが 一応
ポイントとなる数字は二爻なので「 二、」
「坎 水」(:|:)の象する数字は(一 と 六 )」
とだけ示しておきます。」
-----------リスクのまとめ 最重要ポイント-------------------------
主卦前面に「水山けん」(:|: |::)国家としての石油資源②爻 と
して出てきましたがこれまで述べたように 地下水、地盤沈下、そして
オイル漏れ等の問題が先に指摘されておりますので、開発に関わるような
方は用心されてください。
方角指定で東北はリスク高いよと云ってますのでね、よろしくお願い
します。
具体的に一番のリスクを書いておきます、
主卦「水山けん」内情「火水未済」の裏の事情は「水火既済」
主卦「水山けん」の裏の事情は「火沢けい」それの内情は同じく「水火既済」
いったい何が「水火既済」(:|: |:|)なのかというと 変卦にいって
これに対応するのは主卦と同じ「水山けん」(:|: |::)
「水火既済」(:|: |:|)
↓
「水山けん」(:|: |::)
全て「位」が当たっていたものが一番下の基礎が「 位 」当たらずの陰爻
に変化するようになる。「既済」で安定していたものが 険難に変化する。
この燃える水(:|: |:|)は二爻に象されるように地下の空洞に
溜まっていたものですからそれらが開発されて圧力がなくなると崩落の
危険がありますので地質調査は念入りにお願いしたい。
大象の吉凶でみても くみ上げた後のユーザー側には若干の利益はありますが
土地岩盤そして事業主体側としてみるなら赤字の臭いがしますので、その点
保険掛けておいてもらって、まさかまさかの赤字を出さない工夫が
欲しいところです。