2012年1月1日日曜日

2012年 metujin ekikyou 日誌 新春の挨拶。

2012年 metujin ekikyou  日誌 新春の挨拶。

昨年は震災もあり、喪に服している方々も多いかと思われますので
新年の挨拶は控えめにしたいと思います、
今年は皆さん方良い年でありますように。

「易」に尋ねる妄想ブログではありますが、「易経」の「象辞」は
単体でも処世に役立つものでありますからこのブログを読む方々の
啓蒙に寄与できれば幸いです。

所謂「易」は五術「命」「卜」「相」「医」「山」の中の「卜」に
相当するわけですが「易」は決断の占とも云われるように進路に迷った
際に決断を即すのがその本道のようではあります。

ではありますが
我が国大震災、トルコ地震、
アメリカ、タイの洪水等を鑑み防災予報に寄与できないかの趣旨の元
「世界の大災害」の懸念を問う試験をしてみましたが、これはさすがに
テーマが大きすぎ的が絞れず茫洋たるものであり、「易」が示す象は
多岐にわたりますので占題としてのテーマを絞るなり精度を高める何らかの
工夫がいるものと反省する次第になります。

逆を云うと問題を整理して的を絞るだけ絞るならば 十分実用性が
あるのではないでしょうか。
力不足を棚にあげて 不遜な言い回しではありますが。


そもそもこのブログやツイッターの大元の動機は

《今年大きな地震がありますか 2011.02.09 ・・ 
東北はどうか 》

「地雷復 四」
主卦「地雷復 」(:::::|)
内情「坤為地 」(::::::)
変卦「震為雷 」(::|::|)
内情「水山蹇 」(:|:|::)


「地雷復 四」
「四爻   爻辞   中行独復。」
「中行にして独り復(かえ)る。 」
「象曰く、中行にして独り復るとは、もって道に従うなり。」
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「占題」の趣旨を忘れ主卦の「辞」と吉凶のみで判断し、
この険難を見逃した事からきています。 
ブログ主である metujin  は東日本大震災一ヶ月前に相応の「象辞」
を得ていた にもかかわらずその険難を見逃している。

ちなみに変卦「震為雷 四」の「辞」は

「震為雷 四」
「四爻   爻辞   震遂泥。」
「震いて遂に泥(なず)む。」
「象に曰く、震いて遂に泥むとは、未だ光(おお)いならざればなり。」
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これは地震の後津波が来て泥(なず)む。 そのままの「辞」に
なるものと思われます。
「占題」のテーマが大きくなれば途中経過の吉凶も判断してあげないと
真に「易経」を生かした事にはならないのではないかと反省至極。

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今なら「変卦」の「辞」と合わせこれを逆から眺めて「艮」の建屋が
「剥」剥落、位の当たらない「坎」(水)
主卦内情「坤為地」(::::::)水に流されて
地震津波でまっさら、最終的には「復」、大きな地震の中でも
レベルは四と読んだりもできますが、当たり外れ
の恥は置いといても、
警報としては生かせるのではないだろうかと思うわけです。

天気予報と同様で、もしかしたら「雨」が降りそうだから
「傘」持っていこうかなでいいわけです。地震や津波にしても同様に
警報がなったらこうしようああしようと避難への想いを巡らす事が
できる。

ある険難が予見された場合 こう来たらこう対処する ああきたらこう
する、そんなに時間の係ることではないわけです、
ただ単に成り行き「无妄」無防備の状態でいるよりは受身がとれる分
利益があるのではないでしょうか。
また「易」で示された懸案を軸に実証に当てはめて 実測 調査 検査
を経て実情 現実の「数字」を元に総合的な判断をしてもいいわけです。

示された陰陽 「象辞」に関しては
これを「辞」だけで判断してしまうと途中経過の難が見えませんので
それらをどう読んでいくかが今後の課題ではないかと考えて
おります。


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