metujin ekikyou 日誌 「来年 2012年 中国経済」「景気金融市場は如何に」 「水沢節 上」

metujin  ekikyou  日誌
「来年　2012年　中国経済」「景気金融市場は如何に」

「水沢節　上」

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011122600791
中国混乱で解散遠のく＝自民・加藤氏
自民党の加藤紘一元幹事長は２６日、党本部で開かれた会合
であいさつし、来年の政局について「年始から中国の金融市場が悪く
なってくる。（衆院の）解散権を持っている方は、選挙なんてやる気
にならないのではないか」と述べ、早期解散の可能性は低いとの見通しを
示した。
加藤氏は「（来年は中国から）ヘッジファンドが引き揚げ始める。
そうするとバブルが崩壊し、すさまじいことになる」と指摘。
「何となく選挙がありそうだからみんな選挙区に帰っているが、選挙
をやるほど余裕のない政治になるんじゃないか」と語った。
（2011/12/26-21:06）
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中国の来年の景気を聞いてみましょう。
加藤氏の指摘されるような　混乱があるや否や。

「占題」「来年　2012年　中国経済」「景気金融市場は如何に」

「水沢節　上」
主卦「水沢節　」（：｜：：｜｜）
変卦「風沢中孚」（｜｜：：｜｜）

「卦　　辞」
「節。亨。苦節不可貞。」
「節は、亨る。苦節は貞しくすべからず。 」
「彖に曰く、節は、亨る。剛柔分かれて剛中を得ればなり。
苦節は貞しくすべからずとは、その道窮まればなり。
説びてもって険を行き、位に当たりてもって節あり、
中正にしてもって通ず。天地は節ありて四時成る。
節してもって度を制すれば、財を傷らず民を害せず。」

「象に曰く、沢の上に水あるは節なり。君子もって数度を
制し徳行を議す。」
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「水沢節　上」
「上爻   爻辞   苦節貞凶。悔亡。」
「苦節は貞なれば凶なり。悔亡ぶ。 」
「象に曰く、苦節は貞なれば凶なりとは、その道窮まればなり。 」
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----変卦「風沢中孚」----


「卦　　辞」
「中孚。豚魚吉。利渉大川。利貞。」
「中孚(ちゅうふ)は、豚魚にして吉なり。大川を渉るに利(よ)ろし。
貞しきに利(よ)ろし。」


「風沢中孚　上」
「上爻   爻辞   翰音登于天。貞凶。」
「翰音(かんおん)天に登る。貞なれども凶なり。」
「象に曰く、翰音天に登る、何ぞ長かるべけんや。」
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「岩波文庫　易経」より　　以降引用は同左
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「水沢節　上」
主卦「水沢節　」（：｜：：｜｜）
内情「山雷頤　」（｜：：：：｜）
変卦「風沢中孚」（｜｜：：｜｜）
内情「山雷頤　」（｜：：：：｜）
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それで卦徳をざっと眺めてみて問題点として挙げられるのが

□　「中孚」「節」貿易決済、為替相場の問題
□　　欧州金融危機→米国債務金融の問題。
□　「頤」卦の象である各国の雇用問題
□　やはり「頤」卦の象である中国不動産バブルの問題
□　経済とは切っても切り離せない「旅」「大過」○事的なもの
□　人民の生活が苦しくなってくると必然的に出てくる○主化要求
□　「旅」卦に見られる中国に進出した日本企業の問題

上に書いた卦徳を解りやすくする為に内情の卦徳を除きますと、

「水沢節　上」
主卦「水沢節　」（：｜：：｜｜）
変卦「風沢中孚」（｜｜：：｜｜）
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内卦「兌」は加工された金属であり「硬貨」「通貨」の象であり
「通貨」によって生活を賄うので内情「頤」卦（｜：：｜）約象
「兌」は「口」であり生活を意味し、軍事にとるなら大砲の象になります。
軍事大砲の象と云うのは　metujin  の勝手読みですが。　＾＾）

変卦は陽爻と陰爻が仲良く二本ずつ並んでいますので「大　離」（｜：｜）
の卦徳になります、「離」は証券であり法律であり約束ですのでこれが
「大」　大きな「大」となれば国家の政策としての為替管理の象に
なるものと思われます。

その観点にて為替面でこの卦徳を眺めますと変卦にある外卦の「巽」
（｜｜：）は遠方だとかビジネス、また伏入ですとかが象意であり
ますのでこれは貿易決済の象　伏入の意をとって「通貨バスケット制」
管理変動相場制（管理フロート制）が暗示されるのではないでしょうか。
簡単に「フロート制」をもって「巽」とみなしてもいいわけです。

ですがこれは「陰」の位に「陽」つまりは政府が介入する象であり
位があたらないものですので諸外国からは批判される政策であると読む
事ができかと思われます。

それが主卦に至っては外卦そっくり「位」が当たるようになる、
と云う事は　それが指すものとして　
日本がとっているような、「管理変動相場制」に移行する象になるのでは
ないでしょうか。

-----何故かと云うと----

内情「頤」（｜：：：：｜）の象から云えるのは　艮（｜：：）の建物
が内卦「震」（：：｜）で動きまわっていますのでこれは不動産売買の
象になり、裏事情は「大過」でありますので、中国政府として観るなら
「大過」バブルをソフトランディングさせて国民の「頤」に影響させない
意図があるかと思われます、

変卦は「中孚」の卦徳でよく話し合う
でありますからね。裏事情は「小過」つまりは　なんとか「小過」の
ラインで抑えたいと云う意図が読めるかと思われます。
主卦の裏事情は「火山旅」（｜：｜｜：：）でありますから　外卦「離」
の借金、内卦「艮」の建屋、過大な不良債権を作ってしまうと
日本の二の舞になりかねない。　・・

問題点で指摘した通り、「旅」の象は中国に進出した日本企業の象
でもあり「軍事」的なものをも示し、「外国に失業者」を輸出して
と云うアメリカの主張まで現すわけです。
「艮」は積みあげる意があり、停止する意があり、しかも「易」が
差してきたのは上爻リミット限界の意になり、そいでもってそもそもの

主卦メインの卦徳が「節」　もう節目も節目限界ですよ
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

と示されています。

-----日本企業への「辞」 --------

先に書いてしまいますがこれは中国に進出した日本企業にしても「節」
が来たものとして対処される必要があるのではないでしょうか。
このブログではこれまで円高等の「占」にて示された「象辞」を紹介
してきておりますが、
安易に進出するのは良くない旨書いてきております。

「風沢中孚　上」
「上爻   爻辞   翰音登于天。貞凶。」
「翰音(かんおん)天に登る。貞なれども凶なり。」
「象に曰く、翰音天に登る、何ぞ長かるべけんや。」
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※「翰音(かんおん)」　飛べない鶏の事だそうです。

「中孚」の卦徳は「大離」つまりは日の丸日本の象でもあります。
中国政府に互角に渡り合えるトヨタのような本当のグローバル企業で
なければ厳しい事になるのではないでしょうか。

この場合の飛べない意としては　工場等の拠点を国を分散して
もっているなら　飛べる意になるでしょうが、問題なのは
社運をかけて引っ越してと云うようなところは今後厳しくなる事
を暗示するものと思われます。
ビジネスに対する税金の問題等　諸々　・・　＾＾）

----日本企業と中国他　企業誘致される側への「辞」----------

「水天需　初」
主卦「水天需　」（：｜：｜｜｜）
変卦「水風井　」（：｜：｜｜：）

「水天需　初」
「初爻   爻辞   需于郊。利用恒。无咎。」
「郊に需(ま)つ。恒(つね)を用うるに利(よ)ろし。咎なし。」
「象に曰く、郊に需つとは、難を犯して行かざるなり。恒を用うるに
 利(よ)ろし、咎なしとは、未だ常を失わざるなり。」
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これは逆側から眺めると「訟」「困」卦になります。
裏事情としては「火地晋」「火雷噬ごう」卦。

「晋」は庶民の上に太陽が昇る象でありますから庶民の上に照らす
法律の象になり、その国に収める「税金」の象になるわけです、
変卦はそれが「震」で落ち着きなく動いており、卦徳の意味は「問題」
だとか「障害」の意味を暗示する「噬ごう」卦であります。
その時々に密室で課税率であるとかが狙い撃ちのように上がったり
するのでは「投資計画」が全く立たないのではないでしょうか。

ＴＰＰの項でも述べてありますが、「計画」の立たないものに「融資」
も「投資」も無いわけです。
今円高だから、○○だから、・・　問題の本質はそんなところには無い
わけで、
経営は継続して栄える「継栄」なわけでその為には「投資」したものを
回収する「計画」なくして有り得ないわけです。

中国の側にして眺めてみても、本来守るべきは誘致した「雇用」を
守っていくことが大事ではないでしょうか。
誘致した企業の「計画」が立つように一旦決めた取り決め「法律」は
そう軽々と変えないような政策がいるものと思われます。
またそれをアピールする事ができるところが栄えるのではないで
しょうか。

「象に曰く、郊に需つとは、難を犯して行かざるなり。恒を用うるに
 利(よ)ろし、咎なしとは、未だ常を失わざるなり。」
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これからは日本の地方も本腰を入れて企業誘致　雇用確保
その為の新しい法律の立案　
みんなの党さんや維新の会さんが提案する地方改革、道州制等　嫌でも
変わっていくようですし、　円高にしろあと少しの辛抱かと思われます、

どこに限らず誘致した企業が計画の立つように
すると云う大前提はなんとしても死守していただければ
と思います。

----中国及び　企業誘致を企画される自治体への「辞」------------

「水地比　五」
主卦「水地比　」（：｜：：：：）
変卦「坤為地　」（：：：：：：）
「水地比　五」
「五爻   爻辞   顯比。王用三驅失前禽。邑人不誡。吉。」
「比を顕(あき)らかにす。王用て三驅して前禽を失う。
邑人誡めず。吉なり。」
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「象伝」象に曰く、比を顕(あき)らかにすることが吉なのは、
その地位が正中だからである。逆らう者は舎（す）て、
順（したが）ってくる者だけを取るというようにするのが、
前禽を失うということの意味である。
邑人不誡めずというのは、上の者の使い方が中庸を得ているからである。
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一時的に企業が脱出する場合があるかもしれませんが、
これは敢えて追い込んだりせず　また企業が帰ってこれるように
逃げ口を作ってあげる事を意味するようです。
これは中国だとかに限らず企業を誘致したい自治体全般に云える
事のようですので　何が魅力で何が魅力でないのか、
逆目線で眺めるならば　「師」であり、指すのは司令官たる位置にある
為政者の長。
企業を誘致して税収を満足させたい自治体、国家は沢山あるわけ
ですのでその点を踏まえて　乱暴な対処と云うのを避けて先を見据えた
政をするべきかと思われます。


-----この金融政策は中国の庶民にとっては「大過」と映り
潜在的な民主化への希求へ　-----------

「旅」卦は中国国内の会社から眺めると外貨を稼ぐ生活の要であります
のでそれが通貨政策によってうまく回らなくなると

「水沢節　上」
「上爻   爻辞   苦節貞凶。悔亡。」
「苦節は貞なれば凶なり。悔亡ぶ。 」
「象に曰く、苦節は貞なれば凶なりとは、その道窮まればなり。 」
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へと推移してしまうようですので結局それは中国の庶民目線から
は「頤」にとって「大過」な政策と映るようです。
生産したものが売れなくなりますからね。
そうすると「節」卦を外から眺めた卦徳である「渙」散らす象に
なりこれは会社を散らす、会社を畳むだとかになっていく象になる
わけです。
政府側の目論見は「小過」であっても庶民目線では「大過」
政治的不満が　・・　という象になるのではないでしょうか。

ただし　上爻というのは相手だとか外側から眺めると「内情」の卦徳に
噛んでませんのでそういう面では政府の目論見通りと云えばそうなる
のでしょうが。


-----中国の国内的にちょっとした政治的な騒乱があるかも
            しれませんが。------------------------

「天水訟　三」
主卦「天水訟　」（｜｜｜：｜：）
変卦「天風女后」（｜｜｜｜｜：）
「天水訟　三」
「三爻  爻辞  食旧徳。貞厲終吉。或従王事无成。」
「旧徳に食む、貞なれば厲(あや)うけれども終には吉なり。
あるいは　王事に従うとも、成すことなかれ。」
「象に曰く、旧徳を食むとは、上に従えば吉なるなり。 」
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外卦「天」ですのでこれは共産党政府であり、世界を廻る為替相場
変卦の内卦は「巽」の商売それが主卦に至って凹む「坎」であり
、「女后」は「遇うなり」、　主卦内情としては「家人」これは
云うまでもなく中国国民の象になるかと思われます。
アメリカとしてもいくらドル安にしたところで　・・・　といった
わけで、中国にしてもなんらかの政治的譲歩がいるでしょうから
そうすると三爻に象される　各企業の経営者だとか　諸々の方々が
経営がたち行かないじゃないか　！　
なんとかしてくれ　・・・　だとかの政治的意見が出てくるものと
思われます。

なので「訟」でありますから、民主化までは行きませんが　政治的に
なんらかの中国国民たる「家人」の生活に対する政治的意見を汲み
上げるような
体制へ移行するものと思われます。。

「・・貞なれば厲(あや)うけれども終には吉なり。」


-----国内の不満が高まったりするとガス抜きしないと　＾＾）
軍事と経済はコインの裏と表---

笑顔マークなんて書くと不謹慎でありますが、
metujin  が国のトップならなら布団かぶってふて寝するで
ありますが　＾＾）
誰ですか　？　南の島にバカンスなんっていってんのは　？

近いですね、近いです。　＾＾）

「大離」は日本の象であり「旅」卦は軍事的衝突の象でして内卦は
「艮」の島　主卦に至っては「水沢節」（：｜：：｜｜）
燃える水が眠る　島のあたりで　○国ともめている島と云えば
・・・　

これは　
《2011年10月14日金曜日
metujin 裏書庫日誌「沢火革　四」・・》
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に繋がってくるわけでありますが、
国内に不満が生じて来たときには　その不満をそらす必要がありますので
うまくいけば○本側の譲歩を引きずりだせるし一石二鳥の
○○が企画されて、と云うのが心配されるわけですね。　＾＾）
あと資源を安く手に入れる意もあります、当然ながら。

これは日本側は騒々しいですが　どちらかと云うと○湾の方にとばっちり
がいくような感じのようでしたので一応　○台防衛関係者の方々は
注意が必要になるかと思われます。
○国側　上爻　無位の「位」でもあり、○台側初爻無「位」の位でもあり
○国側も大事にしようとは思っていないようではありますが、
一応念の為　緊張感を持続されるのが良いものと思われます。

また１０月投稿分に書いてありますが○国側としてはあまり「利益」のない
「象辞」となっていたようですのでできればそういう騒動は
起こさないのが○国としての国益に適う事である事を指摘しておきたい
と思います。



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