2011年12月11日日曜日

metujin ekikyou 裏兼用日誌    放射線測定器「文科省は数値(補正)改ざんを要求してきた」   「理由は如何に ?」 「雷天大壮 二」

metujin ekikyou  裏兼用日誌

放射線測定器「文科省は数値(補正)改ざんを要求してきた」
「理由は如何に ?」

「雷天大壮 二」


http://gendai.net/articles/view/syakai/134129
放射線測定器「文科省は数値改ざんを要求してきた」
【政治・経済】
   
2011年12月9日 掲載
設置業者が怒りの告発
「文科省が放射線測定器の数値“改ざん”を求めてきた」――。
福島の小学校に放射線測定器の設置を進めてきた業者が怒りの告発だ。
この業者は、測定器設置の事業を落札した「アルファ通信」(東京)。
11月中旬、測定器の「欠陥」や「納期遅延」を理由に文科省から契約を
解除されたのだが、豊田勝則社長(66)は「解除された真相は全く違う」
と反論するのだ。
文科省は現在、福島県内の学校、公園などの放射線量を測り、
結果をホームページで公開する事業を進めている。測定器は2700台の
設置を予定し、このうち600台を落札したのが「アルファ通信」だった。
豊田社長がこう言う。
「文科省は、契約を解除したのは『測定数値が4割低いなど誤差が大きい』
『技術仕様に沿っていない』と説明していますが、とんでもない。
納品したのは米軍でも使われている測定器です。性能に問題はありません。
それに文科省も入札時の技術審査で認めたからこそ、契約したはずです」
確かにその通りだ。「アルファ通信」は10月上旬、県など行政関係者が
見守る中で「福島第一小学校」への公開設置も行っている。測定器が
「欠陥」なら、文科省はもっと早く指摘できた。
「納期遅延」も原因は文科省にあるという。
「600台中、130台の納品が遅れたのは事実です。しかし、それは
文科省がムリな仕様変更を迫ったからです。測定器は測った放射線量の
数値をそのまま表示するわけではなく、機器に内蔵されたソフトで
計算して表示します。文科省はそのソフトに『補正』を求めてきた。
米国製の測定器は、他の測定器と比べて数値が高く表示される。これを
嫌がったのでしょう。文科省は表示される数値を2割程度、
低くするように言ってきました。2割も補正するなんて、数値改ざんです。
案の定、測定器メーカーに相談すると、『世界仕様なのになぜ、
日本基準にする必要があるのか』と断られました。そうこうしている
間に納品が遅れたのです」(豊田社長)
これが本当なら驚きだ。文科省に事実確認すると、こう答えた。
「第三者機関の放射線計測協会で検査したところ、誤差が大きかった。
(ソフトに)数値の補正を求めたかどうかはともかく、仕様書に
のっとっていないと判断して解除しました」(原子力安全課)
放射線測定器の性能をめぐるバトルで設置が大幅に遅れるのは確実。
福島県民もタマったもんじゃないだろう。

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ここで問題になっている数値補正(数値改ざん)に関して両者の
見解を比較すると
数値の補正に関しての「文科省側」の答えは

《・・(ソフトに)数値の補正を求めたかどうかはともかく・・》

これだと答えになっていないようですし、製品に関しては仕様書に
合致するしないは通常購入前に審査するでしょうし
となると業者側の「二割補正」の主張に信用が行ってしまうのでは
ないでしょうか。
確かに二割となると「補正」の範囲を超えてしまうかと思われます。

ここのブログではずっと書いてきていますが、後で効いてくる原発災害
由来の病気その他もそうですが、

「公的部署」から発せられる「情報、数字」に信用が無くなって
「狼少年」効果が出るのが問題では無いでしょうか。
つまりは「国」の情報を一切避難民が信用しなくなり、皆がてんで
ばらばらに行動するのは計画的な防災計画の根幹に関わる問題として浮上
してくるようになる。

二次災害を食い止めるべき計画やアナウンスが逆転して
二次、三次災害を大きくする可能性がありますので 公的なところは
今後の防災計画を
踏まえた対応も視野に入れていただきたいと思います。



「占題」放射線測定器「文科省は数値(補正)改ざんを要求してきた」
「理由は如何に ?」

「雷天大壮 二」



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2012.09.

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