2014年9月18日木曜日

metujin ekikyou 日誌 ツイッター篇共通  「スコットランド独立と、午後休診」 





metujin  ekikyou  日誌 ツイッター篇共通 
「スコットランド独立と、午後休診」 



---◇「記事引用」

http://uni.open2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1410928387/l50
【国際】スコットランド独立予想、ブックメーカーが払戻金支払い 反対票が
上回る可能性高いと判断[09/17]
---中略---

ソース:ロイター
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKBN0HB1N620140916

***************


◇ 
 日本が朝鮮と合邦したのは以前から書いておりますように、このイングランド
とスコットランドを元にしたんですね。
なので彼らが声高に言うような植民地支配などといったものとは
別だったわけです。


 それでこのスコットランドが独立する是非を易に問うたわけですが
得卦が、

「水沢節 三」


「卦  辞」
「節。亨。苦節不可貞。」


「水沢節 三」
主卦「水沢節 」(:|::||)
変卦「水天需 」(:|:|||)

「三爻  爻辞   不節若則嗟若。无咎。」
「節若たらざればすなわち嗟若たり。咎なし。」
「象に曰く、節せざるの嗟きとは、又誰をか咎めん。」
※(典拠は岩波文庫易経ヨリ以降引用は同左)


凄いですね、外卦「坎」の北方、内卦「兌」の海&石油資源。
つまりは易は声を大にして「 北海 油田 」 と答えてくれたわけです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

それで参考にしたHPによりますと、

 ---◇記事引用。
 http://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/archive/2014/09/0902.html
『「国際報道」2014 』


《スコットランドで独立の機運が高まるきっかけは1960年代にありました。
 スコットランド沖に広がる北海油田の開発が本格化したのです。
 油田はおよそ9割がスコットランド沖に集中。
 この税収を自前の財源にすれば、自立できるという期待が高まっていきました。
 その後、イギリス政府が進めた地方分権により、およそ300年ぶりに
 議会が復活。》


《独立にNO ダーリング元財務相
 「北海油田の埋蔵量は確実に減り続けている。
 スコットランドがこんな不安定なものに依存するのは見たくない。」》

 ////// 引用ここまで //////


 このダーリング元財務省さんのご意見がつまりは易の見解に合致する
わけです。

もう一度「節 三」の象を観てみましょう。

「水沢節 三」
主卦「水沢節 」(:|::||)
変卦「水天需 」(:|:|||)


「兌」の油田から出る石油も既に三爻に至り、外卦に至ると、「坎」(:|:)
の厳しい象が待っている。
ということはオイシイ時代は既にリミットということなんですね、
それで今が2014年ですから1960年代からざっと数えて40年と14年、
つまりは六十年に少し欠ける、これを3爻の3で割るとひとつの爻が
約二十年といったところ。

 しかもこの象では新規の油田開発が厳しい象ですから、後3爻、六十年
持つとしても厳しく管理していかないといけないわけです。
(贅沢はできないでしょうね。)

なのでこの観点から易の辞を読みますと、

「三爻  爻辞   不節若則嗟若。无咎。」
「節若たらざればすなわち嗟若たり。咎なし。」
「象に曰く、節せざるの嗟きとは、又誰をか咎めん。」

 もう今から節約モードに入っていかないといけないわけですね。

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760560
「国会図書館蔵 増補高島易断 信の巻 
高島嘉右衛門著 コマ番28- 」「水沢節 六三 」
(合略仮名、当用漢字に無きは修正の後引用)

『 節ノ時二當リテ、倹制省約スルコト能ハズ、巳レヲ行フ度ナク、財ヲ
傷リ、徳ヲ敗ル二至ル、是レ其憂ヲ来シ、蹉ヲ致ス所以ナリ、故二
不節若則蹉若スト曰フ、蓋シ兌悦ノ極、節スベキノ時二當リ、節セザ
レバ、悦極リテ而シテ、悲至ルナリ、又全体ヲ以テ之ヲ言ヘバ、
則チ坎水ハ澤中二?ル所ナク、第三爻ヨリ之ヲ観レバ、則チ坎水兌澤
ノ上二逸出スルノ象アリ、蓋シ六三ノ蹉若タルハ、巳レ不中正ニシテ、
節ノ道ヲ失フニ由リ、自業自得ナレバ、何ゾ人ヲ咎ムベケン、唯自ラ
省ミテ改メ悔ユベキノミ、故二无咎ト曰フ、

蓋シ此爻ノ義ハ、節若タル能ハザルガ故二、蹉若ノ憂来ルヲ謂フナリ、
故二人能ク節若タレバ、則チ蹉若ノ憂アルコトナシ、則ノ字力アリ、
着目スベシ、---略--- 』


 もし油田といったものをあてにしてしまうと節約すべきときに節約
できないのだと嘉右衛門テキストは云う。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

石油資源をもって、「悦極リテ而シテ」

またそういったものを当てにした行政運営をしたならば、  
「節スベキノ時二當リ、節セザレバ、悦極リテ而シテ、悲至ルナリ、」

節すべきときに節せざれば、国民に悲しいことが起きるだろうと
述べている。
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したがって易はゆめゆめ「節の道」を失う無かれと警報を出している
わけです。

 以前より書いておりますように、易は五爻君子統治占が軸でありますので、
目先占には対応していないようです。
ですが、未来がこのようなものであれば、できれば独立しない方がいい
だろうし、独立したとしても、「節」の道だけは外さないように
しないといけないのでは無いでしょうか。

卑近な占例では確か午後休診というのが記憶にあるわけでして、国民の
医療等過不足が出ないよう、今から「節」を心がけるのがいいのかも
しれないですね。

そういえば「兌」は軍事大砲の象でもあり薬品の象でもありますから、
トータルで考えれば合邦維持するのが良いかと思われます。
目先の損得で考えないよう提言しておきます。


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