2014年9月5日金曜日

metujin ekikyou 日誌ツイッター篇共通。 「火雷噬ロ盍 上」 「小渕優子氏を経産大臣に任命することの是非」





metujin  ekikyou  日誌ツイッター篇共通。

「火雷噬ロ盍 上」
「小渕優子氏を経産大臣に任命することの是非」


---◇記事引用 
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDE02H08_S4A900C1MM8000/
経産相に小渕氏、女性閣僚最多 自民幹事長に谷垣氏
高市氏が総務相、塩崎氏は厚労相
2014/9/3 1:30日本経済新聞 電子版

 安倍晋三首相(自民党総裁)は3日、内閣改造と自民党役員人事に踏み切る。
---略---

 2012年12月の第2次安倍政権発足後、初めての本格的な人事となる。

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 少し旬を外してしまいましたが気になりましたので書いておきたいと
思います。
こんなことを書くと女性陣にお叱りを受けるかと思いますが、
原発のような難物を扱い、しかも災害の後であり、二の矢を警戒せねばいけない
時にかような人事はいかがなものか、

---◇「問筮」

「小渕優子氏を経産大臣に任命することの是非はいかに。」

「火雷噬ロ盍 上」


「火雷噬ロ盍 上」
主卦「火雷ぜいごう」(|:|::|)
変卦「震為雷   」(::|::|)
「火雷噬ごう  上」
「上爻  爻辞  何校滅耳。凶。」
「校(くびかせ)を何(にな)いて耳を滅(やぶ)る。凶なり。」
「象に曰く、校を何いて耳を滅るとは、聡、明らかならざればなり。」
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 「象伝」校を何いて耳を滅るというのは、道理を聴きわける聡さがない
 ということである。

「(繋辞下伝)善積まざればもって名を成すに足らず。
---中略---

故に悪積みておおうべからず、罪大にして解くべからず。
易に曰く、校を何いて耳を滅る、凶なり、と。」
※(典拠は岩波文庫 易経ヨリ以降引用は同左)


高島易断 上経四 コマ番号「30」
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2937049
高島易断 上経四 高島嘉右衛門 著
 「国会図書館蔵、高島易断 噬ロ盍上九 29-30 」
(合略仮名、当用漢字に無キは修正)

『繋辞二曰ク。善不積不足以成名。悪不積。不足以滅身。小人以
小善為无益而弗爲也。以小惡爲无傷而弗去也。故惡積而不可掩。
罪大而不可解ト。今ヤ此爻。悪積ミ罪大二シテ。刑極ルノ地二
アリ。逃ルル所ナクシテ。刑ヲ受クベキモノナリ。其凶知ルベシ。
---中略---

然則チ世ノ盗ヲナスモノ。貪二アラザレバ則チ愚。今貧学校ノ
費用ヲ惜ミ。為二良子弟ヲ騙テ盗二入ラシメ。監獄費ノ年二
増ヲ知ラザルハ。是レ亦愚ト云ハズシテ。何トカ云ハンヤ』


『□占 是レ一歩ヲ過(アヤマチ)テ。千里の差(サ)ヲ生スルノ
時とス。一念不善ヲ改メズシテ。覚エズ大悪二陥ラントス。宜如
ク人ノ諌メを聴キ。方向ヲ過ツナク。改心シテ。善二遷ランコトヲ
要ス』

---◇「噬ロ盍上爻占例、酒屋主人の鉄道自殺占」 
「占筮はお弟子さんの孝伯氏」 
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760557
『国会図書館蔵、高島易断、義の巻 コマ番118- 「噬ロ盍上九」』

//// 引用ここまで //////


 国政、いわんや組閣の大事を筮してこのような易の答えが出るのは
本当に残念な事です。
この爻は親が子を、子が親を○してしまうようなヒジョウな罪深い爻で
あって、安倍首相は過去にもこの爻を出した事がある。

また、彼は福島原発災害における国会答弁に於テも責任がある方であり、
さらにまた、責任の所在が明らかになっていない原発を海外にトップ営業
した挙句に易からこれまた指摘された方でもあるわけです。

 そもそも上爻というのは「卦外」いわゆる「外」という意味が強いので
あって、問題があるものは問題アリとして、是正できる方でなければ
危機管理には厳しいのは云うまでも無いことでしょう。

 派閥やらもろもろの思惑で、単に○飾りでそういう席に座るべきでは無い。
 ~~~~~~~~~~~~

 自分は彼女がお父上の後を継いで政治家になった頃から注目して
いましたが、世襲の毒というのは余程世間に揉まれてアク抜きしない
ことには国民が塗炭の苦しみを味わう可能性が高い。

こういうのは気をつけないと、
「世襲、子種(天水)政治ハ国民ガ住ム場所を失フナリ、」
と書いてきたわけです。 

支援される方々もよく考えるべきではないでしょうか。

以前から書いていることですが、「天地否の天雷」さんの毒は、
どうしてもリスク管理が甘くなることにある。
「世間の水を飲む事薄く、リスクの平均台から落下する可能性が高い。」

以前野田首相と、西田先生の答弁を動画で拝聴した事がありますが、
税理士という実務をベースにした西田先生の発言と、野田首相の発言では
具体性に於いて天と地程もの違いがあったことを記憶しています。
できれば経産省のトップには何がしかの実務経験者と、有事に於いて
具体的に指揮をとれる人材を配置して頂きたかったですね。

---◇「易より追加」

「沢雷随 二」
主卦「沢雷随 」(:||::|)
変卦「兌為沢 」(:||:||)
「二爻  爻辞  係小子。失丈夫。」

派閥であるとか、何らかの力関係だけを考えたもので、国際社会との
約束であるとか、環境であるとか、危機管理といった視点が欠けたもの
が今回の人事であると易は云う、
 今は二の矢を警戒せねばならない時であり、国際社会への信用を回復
させるべき時であるのが理解されていない。

首相閣下ともあろう方の発想や視点が、君位にある方のものでは無く、
小人のものであるのはなんとも寂しいものです。

 我が国は政治の世界に於いて、本当人材に恵まれない。

---◇「小渕女史への辞」

「風水渙 上」
主卦「風水渙 」(||::|:)
変卦「坎為水 」(:|::|:)
「上爻  爻辞  渙其血。去逖出。无咎。」
「その血を渙(ち)らし、去りて逖(とお)くに出づ。咎なし。 」
「象に曰く、その血を渙らすとは、害に遠ざかるなり。 」

 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760560
 「国会図書館蔵 増補高島易断 信の巻「風水渙ー火水未済」
 高島嘉右衛門著 コマ番15-16」「渙 上九 」
 (合略仮名、当用漢字に無きは修正の後引用)

 『「占例」友人某来リテ、運気ヲ占ハンコトヲ請フ、乃チ筮シテ、
 渙ノ上爻ヲ得タリ、
 爻辞 曰。上九  渙其血。去逖出无咎。
 断二曰ク、渙ハ難ヲ脱スルノ卦二シテ、困難散ズルノ時ナレバ、
 此ノ卦ヲ渙ト曰フ、今上爻ヲ得レバ、己レ名利ヲ意トセズ、功
 アルヲ人二譲リ、他人二猜忌ヲ受ケザランコトヲ勉ム、故二
 渙其血。去逖出无咎。ト曰フ、此爻ヲ得ルトキハ、剣難ノ危キヲ
 免ルルノ卦ナレバ、常二危険ヲ避卦、不善人ト交ルコトナカル
 ベシ、又祖先ノ霊ヲ祭祀シテ、保護ヲ受クルノ時ナリ、』

◇ これは何を意味するかといいますと、小渕女史の政治生命に関わる
リスクポストでもあるわけですから、できれば、このポストは返上
してしまうのが良いと云うことになるかと思われます。

福一の顛末一つとってみても、
「噬ロ盍初」の人材上のリスクであるとか、外国からまたプラントを募集
したりしていますが、
(未投稿ですが、「遯」卦ですので汚染水漏れ、漏電等々厳しい事です。)

※(易は「同人ニ」の吝なるシステムと指摘していましたが、日本独自の
配電方式でもって外国の機械や制御を日本の機械や制御と並列で
動かしたりする事自体がリスクなんですね。
接地方式、変電所もセットでなければかなり厳しい。 )

 それでなくとも自民党さんは原発有事における首相権限まで縛ってしまい
ましたので、何かあっても首相が助けることすら厳しい、
できれば、そういうリスクを冒すべきでは無いわけです。 

---◇「偏った益を云う国からの諸々の干渉は・・・」

「風雷益 上」
主卦「風雷益 」(||:::|)
変卦「水雷屯 」(:|:::|)
「 莫益之。或撃之。立心勿恒。凶。」

 敢えて国名は出しませんが、我が国の政界に強い影響力を持つ某国
であるとかからの偏った「益」を軸にした要望に付き合っていると、
通常の案件と違って、後にそのツケが大きなものとして反って来る可能性
がある。

機械にしろ人材にしろ、配電方式にしろ、我が国独自のものが多々ある
わけですから、単純な政治判断をしないことです。
繰り返しますが、通常の案件では無いというのをまず最初に理解されて
頂きたいと思います。

---◇「原発災害は未だ終息せず。」

「火水未済 三」
主卦「火水未済 」(|:|:|:)
変卦「火風鼎  」(|:|||:)
「未済征凶。利渉大川。」

云うまでもなく、原発災害は未だ完全に終息したものでは無い、
しかも○しているものまである。 
(炉の形式等々・・)
我が国の政界は、既に終わった感覚でいるのかもしれないが、終わったもの
であるなら、毎回毎回の○電さんのあり得ない対応対策、答弁に
憤る事もない、国家国民を預かる首相閣下が無責任な事であっては
いけない。

---◇「警戒はずっと続く。」

「水火既済 四」
主卦「水火既済」(:|:|:|)
変卦「沢火革 」(:|||:|)
「 繻有衣じょ。終日戒。」

また完全に抑えつけたと思っても、当然警戒を怠るわけにはいかない
というのも忘れ無いように。

易曰くまだ「震為雷 上」を提示してきているので、まだ原発系の
アクシデントの警戒が必要な象辞ともなっている、(外国かもしれないが、)
兎にも角にも警戒を怠らない事です。



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