2011年5月21日土曜日

metujin ekikyou 日誌 【ギリシャ危機についての修正】

【ギリシャ危機についての修正】

ギリシャ危機に関して早ければ今年の後半から来年「主として来年」と書き、なんのかんの
で十年かかるのではと時期に触れましたが ギリシャ危機にて出した【風雷益】 上爻 と応じる
のは第三爻 になります。
【 三爻    爻辞    益之用凶事。无咎。有孚中行。告公用圭。】

(これをえきするにきょうじをもちう。とがなし。まことありてちゅうこう。こうにつ
げけいをもちう。)

【六三はもと陰柔不中不正ではあるが、損下益上の時にあたりしかも上九生応の助けを
期待しうるから国家非常の凶事の試練を経て、それを克服しておのれを益すことに
心がければ、咎はない。誠意をもって中正の道を踏み行えば、やがては王侯に謁見し、
圭玉を執り用いるような機会にも恵まれる。】

「凶事」は戦争や凶作などの国家の非常事態。「中行」は正しい道。
「公」は王公。「圭」は謁見時に用いられる誠の証の玉のこと。
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おそらく来年はこの爻辞に示されるような試練を経て、本番というか更に厳しい局面は
三年後の本来易経が指摘した 上爻 に示される時期にくるものと推測されます。
来年はまだ助けてもらえる余地があるのではないでしょうか。

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