2017年10月22日日曜日

共通 『「兌二」【朝日デジタル】「教師のいじめ」「校長先生悪びれず」  自殺生徒の母に涙 』





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『「兌二」【朝日デジタル】「教師のいじめ」「校長先生悪びれず」
 自殺生徒の母に涙 』

◇「サブタイトル」
 『大象曰。麗澤。兌。君子以朋友講習。

  兌(だ)を口舌(こうぜつ)(くちした)と為し、人と為し、沢と為す、
 此の卦、重兌(ちゃうだ)なれば、則(すなわ)ち二人相対し、
 各(おのおの)口舌(こうぜつ)を以て討論講習するの象なり、』


◇「記事掲示板引用」
http://uni.open2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1508295000/
【朝日デジタル】「教師のいじめ」「校長先生悪びれず」自殺生徒
の母に涙 [H29/11/18]

--- 略 ---

 有識者らによる委員会が作成した調査報告書は9月26日に
受け取ったという。
報告書は、「関わりの深い担任、副担任の両教員から立て続けに強い
叱責(しっせき)を受け、精神的なストレスが大きく高まった」
としている。

 母親は「正直なところ、担任については(息子が)『怒られるんや』
と話していたんですが、そんなにひどいとは思わなかった」と話した。

 母親は息子が副担任から叱責されていることを担任に相談していた。
だが、その担任からもひどく怒られていたことを知ったのは、息子
の自殺後、生徒たちを対象にしたアンケートの結果を見たときだ
という。

--- 略 ---

朝日デジタル/山田健悟2017年10月17日05時05分
http://www.asahi.com/articles/ASKBJ6RH2KBJPGJB00V.html

--- 略 ---
5 :名無しさん@おーぷん :2017/10/18(水)12:03:09 ID:Wkh ×
>息子が戻ってきてくれれば、帰ってきてくれればいいんですけど」
と目に涙を浮かべながら話した。

死んでからからそう思っても遅い…つらいね

11 :名無しさん@おーぷん :2017/10/18(水)12:48:26 ID:rQG ×
>>9
亡くなった子は生徒会役員だったから知的障害は無かったんじゃない?
ADHDなどの知的障害の無い発達障害だった可能性はあるけど。

13 :名無しさん@おーぷん :2017/10/18(水)12:52:16 ID:1Z9 ×
宿題ができなかった理由って言うのがわからんなー
能力以上の仕事を引き受けてアップアップで精神的余裕が無かった
のか?
でも叱責されるのわかっててやらないって言うのが理解できない

25 :名無しさん@おーぷん :2017/10/18(水)17:37:33 ID:rQG ×
>>23
母親は副担任を外して欲しいと願い出てたらしいよ。
怒声が酷かったのは担任らしいけど。

32 :名無しさん@おーぷん :2017/10/18(水)19:13:27 ID:rQG ×
生徒に落ち度があったことは確かなんだろうけど、過呼吸出るまで
叱責するのはどうよと思う。

http://www.sankei.com/smp/west/news/171016/wst1710160043-s1.html

///// 引用ここまで /////


◇「記事引用」
http://www.sankei.com/smp/west/news/171016/wst1710160043-s1.html
福井県の中2自殺、叱責で過呼吸や土下座も 報告書「逃げ場のない
状態に追い詰められていた」
2017.10.16 11:55

--- 略 ---

 だが、今年に入っても生徒会活動に関し、担任から
「お前やめてもいいよ」と大声で怒られ、自殺前日の3月13日には
宿題の提出ができないことを副担任に問われ、過呼吸を起こした。

 過呼吸の際、事情を聞いた担任は自身で解決可能と考え、家庭や
校長に報告しなかったという。報告書は「担任、副担任とも生徒の
性格や気持ちを理解しないまま大声での叱責や執拗な指導を
繰り返し、生徒が逃げ場のない状況に追い詰められた」としている。

///// 引用ここまで /////

 ご冥福をお祈りいたします。合掌。
 

 イジメの問題は以前も扱っていますが、学校は「否」たる閉じた
社会であり、先生なる存在は社会に出るでもなし、学校出て
いきなり、「先生」なる存在になってしまうわけですから、問題が
ありすぎるわけですね。

 そもそも文科省さんからして原発所管する様なのに、国交省さんなら
必ずやる「インシデント管理」をやりませんからね。

 文科省さんは本来人材を育てる官庁であるべきなのに、育てる
のは「インシデントを放置したあげく立派なアクシデントに育てる」
といったこが多いのはいかがなものか、

この流れは学校教育の場にまで及んでいるわけです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

◇「問 筮」
『福井県の中2自殺、叱責で過呼吸や土下座も 報告書「逃げ場のない
状態に追い詰められていた」』

『またイジメによる痛ましい事件が起きてしまったがどうも教師の
側に責任がありそうなのだと云う、この陰陽とは一体何か。』

「兌為沢 二」

「卦  辞」
「兌。亨。利貞。」



「兌為沢 二」
主卦「兌為沢 」(:||:||)
変卦「沢雷随 」(:||::|)
「二爻  爻辞  孚兌。吉。悔亡。」
「孚(まこと)ありて兌ぶ。吉にして悔亡ぶ。 」
「象に曰く、孚(まこと)ありて兌ぶの吉とは、志を信にすればなり。 」
※(典拠は「岩波文庫易経」より、以降引用は同左)


http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760559
「国会図書館蔵、高島易断増補版 の章 コマ番184- 」
「兌為沢 九二 」占
「勝手意訳につき原文の確認及び、文章利用の際は一報を」

『「占」心、誠実にして、孚正(ふせい)(うきよ)の雑情(ざつじょう)
に汚(けが)されず、又小人(せうじん)の為(た)めに欺(あざむ)かれず
、唯一片の孚信(ふしん)(まこと)を以て、兌(だ)の時に処する
者なり、古歌(こか)に、--- 略 ---
とは、其(そ)れ此の爻の謂(いひ)か、

○官途(くわんと)に在る者、私用に心を委(い)し、其事(こと)に
楽しめるを悔悟(くわいご)(くいさとり)し、一途(ず)に公用に
蓋(つく)すの象あり、
--- 略 --- 』

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760559
「国会図書館蔵、高島易断増補版 の章 コマ番184- 」
「兌為沢 九二 」占
「勝手意訳につき原文の確認及び、文章利用の際は一報を」

『「占例」友人某来たりて、運気を占(うらな)はんことを請(こ)ふ、
乃(すなは)ち筮して、兌(だ)の第二爻を得たり、

爻辞曰。九二。孚兌。吉。悔亡。

断に曰く、兌(だ)の卦たる、地の欠けたる所に水溜(みずたま)るの
形にして、之(これ)を沢(たく)と謂(い)ふ、其の実は海なり、海
は諸川(しょせん)(もろもろのかは)の「そそ」(そそ)ぎ入る所、
坐(い)ながらに集まるを以て、兌(よろこ)ぶの性あり、心を人体

(にんたい)(ひとのからだ)に取れば、口なり、人、学びて先哲
(せんてつ)(むかしのひと)の格言(かくげん)(よきことば)を集め
、其の意味深長(いみしんちゃう)の処に至りては、
各己(おのおのおの)れの脳力の智量(ちりゃう)に比較す、
故に其の見解

少差なきこと能(あた)はず、兌(だ)の口を以て、同学の益友と
講習討論し、真理を服膺(ふくよう)して相和楽す、即(すなは)ち
坐(い)ながらにして先哲の知識を集め、智嚢(ちなふ)海の如く、
百端事務の河流(かりう)(かはのながれ)を容(い)るるに足る、

豈(あに)(どうして)悦楽せざらんや、今、第二爻を得れば、誠
(まこと)ある朋友(ほういう)(とも)と交(まじは)り、知識を交換
(かうかん)(とりかへ)し、互(たがひ)に器量を大(おほひ)にするの
時とす、之(これ)を孚兌、吉と謂(い)ふなり、足下(そっか)(貴殿)

今良友と交際し、知識を広むるの時なれば、心魂出世の盛運と
謂(い)ふべし、然(しか)るに第三爻陰柔の小人、傍(かたはら)に
在り、寧諛(ねいゆ)甘言(かんげん)(へつらひうまきことば)を以て
、之(これ)を邪道に導(みちび)かんとす、嘗(かつ)て一(ひと)たび

之(これ)を惑(まど)ふと雖(いへど)も、自ら悟る所ありて、正道
に帰す、之(これ)を悔亡 と謂(い)ふなり、良友を得て、
己(おの)れが器量を進むるの時と占す、

 因(ちなみ)に云く、孚兌、吉とは、ものいふこと全く精神より
 出(いず)るを謂(い)ふ、吉の字、士に「人人」(したが)ひ、口に
 「人人」(したが)ふ、即(すなは)ち士の口なり、諺(ことはざ)に
 所謂(いはゆ)る武士に二言なしと云(い)ふ、是(こ)れなり、

 今茲(ここ)に士の言(こと)の確乎(かくこ)たる一例を示さん、

--- 略 --- 』

///// 呑象テキストここまで /////


◇◇ このテーマ結論 ◇◇

「兌為沢 二」
主卦「兌為沢 」(:||:||)⇔「巽為風」
変卦「沢雷随 」(:||::|)⇔「山風蠱」

 これを投稿しますと「痛ましい事件」なのに辞が合わないでは
ないか、
という指摘があるかと思いますが、易は為政者向けであります
から

目先に犠牲があってもそれによって社会が良い方向に向くのであれば
・・・・
問題なのは、三爻に相当する方「六三。来兌。凶。」

 《然(しか)るに第三爻陰柔の小人、傍(かたはら)に
 在り、寧諛(ねいゆ)甘言(かんげん)(へつらひうまきことば)を以て
 、之(これ)を邪道に導(みちび)かんとす、》

この方ををどう回避捌いていくか、
というか占例では略してしまいましたが教師という責任ある方々に
どうその
「発言に責任」をもってもらうかが重要になるわけです。

その時の自分の偏った心の居場所で生徒さんを無下に追い込んだり
しないよう相互監視のシーケンスが必須では無いでしょうか。
(この象ですとこれまで他の職員さん方が云うに云えなかった感じ
ですからね。)

 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760559
 「国会図書館蔵、高島易断増補版 の章 コマ番182- 」
 「兌為沢 大象」
 「勝手意訳につき原文の確認及び、文章利用の際は一報を」

 『大象曰。麗澤。兌。君子以朋友講習。

  兌(だ)を口舌(こうぜつ)(くちした)と為し、人と為し、沢と為す、
 此の卦、重兌(ちゃうだ)なれば、則(すなわ)ち二人相対し、
 各(おのおの)口舌(こうぜつ)を以て討論講習するの象なり、 
 --- 略 --- 』


 教職にある方々はある意味「つぶしの利かない職業」でもある
でしょうから、まちがっても教師の側からイジメリスクを拾いに
行く愚は犯すべきでは無い。
となれば、全うな考えを持つ方々はこの方面に向かうであろうこと
必然ではないでしょうか。
( というか不穏な動きは相互に牽制できる体制をつくるべしと
私には読めます。)

となれば生徒さんがあろうことか教師によるイジメにて自殺される
といった事件を起こした方に対する処分は ・・・・


◇「易より追加」
 「山風蠱 三」(|::||:)変卦「山水蒙」(|:::|:)
 「九三、幹父之蠱。小有悔、无大咎。」
 「象伝曰。幹父之蠱。終无咎也。」

 蠱も三爻ともなれば一番風通しの悪い部位、蠱の核心のような
部位ですからね、
しかもこの卦は「地天泰」(:::|||)世間目線で「天地否」
(|||:::)から来ているのが一目瞭然。

ただ易が指示するものはその処分に関しては「无大咎」とせよと
ありますから、いきなり職を失うといった強い処分では無く、
・・・
では無いでしょうか。

問題なのは冒頭書いたように教育行政を所管する文科省さんが
国交省さんならやるような「インシデント報告」インシデント管理
といったことをやらない弊害があるわけです。

ハインリッヒの法則(1対29対300の法則)に則る事故災害管理。

「インシデント特に重大インシデントの類はどんどん報告」させて
それが自殺といったアクシデントに育つ前にその芽をつむ必要が
ある。
場合によっては文科省直属の学校警察に相当する組織を作って
・・・といった処方箋もあるのでは無いでしょうか。
(定年退職された警察官の方を雇用してでも ・・・)

「インシデントが報告された学校へは官吏を派遣するといった
風景でもいいわけですし、ランダムに巡回するといったことでも
いいのでは無いでしょうか。」

◇「保護者側としては」
「沢火革 三」(:|||:|)(:||::|)
「九三。征凶。貞厲。革言三就。有孚。」
「象伝曰。革言三就。又何之矣。」

 イジメや異常を訴えても是正されない学校へお子さんを通わせる
ことはリスキーなことです、
これは公の側が「インデント管理」をやらない、やる気が無いので
ありますから保護者側で「インシデント管理」をやって子供達
を守る必要があるということ。

可能であれば転校等々考えるべきかと思う次第。
先にハインリッヒの法則(1対29対300の法則)を提示しましたが
自殺まで追い込まれるということはその前に必ずシグナルを発して
いる筈です、

要はそのインシデントシグナルを無駄にしないのが大事。
保護者は保護者なのです、

自分の子供を守るのに何の遠慮があるでしょうか。

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