2011年11月30日水曜日

metujin ekikyou 日誌「2011.12月分 の大災害」

metujin  ekikyou  日誌「2011.12月分 の大災害」


 前回は「反省文」を書きましたが 
今回は象を拾いきれるでしょうか ^^)
そう云うわけで12月分の災害を聞いておきたいと思います。


「占題」「2011.12月分 世界の大災害 注意すべき点は如何に」

「天雷无妄 五」


主卦「天雷无妄」 (|||::|)
変卦「火雷噬ごう」(|:|::|)   

「卦  辞」
「无妄。元亨利貞。其匪正有わざわい。不利有攸往。 」

「无妄(むぼう)は、元(おお)いに亨り貞しきに利(よ)ろし。それ正に
あらざるときは(わざわい)あり。往くところあるによろしからず。 」

「天雷无妄 五」
「五爻  爻辞  无妄之疾。勿薬有喜。」
「无妄の疾(やまい)あり。薬することなくして喜びあり。」
「象に曰く、无妄の薬は、試(もち)うべからざるなり。 」

「象伝」无妄の時の疾には薬など、服用する必要がないのである。

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変卦

「卦  辞」
「噬ごう。亨。利用獄。」
「ぜいごうはとおる。獄をもちうるに利ろし。」

「火雷噬ごう 五」
「五爻  爻辞   噬乾肉、得黄金。貞厲无咎。」
「乾肉を噬み、黄金を得。貞厲なれば、咎なし。 」
「象に曰く、貞厲なれば咎なしとは、当を得ればなり。」

「岩波文庫 易経」より  以降引用は同左
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 テーマが絞れるものであればなんとか なんですがね、陰陽の
象意といのはそれこそ膨大ですから ^^)
端から無謀なのはわかりきってはおりますが、さてさてまた反省文を
書くようになるんでしょうか。 ^^)
「易卦」妄想小説の始まり始まり 。

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まずは副占から

「占題」「大災害から大を取るべきかもしれないが、この象だと
大きな貨客船のようなもので一悶着ありそうな
象ですがどうでしょうか。」

「天山遯 四」
主卦「天山遯」 (||||::)
変卦「風山漸」 (||:|::)

「天山遯 四」
「四爻   爻辞   好遯。君子吉。小人否。」
「好(よ)みすれども遯(のが)る。君子は吉。小人は否(しか)らず。」
「象に曰く、君子は好すれども遯(のが)る。小人は否らざるなり。」
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これはまぁ あれですよ、あれ、^^)

火事だとかの警報が鳴った時に財産等に執着せず身の回りの物だけ
もってサッと逃げられるかどうかそれが分かれ目と云えるのでは
ないでしょうか。

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---本占----

「天雷无妄 五」
主卦「天雷无妄」 (|||::|)
内情「風山漸」  (||:|::)
変卦「火雷噬ごう」(|:|::|) 
内情「水山蹇」  (:|:|::)


変卦の外卦は「離」(|:|)の眼だとか災害の象があり
主卦の外卦は「乾」(|||)の廻る、そして金属 & お金持ち ^^)
内情には「坎」(:|:)の水と「離」(|:|)があり、主卦、変卦とも
内情には「頤」(|::|)の約象があって、内卦のみで眺めるなら
「震」の動く「艮」(|::)の宿泊施設 これが基礎になる部分です。

変卦に約象を尋ねると、「旅」「蹇」「剥」「頤」 ・・
主卦においては「女后」「遯」「漸」「頤」・・

先に「離」の眼の象を引き合いに出しましたが、「眼」と「旅」の組み合わせ
となれば観光の象になるのではないでしょうか。

「変」卦の方に収まっているのはその「旅」が「剥」して足萎えの象
主卦においては「遯」 それでもって内情には「坎」の水と「離」の災害
の象がありますので上記のような「副占」になったわけです。

変卦にある「蹇」には「坎」の水が二連でありますが、内情として出た
卦徳でありますのでこれはどちらの「坎」も位当たらずと眺めるなら
水と火に縁がある災害の象ではないでしょうか。


「天雷无妄 五」
「五爻  爻辞  无妄之疾。勿薬有喜。」
「无妄の疾(やまい)あり。薬することなくして喜びあり。」
「象に曰く、无妄の薬は、試(もち)うべからざるなり。 」
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五爻はメイン卦徳の主人ではありますが、掛かっている「辞」が
「・・薬することなくして喜びあり。」
でありますので、疾(やまい)があって何か大騒ぎがあったとしても
それが薬になって是正される象になるものと思われます。


------関係者方達への辞-------


 「火雷噬ごう 二」
主卦「火雷噬ごう」(|:|::|)
変卦「火沢けい」 (|:|:||)

「火雷噬ごう 二」
「二爻  爻辞   噬膚滅鼻。无咎。」
「膚を噬(か)みて鼻を滅る。咎なし。」
「象に曰く、膚を噬みて鼻を滅るとは、剛に乗ればなり。 」
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この象だと何か監視不行き届きのようなものがあって という話に
なりそうですが、本占変卦が「利用獄」の「噬ごう」の卦徳とは云え
貴重な操船技術を持つ方々に関しては経験値が上がって次につなげ
られると云う事で穏便な計らいになるのではないでしょうか 。

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