2014年5月16日金曜日

metujin ekikyou 日誌 『橋下氏 再三の一言答弁 ◇共産市議に立腹「非礼で返す」』 『雷風恒 三』





metujin  ekikyou  日誌
『橋下氏 再三の一言答弁 ◇共産市議に立腹「非礼で返す」』
『雷風恒 三』


□「サブタイトル」
『人の窮を察し、徳義を以テ彼を救ふと雖(いへど)も、彼は道徳の何たる
かを思わず、恩義を忘れたる者の如シ、故に不恒其徳と曰フなり、

或承之羞とは、或いはとは必然ならざる辞(ことば)なりと雖(いへど)も、
若し強いて此の金を督促するときは、彼は却(かへり)て君に対して
粗暴の返答をなすべし、』




---◇「記事引用」
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20140515-OYTNT50080.html
橋下氏 再三の一言答弁
2014年05月15日
 ◇共産市議に立腹「非礼で返す」


 橋下大阪市長は、14日の市議会本会議で、共産党市議が一般質問を
行った際、別の同党市議の議場の態度をとらえて「非礼が過ぎる」と批判
した上、各質問に対し、一言だけの答弁を繰り返した。野党は「議会軽視だ」
と反発している。

 同党の北山良三市議が、橋下氏が打って出た出直し市長選について
「大義のない選挙を行い、反省しているか」と質問。これに対し、橋下氏は
まず別の同党市議の態度にふれ、「(議場で)にらんだり、小バカにした
ような笑い顔をしたり。若造を教育してもらわない限り、非礼で返させて
もらいたい」と述べ、最後に「反省していない」などと短く北山市議の質問
に答えた。

 橋下氏はこれまで、各市議の質問に対し、それぞれの政策の意義を詳細に
説明してきたが、その後の北山市議の質問には「しっかり進めていく」
などと一言だけ。議長が2度にわたり、「誠実に答えるように」と促したが
改まらず、本会議は一時中断した。橋下氏が同党市議団に抗議し、結局、
約1時間半後に再開。橋下氏は詳細な答弁に戻した。

 共産市議の一人は「市長の(指摘は)主観に過ぎない」と話し、
ある野党市議は「市長の責務を果たしておらず、許されない答弁だ」と
批判している。

2014年05月15日 Copyright c The Yomiuri Shimbun


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https://www.youtube.com/watch?v=PT_xc0bvmng
2014年5月14日(水)橋下徹市長 退庁会見

公開日: 2014/05/14
5月14日(水)市役所退庁会見の囲み取材の様子です。


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---◇「前段」

 橋下氏に関してはマスコミの偏向が過ぎて、報道そのままは使えなくなった
りしたわけですが、わりと公平な読売さんの記事ですのでこのまま
の見解を引用させて頂きます。

共産党さんは原発政策に関しては良い仕事をしてこられましたので、そういう
点については易的にも評価してきたのでありますが、この記事が本当
であれば、今回の議会運営というのはいかがなものか。 


《 同党の北山良三市議が、橋下氏が打って出た出直し市長選について
 「大義のない選挙を行い、反省しているか」と質問。これに対し、橋下氏は
 まず別の同党市議の態度にふれ、「(議場で)にらんだり、小バカにした
 ような笑い顔をしたり。若造を教育してもらわない限り、非礼で返させて
 もらいたい」と述べ、最後に「反省していない」などと短く北山市議の質問
 に答えた。》

対抗候補も出さずに何を云っているのか、
それと有権者との約束を履行する為に、時間切れを狙った議員側に対して

橋下氏がこのままでは公約が実現できないからと一旦は有権者に対して
その市長としての鍵を返す、
「自ら履行る」したわけですから、

「大義が無い」などと云うのは共産党の側の一方的な見解に過ぎない。
このような手前勝手な論理に「反省」を求めるなどとあまりに異常。

この点橋下氏に分があると思われます。


---◇「問筮」

『 原発問題に関しては共産党さんは良い仕事をしてきた経緯があり、こういう
点についてはずっと易的にも評価してきたのであるが、
こういった議会運営というのはいかがなものか。

大阪出直し市長選に関しては、都構想の設計図を有権者に示すという
公約がこのままでは時間切れになって実現できないからと云う趣旨で、
橋下氏が「自ら履行る」して有権者に対して一旦はその市長としての鍵を
返したのであって、「大義が無い」などというのは共産党が勝手に
設定した論理に過ぎない。

 しかも共産党は市長選で対抗候補を出さなかったでは無いか。
候補を出しもせず、後になってかような物言いはいかがなものか。 
訴えるのであれば、有権者の前で訴えるべきでしょう。

この異常にも異常に過ぎる大阪市共産党の陰陽とは一体何か。 』


『雷風恒 三』


「恒。亨。无咎。利貞。利有攸往。」

「雷風恒 三」
主卦「雷風恒 」(::|||:)
変卦「雷水解 」(::|:|:)
「雷風恒 三」
「三爻    爻辞    不恒其徳。或承之羞。貞吝。」
「その徳を恒にせず。あるいはこれに羞(はじ)を承(う)く。
 貞なれども吝なり。」
「象に曰く、その徳を恒にせざれば、容れらるるところなきなり。」
※(典拠は「岩波文庫易経」ヨリ、以降引用は同左)


---◇「変卦雷水解」


「解。利西南。无所往。其来復吉。有攸往。夙吉。」

「雷水解 三」
主卦「雷水解 」(::|:|:)
変卦「雷風恒 」(::|||:)
「三爻   爻辞   負且乘。致寇至。貞吝。」


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 ---◇
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760558
「国会図書館蔵、高島易断増補版 礼の章 コマ番22- 」
「恒解説」(合略仮名、当用漢字に無きは修正の後引用)
※「勝手意訳」


「・・咸恒のニ卦至徳要道として、下経の主となり、乾坤に配する
所以なり、坤は乾の偶にして、恒は咸の久しきなり、咸は感を主とす、
天地人物の始めとす、恒は久しきを主とす、是(こ)れ天地人物の終わり
なり、
故に彖傳に終則有始と曰フなり、

又咸の婚媾は即ち恒の夫婦なり、咸の
初爻ぼ(おやゆび)に咸ずるは、是(こ)れ男子の欲なる者なり、
今反りて恒の上に居れば、恒を振(ふる)ふの功なし、是(こ)れ夫の
軽躁(けいそう)(軽はずみ)なるものなり、

咸の第二爻、腓(ひ)(こむら)となりて男子の為すことなき者、今反りて
恒の第五爻に居ル、夫子凶即ち夫にして婦に随(したが)ふ者なり、

咸の第三爻股となりて安処せず、是(こ)れ男子の動を好む者今反りて
恒の第四爻に居リ、而シテ田(かり)して禽(きん)なし、即ち夫の遊蕩
(ゆうとう)(あそぶ)なる者なり、

咸の第四爻、憧々(しょうしょう)として住来するは、是(こ)れ女の不貞
なる者なり、今反りて恒の第三爻に居リ、其の徳を常にせずして羞を
承(すす)む、即ち婦人の淫奸(いんかん)(いろごのみ)なる者なり、

咸の第五爻、「月毎」(ばい)と為りて志末なる者は、是(こ)れ女子の心計
(しんけい)(たくみ)ある者なり、今反りて恒の第二爻に居リ、而シテ
悔いなきは、則チ婦人の能ク室を守る者なり、

咸の上爻、輔(ほ)頬舌
(けうぜつ)と為りて、口説(こうせつ)を勝(あ)ぐる者、今反りて恒の
初爻に居リ、浚恒(しゅんこう)と為す、即ち婦人の陰険刻深(いんけん
こくしん)(けはしく)なる者なり、咸恒ニ卦の毎爻相関係すること、
此(かく)の如キものあり、此の義亦知らざる可(べ)からざるなり、」



 ---◇
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760558
「国会図書館蔵、高島易断増補版 礼の章 コマ番30- 」
「恒九三解説」(合略仮名、当用漢字に無きは修正の後引用)
※「勝手意訳」

---略---

『「占」農工商共に固く本業を守る可(べ)し、欲に迷い、習はざるの事業
を為し、失敗を取る可(べか)らず、又官吏に在テは、俸給の多きを
貪り、経歴なきの職務に転任することを望む可(べか)らず、果たして其の
意の如クなりたらんには、終に身を措く所なきの失敗を取ることある
べし、慎まざるべからざるなり、

○己(おの)れを省みずして、妄進(ぼうしん)(みだりにすすむ)する
ときは、そのきを失ひ、過ちを生ずべし、又人の口舌ありて、絶交の意あり、
慎み防ぐべし、

○君子の所為(しょい)(しわざ)を拒む者は、其の徳を恒(つね)にせざ
るなり、戒むべし、

○願望前後して滞りあり、

○百事整理せず、散財すること多し、

○帯を解くの理あり、婬奔(いんほん)にして恒徳を失ふの行いあり、
慎むべし、』


※ この継続 占例 「勝手意訳」

『「占例」一日某貴顕、弊舎(へいしゃ)(嘉右衛門さんの自宅)を訪(と)
ひ来たり、予(よ)に謂(い)ひて曰く、過般同僚、某、負債に苦しみ、
至急に金を要するが為に、予に一時の融通を乞(こ)はる、且ツ長官、某氏も
辞(ことば)を添へて、之(これ)を依頼せられたれば、予は其の長官が
公然たる保証にあらずと雖(いへど)も是(これ)を信任して、他の
朋友より借り入れ、彼か一時の急を救ひたり、爾後(じご)約定期日に至る
も、彼れ未だ返済の義務を履行せず、敢えて乞ふ、予が得失如何を筮せよと、
乃チ布算(ふさん)して、恒の第三爻を得たり、

爻辞曰。九三不恒其徳或承之羞。貞吝。

断に曰く、恒の卦たる、恒久にして己(や)まずして、久しきを持して
変(かは)らざるの象なり、是(こ)れ貸金の永く返還せざるや知るべし、
而シテ辞(ことば)に曰く、不恒其徳或承之羞。貞吝と、其の徳を恒(つね)
にせずとは、君朋友の交誼(こうぎ)と、長官の一言とを信任して、
人の窮を察し、徳義を以テ彼を救ふと雖(いへど)も、彼は道徳の何たる
かを思わず、恩義を忘れたる者の如シ、故に不恒其徳と曰フなり、

或承之羞とは、或いはとは必然ならざる辞(ことば)なりと雖(いへど)も、
若し強いて此の金を督促するときは、彼は却(かへり)て君に対して
粗暴の返答をなすべし、彼の意に以為(おもへ)らく、人窮迫(きゅうはく)
せざれば、誰か他に依頼して負債する者あらんや、然るに彼れ朋友の
情誼もなく、窮迫者に向(むかひ)て厳に之を督責(とくせき)する者は
尼僧に睾丸を求むると一般なり吾が約束を履行する能ハざる、決して無理
ならざるなりと、無理に道理を附して、必ず君を迷惑せしむべし、貞吝
とは、朋友の信義を尽くし、長官の言を信じ、義理を立てて反って
迷惑を被るを謂フなりと、

其の後貴顕に遇ひしに、易占果たして的中せりと云はれたり、』



※世間によくある借りたものは俺のものといった意識構造の方が、どの
時代にも居ルと謂うことのようです。
尼僧に睾丸を求めてはイケマセンね。 ^^) 



 ////// 占例引用 (引用カッコ略)(本文は過去倉庫より)//////


 http://metujinekikyou.blogspot.jp/2013/06/metujin-ekikyou-20130626.html
 2013年6月27日木曜日


 ◇ metujin  ekikyou 日誌 
 『参院:安倍首相の問責決議を可決 毎日新聞 2013年06月26日』 

 『風火家人 初』
 『雷沢帰妹 三』

 □ サブタイトル 
 「参院の姿勢とみんなの党の陰陽」

 ---略---

 ---◇「今後は無茶苦茶やったツケが ・・」

 主卦「離為火 初」(|:||:|)
 変卦「火山旅  」(|:||::)
 「履(ふ)むこと錯然(さくぜん)たり。これを敬すれば咎なし。 」
 「象に曰く、履むこと錯たるの敬は、もって咎を辟くるなり。」

 ◇「旅人」さん達が贔屓にした「頤」の政治家の方々が無茶苦茶
 やったツケが参院選が終わってから当然出てきますので、そういう
 「咎」というかトバッチリといいますか、避けた方がいいわけです。
 真面目な「旅人」の方々は自らの商いの防衛に気遣い頂きたい。

 「恒 三」「不恒其徳。或承之羞。貞吝。」
 以前から書いているように、既に賠償が終わったようなものを、
 何度も蒸し返すような半島某国の姿勢や、それに呼応するような
 政治やマスコミの姿勢には国民には反感を保たれてしまった状態に
 ある、欲張りすぎるのは日本での商いを粗末にしているに等しい。


 ////// 引用ここまで /////


 ////// 占例引用 (引用カッコ略)//////


 http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/34637510.html
 2013/12/53:9 

 metujin  ekikyou  日誌 ツイッター篇。
 『猪瀬知事、現金受領問題で「年内辞任」急浮上 』
 『都知事選の時の問筮見直し』

 □「サブタイトル」「都政の為に」
 「猪瀬都知事宛」「信任は有権者に問うべきである。」

 ---略---

 ---□□「元に戻す動きは NG 」

 「雷風恒 三」変卦「雷水解」
 「三爻    爻辞    不恒其徳。或承之羞。貞吝。」
 「その徳を恒にせず。あるいはこれに羞(はじ)を承(う)く。
  貞なれども吝なり。」

 ※※ こういった利権系のものを元に戻そうという動きが目立つようなんです
 ね、世間目線では四爻の議員の方々の位置になるわけですが、
 これは世間様の監視の目があるものとして、よくよく警戒願いたい。
 気持ちは解りますが、そういう時代では無くなると云うことです。

 ////// 引用ここまで //////


 ////// 占例引用 (引用カッコ略)//////


 http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/30651514.html
 2013/8/133:0 
 
 ---略---

 metujin  ekikyou  日誌 ツイッター篇
 『原発事故、全員が不起訴へ 東電前会長や菅元首相ら』

 「山天大蓄 初」

 □サブタイトル
 『恰モ馬車ノ馬ノ。前路ノ一方ノミヲ見テ。左右ヲ見ル能ハザルガ如シ。』


 ---略---


 ---◇「司法職にあるものの矜持を守れるか否か。」
 
 「卦  辞」
 「恒。亨。无咎。利貞。利有攸往。」
 「恒は、亨る。咎なし。貞しきに利ろし。往くところあるに利ろし。」

 主卦「雷風恒 三」(::|||:)
 変卦「雷水解  」(::|:|:)
 「三爻    爻辞    不恒其徳。或承之羞。貞吝。」
 「その徳を恒にせず。あるいはこれに羞(はじ)を承(う)く。
  貞なれども吝なり。」
 「象に曰く、その徳を恒にせざれば、容れらるるところなきなり。」


 ◇ これは裏事情が「益」であり、「解」卦の側は、「風火家人」
 三爻にあるのは○下りの椅子ですね、二爻~四爻にかけて「天」の
 方々のテリトリーがある。
 「坎」は位があたってませんが、「法理」の事です。
 国家國民の未来の為に適切に「法理」を適用するか否か。ここは職に
 対する矜持が試されるところでしょうね。

 損得で曲げるか否か、曲げた場合は、「羞(はじ)を承(う)く。」
 と易が述べているようですのでご自愛頂きたい。


 ////// 引用ここまで //////


 占例からいっても一見して共通項がみられるようですね。


****** 結論 ******


「雷風恒 三」
主卦「雷風恒 」(::|||:)⇔世間目線「沢山咸」
変卦「雷水解 」(::|:|:)⇔世間目線「水山蹇」


呑象嘉右衛門さんが残した解説やら占例に全て開陳されているわけですが、
一応は。

これは自分の占例からいっても、利権の保持、元に戻そうとする動き、
しかも外国の香りがする。
 司法に向かった場合はこれが変化球に、・・・

では世間目線、相手目線にてA、Bパターンを推量してみましょう。


「沢山咸 四」変卦「水山蹇」
「四爻  爻辞  貞吉。悔亡。憧憧往来。朋従朕爾思。」
「貞しければ吉にして悔亡ぶ。憧憧として往来すれば、
 朋の爾(なんじ)の思いに従う。」


「水山蹇 四」変卦「沢山咸」
「四爻  爻辞   往蹇來連。」
「往けば蹇み、来れば連なる。」
「往けば蹇み、来れば連なるとは、位に当たりて実なればなり。」


*** これから導けることは。 ***

こういう友誼的な恩恵を受けたものに対してお返しをしない、或いは
借りたものは俺のもの的なことをやってしまっては当然の事ながら、

「雷風恒 三」変卦「雷水解」
「三爻    爻辞    不恒其徳。或承之羞。貞吝。」
「その徳を恒にせず。あるいはこれに羞(はじ)を承(う)く。
 貞なれども吝なり。」
「象に曰く、その徳を恒にせざれば、容れらるるところなきなり。」


なんとこれも彼我の構図がピッタリ当てはまるわけです。
「朋の爾(なんじ)の思いに従う。」というのはこれはお金を融通してくれる
だとかになるわけであり、

「往蹇來連。」というのは、これはお返しするものはお返しして、
時間軸に於テも連なる、継続する友誼、交際ということになるのではない
でしょうか。

なので、「咸 四」の方には「貞しければ、」という但し書きがつくわけ
です。
~~~~

 でありますからここでも、

仮Aパターン
借りたものは俺のもの的な交際をした挙句に「羞を承ける」的パターンと、

仮Bパターン
「貞節」を保持して末永い交際を継続していくパターンの二種があること
が伺えるわけです。
~~~~~~~~

恒は恒でもどちらかの「恒」がいいかと謂うならこれはいう間もないこと
ですね。

それでこの前書こうとして忘れてましたので脱線しますが、所謂略筮は本筮、
中筮と違って指定ができませんので
易の役目としてはおそらくここまでなんですね、
常に分岐点まで案内して、それから先はご自分で判断するようにと謂うこと
では無いかと思われます。
※(占筮した事象の結果を観ても 二種以上のパターン結果がありますからね。)

あとは状況証拠だけで十分推論可能だと思いますし、これもまた筮前の審事に
関わってくることです。


*** 再度呑象嘉右衛門さんの辞を引きますと、***

『「占」農工商共に固く本業を守る可(べ)し、欲に迷い、習はざるの事業
を為し、失敗を取る可(べか)らず、又官吏に在テは、俸給の多きを
貪り、経歴なきの職務に転任することを望む可(べか)らず、果たして其の
意の如クなりたらんには、終に身を措く所なきの失敗を取ることある
べし、慎まざるべからざるなり、』


『人の窮を察し、徳義を以テ彼を救ふと雖(いへど)も、彼は道徳の何たる
かを思わず、恩義を忘れたる者の如シ、故に不恒其徳と曰フなり、

或承之羞とは、或いはとは必然ならざる辞(ことば)なりと雖(いへど)も、
若し強いて此の金を督促するときは、彼は却(かへり)て君に対して
粗暴の返答をなすべし、彼の意に以為(おもへ)らく、人窮迫(きゅうはく)
せざれば、誰か他に依頼して負債する者あらんや、然るに彼れ朋友の
情誼もなく、窮迫者に向(むかひ)て厳に之を督責(とくせき)する者は
尼僧に睾丸を求むると一般なり吾が約束を履行する能ハざる、決して無理
ならざるなりと、無理に道理を附して、必ず君を迷惑せしむべし、貞吝
とは、朋友の信義を尽くし、長官の言を信じ、義理を立てて反って
迷惑を被るを謂フなりと、

其の後貴顕に遇ひしに、易占果たして的中せりと云はれたり、』

*** このアドバイスは重いですね。***


---◇「それで今回のテーマに関しては。」

 先の官吏の方々への諫め文にあるように、大阪市は橋下氏の演説によると
それこそ一兆に近いだけの事業整理といいますか後始末があるようなん
ですね、

 これなんかは○下りの椅子を作ろうとして・・・
というのがありありと観えるようです。
それと外国籍の方も含めた生活保護の問題等々、・・・

変卦側にある「解 三」は

主卦「雷水解 三」(::|:|:)
変卦「雷風恒  」(::|||:)
「三爻   爻辞   負且乘。致寇至。貞吝。」
「負い且つ乗り、寇(あだ)の至るを致す。貞しくとも吝なり。 」
「象に曰く、負い且つ乗るとは、また醜(は)ずべきなり。
 我より戎(じゅう)を致す、又誰をか咎めん。」


「(繋辞上伝)子曰く、易を作る者は、それ盗を知れるか。易に曰く、
負い且つ乗り、寇(こう)の至るを致す。負うとは、小人の事なり。
乗るとは、君子の器なり。
小人にして君子の器に乗れば、盗これを奪わんことを思う。
上慢にして下暴なれば、盗これを伐たんことを思う。蔵(おさ)むる
ことを慢(おろそ)かにすれば盗を誨(おし)え、冶(あで)やかなる
容(すがた)は淫を誨う。易に曰く、負い且つ乗り、寇の至るを致す
とは、盗をこれ招くなり。」

もう完全にピッタリ一致するわけです。
 ここまでネタが揃うとなると、共産党さんがどっちの側なのかは
説明不要なのではないでしょうか。

以前から書いておりますように共産党さんはオール卦外が示された稀有な
党でもあって、志が外(国)にもあるようなんですね。
また特徴的にも半島某国の方々と似たといいますか殆、○○ですね。

 ですが、これもまた「頤」たる始末を失う仕送り政策にも関係する事
であり、そういう事を「恒」として継続したとて、行く先に良いものは
ありませんから、ボチボチ全うな方向に向かうべき時に来ていることをここに
書いておきます。


---◇
「支援者に云われるがまま、必要な枠や壁を取り払うのは終わりに
 した方がよい」

「屯。元亨利貞。勿用有攸往。利建侯。」

「水雷屯 三」
主卦「水雷屯 」(:|:::|)
変卦「水火既済」(:|:|:|)
「三爻  爻辞   即鹿无虞。惟入于林中。君子幾不如舎。往吝。」
「鹿に即(つ)くに虞(ぐ)なく、ただ林中に入る。君子は幾(きざし)をみて
舍(や)むるにしかず。往けば吝なり。 」

「象に曰く、鹿に即(つ)くに虞(ぐ)なしとは、もって禽(えもの)に従うなり。
君子はこれを舍(や)む、往けば吝なりとは、窮すべければなり。 」

これは以前も書いたように、国籍の枠を取り払ってであるとか、・・・
世間目線での「山水蒙」というのは山の下に湧く公金の泉の象ですから、
そんな之以上は大阪市民の方々も困るでしょう、

 税金で穴埋めする事業ばかり増やしてもね。

なので一旦はこれまでやってきた事を振り返って反省してからで無いと
厳しいかと思われますよ、
橋下氏を除いたとしても、これまでの尻ぬぐいは必須ですからね。
なら、やるべきことを一緒に進めるべきです。

 また水道事業でしたか、これを売却する構想もあるようですが、

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140410/waf14041008040005-n1.htm
《水道事業民営化、約2300億円で運営権利売却へ 大阪市が基本方針決定
 2014.4.10 08:04 》

ここまで
極端に走るようになってしまうわけであるし、こうなると大阪市の方々は
ホント先々厳しい事ですよ。
こういうインフラ系のものは公として残し、公の方々が管理した方がいいと
でてましたからね。


**************

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