2014年5月9日金曜日

metujin ekikyou 日誌 『反維新連合が狭める“包囲網”に「都構想は手詰まり」悲鳴』 「風火家人 初」





metujin  ekikyou  日誌
『反維新連合が狭める“包囲網”に「都構想は手詰まり」悲鳴』
「風火家人 初」

□「サブタイトル」

『・・・論者或ハ云ン。
夫婦共貧困二シテ。其子ヲ教育スベキノ資ナク。為二文盲無頼ノ徒
ヲ繁殖セシムルハ。是レ国家ノ美事二アラズト。---略---』



---◇「記事掲示板引用」

http://uni.open2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1399382551/l50
【政治】反維新連合が狭める“包囲網”に「都構想は手詰まり」悲鳴[05/06]

1 :ぱぐたZZZφ◆FdDsU0B5ivx5 :2014/05/06(火)22:22:31 ID:uXAcgxpsj
 橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会と、自民党などによる「反維新連合」
が、維新の“牙城”である大阪府議会(定数109、欠員4)で熾烈(しれつ)
な主導権争いを繰り広げている。自民などによる切り崩し工作により維新から
計5人が離党。危機感を募らせる維新は、みんなの党との統一会派結成で
対抗するが、合流しても51議席で過半数(53)には2議席足りない。
維新の退潮に乗じて反維新連合はますます攻勢を強めており、維新の悲願で
ある大阪都構想の実現は危うくなるばかりだ。

■再選されたものの…

 「都構想がうまくいかないからといって選挙に打って出た橋下代表の行動が
どうしても理解できず、尊敬の念がなくなった」

 橋下氏が出直し市長選で再選された翌日の3月24日、維新に所属していた
岡田義信府議(45)=藤井寺市選出=は、今井豊府議団幹事長を訪ね、離党
の意向を伝えた。今井氏は「都構想への思いを貫いてほしい」と慰留したもの
の、この日の府議会本会議の採決で岡田氏は造反し、除名されることとなった。


 衝撃はあまりに大きかった。採決された府議選の区割り案は、定数109
から88への削減に合わせて自民が提案したもの。議案の可否は来年4月の
統一地方選の勝敗を左右し、今後の府議会の趨勢(すうせい)を占う。

 しかし、12月の府議会で造反し、維新から除名された「無所属の会」の
4人や、岡田氏ら離党組がこぞって自民案に賛成、可決するという皮肉な結果
となった。

■いらだつ維新議員

 敗因は何だったのか。

 ある維新府議は「タウンミーティングの千回開催にこだわっている場合
じゃなく、議会対策をきちんとやるべきだった」と漏らす。

 出直し選では、維新所属の大阪府・市議らが都構想を市民に直接説明する
タウンミーティングを千回開くことを目標に汗を流した。時には数人しか
集まらない喫茶店や支援者の自宅にまで足を運んでまで「千回達成」にこだ
わった。

 その間、出直し選に候補者を擁立せず静観することを決めていた自民は議会
対策に全力を傾注。今後の最重要課題である「府議選の区割り」について、
自民案を軸に公明や民主などによる反維新連合で一本化した。さらに、
1人会派や「無所属の会」の4人とも会い、統一選で組織票を上積みする
ことさえちらつかせながら多数派工作を展開。不満をくすぶらせる
維新メンバーにも水面下で接触し、切り崩しを図った。

 区割りをめぐっては、1人区に強い維新と、複数人区を望む公明、民主
などの間では利害が一致せず、「公明から都構想推進の協力を得る最後の
取引材料」(維新府議)とも目されていたが、自民に先手を取られた形に
なってしまった。

 危機を察知した維新執行部は、3月22日の全体会議で浅田均政調会長が
「執行部を信用してください。みなさんを見捨てません」と維新府議らに
呼びかけたが、時すでに遅かった。別の維新府議はこう振り返り、天を仰いだ。


 「区割り案は維新最大のカードだったのに、逆に自民に利用されてしまった。
もう目も当てられない」

■都構想に黄信号

 維新を除名された岡田氏は自民入りが決定。これで府議会の会派構成は、
維新50▽公明21▽自民15▽民主・無所属ネット8▽共産4▽無所属の
会4▽みんな1▽府民クラブ1▽キラリと光る富田林・南河内クラブ1-と
なり、維新とみんな以外からなる反維新連合は虎視眈々と覇権を狙う。

 議席数は都構想の制度設計を話し合う府市特別区設置協議会(法定協)
のメンバー構成にも影響を及ぼす。

 大阪府市大都市局によると、現行の法定協メンバーは計20人で、
松井一郎大阪府知事や橋下氏の他は各会派の議席数の比率で分配されており、
内訳は維新10▽公明4▽自民3▽民主系2▽共産1-となっている。
しかし、議席数に合わせた場合、昨年末から今年3月にかけて計5人が維新
から離党したため、維新府議を1人減らして代わりに共産か無所属の会の
府議を入れなければならない。

 都構想実現のために委員数を死守したい維新は、みんなと統一会派を結成
することで回避する構えだ。

〈続く〉

ソース
産経新聞
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20140506548.html

******************

---◇「前段」

 これは若干違うと思いますよ、
橋下氏は既に有権者に「自ら履行る」(自らリコール)して市長選で鍵を
投げて返してもらいましたからね。 
維新の仕事は「都構想の設計図」を作るまでですよ。
法定協にしたって、

「設計図を作る場で反対するのはオカシイというのも市長選での訴えの一つ
ですからね。」

だから橋下氏の方が一枚上手なんですね。

「都構想」決めるのは住民投票ですからね、
大阪市では今ですら、何か昔やった事業の破綻処理をやっているようですが、
大阪市だけで一兆に近いそんな事を今迄やってきたわけで、
昔に戻したところで今後財源どうするのか、
労組の方々が支援するであろう首長にしても改革はやんなきゃならない。 
ドウ転んでも改革は不可避の問題です。
なら都構想やって本体を保持することに全力をあげるべきでは無いですか。


《「都構想がうまくいかないからといって選挙に打って出た橋下代表の行動が
 どうしても理解できず、尊敬の念がなくなった」》

 不謹慎ですが微笑させてもらいました。
橋下氏が述べていたのは、「都構想の設計図作り」ですよ、「都構想」
そのものは有権者が住民投票によってはっきりさせるんです。
こんな意見が出るって事は橋下氏が記者会見で述べていた事すら聞いて無い
って事でしょう。

橋下氏は「自ら履行る」の市長選をやることによって責任の所在を一旦は
大阪市民の方々に投げたのです、
~~~~~~~~~~~~~

都構想設計図作りまでやってしまえば、後は住民投票が残るのみ、
これをさせないとなれば、議員方の責任となって責任の所在が反対議員らに
移る事になる。

 維新の会は「都構想」によって無駄を省くというスローガンなのだから、
それを民意によって否決されたなら、それはそれでいいんですよ。
少なくとも維新の会は有権者と約束した事に違背した事にはならない。

記者の方があれなのかどうかはわかりませんが、これは責任の所在ってもの
何も考えていない、有権者との約束という観点も無い。
そもそもそれでは議員としての資格としていかがなものか。


***********

---◇「問筮」

『 大阪都構想はあくまで行政効率化と、住民の意思を行政に
直接反映させる行財政改革の切り札であって、これ自体は橋下氏が作ると約束
した「都構想設計図」によった住民投票によって決める。

《「都構想がうまくいかないからといって選挙に打って出た橋下代表の行動が
 どうしても理解できず、尊敬の念がなくなった」》

離党する理由にしてもこれでは有権者との約束も、約束の履行に於ける責任
の所在も何も観えていない事であって、
大阪市だけで何千億もの膨大な破綻処理といったことをやった反省も無ければ、
対案も無い事になる。
「都構想に反対するのであれば過去にこういった行政をやってきた事に対する
処方箋」を示して離党するべきでは無いか。

これでは、改革の民意だけ利用して、その議席を得ただけと言うことになら
ないか。
反対するならそれ以上の処方箋、対案を示すべきである。
対案たる処方箋も示さずにこれまでの構造を温存したとて、予算は無限大には
無いのだから何れは何かをやる必要がある。

維新「橋下氏」の側はその「自ら履行る」によって大阪維新の会そのものの
公約違反の批判を塞いだのであってここまできたら後は議会の側の問題
であろう。

 この「都構想を超える」対案も出さずに反対しかしない議会の姿勢とは
一体何か。』


『風火家人 初』



「家人。利女貞。」

「風火家人 初」
主卦「風火家人」(||:|:|)
変卦「風山漸 」(||:|::)
「初爻  爻辞  閑有家。悔亡。」
「有(ゆう)家(か)を閑(ふせぐ)。悔亡ぶ。 」
「象に曰く、有(ゆう)家(か)を閑(ふせぐ)とは、志未だ変ぜざるなり。」
※(典拠は「岩波文庫易経」より、以降引用は同左)

---◇変卦「風山漸」 

「漸。女帰吉。利貞。」

「風山漸 初」
「初爻  爻辞  鴻漸于干。小子厲。有言。无咎。」

****************

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760547
「国会図書館蔵、高島易断 下経七(白黒版) 55-」
(合略仮名、当用漢字に無きは修正の後引用)「 家人  」
※「勝手解釈」

『 家人 ||:|:|
家人。利女貞 
彖曰。家人。女正位乎内。男正位乎外。男女正。天地之大義也。家人有
      嚴君焉。父母之謂也。父父。子子。兄兄。弟弟。夫夫。婦婦。而
      家道正。正家而天下定矣。

此卦離ノ中女二爻二位シ。巽ノ長女四爻二位シ。共二柔徳ヲ以テ其正
人居ル。皆其名分ヲ守リテ相陵ガズ。女ノ貞ノ象ナリ。是レ此ノ卦
卦名ノ由テ起ル所トス。夫レ一家ハ。婦人ヲ以テ奥主トス。
---略---

『其曠夫怨婦。及ビ私生ノ子ノ多キハ。則チ財産足ラズシテ。他ト
婚姻ヲナス能ハザルヨリ。起ルモノニアラズヤ。則チ其醜態タル。
婚姻二制限ナキ國ノ。未ダ曾テ見ザル所ナリ。論者或ハ云ン。
夫婦共貧困二シテ。其子ヲ教育スベキノ資ナク。為二文盲無頼ノ徒
ヲ繁殖セシムルハ。是レ国家ノ美事二アラズト。---略---』

※上記論拠「象曰」

『象曰。風自火出家人。君子以言有物。而行有恒

風ハ太陽ノ火気盛ナルノ致ス所。其空気膨張シテ上騰ス。而シテ
其空間二。充満セしムルガ為二。激動流行スルモノナリ。
故二風ハ。火ヨリ出ズ徒云フ。又火ト風ト。一気二シテ相通ズ。是レ
家人ノ象ナリ。---略---』

『□占 我明二シテ彼レ従ヒ。一家親類睦クシテ。家事齋ヒ。安心
ナル時ナリ。又衆人ト交テ和合シ。恰モ一家ノ如キ親愛ヲ受クベシ。
又本業ヲ固く守レバ。漸々二家富ミ。運盛ナルニ至ルノ時トス』


□http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760547
「国会図書館蔵、高島易断 下経七白黒版 56-59」
(合略仮名は修正)「 家人 初 」
※「勝手解釈」

『此の爻剛ヲ以テ下二居ル。凡ソ事。始メヲ謹マザレバ。終リ
必ズ保ツベカラズ。初九ハ家ヲ有ツノ始メ。乃チ是レ新婦ノ象ナリ。
---略---』

『□占 節倹ハ。家ヲ興シ國ヲ起スノ基二シテ。之ヲ行ヘバ。
軽薄二流レズ。邪悪二陥ラザルモノト心得。専ラ冗費ヲ省キ。質素
ヲ行フベシ。又他二心ヲ移サズ。一家心ヲ合セテ。其家ヲ正シク
シテ之ヲ守レバ。家動繁昌ヲ致スベク。又物ノ始ヲ為スノ意アリ。
故二人ヲ雇入ルルガ如キハ。其始二於テ。我家風ト其人ノ受持
ツベキ事務トヲ。丁寧二教へオクトキハ。其人之二習熟シテ。能ク
我扶持ヲ為スベキナリ。総テ初心ヲ貫クトキハ。後栄アルノ占
ニシテ。中途ニシテ怠廃スベカラザルノ時トス。』



http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760558
---◇「占例 商法発令の成否を占う」
「国会図書館蔵、高島易断増補版 礼の章 コマ番102 - 」
「家人初九」(合略仮名、当用漢字に無きは修正の後引用)
※「勝手意訳」

『「占例」二十二年十二月、友人某来たりて商法発令の成否を占はんことを
請フ、乃チ筮して家人の初爻を得たり、

爻辞曰。初九。閑有家。悔亡。
断に曰く、家人の卦たるや、風は太陽の火気盛んなるが為に、空気膨張して、
上騰すと雖(いへど)も、天には空と虚との別ありて、空気は虚に
入ることを得ず、為に横発(よこにひらく)するを以テ、寒冷の空気、
地に収縮し、上昇せし後を填充(てんじゅう)す、その流行循環するを
風と曰フ、風は機構を融通し、寒暑を往来せしむる者なり、

之を風自火出
と謂フ、家人とは一家の一といふことにして、一家の内は、男女老幼
親和輔助(ほじょ)して、生活を為す者なり、故に家人の卦は、剛壮なる者、
老幼を助け、賢者は不肖者を輔(たす)くるの象とす、今初爻は卦の下
に在リ、之を人に取れば、少年にして未だ、家政に慣れざる者火事を理
(おさむ)るの時とす、故に世故(せこ)(よのこと)に通ぜざる少年
は、進みて錯雑を醸し、失敗を取らんより、むしろ、

多事に関せず旧業を守りて、家を保(たも)つに如かず、之を閑有家、悔亡
と謂フなり、之を商法発令の成否に観るときは、元来我が国の商人、孤島
鎖国中に生育して、其の風を脱せず、宇内各国有無交通の便益を
知ると雖(いえど)も、其の行いに慣れず、国土富饒にして、

僅かの資本
を有すれば、生活を為し易きに慣れ、他国に出て苦労して富貴ならん
よりは、郷里に居リ、節倹(せつけん)して父母妻子の側(かたわら)に
在るに如かずと為し、毫も(すこしも)奮発の念なく、畏縮(いしゅく)
して小成(しょうせい)に安んず、近年欧米各邦と交際し、彼の寛潤
(くわんくわく)(ひろやか)
※(文意から寛容 寛大の意と思われる。)

なるや、入る者は拒まず、出る者は追はざるの風を学び我が国に於いても
早晩外国人に内地雑居を許さざるを
得ざるは数の観易き所なり、されば商法を施行せらるるも、理の然(しか)
らしむる所なりと雖(いへど)も、如何(いかん)せん我が国の商人は
前に述ぶるが如ク、十の九は未だ旧習を脱せず、

是(こ)れ商人の幼稚
なる所以なり、夫レ人幼にしては家庭の教育を受け、長じて広く世人
と交わり、辛苦を嘗めて、人情に通り、始めて世味(せみ)(よのあじわい)
を知る者なり、然れども家庭の教育を盡(つく)くさずして、
突然之(これ)を他人に接せしめ、辛苦に當(あた)らしむときは、其の
元気強き者、或いは之(これ)を貫く可しと雖(いへど)も、否(しか)
らざる者は困難挫折して、憐れむ可(べ)きの状況を見るに至らん、

家人は剛壮の者、老幼を扶助(ふじょ)(たすけ)して、共に一家を営む
の卦なれば、剛者は弱者を察して、商法を延期するの時なり、否(しか)
らざれば法を確守(かくしゅ)(かたくまもる)すること能(あた)はざる
のみならず、商法に纏束(てんそく)(まとめ)せられ、煩雑に疲れ、
唯煩雑を厭(いと)ふて休業し、姑息に生を送る者あるに至らん、是(ここ)
に於いて全国商人の九分は、商法の延期を望むを以テ、閑有家、悔亡と曰フ、

之を反して云フときは商法発令を閑(ふせ)がざれば、家を保つ能(あた)
はずと曰フなり、然(しか)れば政府に於いても、商法実施を延期せらるる
ことなるべし、』


※ 昔の文章ですからね、読む側も頭をひねる必要があります。 ^^) 


*** metujin  側の占例  ***


 ---◇「過去ログ引用抜粋」(本文は過去倉庫より)少し長いです。
 http://metujinekikyou.blogspot.jp/2013/06/metujin-ekikyou-20130626.html
《2013年6月27日木曜日
 ◇ metujin ekikyou 日誌 
 『参院:安倍首相の問責決議を可決 毎日新聞 2013年06月26日』 
 『風火家人 初』 『雷沢帰妹 三』 》


《---◇「問筮本文①」

『 参院は自分達で徹底的に決めない姿勢を貫いた挙句の果てに
 他の重要法案を道連れに、あろうことか首相問責決議を優先して
 会期終了させた、事に「みんなの党」の姿勢には首をかしげる
 しか無いのであるが、まずは参院のこの姿勢を尋ねたい、その
 後「みんなの党」の陰陽を伺います。まずは参院の姿勢から。』


 『風火家人 初』》
 
 ---略---

《※典拠は「岩波文庫 易経」より、以降引用は同左 


  要は武器使用がダメ、憲法改正がダメ、世間目線での卦外(国)
 の香り。或いは、アルジェリア事件の時のような事の再発防止
 策であっても外○○での武器使用には賛成できない。

 原発関連 電気事業法関連これも○○できない。
 初爻であるからここで留めておきたい。だからはじめから○○気が
 無い。

 かといって、もう我が国の国民を守れないような事をいつまでも
 やるわけにもいかないのであるからこれは易の側としても、
 守る法制度をやった方がいいですよと云う事になる。
 したがって、

 「象伝」
 「有家をふせぐというのは、家人の志がまだ悪に変ぜぬ
 うちに防止することである。」

 
  □http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760548
 「国会図書館蔵、高島易断 下経七 56-59」
 (合略仮名は修正)「 家人 初 」

 『此の爻剛ヲ以テ下二居ル。凡ソ事。始メヲ謹マザレバ。終リ
 必ズ保ツベカラズ。初九ハ家ヲ有ツノ始メ。乃チ是レ新婦ノ象ナリ。
 ---略---』 》


※ 以前より書いて来た事ですが、有権者は民意によって警察系
  官庁を守っておかなければ、いずれそれが跳ね返って
  くるようになる、これは退官後一般民になる方々の為にも
  適正な政治をして頂かねばならないのであるし、
  立法府が機能しなければ、暴力を扱う役所が動くに動けない
  事にもなる、これ程危険な事は無い。


 ◇◇
  つまりは新しい嫁をもらったらこういった審議もやり直すように
 と云う事になる。

  ※「新しい嫁というのは有権者から観ての新しい議員さん」と
   いう事。

 「家人」に隠れているのが「漸」卦ということは、当然、外国からの
 不法入国や議案そのものに関してもそう簡単に入国させないと
 云う事も必要であるし、支援者に慮っての審議○○と謂うのは
 いかがなものか。
 
  初爻は云うまでもなく一般有権者の位置であり、議員を選ぶと云う
 事は責任も有権者にあると云う事になる、外国の香りのする方々を
 選んで、国情に合わせて法案を決めていかねばならない時にその時間
 を無為に浪費する方々を選んでいいものなのだろうか、 ?

 この卦は剛の者が柔たる者を助けると云う爻でもあるから、
 アルジェリア事件や、国境の守り等々、キチンと自衛隊や警察系
 官庁が動けるような体制にすべきである、

 「民」は票によってこれらの働きを助け、「公」たる官庁はその
 サポートによって、「家人」たる国民を助けるのである事を再度認識
 された方が良い。》》

 *** 引用ここまで ***

□ 今は渡辺氏が党首を退かれましたが、こんなこともひっくるめて
ずっと批判してきたわけです、
会期末にそっと「法案」だとかやってましたし、

しかもかの党には例の「需 三」が出されていましたからね、
なので、metujin  の易で云うBパターン側に党首の渡辺氏が当てはまった
例になったわけです。

 ダメですね、こんな極端な事をやったのでは。・・・
国民の生命をこれだけ蔑ろにして何をやりたかったのか。 今でも
憤るしかないですね。 

 

 ---◇「占例引用抜粋」
 http://metujinekikyou.blogspot.jp/2014/04/metujin-ekikyou_17.html
《2014年4月17日木曜日》

《metujin  ekikyou  日誌 
 維新、議員歳費の3割減主張へ…1割減から一転
 『訟 上』から一転『家人 初』へ。


 □「サブタイトル」
 『此の爻剛ヲ以テ下二居ル。凡ソ事。始メヲ謹マザレバ 。終リ
  必ズ保ツベカラズ。初九ハ家ヲ有ツノ始メ。乃チ是レ新婦ノ象ナリ。
  ---略---』 》》

 ---略---

《◇ 要するにアルジェリア人質事件やら国民がこれは修正しておかなければ
 いけないと思ったような懸案に対しては、その機運、熱のあるうちに
 叩いておかないといけない意味になり、
 そういう意味に於テの。

 「象伝」
 「有家をふせぐというのは、家人の志がまだ悪に変ぜぬ
 うちに防止することである。」

 この象伝がぴったりはまるわけです。

 面白い事に、この卦は世間目線に於いては、例の

 「火沢けい 上」(|:|:||)

 ---略---


 全うに日本の為に働く方々をして、鬼か幽霊に観えるというか観させる傾向
 の偏向報道マスコミ。

 そしてマニフェストの約束の箱には何も無く、あったのは、卦外(国)への
 異常な配慮、資金供与といった偏った政治。これは○主党さんの時が
 一番酷かったですが、兎にも角にもそういう風に世間様は観るように
 なるわけです。 
 ~~~~~~~

 となれば、これは橋下氏が懸念したこととぴったりマッチングする。

 『橋下氏「うそつき呼ばわりされ」と大阪維新を…』

 ある意味これも○主党さんの記憶が新しいですからね、なのでぎりぎり
 維新の会国会議員団は為政者としての輝きを失う瀬戸際を回避されたわけです。
 まぁ橋下氏は「地山謙 三爻」を体現された方のようですから、
 今後とも期待できるかと思われます。 》

 *** 引用ここまで ***


 ※ ここで注目頂きたいのであるが、ここで同じ卦が出されていながら、
「みんなの党」と「日本維新の会」でまったく印象が変わってしまった
ことになるわけです。 


***** 結論 *****


「風火家人 初」
主卦「風火家人」(||:|:|)⇔世間目線「火沢けい」
変卦「風山漸 」(||:|::)⇔世間目線「雷沢帰妹」

 この世間目線による「帰妹 上」は例の○主党さんによく見た
マニフェストの約束の箱の中には何も無かったと云うものです、

「雷沢帰妹 上」
「上爻  爻辞  女承筐无実。士さくに羊无血。无攸利。」
「女筐(かご)を承けて実なく、士、羊をさくに血なし。
 利ろしきところなし。 」
「象に曰く、上六の実なきは、虚しき筐を承(う)くるなり。 」

有権者は約束の箱の中には何も入っていない虚しき箱を受け取った事になり
実際それを実行しなかった結果として彼らは「君子豹変」では無く、
「小人革面」の方へブレた事になるわけです。

「沢火革  上」
「上爻  爻辞   君子豹変。小人革面。征凶。居貞吉。」

有権者に「政治改 革」を約束しつつ実際はその志が卦外(国)にある方々
であったと云うこと。

以前も書いたようにここでも辞からして AパターンとBパターンを別けて
あるのが伺えるかと思われます。
「革」を標榜して票を得たからには、必ずそれが上爻に至ってその仕事を
評価される時が来ると云う事になるわけです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

全てが全て「君子豹変」するわけでは無い、「小人面革」もあると云う事
です。

では世間目線に於いての「火沢けい 上」と云うのは、例の

「火沢けい 上」変卦「雷沢帰妹」(|:|:||)(::|:||)
「上爻  爻辞   けい狐。見豕負塗。載鬼一車。先張之弧。後説之弧。
 匪寇婚媾。往遇雨則吉。」

真に日本の為に仕事してくれる政治家をして「鬼か幽霊」に観えるといった
外国の香りのする偏向報道を繰り返すマスコミの姿勢を云うわけです。

こちらは上爻に「離」たる約束の履行がありますから、偏向報道されようが
実際はその有権者との約束を果たす為に仕事をする方々であると云う事。
それが分かれ道になるわけです。


「革 上」と同様に易の辞にそのAパターン、Bパターンが謳われて
あるものとそうで無いものがあるわけですが、基本的にこれは筮前の審事と
関係するものであり、
私思いますに、これは全ての爻に於いてあるものと考えます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ですので賢明なる読者様に於かれましては、単に当落、当たり外れを
思うのでは無く、その占筮を大事にしていただいて、
よくよく易の提示した真意を考察して頂ければと思うわけです。

それと「フォロー&リカバリー」ですね、これは毎度説くところの反転防止
とも関係しますので、宜しく考慮の程。


---◇『 この構図を「家人 初」で再度観直してみると。』

 よく見れば嘉右衛門さんの占例も外国との兼ね合いの中での問筮になって
いるのが解るかと思います。

 つまりは「家人 初」に外国の方々を含めた政治をやろうと云う方々との
兼ね合いがある。
具体的には、生活保護に代表されるものですね、・・
大阪はそういう点で有名ですし。
また、これは外国籍の方々を行政職員に採用させて、・・・といったものも
その範疇ということになる。

『・・・論者或ハ云ン。
夫婦共貧困二シテ。其子ヲ教育スベキノ資ナク。為二文盲無頼ノ徒
ヲ繁殖セシムルハ。是レ国家ノ美事二アラズト。---略---』

特定の外国籍の方々のみがなぜか人口を増や ・・・


地方ではありますが、一旦国政の問筮にもどってみましょう、

みんなの党の姿勢を批判したものを再度持ち出しますと、

《 要は武器使用がダメ、憲法改正がダメ、世間目線での卦外(国)
 の香り。或いは、アルジェリア事件の時のような事の再発防止
 策であっても外○○での武器使用には賛成できない。》

 どうしてもこういった姿勢であっては公務員も含めた純○日本人の生命財産と
いうのは○く扱われる事になる。
地方行政ではどうなるかといいますと、日本人がおにぎりが食べたいといいつつ
餓死する状況が片側にあるなか、
特定の外国籍の方々がポルシェ生活保護であるとか、何千万もの売上のある
お店を経営しつつの生活保護受給といった問題が改まる事がなかったり
する。


 つまりは初爻に相当する一般の日本人の生命や生活を保持しつつ、

□http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760547
「国会図書館蔵、高島易断 下経七白黒版 56-59」
(合略仮名は修正)「 家人 初 」
※「勝手解釈」

『此の爻剛ヲ以テ下二居ル。凡ソ事。始メヲ謹マザレバ。終リ
必ズ保ツベカラズ。初九ハ家ヲ有ツノ始メ。乃チ是レ新婦ノ象ナリ。
---略---』

『□占 節倹ハ。家ヲ興シ國ヲ起スノ基二シテ。之ヲ行ヘバ。
軽薄二流レズ。邪悪二陥ラザルモノト心得。専ラ冗費ヲ省キ。質素
ヲ行フベシ。---略---

総テ初心ヲ貫クトキハ。後栄アルノ占
ニシテ。中途ニシテ怠廃スベカラザルノ時トス。』


日本と云う一家を正しく経営していかないといけないわけです。 
地方に於いても同様、まず手始めはこの節倹からですね、
この場合の新婦は有権者からみての票の伴侶、つまりは議員と云うことです
から、議員を選ぶに於いてはよくよく吟味した方がいいですよと
いうことになるわけです。

 それには経歴があるのであれば、どういう仕事をしてきた方々なのか
よく観て判断する必要があるわけです。
(天地否の天雷の方々、「否たる学校出てスグに偉くなる方々」を選択
するのもいかがなものか。)

また組織票というのも危険であり、取引先であるとか、そういった縛りを
かけてくるようなところは本来規制すべき事です。

これは民意に関する干渉ですからね。 
これも

「初爻  爻辞  閑有家。悔亡。」
「有(ゆう)家(か)を閑(ふせぐ)。悔亡ぶ。 」
「象に曰く、有(ゆう)家(か)を閑(ふせぐ)とは、志未だ変ぜざるなり。」

民意への干渉を閑(ふせぐ)意味になっていくわけです。


---◇「議員さんの本業」 

「噬ごう。亨。利用獄。」

「火雷噬ごう 二」
主卦「火雷噬ごう」(|:|::|)
変卦「火沢けい 」(|:|:||)
「二爻  爻辞   噬膚滅鼻。无咎。」
「膚を噬(か)みて鼻を滅る。咎なし。」
「象に曰く、膚を噬みて鼻を滅るとは、剛に乗ればなり。 」

この爻は例によって「弘法も筆の誤り」「猿も木から落ちる」
「目利きも騙される」爻です。
そういう時に迷ったときには、議員に立候補される方々がどういう本業を
もっているのか、常日頃どういう政治との関わり方をしているのか、
よく観察するようにとの事です。
残念ながら議員世襲といったことではこの変化の時代には厳しいかと思われ
ます。 

□ 
「火水未済 上」変卦「雷水解」(|:|:|:)(::|:|:)
「上爻  爻辞  有孚于飲酒。无咎。濡其首。有孚失是。」

府市統合ともなれば、その席を減らすといったことにもなるかと思いますが、
本業がちゃんと外にあってその席の返上を笑ってやれるだけの方で無ければ
改革にはならないわけです。

 これは一種の踏み絵ですね。 



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