2018年1月7日日曜日

共通 『「随 二」2017年北朝鮮年筮始末』





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『「随 二」2017年北朝鮮年筮始末』


◇「サブタイトル」
『 《・・此爻。君子小人。勢ヒ両立セズシテ。少壮噪進ノ徒。
 位ニ進身。老成持重ノ人。用ヒラレザルノ時トス。》

この 「老成持重ノ人」を「北京政府」と観ることもできるのであるし
「国連、北朝鮮がかつて約束した国際的合意」と読むことも可能
なのでは無いでしょうか。』


◇◇  ◇◇

 今一番ホットな北朝鮮の年筮反省を先にして今年の年筮を
易に質してみようと思います。
(核ミサイル開発、発射問題 ・・)

 ◇「参考過去ログ引用」
 http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/49311616.html
 共通 「2017年年筮 北朝鮮の処方箋「占」』
 2017年01月18日 22:25

 --- 略 ---

 ◇「サブタイトル」
 『 国内的にも、国際社会的にも、

  《・・此爻。君子小人。勢ヒ両立セズシテ。少壮噪進ノ徒。
  位ニ進身。老成持重ノ人。用ヒラレザルノ時トス。》

 ///// 引用ここまで /////



◇◇「2017年北朝鮮によるミサイル発射実験」

 ◇「ウィキペディアソース」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/2017%E5%B9%B4%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E5%8D%B1%E6%A9%9F
 2017年北朝鮮危機

 ///// 引用ここまで /////

 ◇「ウィキペディアソース」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E7%99%BA%E5%B0%84%E5%AE%9F%E9%A8%93_(2017%E5%B9%B4)
 北朝鮮によるミサイル発射実験 (2017年)

 ///// 引用ここまで /////


 ◇「記事引用」
 http://wedge.ismedia.jp/articles/-/11498
 2017年の北朝鮮情勢を振り返る
 核・ミサイル開発は実際どうなっている?
 礒﨑敦仁 (慶應義塾大学准教授)
 澤田克己 (毎日新聞記者、前ソウル支局長)

 ///// 引用ここまで /////


 ◇「記事引用」
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25197040Y7A221C1000000/
 図解 北朝鮮 核ミサイル、これだけ脅威が高まった
 北朝鮮 コラム(国際・アジア) 朝鮮半島
 2017/12/30 7:45日本経済新聞 電子版

 北朝鮮は2017年、さまざまな射程の弾道ミサイルなどを計15回も
 発射し、
 --- 略 ---

 ///// 引用ここまで /////

◇ これだけの資金を民政に向けたなら ・・・ 
 難しいでしょうが残念なことでは無いでしょうか。

それで私は北朝鮮にある懸念というのを「災害、水害系」といった
ことで読み違えたわけですね。

※(上記占例アドレスより)

 《 これは一見して災害、水害系かと思われます。
 ググってみますと、》

ところが実際は上記核、ミサイル実験といったものだったわけです。
「反省」

◇◇「象辞としては」◇◇

「卦  辞」
「随。元亨利貞。无咎。 」


「沢雷随 二」
主卦「沢雷随 」(:||::|)
変卦「兌為沢 」(:||:||)
「二爻  爻辞  係小子。失丈夫。」
「小子に係(かか)れば、丈夫を失う。」
「象に曰く、小子に係るとは、兼ねて与せられざるなり。」
※(典拠は「岩波文庫易経」より以降引用は同左)


http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2937048
高島易断 上経三 高島嘉右衛門 著
 「国立国会図書館蔵、高島易断 随 六ニ 35 」
「勝手意訳につき、原文の確認及び文章利用の際は一報を」


《□占 此爻。君子小人。勢ヒ両立セズシテ。少壮噪進ノ徒。
位ニ進身。老成持重ノ人。用ヒラレザルノ時トス。蓋シ君ノ人ヲ
用フルヤ。一人高位ヲ得レバ。其同類相牽井テ職ニ就ク。是レ人ハ。
類ヲ以テ相集聚ルモノナレバ。首用ノ一人。小器ナルトキハ。相随

フモノ。亦小器ナルハ。当然ノ事トス。察セザルベカラズ。又
又些タル小事ノ為ニ。大事ヲ失スルノ占トス。》

///// 呑象テキストここまで /////


「呑象テキスト占例は、上記国会図書館アドレスに直リンしてもらう
か、上記占例にてどうぞ。」


◇◇ この問筮始末結論 ◇◇

「沢雷随 二」
主卦「沢雷随 」(:||::|)⇔「山風蠱」
変卦「兌為沢 」(:||:||)⇔「巽為風」


 兌は「水」(液体)に関わるものだけでなく、武器の象にもなり
ますから私はそれを見落としていたわけです。
( 要するに国際情勢、政治目線が欠けていたわけです。)

 ◇「記事引用」「毎日新聞様より」
 https://mainichi.jp/articles/20170930/k00/00m/030/116000c
 北朝鮮
 ミサイル用の液体燃料「UDMH」自国で製造か
 毎日新聞2017年9月29日 20時14分(最終更新 9月29日 21時33分)

 ///// 引用ここまで /////

かような記事もあったわけですね、「液体燃料とあります。」

「 愚妹この上無いことで反省至極 」羞 )。

それで次に問題になるのは北朝鮮が何処かに「随」した存在では?
ということに繋がるのでは無いでしょうか。

それでまたもやグーグル先生に検索お願いしましたところ、
かような記事を目にした次第。


 ◇「記事引用」「産経ニュース様より」
 http://www.sankei.com/premium/news/170814/prm1708140006-n4.html
 2017.8.14 07:00
 【野口裕之の軍事情勢】
 習近平氏が人民解放軍「瀋陽軍区」に怯えている! 核の原料・
 技術を平壌に流す?最精強集団

 --- 略 ---

 「瀋陽軍区」が密輸支援する武器+エネルギー+食糧+生活必需品
 や脱北者摘発の見返りだ。北朝鮮の軍事パレードで登場する
 ミサイルや戦車の一部も「瀋陽軍区」が貸している、と分析
 する関係者の話も聞いた。

  もっと恐ろしい「持ちつ持たれつ」関係は核・ミサイル製造だ。
 中国人民解放軍の核管理は《旧・成都軍区=現・西部戦区》が
 担い「瀋陽軍区」ではない。「瀋陽軍区」は核武装して、北京に
 対し権限強化を謀りたいが、北京が警戒し許さぬ。ならば、
 核実験の原料や核製造技術を北朝鮮に流し、または北の各種技術者
 を「瀋陽軍区」内で教育・訓練し、「自前」の核戦力完成を
 目指す…こんな観測が浮上してくる。

 --- 略 ---

 ///// 引用ここまで /////


 ◇「記事引用」「産経ニュース様より」
 http://www.sankei.com/premium/news/170814/prm1708140006-n8.html
 2017.8.14 07:00
 【野口裕之の軍事情勢】
 習近平氏が人民解放軍「瀋陽軍区」に怯えている! 核の原料・技術
 を平壌に流す?最精強集団

 --- 略 ---

 ひるがえって、現在の中国大陸における軍事情勢はどうか。

  北朝鮮の核・ミサイル開発を阻止するには、北と一蓮托生の
 「瀋陽軍区」を筆頭とする反習近平派人民解放軍を習近平派
 人民解放軍が掃討しなければ、決着がつかぬやもしれない。

 ///// 引用ここまで /////


 この方が述べる通りであるならば何故に北朝鮮が世界相手に
強気なのかが理解できるのでは無いでしょうか。

◇◇ 「これを前提に本題に戻りますと」

 《・・此爻。君子小人。勢ヒ両立セズシテ。少壮噪進ノ徒。
 位ニ進身。老成持重ノ人。用ヒラレザルノ時トス。》

この 「老成持重ノ人」を「北京政府」と観ることもできるのであるし
「国連、北朝鮮がかつて約束した国際的合意」と読むことも可能
なのでは無いでしょうか。
~~~~~~~~~~~~

したがってこれは辞に「人」とあっても「立場」「意見」と
読む場合もあるということになるかと思われます。
「 こういう国際状勢、政治占に於いては考慮あるべきでは無いで
 しょうか。 」


◇【易より追加、ソフトランディングの為の処方箋「占」】

「天火同人 上」(||||:|)(:|||:|)
「上九。同人于郊。无悔。」
「象伝曰。同人于郊。志未得也。」

 この見解は採用されることは無いでしょうが、易が提示
したことですので書きますと、
(以前も似たようなことを書いた記憶がありますが、・・ ^^))。

極端な話し、正恩氏が何を恐れているかというと、独裁者が最後に
辿る風景、

イラクの「サダムフセイン元大統領」のような最後を恐れているの
では無いでしょうか、

「 氏は死刑になりましたからね。」

で、身の安全を確保する為に米国ですら対処するしかない報復手段
核ミサイル開発といったことに邁進することになったのでは
無いでしょうか。

何か身の安全を保証する取引&幾ばくかの資金を持たせて今の地位
を引退してもらい、北朝鮮に関しては緩やかに民主国家へと
誘導してあげるのが一番落としどころとして適当かと思われます。


 とはいえしばらくは独裁国家、準戦時体制だった反動は
避けられないわけですが、
それは変化、生みの苦しみになるわけですので、大多数
の北朝鮮国民の幸福を鑑みた場合是とされるべきかと思うわけ
です。

朝鮮系の方々が好きな「階級社会」的なものも一旦はガラガラポン
する必要があるということです。

また北朝鮮が安定した民主国家に変貌すれば我が国の諸々の懸案
もまた身軽な風景へと変わっていくわけですから、
難民の発生しない、かような風景を得るために日本国は尽力ある
べきでは無いでしょうか。

彼らにはそのまま祖国に留まってもらうのが一番いいわけですね。


 北朝鮮の方々が我が国に難民として流入し、在日の方々含めた
諸問題を起こしそれに対して予算措置を取る位なら、

初めから彼らが北朝鮮祖国に留まるようお膳立てしてあげた方が
はるかにコスパ勝れているのでは無いでしょうか。

宜しく考慮いただきたい。


 日本に何かと外国人の方々を引き入れて ・・・・
といった議論の好きな野党の方々ですとか企業家様がおられるわけ
ですが、

 そんなことをしても以前から書いているように社会保障の財源
等々いくらでも公金の底が抜けた感じになっていくだけ。
(そもそも北朝鮮の方々には伝染○リスク、寄生虫リスク等々
あるわけですね、 ・・・ )

それは国内が混乱するだけであって長続きしないものです。


////////////////////////////////

*** 追加雑談 ***

 常連様方には既出ですが新しく読者様になった方がおられるよう
なので随の基本を貼っておきます。

 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2937048
 高島易断 上経三 高島嘉右衛門 著
 「国立国会図書館蔵、高島易断 随 象曰 33-」
 「勝手意訳につき、原文の確認及び文章利用の際は一報を」

 『□占 此卦ヲ得ルトキハ。一事業ヲ初メテ。他人之ニ佐袒シ加盟
 スルモノアルモ。亦一方ヨリ云ヘバ。人ニ従テ事ヲ弁ズルノ時
 トス。人ノ心ニ従ハザレバ。其事業成リ難ク。又世ノ流行ニ従ハ
 ザレバ。事ヲ遂ゲ難シ。且ツ随ノ時タルヤ。善悪共ニ應和ス。
 其人其事。正シキニアラザレバ。敗亡ヲ取ルベシ。慎マザルベカラズ』

 ///// 呑象テキストここまで /////

 善悪の請求書も通常直ぐには来ないものですが、随の時には
「善悪共ニ應和ス。」
その反応が早いのであり、それが正しいもので無いと敗亡を取る
ことがある旨戒を説かれているわけです。『慎マザルベカラズ』
正恩氏、国家を与ったからには民の幸福を軸にその予算を使うべき
だったのでは無いでしょうか。


「地天泰 上」(:::|||)(|::|||)
「上六。城復于隍。勿用師。自邑告命。貞吝。」
「象伝曰。城復于隍。其命乱也」

 この爻もお馴染みその壮大なお城も堀に還る ・・・
日本では福一原発災害に鑑み原発村の方々に ・・・・
「これも否シテの泰をやりすぎると ・・・ 」

したがって自戒して「師」のようなものをやってはいけないわけ
ですね。
正恩氏ほぼレッドカードになったかと思われます。
『易が提示するのは処方箋「占」なのでありますから必ずこうなる
 というものではありません。念のため。』



「艮為山 上」(|::|::)(:::|::)
「上九。敦艮。吉。」
「象伝曰。敦艮之吉。以厚終也。」

 詳しくは今年の年筮に書いてありますが、国際社会の批判を受け
入れ、新たに名誉職といったものを作りそこに納まるのが妥当
かと思いますが ・・・
(一番いいのは政治に口だしせず民主化してしまうことです。)

米国が日本相手に武器を商う趣旨からいえば、適度の緊張状態は
是となるわけですからね。
「米国とて無理に正恩氏を消したがっているわけでは無いという
ことです。」
( 度を超えた分は叩かれるということ。)

他の独裁者達が処刑される風景を観て、自分も ・・・・ と
疑心暗鬼する必要は無かった ・・・・ ということが云えるわけ
ですね。

それは米英「坎」(:|:)民族の方々が我が国に敷いた

「坎為水分断統治」(反目の統治手法)(:|::|:)
「少数民族を使った代理統治&分断分割統治方式」
「お猿さんを棒で叩くとお猿さんは叩いた人では無く棒に怒りを向ける」
「猿の惑星のモデルは日本人」

この棒としての役割を担ったのは ・・・
で毎度説明していることです、この構図が呑み込めていたなら
焦る必要は無かったということです。

それに加え、日本国や国際社会の立場からすれば交渉する相手が
はっきりしなくなるのはかえってマイナスということでもあります
からね。
(北朝鮮の民が難民として世界にばらける方がリスク大といいますか
・・・・ )


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