2011年10月8日土曜日

metujin 裏書庫日誌投稿のお知らせ、「坎為水 二」 「F15戦闘機燃料タンク落下事故」「まだこういう事故は続きそうか?」

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111007k0000e040026000c.html

F15戦闘機:燃料タンク落下 石川・小松基地近く


落下物を調べる県警の捜査員たち=石川県能美市で2011年10月7日、
宮本翔平撮影
7日午前8時45分ごろ、航空自衛隊小松基地(石川県小松市)の
北北東約4キロの上空で、同基地所属のF15戦闘機の左主翼に設置
されていた燃料タンク(直径0.8メートル、長さ6.6メートル、
重さ155.6キロ)1本と空対空模擬ミサイルの一部が落下した。
破損したタンクなどは能美市山口町や同市根上町で見つかった。タンクは
空だったが落下直前に同基地の管制官が機体から火が出たのを確認しており、
空自が被害状況と原因を調べている。

空自によると、落下したタンクは、胴体と両主翼の下部に取り付けられ
ていた3本の1本。取り付け部分を残し、大きく三つに分解した。火薬が
詰められていない模擬ミサイルはその横に設置されており、後部の羽根部分
が落ちた。タンクが落下する際にぶつかって破損した可能性がある。

同機は日本海で戦闘訓練を行うため、午前8時6分、他の3機とともに
小松基地を離陸。訓練を終え基地に着陸する直前だった。基地の管制官は
「機体から火が出て何かが落ちていくのを目で確認した」と話している
という。飛行前の点検では異常はなかった。事故を受け、空自はF15の
訓練を中止する。【鈴木泰広】

◇防衛相が謝罪
一川保夫防衛相は7日午前の記者会見で、空自戦闘機のタンク落下に
ついて「非常に地域の方々に心配や迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪し、
原因究明と再発防止の徹底を指示したことを明らかにした。

毎日新聞 2011年10月7日 11時10分(最終更新 10月7日 13時20分)

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※ 防衛上の事なのでいつも通り 「小説」易卦妄想の扱いにて
お願いします。 ^^)


2011年8月23日に投稿した「F15墜落事故」「操縦士の安否は如何に」
ではエンジン周辺の加熱による金属疲労を 易卦妄想させていただきましたが
この機体もぼちぼち現役が長いですからね。
日々の点検でも金属疲労のようなものはなかなか見抜けないのでは
ないでしょうか。

一応今後もこういった事故が続きそうか「易経」に尋ねてみたいと
思います。

「占題」「F15戦闘機燃料タンク落下事故」「まだこういう事故は続きそうか?」

「坎為水 二」


「卦  辞」
「習坎。有孚。維心亨。行有尚。」
(しゅうかんはまことあり。これこころとおる。
いけばたっとばるることあり。)

象に曰く習坎は、重険なり。水は流れてみたず、険を行きてその信を
失わざるなり。これ心亨るとは、すなわち剛中なるをもってなり。行けば
尚ばるることありとは、往きて功あるなり。
天険は升ぼるべからざるなり。地険は山川丘陵なり。王侯は険を設けて、
もってその国を守る。険の時用大いなる哉。

象に曰く、水しきりに至るは習坎なり。君子もって徳行を常にし、
教事を習う。
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「二爻   爻辞    坎有險。求小得。」
(かんにしてけんあり。もとめてすこしくう。)
九二は陽剛居中、坎中に陥って険難を免れないが、剛中の徳を備えている
から、求めれば少しは得るところがある。
「象伝」もともて少しく得というのは、まだ険中から抜け出ることは
できないからである。

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変卦「水地比 二爻」
「二爻    爻辞    比之自内。貞吉。」
(これにひするうちよりす。ていにしてきちなり。)

六二は従順中正、内卦の主であり外卦九五の正応でもあるから、
内より外に比しむ象。このような貞しい比しみかただから吉である。
「象伝」この比すること内よりすというのは、おのれの誠実さを
とり失わなわぬことである。



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まずは副占から


「F15タンク落下事故」副占

「二爻   爻辞    坎有險。求小得。」
(かんにしてけんあり。もとめてすこしくう。)
九二は陽剛居中、坎中に陥って険難を免れないが、剛中の徳を備えている
から、求めれば少しは得るところがある。

「占題」「重坎」であり行く先に位があたるとはいえ険難がまだある
大きな災害は無いと云っていいと思うが
人家に対する災害の有無を示して下さい。

「風水渙 三」
「三爻    爻辞    渙其躬。无悔。」
(そのみをちらす。くいなし。)

「象伝」その躬を渙らすというのは、その志が外卦の上九に尽くそうと云う
点にあることである。

主卦「風水渙」 (||::|:) 
変卦「巽為風」 (||:||:)

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後で説明しますが内卦の「坎」は燃料タンクと観る事ができます。
変卦にある「巽」(||:)は風であり伏入でありまして、
主卦に戻って約象を眺め返してみますと
三爻~上爻にかけて「漸」「剥」(||::)の約象があり内卦は「坎」
で凹むとか消滅だとかの意味になります。「艮」の山が入っていますので
これは建屋の意味もありますが、初爻~五爻にかけて「蒙」卦の約象
がありますので建屋におちて「蒙」はないと思われますのでこれは
どこか 山の中 に落とすのが考えられます。

そして変卦に戻ると約象として「家人」「鼎」「けい」「大過」の約象が
ありますからこれは国有地のようなところではなく「私有地の山林」等
が考えられるものと思われます。
「 辞 」から云えるのは自衛隊に理解の在る方の土地に落ちるのでは
ないでしょうか、それとこの「 辞 」は

「 --その躬を渙らす--」であり、中身に弓が観えますなので兵器に準じる
ものが散らばってしまう象がこれからも伺えるかと思うわけです。

当然これは国から補償される象となっているようです。
先程「家人」の象を説明しましたが、外卦は「巽」の整うで共通で
ありますし、主卦二爻~五爻にかけて「頤」卦の約象が観えます、
ですので「頤」食べる事ができる象ですから人的被害と云うのは「辞」
をあわせて鑑みるに大丈夫なのではないでしょうか。
これから云えるのは 資産的な損害があるけれども十分に補償される意味
であると思われます。

※ これはあくまでこのままいったらこのような可能性がありますよと
云う事になります、対応されたならまた別だと云うことですので
誤解の無いようお願いします。


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本占に戻ります。


先に同じような険難があって同じような落下事故の暗示はあるけれども
人家にはなんとか被害がいかないようなのでこのブログの意図するところから
みると仕事が半分終わったようなものではないでしょうか
^^)

なんて云ってるとお叱りを沢山いただくようになるかもしれませんね。
先に書いてしまいますが「易経」が云うには要はタンクに燃料が入っていて
急激な飛行運動しますので タンクの中でチャップん チャンプン 
燃料が動くわけです。

そうすると機体に止めていたところの金属が疲労しますので、そこがポキ
っといくわけですね。
戦闘機なのでそこいら辺は工夫がしてあるとは思いますが 主卦内情の
「頤」(|::::|)の裏事情である「沢風大過」(:||||:)
の内情は外卦が加工された金属で内卦が「巽」(||:)の動く
伏入 そもそもの主卦は上も下も「坎」(:|::|:)の液体ですので

これは今回この「坎」(:|:)は燃料タンク そして燃料タンクに関する
問題点を指摘してきたと云うことになるんのではないかと思っております。
それで内卦にある「坎」(:|:)と云うのは卦徳の完成形である
「水火既済」(:|:|:|)と比べるなら反転していて これは
「位」の当たらない「坎」(:|:)でありますので機体側とタンクを
上下とみなすならば 機体側というよりはタンクとそれを機体に止めている
部分に問題があることを暗示しているのではないでしょうか。

「動爻 二爻」
主卦「坎為水」(:|::|:)
内情「山雷頤」(|::::|)
変卦「水地比」(:|::::)
内情「山地剥」(|:::::)

前後してしまいますが 卦徳マッチングを観てみます。
主卦の内卦 二爻にある陽爻(:|:)が内情では初爻に移り 変卦に
至っては消滅していて変卦内情に至っては卦徳全体で「剥」となり
ますので 今回のタンク「剥落」事故をそのまんま暗示してくれて
います。
この主卦内情の「頤」卦はなんなんだろうと必死に考えてみましたら
なんのことはない飛行機のご飯であるところの
『 燃料だよ 』と教えてくれています。しかもこれ 燃料タンクの
給油口の象でもあるわけです。

なので今回も「易経」はきちんと仕事をして象辞をだしてくれたよう
ですので後は読む側の問題になります。

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それでどう対処すべきかと云うと
一つには

『--天険は升ぼるべからざるなり。地険は山川丘陵なり。王侯は険を設けて、
 もってその国を守る。険の時用大いなる哉。』

象に曰く、水しきりに至るは習坎なり。君子もって徳行を常にし、
教事を習う。
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教事というのは自衛隊にあてはめるなら演習でしょうから
地面のあるところでは急上昇 急旋回等を避ける意味だと思われます。
と云うかまぁ極力演習でもやらないに越したことはないですが
それやっちゃうと演習にならないでしょうから 
やりたい時にはタンク外してやるだとか いろいろ工夫がいるのでは
ないでしょうか。

次に象から見てみますと
変卦「水地比」(:|::::)の裏事情は「火天大有」(|:||||)
大有となりますのでこれは機体にたくさんぶら下げているミサイルだとか
タンクだとかの象になるわけで、主卦内情裏事情が「大過」ですので
さすがにこれは空気抵抗だとか振動だとかが「大過」であって機体の
補強にも限りがあるでしょうから
やれるなら取り付け部分の補強と空気抵抗の低減 そしてタンクをもう
少し上にあげるような工夫がいるようです。

実際は新型機を待つしかないのでしょうが ・・・

「坎為水 二爻」
「二爻   爻辞    坎有險。求小得。」
(かんにしてけんあり。もとめてすこしくう。)

新型機はこの「 辞 」の通りでしょうね。 ^^)
まったくぴったんこ。 ^^)
機体を改良するんだってこれは予算措置がいるしで でもやってもらわない
と自衛隊の演習場が厳しいことになるので
現場の方はたいへんでしょうが宜しく措置の程お願いします。


-----これ以降 裏書庫へ---------------

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