2012年3月8日木曜日

『朝日新聞社 社説 「河村市長発言―日中の大局を忘れるな」 「沢雷随 五」

metujin  ekikyou  日誌 

『朝日新聞社 社説 「河村市長発言―日中の大局を忘れるな」
既に釈明済みの発言に対する
「だが河村氏は、発言を撤回する気はないようだ。」』

「これの真意は何か 何が云いたいのか」

「沢雷随 五」

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http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1
2012年3月8日(木)付
河村市長発言―日中の大局を忘れるな

国交が正常化し40周年を今秋に迎えるにもかかわらず、
日中関係がぎくしゃくしている。
原因は、歴史認識と尖閣という国交正常化以後も日中間のトゲ
となってきた問題だ。
名古屋市の河村たかし市長は先月、表敬に訪れた中国南京市の
共産党委員会幹部らに「一般的な戦闘行為はあったが、南京事件
というのはなかったのではないか」と発言した。
南京大虐殺については、日中首脳の合意で作った日中歴史共同
研究委員会で討議した。
犠牲者数などで日中間で認識の違いはあるが、日本側が虐殺行為
をしたことでは、委員会の議論でも一致している。
そういう重い経緯のある問題で、姉妹友好都市である南京市の
訪問団に対し、河村氏が一方的に自らの考えを示したのは、あまりに
配慮が足りない。
河村発言に対して、南京市民らが強く反発した。上海の日本総領事館
は、交流文化行事「南京ジャパンウイーク」の延期を決めざるをえなく
なった。日中柔道交流は中止になった。

だが河村氏は、発言を撤回する気はないようだ。
----略----

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東洋経済オンライン によれば既に二月二十七日に
http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/1c88b55649cc4affd40e51041ea2b79b/
《河村たかし・名古屋市長が記者会見 南京事件の全面否定は「誤解」と
釈明 - 12/02/27 | 19:11》

と云う釈明報道が成されているようです。


「朝日新聞社報道」2012年3月8日(木)付
《 犠牲者数などで日中間で認識の違いはあるが、日本側が虐殺行為
をしたことでは、委員会の議論でも一致している。
----略----
だが河村氏は、発言を撤回する気はないようだ。》
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「河村たかし・名古屋市長釈明 - 12/02/27」
「東洋経済オンライン」
http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/1c88b55649cc4affd40e51041ea2b79b/
《河村たかし・名古屋市長が記者会見 南京事件の全面否定は「誤解」と
釈明 - 12/02/27 | 19:11》
《----略----
④「いわゆる南京事件はなかったのではないか」という発言が、
「南京大虐殺はなかったとの持論を展開」と報じられたことで、
自分の発言の趣旨があたかも南京では何もなかったとするもので
あるかのように誤解された。

⑤「いわゆる南京事件というのはなかったのではないか」と
話したのは、象徴的に30万人とされるような組織的な大虐殺は
なかったのではないかという趣旨である。

⑥しかし、南京からの使節団に対して「30万人の大虐殺」と露骨な
表現をするのは非礼であるので、「いわゆる南京事件」と表現した。

⑦日本軍が非武装の中国人を30万人も殺害したという事実はないと
考えているため、「いわゆる南京事件はなかったのではないか」
という発言は撤回しない。いろいろな立場を超えて率直な話し合いが
できるようになることを希望している。
----略----》
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報道においては事実関係を提示した上で意見を述べる
べきではないでしょうか。

朝日新聞社程の新聞社が市長定例記者会見の席に出席せずに
こういった記事を書く事は無いかと思われますので、論評にあたっては
公正な姿勢で臨まれる事を期待します。


外務省HPより
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/pdfs/rekishi_kk_j-2.pdf
----略----
。日本軍による虐殺行為の犠牲者数は、極東国際軍事裁判にお
ける判決では 20 万人以上(松井司令官に対する判決文では 10 万人以上)
、1947 年の南京戦犯裁判軍事法廷では 30 万人以上とされ、中国の
見解は後者の判決に依拠している。一方、日本側の研究
では 20 万人を上限として、4 万人、2 万人など様々な推計がなされて
いる24。このように犠牲者数に諸説がある背景には、「虐殺」
(不法殺害)の定義、対象とする地域・期間、埋葬記録、人口統計
など資料に対する検証の相違が存在している25
。----略----

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 このブログの事を考えるならこういった話題はスルーするに越した事
は無いのでしょうが、
大は国家、小は人物に至るまで、証拠を提示せずただその意見だけ
をもって云う事を聞けという姿勢には賛同しかねるものであるし
自身の発言に対してキチンと
政治家として記者会見し釈明している方に対して

《---だが河村氏は、発言を撤回する気はないようだ。》
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これには納得がいかない話ですので「易」にその真意を尋ねてみたい
と思います。

「占題」
『朝日新聞社 社説 「河村市長発言―日中の大局を忘れるな」
既に釈明済みの発言に対する
「だが河村氏は、発言を撤回する気はないようだ。」』

「これの真意は何か 何が云いたいのか」

「沢雷随 五」



---以降過去倉庫へ---
2012.09.

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