2013年11月3日日曜日

metujin ekikyou 日誌 『濃硫酸入りのタンク1個、トラック輸送中に紛失』  『山沢損 三』


metujin  ekikyou  日誌
『濃硫酸入りのタンク1個、トラック輸送中に紛失』 
『山沢損 三』

◇「サブタイトル」
□「子供たちや路線沿線の方々への周知徹底。」
□「取水と絡む場合は水質のチェック」
□「今の運送体制の見直し必須。」
□「此の卦は必ずしも凶を云う卦では無いが、人身災害の実績のある卦なので
 探す際も慎重に。」


---◇「記事引用」

読売新聞 読売新聞2013年11月01日23時09分
濃硫酸入りのタンク1個、トラック輸送中に紛失  
   
 1日午前10時半頃、川崎市川崎区の専門商社「三明化成」川崎営業所
から、「トラック輸送中に濃硫酸が入ったタンク1個を紛失した」と
神奈川県警川崎臨港署に届け出があった。

 同署の発表によると、トラックは10月31日午後3時20分頃、濃硫酸
が入った樹脂製タンク60個(1個20キロ)
を積んで同区の営業所を出発し、山梨県内の営業所に向かった。
同6時10分頃、同県大月市の中央道初狩パーキングエリアで運転手が荷台
を確認すると、タンクは55個しかなかった。中央道で2個、首都高で2個
の計4個が見つかったが、残り1個の行方が分かっていないという。

 濃硫酸は硫酸分90%以上の劇物で、直接触れると危険という。


***********

---◇「前段」 

□ 今のメンテナンスフリーで無い昔のバッテリーは希硫酸使ってましたから
ね、自分なんかはよくズボンに穴を開けてたような記憶がありますが、
目にもキますからね。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%AB%E9%85%B8

医薬用外劇物指定とありますが、コロコロ落としてしまったということは
当然運搬上の扱いといったものも是正しないといけないでしょうから、
一応は易に問題点を質してみたいと思います。

冒頭サブタイトルに書いてしましましたが、第一には沿線道路周辺の方々
と子どもたちですね、よく樹脂タンクの
形状を覚えてもらって手出ししないよう広報警報を出して頂きたい。


---◇「問筮根拠」

『読売新聞 読売新聞2013年11月01日23時09分
 濃硫酸入りのタンク1個、トラック輸送中に紛失  
   
  1日午前10時半頃、川崎市川崎区の専門商社「三明化成」川崎営業所
 から、「トラック輸送中に濃硫酸が入ったタンク1個を紛失した」と
 神奈川県警川崎臨港署に届け出があった。』


---◇「問筮」

『荷崩れ防止策が不十分であったようなので再発防止を図って頂きたい。
一般の方々に被害があってはいけない事なので、この紛失事件の吉凶を易に
質しておきたい。

なんとか無傷で見つかって欲しいがこの紛失事件の吉凶は如何に。』


『山沢損 三』


「卦  辞」
「損。有孚。元吉。无咎。可貞。利有攸往。曷之用。
 二き可用亨。 」

「損は、孚有れば、元吉にして。咎なし。貞しくすべし。
往くところあるに利(よ)ろし。
曷(なに)をかこれ用いん。二きもって享(まつ)るべし。」

「彖に曰く、損は、下を損して上に益し、その道上行す。
損して孚有れば、元吉にして、咎なし、貞しくすべし、
往くところあるに利ろし。なにをかこれ用いん、二き用て享すべしとは、
二きもてするはまさに時あるべしとなり。剛を損して柔を益すに時あり。
損益盈虚(えいきょ)は、時と偕(とも)に行わる。」

「象に曰く、山下に沢あるは、損なり。君子もって忿りを懲らし欲を
 窒(ふさ)ぐ。」


「山沢損 三」
主卦「山沢損 」(|:::||)
変卦「山天大蓄」(|::|||)
「三爻    爻辞    三人行則損一人。一人行則得其友。」
「三人行けばすなわち一人を損す。一人行けばすなわちその友を得。」

「象に曰く、一人行く、三なれば疑うなり。」

---◇変卦「山天大畜」

「卦  辞」
「大畜。利貞。不家食吉。利渉大川。」

「山天大蓄 三」
主卦「山天大蓄」(|::|||)
変卦「山沢損 」(|:::||)

「三爻  爻辞  良馬遂。利艱貞。日閑輿衛、利有攸往。」
「良馬逐う。艱(くる)しみて貞なるに利(よ)ろし。日々に輿衛を
閑(なら)えば、往くところあるに利(よ)ろし。 」
「象に曰く、往くところあるに利(よ)ろしとは、上志を合すればなり。 」

※典拠は「岩波文庫易経」ヨリ、以降引用は同左。
=============================================

---◇「易卦解読本題」

「山沢損 三」
主卦「山沢損 」(|:::||)
変卦「山天大蓄」(|::|||)

 

この卦は立川市建設会社社長行方不明占の反省分に一旦纏めてあります
ので引用してみましょう。


---◇「反省文引用抜粋」

http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/32589508.html
《2013/9/291:38
 metujin ekikyou 日誌 ツイッター篇 『「安否占」立川市の建設会社社長
 が行方不明、死体遺棄事件』 『山沢損 三』「反省見直し」》


《つまりはこの「井 ニ」のぶら下がりに「損 三」もあり、
 テキ屋さんのガソリンの不始末によって花火客の方々が犠牲になり、
 死傷者が出た陰陽もこれだったと云う事。

 自分はこれを勘違いして、ここを現在の起点として未来を眺めたような
 感じになり、さすがに人の生命までは ・・・
 といった方向に思考が向かったわけです。

 卦辞と爻辞と一緒にこの占例に当てはめたなら、当然答えは明らかな
 事であるわけですが ・・・

 今遡上に挙がっているのがこの二人の従業員の方ですから、社長を
 入れて三人。》


《---◇
 『つまるところ此の卦、此の爻が何を述べていたのかと云うと。』


 マズ京都福知山市市の花火大会でのガソリン事故の場合は、
 内卦「兌」(:||)と「天」(|||)

 「兌」の営業の儲けを全面にし過ぎて、「天」たる安全確保の為の空間
 の不足、安全通路の確保が○○、「天」たる警察消防署の確認が
 ○○○○。 お店を密集しすぎ。 防災面でのイベント設計の組み直し。


 嘉衛門さんの鉄道会社のリストラと合わせるならばこの卦の意は、
 過剰を「リストラ」「損」セヨであり。その余計な「兌」を塞ぎ規制、
 制御するようにと云う事になる。 》

 *** 一旦引用ここまで ***


□まずは過去に福知山の花火大会に於ける、露天商の方の発電用ガソリン
による失火、見物客の死傷事故といった
事件がありましたが、あの事故の時の陰陽を後聞きした占例があった
わけですが、

 易が事前に「噬ロ盍 ニ」、間違い易いから気をつけなさい
という陥穽に metujin  が見事にハマったわけです。

何を間違えたかたと云うと、未来から一旦過去に戻ってその陰陽を眺めて
いるのに、今を起点にして観たものだからその災害懸念を落としたわけ
です。

となると此の卦は「京都福知山花火大会露天商の方のガソリン失火事件」と
そして「立川市建設会社社長、行方不明事件」という二つの占例を
一挙に得てしまったことになるわけであり、嘉衛門さんの占例ではそうい
った死傷事故はまだ観ておりませんが、大リストラの占があります。


---◇「占例引用抜粋」
http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/32450023.html
《---◇『「損 三」占例』
 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760558
 典拠 高島嘉右衛門著
 「国会図書館蔵、高島易断増補版 礼の章 コマ番 181- 」
 「損 六三」(合略仮名、当用漢字に無きは修正の後引用)

 『「占例」明治二十五年四月、余北海道炭鉱鉄道会社社長ノ命ヲ
 拝シ、将ニ任ニ赴カントス、因テ改正処分ノ如何ヲ占ヒ、筮シテ
 損ノ第三爻ヲ得タリ、

 爻辞曰。六三。三人行則損一人。一人行則得其友。》

 ---略---
 《※※ これも昔の国鉄と同じでといいますか、元官吏の方々が運営
 する鉄道が傾いて嘉衛門さんがそれを改革しにいって見事に成功
 させる占の一つとなるわけです。
 その気風は

 『 其組織ハ鉄道局ニ彷彿タリ、』『却テ威儀堂々タル官吏ノ風アリ、』

 とありますからね、^^) 明治時代の官吏ともなれば、堅い堅い。
 そして「社員三分ノ一ヲ解雇ス、」とありますから思い切ったリストラ
 をやったわけです。これを「三人行則損一人」とシタ。

 そして「一人行則得其友」の方はと言いますと、嘉衛門さんが単独で
 乗り込んでその気風を変える事を意味する。》

 *** 引用ここまで ***


それで今回は嘉衛門さんの別占を引用します。

---◇「占例 友人某ノ事業ノ成否」
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760558
典拠 高島嘉右衛門著
「国会図書館蔵、高島易断増補版 礼の章 コマ番 181- 」
「損 六三」(合略仮名、当用漢字に無きは修正の後引用)

『○友人某来リテ、事業ノ成否ヲ占ハンコトヲ請フ、乃チ筮シテ、損ノ
第三爻ヲ得タリ、
爻辞曰。六三。三人行則損一人。一人行則得其友。

断ニ曰苦、損ノ卦タル山ハ高クシテ上ニ聳ヘ、沢ハ低クシテ下ニ陥ル、
山沢気ヲ通ゼザレバ草木生ゼズ、魚鼈(ウオカメ)(ギョベツ)育セズ、
之ヲ国家ニ観ルトキハ、政府傲然トシテ高キニ位シ、下人民ノ労働ヲ
顧ミズシテ、驕奢ニ耽リ、下ハ卑キニ安ンジエテ、国家ヲ思ハザル者
ノ如シ、之ヲ国家ノ損ト謂フ、之ヲ人ニ観ルトキハ、少女少男交ラザレバ
、子孫ヲ得ルコトナシ、之ヲ人類ノ損ト謂フ、今ニ爻ヲ得レバ、
ココニ三人申シ合セ、事業ヲ為サントスルアリ、然レドモ各々意見ヲ
異ナルヨリ、共ニ合併セントスルモ、議合ハザルノ時トス、故ニ足下
他ノ両人ノ力を借ラズ、独力進ミテコトヲ執ルトキハ、心ニ叶富友ヲ
彼ノ地ニ得テ、事業ヲ成シ遂グベシ、之ヲ三人行則損一人、一人行則得
其友、ト謂フ、身ヲ奮ヒテ独力先鞭ヲ着クベシト占ス、 』


※※ ここに「今ニ爻ヲ得レバ」とありますが、これは明らかに間違い
ですね、竹中利貞氏が間違えた元では無いでしょうか。
でなければ誤植ですね。
ニ爻から数えても

「山沢損 二」変卦「山雷頤」(|:::||)(|::::|)
「二爻  爻辞  利貞。征凶。弗損益之。」
「貞しきに利(よ)ろし。征けば凶なり。損せずしてこれを益す。 」

ですのでこれはアナガチ間違いではないですけどね。ですが前後の文章
からして表題の通り三爻ですね。
今回の事例に当てはめるには文章の枕の部分だけ在れば足りますが、
一応はその三人申し合わせした事業は不可。イケマセンのコト。
なので足下「貴殿」は独力にてその事業に進むのを可とする。
「身ヲ奮ヒテ独力先鞭ヲ着クベシト占ス、」



---◇「結論」

□「子供たちや路線沿線の方々への周知徹底。」
□「取水と絡む場合は水質のチェック」
□「今の運送体制の見直し必須。」
□「此の卦は必ずしも凶を云う卦では無いが、人身災害の実績のある卦なので
 探す際も慎重に。」

「山沢損 三」
主卦「山沢損 」(|:::||)⇔世間目線「風雷益 」
変卦「山天大蓄」(|::|||)⇔世間目線「天雷无妄」

「象に曰く、山下に沢あるは、損なり。君子もって忿りを懲らし欲を
 窒(ふさ)ぐ。」

この象傳だけで用は足りるわけですが、一応は嘉衛門さんの占例から
ひきますと、

「断ニ曰苦、損ノ卦タル山ハ高クシテ上ニ聳ヘ、沢ハ低クシテ下ニ陥ル、
山沢気ヲ通ゼザレバ草木生ゼズ、魚鼈(ウオカメ)(ギョベツ)育セズ、」

トラックの荷台から落下したとなると、当然破損懸念があり、「兌」は
欠けるですから、中身の濃硫酸が外に漏れ出している可能性がある。

《濃硫酸が入った樹脂製タンク60個(1個20キロ)》

これは世間でよく観るところのあの四角いタイプかと思われますが、
樹脂ですからね。これが「艮」(|::)の何か障害物と草木に遮られ
ヘタすると水気のあるところに埋まってしまった可能性がある。

《沢ハ低クシテ下ニ陥ル、》

《山沢気ヲ通ゼザレバ草木生ゼズ、魚鼈(ウオカメ)(ギョベツ)育セズ、」》

これはつまりは濃硫酸の内容物が漏れてこのような被害が周囲に出ている
可能性を指摘するものでは無いかと思われます。

したがってこれを捜索するにあたっては、耐酸性の長靴を使用するなり
してできるだけ多人数でガシャガシャやらない、要するに硫酸の湿地を
捜索するといった心構えがいるものと思われます。

※(必ずしも湿地とは限りませんが、窪み、谷、湿地といったところで。)

それと小学生だとか、学校関係完、運送ルートの近隣住民の皆さんに全周知
してもらって似たような容器には注意、子ども達には手出し無用を
教えるコトが大事では無いでしょうか。


 呼吸も注意ですね、「兌」は呼吸器も意味しますからね。あと目も
一応書いておきます。


この卦は必ずしも凶をを云う卦ではありませんが、リストラの卦で
ありますので、二次災害を防ぐ為にも注意慎重に願いたい。「損」の中身
は人身も含まれると云うことです。

要するに公としての安全確保の為にリストラするだとかの卦です。

---◇「条件」

 易は条件をインプットする連立方程式でもありますから、条件を
書きますと、

「立川の建設会社社長行方不明事件」では対応するのが郊外と書いて、
反省篇のところで、

http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/32589508.html
《《※
 「山沢損」の卦は(|:::||) 外卦「艮」(|::)即ち東北、
 地図で見ますと所沢は立川から見て丁度その方角のようですね。
 自分は郊外としか書いていませんので、あれですが。》

 *** 引用ここまで ***

それで立川から観て東北の方角にして郊外、つまりは一般の方の生活
圏からは少し離れたところと云う感じになったわけです。
今回使えるかどうかわかりませんが参考までに、

それと、三人のうち殺害されて一人欠けた社長さんは警察の手によって発見
されましたので、今回の案件も、四爻まで至れば、

「山沢損 四」変卦「火沢けい」(|:::||)(|:|:||)
「四爻  爻辞  損其疾。使すみやか有喜。尢咎。」
「その疾を損す。すみやかならしめば喜びあり。咎なし。 」

見つかる暗示となっているようです、ただこれも条件があって、
公たる公務員系の方々、或いはお金を出し惜しみせずに探すならば出て来る
かと思いますが、要するに「山沢損」、これがケチったりするとそのまま
出て来なかったりするようです。

 立川建設会社社長不明事件の顛末でいきますと、

2013年の9.15日頃から不明になって、発見された報道と云うか容疑者が
逮捕されたのが、2013.09.27日ですから約半月 
それで「兌」も「乾」も易数とすると、四と九、でありますので、この
事件の時には九の倍数で発見というか決着がついたわけです。


---◇「立川社長不明事件の顛末を記録してくれていたアドレスが以下。」
http://z-shibuya.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-4d00.html

ということで冒頭にも書いたように、

□「子供たちや路線沿線の方々への周知徹底。」
□「取水と絡む場合は水質のチェック」
□「今の運送体制の見直し必須。」
□「此の卦は必ずしも凶を云う卦では無いが、人身災害の実績のある卦なので
 探す際も慎重に。」

化学反応等は詳しくは無いですが一応は易から観た意見を進言しておきます。

あとは、福知山での失火事件に関して反省して拾えたのは、要するに
「小さな」利益
でもって防火対策、安全エリア、安全通路の確保といったコトがおざなり
だったようなんですね。
 なのでこの卦は公としての大きな利益を考えて、私としての小さな利益を
損スベシと云う意味があるようです。


つまりは落下したのすら、解らなかったというぐらいですから、箱、ウィング
といった密閉できる車両では無く、普通の平ボディのトラックに載せたと
云うことであり、内卦の「兌」(:||)は天井がオープンになった車両の
象です。これもまた○費を○○した象がある。
あれだって、きちんとシートすれば落ちるようなことは無いと思うのですが、
・・・

 あとそういう○物関係の「○規」に抵○していた可能性もナキにしろ
あらず。

でありますので、関係各所宜しく配慮いただければと思う次第。
そういう○規が無かったら最低限、幌付きで運んでもらうよう○改正した
方がいいかと思われます。


---◇「運送業者さんも好きで○積載するわけでは無いだろうから。」

「卦  辞」「頤。貞吉。観頤自求口実。」

「山雷頤 初」
主卦「山雷頤 」(|::::|)
変卦「山地剥 」(|:::::)
「初爻   爻辞   舎爾靈龜、觀我朶頤。凶。」
「爾(なんじ)の霊亀(れいき)を舎て、我を観て頤(おとがい)を朶(た)る。
 凶なり。」
「象に曰く、我を観て頤を朶るるは、また貴ぶに足らざるなり。」

□「頤」の卦は外卦が上顎であり、「艮」として動かず下からの請願を受付
無い形である。

□この卦は荷物を落下させた象であり、無理させずに「枠」を守るように
と云う卦です。
こういった事故を教訓とせずにまた同じようなコトをやると、当然
同じようなコトが起きる懸念があります。
そうなるとどうなるかと云うと、当然運送を依頼した側、発注側の
会社の屋根が消滅する象になるようですから、社会を損じてまでの利益
は真の利益にならないと云うコトを認識されるのが良いかと思われます。
 

---◇「少し問題のある○が ・・・」

「卦  辞」「明夷。利艱貞。」

「地火明夷 上」
主卦「地火明夷」(:::|:|)
変卦「山火賁 」(|::|:|)
「上爻  爻辞  不明晦。初登于天。後入于地。」
「明らかならずして晦(くら)し。初めは天に登り、後には地に入る。」
「象に曰く、初めは天に登るとは、四国を照らすなり。
 後には地に入るとは、則(のり)を失うなり。」

「象伝」はじめは天に登るというのは、その威光が四方の国を照らす
ことである。後には地に入るというのは、正しい法則を取り失うこと
である。


http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2937051
典拠、高島嘉右衛門著
「国会図書館蔵、高島易断 下経六 コマ番 56」「明夷 上」
(合略仮名、当用漢字に無きは修正の後引用)

《□占 世ノ暗昧ナルモノ。僥倖ニシテ上位ニ居ル時トス。
己レ明ナリト思ヒテ。其實至暗ナルヲ知ラズ。勢ニ乗シテ。人ニ困難
ヲ掛ルコト多ク。為ニ幸福変ジテ禍?(セイ)トナル。
勢ヒ己ニ此ニ至ル。又如何トモスルコトナシ。宜シク初ニ戒心
スベキナリ》

□ さすがに自分もこんなところまで踏み込みたクは無いのであるが、
易が云うからには書くしかないのでしょう、外卦は普通仕事を依頼スル
側と云うことであり、・・・
「正しい法則を・・・」



============================

0 件のコメント:

コメントを投稿