ここはブログ主の「metujin」が社会問題その他「易」に 尋ねたものを解読する「易卦妄想ブログ」です。 metujin ekikyou 日誌は易卦妄想ブログですので 一切の責任の類は負いかねます、了解の上読んで下さい。 典拠は主に「岩波文庫 易経」を引用させてもらっています、 我流でありもし万が一参考にされる方がいた場合は迷惑をかける 可能性もありますので注意事項にも目を通して貰えればと 思います。注意事項アドレスは以下。 http://metujinekikyou.blogspot.jp/2013/04/metujin-ekikyou-metujin.html http://blog.livedoor.jp/metujin/archives/6458861.html http://metujinekikyou.blogspot.jp/2013/06/metujin-ekikyou.html ◇人が欲しがる未来情報の種別、君子用 小人用。
2014年10月3日金曜日
metuin ekikyou 日誌 ツイッター篇 ただの雑談、 「泰上と大蓄上」
metuin ekikyou 日誌 ツイッター篇
ただの雑談、
「泰上と大蓄上」
---◇「否シテの泰」と「大蓄 上」
常連の読者様方は既知のことで、クドイという批判が出るかもしれない
ですが、
新しいフォロワーさんも出てきたようですので、一応原発災害やら日銀官僚
さんの「無謬の技法」といった問筮から得た見解を書いておきたいと
おもいます。
まず、毎度述べるところのわが国の宿痾、世襲議員、世襲○務員といった
「天地否の天雷」さん方の問題。
「否たる学校出てスグに偉くなる、世間の下積み無くしてリスクの幅読めず
疾が進めば国民(家人)はその生存域を狭くする。」
これは「否」たる学校出てスグにこれまた「否」たる官庁やら政治の世界に
入って世間的なものが不足し、この状態で政治をやればどうなるか
なんてのは○主党政権の時代に実証済み。
抽象的な言葉だけが踊るだけといった政治が展開される、
それだけならまだしも「議事録を残さず・・・」なんてモロに「否シテの泰」
政治をやったわけです。
~~~~~~~~~~~
◇◇
自分は2011年頃でしたか、民主党党首選を筮して、誤占したんですね。
---◇「誤占例を検証したログ引用、中に引用の引用あり注意」
http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/21611964.html
2012/12/265:11
metujin ekkikyou 日誌 ツイッター篇
《民主党新代表に海江田氏》
◇ 昨年八月の民主党代表選で得た卦徳の意味確定と、
オバマ大統領への警報。
---中略---
□
ということで一旦本題我が国の「民主党」党首選に戻ります。
http://metujinekikyou.blogspot.jp/2011/08/metujin-ekikyou_29.html
《2011年8月29日月曜日 metujin ekikyou 日誌「山地剥 三」
「震災復興と日本の政治」「新首相によってどう変わっていくだろうか。」》
※、過去倉庫に入れてしまったので下記のULRの引用文を読んでください。
http://blog.livedoor.jp/metujin/archives/6074413.html
◇ そして当時の ツイッター投稿文
《metujin yasio denki
野田佳彦氏「天雷むもう 三」鹿野道彦氏「山火賁 初」 海江田万里氏
「水沢節 五 」 この中で君子の位である五爻を 指しているのは
海江田氏であり「辞」も悪くない。 後は各候補の抱える問題をよく
指摘している卦徳だと思われます。
8月29日 》
※ ツイッターの遡り方が今イチなので再確認はできませんでしたが、当時
コピーしてたのが出てきましたので引用します。
◇ 民主党さんがたどった「剥 三」は
「山地剥 三」変卦「艮為山」「これを剥す。咎なし。 」
「象に曰く、これを剥す、咎なしとは、上下を失えばなり。」
□
上下即ち、野田氏が降板し、内卦「艮」民主党内最大勢力を誇った小沢氏の
グループとその他の方々が外に出てしまっている。
◇ 野田氏に示された「无妄 三」は。
「天雷无妄 三」変卦「天火同人」
「无妄の災いあり。あるいはこれが牛を繋ぐ。行人の得るは、邑人の災いなり。」
「象に曰く、行人の牛を得るは、邑人の災いなるなり。 」
□解散せざるを得ない環境に追い込まれた経緯と、その内容が示されている。
◇ 今回党首となられた「海江田氏」の「水沢節 五」は
「水沢節 五」変卦「地沢臨」
「節に甘んず。吉なり。往けば尚ばるることあり。」
「象に曰く、節を甘んずるの吉とは、位に居て中なればなり。」
□ 「節に甘んず。吉なり・・。」時節を待っての「地沢臨」であり、
当初誰も手を挙げなかったわけですから、「・往けば尚ばるることあり。」
と云うこと。
///// 引用の引用ここまで /////
※「典拠は(岩波文庫易経より)以降引用は同左」
◇
この「无妄 三」と変卦の「天火同人」の関係もまた誤占から導かれた
ものであって、これはコントロールされない破壊と、コントロール
されつつ破壊される種別が隠れていたわけです。
(確かロケット打ち上げ占での問筮でこれが示されたわけです、
人事でいえばリストラ案件であり、・・・)ということ。
「无妄 三」の場合はこれはコントロールされない方の破壊が隠れている
わけですからこれは注意が必要です。
~~~~~~~~~~~~~~~~
◇ それで野田氏と海江田氏の関係に戻りますと、当時「節 五」を
得た海江田氏が落選され、野田氏が当選、その後
翌年(2012年)に海江田氏が党首となられたわけです。
自分が易をして「五爻君子統治占」であって「小人向けの目先占」には
対応していないというのもここいらへんを根拠にしているわけです。
(易は先々トータルでみての落としどころを指してきますからね。)
◇ また本題の本題に戻りますが、この時私が易に対して「誤占」した
件を投げたわけですが、
返事が今回のテーマであるところの「山天大蓄 上」を目指すように
指摘してくれたわけです。
「山天大蓄 上」
主卦「山天大蓄」(|::|||)
変卦「地天泰 」(:::|||)
「上爻 爻辞 何天之衢。亨。」
「天の衢(ちまた)をになう。亨る。 」
「象に曰く、天の衢をになうとは、道大いに行わるるなり。 」
変卦にあるのが「泰 上」
「地天泰 上」
主卦「地天泰 」(:::|||)
変卦「山天大畜」(|::|||)
「上爻 爻辞 城復于隍。勿用師。自邑告命。貞吝。」
「城、隍(ほり)に復る。師を用うるなかれ。邑より命を告げんのみ。
貞なれども吝なり。」
「象に曰く、城、隍に復るとは、その命乱るるなり。」
◇
「泰」もここで終わってその壮大な城も隍(ほり)に復るのだと云う、
◇
これは「否シテの泰」を最後の最後まで継続して二十年前の発電機室浸水事故を
教訓にすることができずに電源喪失させた福一の顛末。
(以前も書いたようにプラント管理の基本である、リスクアセスメント、
マネジメントの技法とは間逆の方向に走った挙句のあの災害だったわけです。)
プラグやらのことを書けばきりが無いですけどね。
また「官僚さんの無謬」と批判される、(間違いを絶対に認めない・・)
日銀系官○さん方のやり方、
(これなんかは○主党さんと組み合わさって、支援者である電機労組の方々が
万単位でリストラされているというのに円高政策を変更しなかったですからね。)
間違いを認めずこれまでの路線を変更しない、これもまた「否シテの泰」に
なるわけです。
もっというと、これは神さまの象でもありますから、・・・・
そっちに脱線すると後々厳しいですからね、なのでほどほどにします。
ということで易が云うには、
易と云う占術に於いてすら、当てもの、
(当てものを売りにするのも実はこの 否シテの泰とリンクするんですね。)
単なる当てものとしての占術の
使い方をするのではなく、誤占して恥をかけ、恥をかいて違いを明らか
にするよう「大蓄」の指示をしてきたわけです。
これはどんな商売にも共通するような面があって途中間違いがあっても経験を
蓄積することによって臨機応変、変更自在になっていくわけです。
だいたいプロになるというのは、それだけ大きな間違いの授業料を払って
プロになっていくわけです。
ゆえに
「山天大蓄 上」
「上爻 爻辞 何天之衢。亨。」
「天の衢(ちまた)をになう。亨る。 」
「象に曰く、天の衢をになうとは、道大いに行わるるなり。 」
この辞がかかっているわけですね、
またこれは、世間目線に於いて「无妄 初」(|||::|)になり、
なんと毎度推奨するところの「天地否の天雷」さんでは無く、「天雷の天雷」
さんを育てることとも完全に一致するわけです。
◇以前も書きましたが、「否シテの泰」はこれはマークシート方式でもあって
○× 或いは白黒、それでもって升目を埋めていい点数をとったら一生勝ち組の
発想なんですね、
(だから間違いを悪と看做して、多くの国民が苦しんでいるのに是正しようと
しない。)
これで政治をやられたら国民はたまりませんね。
なのでフォロー&リカバリーの面からも「否シテの泰」では無くて、
「山天大蓄 上」をお勧めするわけです。
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