2012年2月10日金曜日

metujin ekikyou 日誌  「復興庁発足」 「風天小畜 初」

metujin  ekikyou  日誌 
「復興庁発足」
「この省庁は上手く機能できるのだろうか、評価は如何に」

「風天小畜 初」

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120210/plc12021003100004-n1.htm
復興庁発足 出遅れ挽回に全力挙げよ
2012.2.10 03:09
東日本大震災発生から11カ月が過ぎようという中でようやく10日、
復興庁が発足した。

与野党協議が難航したためとはいえ、スタートがあまりに遅く、
やる気が疑われる。トップにあたる野田佳彦首相や初代の平野達男復興相
らの指導部は、出遅れを挽回するためにもスピード感をもって復興を
進める実行力を示してもらいたい。

復興庁には関連予算の要求や事業執行の監視などの権限が与えられて
いる。最大の問題は、それらを有効かつ迅速に使いこなすことができる
かにある。

復興庁は内閣府と同様に首相直属だが、他省庁より一段高く位置づけ
た上で専任復興相が現場指揮のトップとなる。岩手、宮城、福島の被災
3県にそれぞれ復興局が置かれ、被災自治体から寄せられる事業や予算
の要望を一元的に受け付け、復興庁が他省庁と折衝する仕組みだ。

ところが、国直轄の公共事業で実施にあたるのは、国土交通省の
東北地方整備局や農水省の東北農政局など各省出先機関だ。

各復興局にはこれら出先機関職員が併任され、現地派遣される政務官
も他省庁との兼務だ。これでは復興庁がどれだけ実質的な権限を発揮
できるかは疑問だ。

さらに、復興庁が早期復興へ機能するには、省庁縦割りの許認可権限
などを打破する必要がある。だが、復興相は事業執行にあたって関係省庁
に勧告はできても、強制力はないのが現実だ。

また政府は、特定地域を対象に規制緩和や税を減免する「復興特区
」と、地元が使いやすい「復興交付金」を復興推進の両輪としている。
これらを縦横に駆使するには、省庁間の権限争いで事業が停滞しない
よう監視すべきだ。

産業を再生させ、雇用の場を確保することは地元住民の生活再建にも
不可欠だ。企業誘致に有効な特区を早期に認めるように関係省庁を促す
指導力が必要になる。

一方、沿岸住民の高台移転などの意見集約には手間と時間がかかる。
土地区画整理事業に専門知識を持った人材も必要だ。全国の自治体、
中央省庁だけでなく、民間を含めてノウハウを持つ人を集める仕組み
づくりも問われる。

地元の要望に総力で応える協力体制構築が急務だ。復興相が現地に
常駐して指揮にあたるぐらいの覚悟で取り組んでほしい。

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問題点が解りやすく書いてある良い記事だと思います。
復興庁が始動するにも時間が掛かりましたが
記事の通りだとすると実際運用上どうなんでしょうか。

「占題」
「復興庁発足」
「この省庁は上手く機能できるのだろうか、評価は如何に」

「風天小畜 初」



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2012.09.

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