2012年2月27日月曜日

metujin ekikyou 日誌 「交流電源の周波数統一へ与野党で協議していくことが必要」 「地火明夷 二」

metujin  ekikyou  日誌
「交流電源の周波数統一へ与野党で協議していくことが必要」
「電力の融通 静岡の周波数変換所増設以外に何か案は無いだろうか」

「地火明夷 二」


http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0226&f=politics_0226_006.shtml
大塚耕平民主党経済財政・社会調査会事務局長はエネルギーの
安定供給のひとつとして、「(東日本50ヘルス、西日本60ヘルスと
なっている)交流電源の周波数統一へ与野党で協議していくことが必要」
と26日のNHK日曜討論で語った。

斉藤鉄夫公明党幹事長代行が分散型電源の開発とともに、東西で
50ヘルスと60ヘルスに分かれている問題を指摘。60ヘルスに統一する
よう提案した。アメリカ、カナダなど世界主要国はじめ60ヘルスが主流
になっている。

日本は50ヘルスと60ヘルス併用国となっており、標準周波数が
50ヘルスになっているのは北海道電力と東北電力、東京電力。その他の
電力各社は60ヘルスになっている。周波数の違う電力会社間で電力を
融通しあう場合には周波数の変換が必要だが変換できる電力量が限ら
れているため、供給側に余力があっても一定以上の供給ができない
問題がある。昨年夏の電力不足でこの問題が表面化した。
(編集担当:福角忠夫)

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 ヘルスではなくヘルツの間違いですね。
metujin  はこういうの楽しくて好きですが、 ^^)

これは「易」に聞くまでもなくやるとするなら何十年とかけて
両周波数対応の負荷に変えていってそれでやらないと事故災害の元に
なりますので一朝一夕でできるようなものでもないし、おそらくは
それでも事故災害が起きる可能性が大です。
一般の家電品は半導体使って対応してたりしますが。
問題は産業用、工場等どうするかではないでしょうか。

モーター等回転数が変わると言う事ですし、回転数が変わると云う
事は出力が変わると云う事になります。
国の半分で使用されているそれらの負荷全て 設計上の見直しが
必要になるとするととてつもない混乱が起きる可能性がありますし
どちらにしろ最終負荷に到達する周波数と云うのは
60ヘルツで使っていたものは60ヘルツ 50ヘルツにしても同様になるかと
思われます。

となるとどうしても発電電源と負荷の中間に周波数変換器が必要に
なってくるわけで、インバーターのようなものを置くとなれば
今度は高調波の問題が出てきて今度はそれに対応するためのコンデンサ
リアクトル等の設備投資が要るようになってくるわけです。

高調波のイタズラは盤関係の不具合から、防災防犯機器 OA BA
等の挙動不審、諸々ありますのでよくよく考えてもらえればと
思うわけです。

なので答えとしては静岡にある周波数変換所の増設以外には現状
無い話になるかと思われます。

また議論していただけるならそういったもので事故が起きた際の
責任の所在をはっきりさせておいて欲しいかと思われます。
無理にやれば工場等にダメージがあるかと思いますので、そうなると
今度は雇用の問題とも関わって来る事になる。
(電気の質)の問題は出来てくる(製品の質)の問題に直結する。

橋下氏を持ち上げるわけではないですが、政治家の方は政策の
マネジメント業務でもあるわけですので、ガソリンプールの時もそうで
したが、技術的なものは専門家からヒアリングしてそのリスクを提示
させた上でその議論に入るべきではないでしょうか。

-----本占----

「占題」
「交流電源の周波数統一へ与野党で協議していくことが必要」
「電力の融通 静岡の周波数変換所増設以外に何か案は無いだろうか」

「地火明夷 二」



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2012.09.

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