ここはブログ主の「metujin」が社会問題その他「易」に 尋ねたものを解読する「易卦妄想ブログ」です。 metujin ekikyou 日誌は易卦妄想ブログですので 一切の責任の類は負いかねます、了解の上読んで下さい。 典拠は主に「岩波文庫 易経」を引用させてもらっています、 我流でありもし万が一参考にされる方がいた場合は迷惑をかける 可能性もありますので注意事項にも目を通して貰えればと 思います。注意事項アドレスは以下。 http://metujinekikyou.blogspot.jp/2013/04/metujin-ekikyou-metujin.html http://blog.livedoor.jp/metujin/archives/6458861.html http://metujinekikyou.blogspot.jp/2013/06/metujin-ekikyou.html ◇人が欲しがる未来情報の種別、君子用 小人用。
2012年4月30日月曜日
metujin ekikyou 日誌 『<関越道バス事故>「お父さんを返して」GW暗転』 「火山旅 初」
metujin ekikyou 日誌
『<関越道バス事故>「お父さんを返して」GW暗転』
「連休を控えて事故続発だが、根絶できないまでも、事故防止に
何か良い方策は無いだろうか。」
「火山旅 初」
---記事引用----
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120429/dst12042920210025-n1.htm
青森でマイクロバス事故 2人が軽傷
2012.4.29 20:19
29日午後2時ごろ、青森県平川市の東北自動車道上り線で、
宮城ナンバーのマイクロバスが中央分離帯にぶつかり、乗客13人
のうち2人が軽傷を負った。
---略---
===========================
http://news.livedoor.com/article/detail/6516477/?utm_source=m_news&utm_medium=rd
香川で車と観光バス衝突8人搬送 緩やかなカーブで
29日午前10時半ごろ、香川県三豊市財田町財田上の国道32号で、
乗用車と観光バスが正面衝突した。
---略---
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120429-00000080-mai-soci
<関越道バス事故>「お父さんを返して」GW暗転
毎日新聞 4月29日(日)21時59分配信
「痛い、痛い」「誰か助けて」。29日早朝に死者7人、
重軽傷者39人を出した関越自動車道の高速ツアーバス事故。バスが
突っ込んだ高速道脇の防音壁が車内を貫き、乗客からは悲鳴が上がった。
死者は、バスの前部を中心に進行方向左側に集中。
---略---
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----前段----
まずは犠牲になられた方々のご冥福をお祈りします。
以前翌月の災害懸念警報出せるかどうかやってみましたが
(昨年11月分、12月分) さすがに両方反省文を書く事になって
しまいました、
貨客船の災害懸念は一ヶ月遅れの1月でしたしね、
11月分で出したものは関越バスの乗客の方々が向かっていた
遊戯アトラクション関係施設への警報を出したのですがこれは、
振り返って見なおしてみるに、懸念は
確かにあったが、修復された象のようでした。
さすがに芒洋としたものを「易」に尋ねるのは厳しいものがあります。
卦象の守備範囲は広いですからね。
おかげで筮前の審事の大事を学習させていただいたわけです。
それとこの反省から云えるのは、警報を出すなら遅くとも二ヶ月前には
出しておかないと駄目だって事です。
旅客関係にかぎらずドタキャンかそれに近いのは双方混乱の元
ですからね。
急ハンドル急ブレーキは事故の元と職場の先輩に教えられましたが、
それはこういった計画だとか事業一切にも云えるのではないでしょうか。
警報めいた事を書くのであれば
そういったことまで配慮考慮に入れるようにとの「易」の深謀遠慮が
伺えます。
「易」を外して考えてみても日曜祭日、ましてゴールデンウィークの
ような時は普段運転しない方々が道路に出てきますからね。
運転慣れした方々の阿吽の呼吸のようなものがまったく通用しないし、
今回の事故を鑑みてもプロの方はプロの方で渋滞するわ、
過労気味だわで、お疲れモードに入ってしまう。
個人的記憶を振り返ってみても、高速道路の追い越し車線で前方の車両
が急ブレーキ急停車を掛けたものですから、ドリフトして緊急回避
した事があります、追い越し車線なのに右にハンドル切ってそれを戻して
横滑りさせた。 ^^)
当時私が運転していたのは大きな奴ですからね、死ぬ程冷や汗が出た。
で、その場所と云うのがパーキングエリア真横入り口を少し過ぎた
ところで、その車両はそのままパーキングエリアの出口から
バックでパーキングエリアに入っていった。
そんな思い出があります。
連休前後、連休中であるとか日曜祭日は本当に鬼門ですね。
記憶からいっても。
個人的にはできればこういったリスクも教習所のようなところで
教えていただければなと思う次第。
---問占----
「占題」
『<関越道バス事故>「お父さんを返して」GW暗転』
「連休を控えて事故続発だが、根絶できないまでも、事故防止に
何か良い方策は無いだろうか。」
「火山旅 初」
主卦「火山旅 」(|:||::)
変卦「離為火 」(|:||:|)
-------------------------------
「卦 辞」
「旅。小亨。旅貞吉。」
「旅は、小しく亨る。旅は貞なれば吉なり。」
「彖に曰く、旅は、小しく亨る。柔中を外に得て、剛にしたがう、
止まりて明に麗(つ)く。ここをもって小しく亨り。旅には、貞しければ
吉なるなり。旅の時義、大いなるかな。」
「象に曰く、山上に火あるは、旅なり。君子もって明らかに慎みて刑を
用いて獄を留(とど)めず。」
---------------------------------------------------------------
「火山旅 初」
主卦「火山旅 」(|:||::)
変卦「離為火 」(|:||:|)
「火山旅 初」
「初爻 爻辞 旅瑣瑣。斯其所取災。」
「旅して瑣瑣(ささ)たり。斯れその災いを取るところなり。」
「象に曰く、旅して瑣瑣たりとは、志窮して災いあるなり。」
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「象伝」
「旅してささたりというのは、こころが窮して災いを生ずることである。」
---変卦「離為火」----
「卦 辞」
「離。利貞。亨。畜牝牛吉。」
「離は、貞しきに利ろし。亨る。牝牛を畜(やしな)えば吉なり。」
「彖に曰く、離は、麗(り)なり。日月は天に麗(つ)き、
百穀草木は土に麗く。重明(ちょうめい)もって正に麗けば、
すなわち天下を化成す。柔、中正に麗く。故に亨る。
ここをもって牝牛を畜えば吉なるなり。」
「象に曰く、明兩(ふたた)び作(おこ)るは離なり。
大人もって明を継ぎ、四方を照らす。」
--------------------------------------
「象伝」離は麗(つ)くことである。日月は天に麗き、百穀草木は地
に麗く。これが正しい道理である。明「離」を重ねて正道
に麗く。---略---
「離為火 初」
「初爻 爻辞 履錯然。敬之无咎。」
「履(ふ)むこと錯然(さくぜん)たり。これを敬すれば咎なし。 」
「象に曰く、履むこと錯たるの敬は、もって咎を辟くるなり。」
「岩波文庫 易経」より 以降引用は同左
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---易卦解読---
「火山旅 初」
主卦「火山旅 」(|:||::)
変卦「離為火 」(|:||:|)
-------------------------------
これは私が前段で書いた事と意見があったようですね、
外卦を免許の「離」(|:|)とすると内卦はそれを取得する学校「艮」
(|::) できればそういったところでこういったリスクも教える
ようにとの事のようです。
※ 自動車学校は出てから年月経ってしまいましたので、
もし実行されているならご容赦の程。
云うまでもない事ですが、内卦の「艮」を運送の会社とするなら
そういったところはキチンと運転手の方々を含めた安全管理をしっかり
してもらう意にもなるようです。
内情は共通「大過」、裏事情「山雷頤」(|::::|)つまりは
こういった道路運輸教育一切に関わって食べている方々が共通の認識
を持つようにと云う事になるようです。
音頭をとれるのは云うまでもなく警察であり公安委員会のような
ところでしょうね、「離為火」(|:||:|)は国家に「麗」(つ)く
方々の暗示でもありますから。
初爻は内情に噛んでいませんのでそもそもが「計画」段階、人事なら
面接段階の意があります。
これの意味としては「艮」は留まる 山は動きませんのでとどまって
動かない象になります。
何故に動かないのか、「離」(|:|)の旗日のような時はできるだけ
そういった計画を立てない、「離」(|:|)の混雑するのが分かりきって
いる時にはできるだけ旅行計画のようなものを入れない。
そういう事のようです。
ちなみに裏事情たる「水沢節 初爻」の「辞」としては
--- 災害懸念のある時期とわざわざ混むような時には出かけない ----
「水沢節 初」
主卦「水沢節 」(:|::||)
変卦「坎為水 」(:|::|:)
--------------------------------
「水沢節 初」
「初爻 爻辞 不出戸庭。无咎。」
「戸庭を出でず。咎なし。」
「象に曰く、戸庭を出でずとは、通塞を知ればなり。」
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(繋辞上伝)戸庭を出でず。咎なし。子曰く、乱の生ずるところは、
言語もって階をなす。
君密ならざればすなわち臣を失い、臣密ならざればすなわち身を失い、
幾事密ならざれば害成る。ここをもって君子は慎密にして出ださざるなり。
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混む節を読んでそういったものに対して計画を立てるように
との事、乱の生じそうな時節は避ける、これはそのまんまですね。 ^^)
----連休のような危険な時節は避ける社会的コンセンサスを-----
「火沢けい 二」
主卦「火沢けい」 (|:|:||)
変卦「火雷噬ごう」(|:|::|)
「二爻 爻辞 遇主于巷。无咎。」
「主に巷(ちまた)に遇う。咎なし。 」
「象に曰く、主に巷に遇うとは、いまだ道を失わざればなり。」
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こういう事故は毎年の事なので、できれば国政レベルで広報する
ぐらいがいいのだが、気づいた方々で、責任ある立場にある方々は
互いに話し合って、できるだけそういったリスクのある時節に出かける
のは控えるなり、身近なところで済ませるといったやり方が
良いようです。
二爻~上爻にかけての「離為火」「水山蹇」約象が内蔵されてます
のでね。
お付き合いする上でもなんの害もない。「・・咎無し」
観光地にしても旅行の需要が分散されるだけの事なので、お客さんが
ドカンと来て対応しきれず、サービスの質が低下するよりは
分散してもらう方がどちらかと云えばお互いの為ではないですかね。
これは利害が一致する事だとは思いますが。
----安全のキーポイントになる運転手の方に疲労蓄積させない
法的縛りを ------
「天火同人 三」
主卦「天火同人」(||||:|)
変卦「天雷无妄」(|||::|)
「三爻 爻辞 伏戎于莽。升其高陵。三歳不興。」
「戎(つわもの)を莽(くさむら)に伏せ。その高陵に升る。
三歳まで興らず。 」
「戎を莽に伏すとは、敵、剛なればなり。三歳まで興らず、
いずくんぞ行かん。 」
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「象伝」戎を莽に伏すというのは、敵が手強いからである。
三年たっても兵を起こさぬようでは、どうして実行に移れよう。
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「裏事情」
「地水師 三」
主卦「地水師 」(::::|:)
変卦「地風升 」(:::||:)
「三爻 爻辞 師或輿尸。凶。」
「師あるいは尸(しかばね)を輿(の)す。凶なり。 」
「象に曰く、師あるいは尸(しかばね)を輿すとは、大いに功なきなり。 」
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「同人」卦の世間目線は「火天大有」の法律。
近年行われた規制緩和が関係あるかどうかはわかりませんが、これは
「法律」的なものが
《「師あるいは尸(しかばね)を輿(の)す。凶なり。 」》
こういった災害を引き起こすような下地になっていることを暗示するよう
です。
単純に書くと運転手の方の過労と疲労蓄積「大蓄」に繋がる集客
とシフト、この点に問題があるようです。
競争は結構な事ですが、安全に関わるものはコストに含めた計算に
入れてもらってはみんなが迷惑のレベルを超えて
「・・尸(しかばね)を輿(の)す。・」レベルになる。
ですので、安全のキーポイントになるバス運転手の方々に疲労蓄積
させないよう
そういったものを法制化し、○適マークなりを発行し表示させ。
利用する側としてはそれがしっかり守られているのかどうかを
安全の指標とされるのが良いのではないでしょうか。
単純には運転手の方が実際にやった運行シフトを利用される方が
目でみて確認できるような感じがよいようです。 「離」は「目」の
象でもありますからね。
当然ごまかされても困りますので何らかの工夫がいるとは思いますが。
「兌」は口やお酒の象でもありますので、それら一切を管理できるような
システムとでもいいましょうか。
陰陽の面から云うと
そもそも「旅」は「師」と連動するものであり、「同人」たる人々が
一斉に動くと云うのは「師」の象にもなってしまうわけです。
「旅」を本当に楽しいものとするにはその中にある「地水師」人々が
集まって諸々動く下地に配慮した上で計画を立てるべきかと
思われます。
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