2014年3月23日日曜日

metujin ekikyou 日誌 ②「橋下氏の肉ついている」骨格予算案ふるいにかける」 「雷沢帰妹 ニ」


metujin  ekikyou  日誌
②「橋下氏の肉ついている」骨格予算案ふるいにかける」
「雷沢帰妹 ニ」

□「サブタイトル」「人の章」「地の章」
『根本的な問題は我が国の行政を外国の香りのする方々が仕切る問題。』




---◇「記事引用」
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140305/waf14030509210004-n2.htm
【出直し市長選】
「橋下氏の肉ついている」骨格予算案ふるいにかける 市議会審議入り
 担当者ハラハラ
2014.3.5 09:18 (2/2ページ)
大阪市予算案に盛り込まれた主な区長の事業

 計267億円の区長予算も俎上(そじょう)に載る可能性がある。
予算編成の過程で他部署が厳しい選別を受ける中、区長たちの予算項目は
「地域の事情が反映されている」として特別扱いされ、原則計上された。


 区長は橋下氏肝煎りの公募で就任しているため、議会側の見方も厳しい。
追い打ちをかけるように2区長が予算編成直後に辞職を表明した上、
セクハラなどをした別の2区長の更迭も取り沙汰されている。

 ---略---


*********

---◇「記事引用」
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20140315-OYO1T00120.htm?from=top

公募校長経費など削除…大阪市予算案修正し可決
 大阪市議会は14日、2014年度一般会計当初予算案から公募校長の
採用経費など計7500万円を削除する修正案(総額1兆6627億円)
を賛成多数で可決した。当初予算案の修正は09年以来で、戦後2回目。

 修正は公明、自民、民主系の3会派が提案。前市長の橋下徹氏の辞職に伴い、
新規事業を抑えた骨格予算として市側が提出した案について、3会派は
「橋下氏主導の事業が含まれている」と反発していた。

 削除されたのは、来春採用の公募校長関連経費(2800万円)のほか、
大阪都構想への助言を行う特別顧問らへの報酬や旅費(3200万円)、
家庭ごみ収集業務の民営化の検討費(1200万円)など計5件。
市民病院会計でも新病棟の建設費5億8400万円が削られた。
市議会(86人)で橋下氏が率いる大阪維新の会(32人)は過半数に満
たず、削除は維新以外の全会派の賛成で決まった。

 一方、大阪市営地下鉄・バスの民営化関連議案は、4回目の継続審議と
なった。

---略---

(2014年3月15日  読売新聞)
関西発 ニュース
一覧


*****************

---◇「問筮」

『 市長候補も出さずに、なんなんですかね。 
 政策の香りがぜんぜんしないんですが、 ・・・
 この大阪市議会の面々の方々の陰陽とは一体何か。 』


『雷沢帰妹 ニ』


「帰妹。往凶。无攸利。」


「雷沢帰妹 二」
主卦「雷沢帰妹」(::|:||)
変卦「震為雷 」(::|::|)
「二爻  爻辞   眇能視。利幽人之貞。」
「眇(すがめ)よく視る。幽人の貞に利ろし。」
「幽人の貞に利ろしとは、未だ常を変ぜざるなり。」
※(典拠は「岩波文庫易経」ヨリ、以降引用は同左。)

---◇「変卦」「震為雷」

「震為雷 二」(::|::|)(::|:||)
「二爻   爻辞   震来厲。億喪貝。躋于九陵。勿遂。七日得。」



---◇「前段」 

---略---※①「投稿済」

---◇「天の章」「問題を広域で眺めた図」「人工衛星の視点」

---略---※①「投稿済」 



*** 天の章ここまで ***


---◇「易卦解読本題」


「雷沢帰妹 ニ」(::|:||)
「震為雷   」(::|::|)


---◇
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760564
典拠 高島嘉右衛門著
「国会図書館蔵、高島易断増補版 智の章 コマ番123 」
「帰妹」「象曰」(合略仮名、当用漢字に無きは修正の後引用)

『「占」事正シカラズシテ弊害従テ起ルの時トス。故二情欲二従
ヒテ志ヲ動カス可ラズ、小人二権柄ヲ執ラシム可ラズ、震ノ
修省ヲ以テ兌ノ毀折ヲ防グベキノ時ナリ、始ヲ慎ミ終リヲ慮リテ、
弊害ヲ予防セザル可ラズ、然ラザレバ危キコトアリ、
---略---』


---◇
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760559
「国会図書館蔵、高島易断増補版 智の章 コマ番115- 」
「帰妹」(合略仮名、当用漢字に無きは修正の後引用)
※「勝手意訳」
 
『凡ソ天下天下の事、悦(よろこ)びて而シテ動く、未だ正しきもの
 あらず、ニ、四、陽を以テ陰に居ル、男、不正を以テ女に従ふの象、
 三、五、陰を以テ陽に居ル、女不正を以テ男に従ふの象、又人の悦(よろこ)
びて動くところのものは、色を好み、財を貪るの二途に非ざることなし、
是(こ)れ共に凶なる所以なり、故に彖辞に帰妹往凶、无攸利と曰フ、
无攸利(よろしきところなし)とは、その凶害の甚だしきを見(あら)はす
なり、---略---』

『夫(ふ)(おっと)にして婦(ふ)(つま)に屈し、婦(ふ)(つま)其の家を制する
の象、・・』



---◇「占例 講談師 伊藤潮花氏の命数(寿命)を占す。」
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760559
「国会図書館蔵、高島易断増補版 智の章 コマ番123- 」
「帰妹 九ニ」(合略仮名、当用漢字に無きは修正の後引用)
※「勝手意訳」

『「占例」一年(あるとし)華族某、余が別荘を訪(と)はる、時に陰雨(いんう)
(ながあめ)に際し、賓主(ひんしゅ)徒然(とぜん)を慰(なぐさ)むるに由(よし)
なく、轉(うた)た、(うたた寝に近い) 憂鬱(ゆううつ)に苦しむ、
(時を持て余した感じ) 

たまたま
講談師伊藤潮花某宴席に在るを聞き招きて一席を演(えん)ぜしむ、畢り
(終わり)て小宴(しょうえん)を開き、千談萬笑、夜の更けるを知らず、
潮花、子床上(卓上)に筮竹の在るを見て、余に問いて曰く、主公
(ご主人)は易を好む乎(か)と、余、こたえて曰く、然り、好みて筮竹を
弄(ろう)する多年、微(び)に占考(せんこう)(うらない)の法を得たる而巳
(のみ)と、

談遂に易経に及ぶ、潮花子、甚だ之(これ)を喜び、且(か)つ
曰く、拙生(せっせい)(自分をへりくだって呼ぶ言い方、小生に同じ。)

少年より易を学び、曾(かつ)て売卜(ばいぼく)を業とせしことあり、
然れども身に資産なく、糊口(ここう)に窮するを以テ、現業(げんぎょう)
に転ぜり、主公(ご主人)願わくは拙生(せっせい)の命数(寿命)を卜せら
れよ、然(しか)らば賜(たまもの)焉(これ)より大(おほひ)なるはなしと、
余、固辞(こじ)(かたくいさむ)すれども肯(がへん)せず、潮花自ら筮竹
をとり、帰妹の第二爻変を得て、判断を求む、

余こたえて曰く、抑々(そもそも)帰妹は帰魂(きこん)の卦なり、今得(う)る
所の第二爻より上爻に至るを五年とす、子(し)の天命、今より五年にして
盡(つ)くべし、且(か)つ上爻の辞(ことば)に
「女承筐无実、士さくに羊无血、无攸利 」 
「じょきょうをささげてじつなく、し、ひつじをさくきてちなし。
 なしところよろしき 」

とあり、女承筐无実とは、家計赤貧にして筐中(きょうちゅう)(箱の中)物
なきを謂ふ、士さくに羊无血とは、死体の象なり、

潮花子曰く、主公(しゅこう)(ご主人)の言、まことに当たれり、萬謝(ばんしゃ)
々々、噫(ああ)人生五十鬼籍(きせき)に入るは呉人の常なり、拙生(せっせい)
今六十なりと雖(いへど)も命数尚(なほ)五年を余すか、帰期(きき)已(すで)
に五年なりと雖(いへど)も、家計を富まさる可(べか)らずと、

(家計を富まさねばならない、)是(これ)より、奮然(ふんぜん)家政(かせい)
を改革し、貯蓄を計り、遂に余裕あるの身と為(な)れり、爾来屡々(しばしば)
余が別所(べっしょ)(やしき)を訪(と)ひ、拙生(せっせい)(わたくし)が富有は
主公(ご主人)のたまものなり、然れども帰魂近きに在リと云ひ、

毎々(まいまい)談笑して去りしが、果たして第五年の六月に至りて、鬼籍
に返せられたり、嗚呼(ああ)易の神に感ずる、其レかくのごとし、
豈(どうして)畏敬(いけい)(おそれうやまう)せざる可(べ)けんや、』



命数(寿命)を筮したので、厳密には「帰妹 ニ」の占例には少し厳しいかな
と云う感じですので、解説の方も引用しておきます。

※(上記占例典拠一コマ下がって、コマ番122-ヨリ)
※「勝手意訳」

『 九ニ。眇能視。利幽人之貞。
象傳曰。利幽人之貞。未変常也。』

『「占」女に在テは、己(おの)れ賢徳を有して、不良の夫(ふ)(おっと)に配偶
し、為に其の身を誤りたるなり、然れども能ク婦道(ふどう)を守り、
自ら幽閉貞静(ていせい)の徳を墜(おと)さず、生涯を了(りょう)(おわる)
するの象あり、又男子に在テは、事(つか)ふる所の人、昏愚(こんぐ)にして、
己(おの)れ其の下風(かふう)(しも)に立つ能ハざるも、時宜にに随(したが)
て処置し、其の身を潔くするものとす、不義の嫌(きらひ)なきに非ず
と雖(いへど)も、已むことを得ずして黙従(もくじゅう)すること、此の爻
の如キ時なきに非ず、故に瑣事(さじ)(ささいなこと)の如キは、
縦令(たと)ひ心にこころよからざるも、之(これ)を意に介せず、
唯時の移るを待つへきなり、女の賢にして、柔和なる、夫(ふ)(おっと)に
就くの象、
○見にくき事を見ぬ真似をする、眇能く視るの象とす、』



---◇ 「 metujin  側の占例としては、」

 ---◇「過去ログ引用抜粋」
 http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/34849266.html
《2013/12/132:41
 metujin ekikyou 日誌 ツイッター篇、下書きブログ共通。
 ②「メタン・ハイドレート開発、日本は何故に、省庁と政府が反日なのか。」
 「乾為天 上」》


《◇「雷沢帰妹 ニ」変卦「震為雷」「眇能視。利幽人之貞。」》

 ---略---

《□「震為雷」の卦は半島某国の方々の代名詞のようなものですが、
 残念ながら、あちら側にはそのガス資源といのも厳しい象です、
 なので、竹島を日本に返還してしまって、貿易の利益と、ガス資源の
 いくらかを分けてもらうのが、来年から厳しくなる韓国という国の国難
 解消法です。来年は「大壮 上」「羝羊觸藩。不能退。不能遂。无攸利。
  艱則吉。」ですからね。

 プラスして
 先に占例を引用したように、かの国は我が国に人を入れようとされて
 いる。(我が国の社会保障ぶら下がり懸念)
 (賠償金としてもらうのは厳しいのはわかっている話ですからね。)
 我が国はそういったものにも備える必要がある。》

 *** 引用ここまで ***

※(略したところは引用部なのでそれはそれで別に引用します。)


 ---◇「過去ログ引用抜粋」
 http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/28941328.html
《2013/6/295:27
 metuin ekikyou 日誌 ツイッター篇
『尖閣「盗んだものは返すのが当然」=鳩山元首相、中国でも発言』
 『離為火 五』 》

《◇石井准教授によると、清國も台湾島全部領有統治していた
 わけでは無く、山脈を挟んでの東西、

 http://www.youtube.com/watch?v=Pe6z5l3fVvY 
 13.25- テロップより、
 『清國 「重纂福建通志」(西暦1871年) ・・
 「東至 大山蕃界 五十里。 」
 (東のかた大山の蕃界に至る五十里)

 『北至 鶏籠城海 二千三百十五里。』
 (北のかた鶏籠城の海に至る二千三百十五里)

 ◇ 日本側は当然明治維新も終わったばかりの頃で大国清國と
 一戦交える気持ちは毛頭ありませんから、地理他全部事細かく清國に
 確認している。

  実はもうこの時点明治7年には確認してあった事になる。》

《---◇「形を変えた移民政策も ノーグッド」

「雷沢帰妹 二」変卦「震為雷」》

 *** 引用ここまで  ***

※ この『清國 「重纂福建通志」』云々というのは今回持ち出すまでも
なかったかとは思いますが、これも元首相閣下の「帰妹」の主張を覆すには
出す必要があったわけです。
当時清國は超大国です、弱小日本国が出兵するのに確認もせずに出せる道理が
無い。
中国にしても鳩山元首相にしても論理的に無茶苦茶なのが解るのでは無いで
しょうか。 


 ---◇「過去ログ引用抜粋」(本文は過去倉庫より)
 http://metujinekikyou.blogspot.jp/2013/05/metujin-ekikyou-22-22.html
《2013年5月29日水曜日
 ◇metujin ekikyou 日誌
《自称・慰安婦の金福童さん、
「22歳のときまで従軍させられた…」 ←22歳のとき既に終戦し3年経過が発覚》
「火雷噬ロ盍 ニ」 》

《◇サブタイトル
『「禮譲ヲ以テ和セントスルモ。其効ナシ。の意味』》

《---◇
「慰安婦の方々の保証金は韓国が使ってしまったのであろうが、」

「雷沢帰妹 二」 》

 *** 引用ここまで ***


毎度おなじみの顔ぶれとなるようです。
実をいうと之以外にも未投稿の問筮がありまして、

 ---◇
 https://www.youtube.com/watch?v=Kk55Ia1wEJs
《片山虎之助『上念さんは実に分かりやすいが小幡さんは・・・』 平成2 》

《公開日: 2013/05/02
 それは意味不明なことを言うからでしょうね。
 参議院予算委員会公聴会 日本維新の会・片山虎之助
 カテゴリ
 ニュースと政治 》

 ---◇「国会速報さん」「文字起こし」
 http://kokkai-sokuhou.iza.ne.jp/blog/entry/3066256/
 ※(ここに文字起こししてくれたのがあるようです。)

 http://kokkai-sokuhou.iza.ne.jp/blog/entry/3066684/
 ※(上念氏の資料)アドレス 

 ---◇
  こういったこと解説されたブログアドレス 
 http://ameblo.jp/haruharu195/entry-11523001969.html

 *** ブログアドレス引用いったここまで ***

 □「 人様のブログなのでアドレス引用のみとさせていただきます。
   内容は当該ブログでご確認頂きたい。」

 ---◇「問筮」

「小幡氏は 旧財務官僚さんのようですね。 
 何か掴みどころがない答弁のよう思うが、この方の述べる陰陽とは
 一体何か。」

「雷沢帰妹 ニ」

 *** とりあえずはここまで ***



 *** 「人の章」「地の章」結論 ***

「雷沢帰妹 ニ」(::|:||)⇔世間目線「風山漸」
「震為雷   」(::|::|)⇔世間目線「艮為山」


□まず、三陰三陽の卦は「泰」から来たのか、「否」から来たのかといった
ところから考える事が必要ではないでしょうか。
易ではこれを交代生卦法と云うようですが、metujin の場合は必ずしも
枠にはめるつもりは無いです。

私はこれは「地天泰」(:::|||)の三爻の陽爻が四爻の議員の位置に
昇って出来た卦であると思います。
すなわち、特定の方々の「泰」の為に、世間的にはそれを「否」シテ、・・
と観るわけです。
 これは「天地否」(|||:::)すなわち、宗教系の○○もその・・・


それでこれらの占例からいえば、統計的に自ずと観えてくるものがある
わけです。

だいたい占例テーマを並べるだけで、・・・
この「漸」「艮為山」は大阪市と大阪府の位置づけでもあり、「旅人」さん方
(外国籍の方々)に○○される、通称ナマポ(生活保護等)の社会保障の問題とも
リンクし、尚且つ新たに我が国へ人を送り込んでといったこととも
関連するかと思われます。
大阪といえば、「生活保護」・・・

 ようするにこれまでの枠組みを変えたく無いといった事と○ききの問題。
それと議席の・・・

ただ、「帰妹」の流れは基本的に凶なのであり、
「帰妹。往凶。无攸利。」


これが上爻に至れば、寿命の終わりでもあり、何かにつけてその箱の中には
何もない。

「象に曰く、上六の実なきは、虚しき筐を承(う)くるなり。 」
が待っているのであります。過去この爻に関しては、

 ---◇「過去ログ引用抜粋」「帰妹 ニ」爻、
 http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/28941328.html

《---◇「形を変えた移民政策も ノーグッド」

「雷沢帰妹 二」変卦「震為雷」
「二爻  爻辞   眇能視。利幽人之貞。」
「眇(すがめ)よく視る。幽人の貞に利ろし。」

  内部から○○してといったやり方ですが、今は世界のアチコチで
 それやって反発もらっているようであり、「帰妹」の行き着く先は
 上記の利益無しですからねやらない方がいいようです。

 日本側としてもこれは要警戒。沖縄とかは特にそうですね。》

 *** 引用ここまで ***


 このようにも書いているわけですが、外国の香りのする行政といったことは
どちらにしても修正しておかねばなりません、
またこれは二重行政の象が隠れていることでもありますから、そういった
ものから利益的なものを得ている方々に関しては当然、反発されるでしょうね、

そしてまた、
外郭団体等もこの陰陽です。
これらが整理統合されるとなると、いろいろあるでしょうからね。・・・
使い古された言葉ですが、要するにこれは政治に於ける「正妻に非ず。」
「帰妹」利○政治の象になるかと思われます。


---◇「地の章」「雷地豫 五」(議会は大店の番頭さんに同じ。)
「かといって二元代表制民主主義が日本をして中国のような国家にせずに
 保っている元。」

 ---◇「過去ログ引用抜粋」
 http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/30183730.html
《代議士の方々は国家国民を守る為に迅速に行動して頂きたい。

 ---◇「溺れないようにするには。」

 主卦「雷地豫 五」(::|:::)
 変卦「沢地萃  」(:||:::)
 
 「五爻   爻辞   貞疾恒不死。」
 「貞疾あり。恒(つね)に死せず。」
 「象に曰く、六五の貞疾は、剛に乗ればなり。
  恒に死せざるは、中未だ亡びざればなり。」

 「六五は陰柔尊居、しかも九四の剛の上に居てたのしみに溺れている。
  貞疾(常病)があるようなもので健全とは言い得ないが、まあいつも
  死なずに住むほどの状態」


 □ 金持ち三代続かず、と云うのをひっくり返して継続させた見本が
 江戸からの大店、三○財閥等々、こういうところは徹底した番頭政治をし、
 ここに「支配人」(マネージャー)としての権限を集中させて、当主と
 雖ども勝手な事をできなくさせた。 

 これを家法にしてしまっている。

 これを易として眺めると、これでもって「天地」「天雷」の害を
 防いだわけです。
 丁稚からの叩き上げであれば、「天雷」の人災の平均台の上から足を
 踏み外す事もない。
 年季が来たら、暖簾分けしてもらってまた新しい方がマネージャーと
 しての采配を振るう仕組みとなっている。

 この法式だと、これは見事と云う他無く、当主は不満が出るかもしれ
 無いが、「否」の大→小も避ける事ができて、「天雷」の人災は当然
 排除できるのであるし、店が何箇所あったとしても目配りが行き届く。

 四爻は議員の位置でもあるから、ここに叩き上げの方々をあげて、
 政治を任せると云う事をやった方がいい事になる。
 韓国にせよ、日本にせよ、やってる事が逆であって、これが国難の
 元と云う事になる。

 □ あずきに塩を云う言葉があるように、甘味にも塩を少し入れると
 甘味が引き立つ、
 常に緊張感があった方が国家としても警戒を怠らない事であるから、
 小さな騒ぎ程度ならば、あった方が良い事にもなる。 》

 *** 引用ここまで ***

□ 結論から言えば若干の利権政治は必要悪。
 
しかしながら昨今は、「天地否の天雷」さんばかりがこの位置に登るよう
になってひじょうに危うい運営が継続しているよいうではあります。
したがって民意として投票する側も、できるだけ民間で実務をこなしてきた
ような方を選択すべしと云うことになるわけです。

易曰く、この四爻の議員の位置は本来は叩き上げの番頭、マネージャー
さんの位置です、此処にまで「天地否の天雷」さんを入れたら政治が
オカシクなるのは必然。 


---◇「豊 四」「改革必須、外にブレーンを求めるのは同じ。」

 □「雷火豊 四」変卦「天澤履」(::||:|)(|||:||)
 「豊其蔀。日中見斗。遇其夷主。吉。」

 ---◇占例
 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760564
 典拠 高島嘉右衛門著
 「国会図書館蔵、高島易断増補版 智の章 コマ番 147-148 」
 「豊 九四」(合略仮名、当用漢字に無きは修正の後引用)
 ※「勝手意訳」

「占例」
「豪家ノ支配人某来タリテ運気ヲ占ハンコトヲ請フ、乃チ筮シテ、
 豊ノ四爻ヲ得タリ、」

「・・繁昌ノ時二ハ、経済二巧ナル者ト雖モ、驕奢二流レ易シ、況ヤ
 庸人(ナミノヒト)ニシテ、世事ノ困苦ヲ知ラザル者ヲヤ、
 是二於テ ・・」

 「・・家繁昌盛大ナルガ如ク二シテ、共内実ハ、家政紛乱シ、頑愚
 ノ親族家格二誇リ、傲然トシテ、手代番頭ヲ頤使ス、(顎で使う)
 之ヲ、豊其蔀日中見斗ト謂フナリ、蔀ヲ豊二スルトハ、家屋二大材
 ヲ用イテ、外面ヲ飾リタルヲ謂フ、日中見斗トハ、親属ノ驕奢主人
 二等シキヲ謂フナリ、今足下ノ勤ムル大家ハ、外見繁昌ナリト雖モ
 内実ハ、永続ノ道二焦慮スル所アリテ家政ヲ改革セント欲スルノ時
 ナリ、・・」

 「・・改革ノ方法決断二迷フナリ、此事タル、足下ノ常二目ヲ
 注グ下手代二謀議スベシ、此ノ者ハ知慮モ深ク、且ツ内情二
 干與セザレバ、却テ活発ノ卓論ヲ吐クベシ、其言ヲ用ウルトキハ
 足下ノ位置二於テ、断然ト改革ヲ成シ遂グベキヲ以テ、
 遇其夷主吉、ト曰フナリ、夷主トハ、初爻ヲ指ス、下手代ノ計量
 二従ヒ、改革ヲ実行シテ當ヲ得ルノ占トス、』

 *** 引用ここまで ***

 この世間目線は「火山旅」の卦でありますから、「旅人」さん方が采配する
政治もかようなものであって、改革必須ということ。


---◇「外国の方々に対する タイマーが入った政策。」

◇「水地比 上」変卦「風地観」(:|::::)(||::::)
「上爻   爻辞   比之无首。凶。」
「これに比せんとすれど首(はじめ)なし。凶なり。」
「象に曰く、これに比せんとすれど首めなしとは、終わるところなきなり。」

これまで外国の香りのする地方行政といったものを批判してきましたが、
これもまた同じ、
地方行政単位で外国の方々を面倒見切れるのでしょうか、?
もうそういった政治も区切りをつけて、そのいびつな政治に区切りをつけて
しまわないとそれこそ再現なくそちらへ公的資金が流れてしまうことになる。

増税をやり、年金の支給開始年齢を引き上げ、それでも尚、こういった
いびつな事が継続できる道理が無い。
こういうのはタイマーが入っている政策であって、永続性というのは無いわけ
です、であればこういう機会をみてソフトランディングさせないといけない
わけです。

籍のある国で面倒みてもらべきものまで日本が背負うべきでは無いわけです。
易はそういった「比」も限界であると述べている。


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