2014年4月17日木曜日

metujin ekikyou 日誌  維新、議員歳費の3割減主張へ…1割減から一転 『訟 上』から一転『家人 初』へ。


metujin  ekikyou  日誌 
維新、議員歳費の3割減主張へ…1割減から一転
『訟 上』から一転『家人 初』へ。


□「サブタイトル」
『此の爻剛ヲ以テ下二居ル。凡ソ事。始メヲ謹マザレバ。終リ
 必ズ保ツベカラズ。初九ハ家ヲ有ツノ始メ。乃チ是レ新婦ノ象ナリ。
 ---略---』 》



---◇「記事引用」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140415-00050167-yom-pol
維新、議員歳費の3割減主張へ…1割減から一転
読売新聞 4月15日(火)20時32分配信
 日本維新の会は15日の役員会で、今月末で2割削減の期限が切れる
国会議員歳費について、来月以降は3割削減とするよう主張していく方針を
決めた。

 国会議員団はいったん1割削減に緩和する方針を固めたが、橋下共同代表が
13日、党所属議員へのメールで「公約は3割だったはず。全く納得できない」
と批判したほか、日本維新の会と地域政党の大阪維新の会の「分党」の可能性
にも言及して見直しを求めていた。

 方針転換について、松野頼久幹事長代行は15日の記者会見で、
「公約通りやるのは当たり前だ」と述べた。

最終更新:4月15日(火)20時32分読売新聞


*********

---◇「前段」

 実は此の話は、橋下氏が国会議員団を批判されたときに問筮してあった
んですね、
ちょっとそれを出してみましょう。


 *** 未投稿 橋下氏が批判した国会議員団の陰陽 ***

《---◇「記事引用」
 http://news.livedoor.com/article/detail/8734422/

 読売新聞 2014年04月14日14時48分
 橋下氏「うそつき呼ばわりされ」と大阪維新を…

  国会議員歳費の2割削減が今月末で期限切れとなることに関連し、
 日本維新の会が1割削減での継続を主張していることについて、同党共同代表
 で地域政党・大阪維新の会代表の橋下徹氏が「(日本維新の)公約は3割削減
 だったはず。政治が身を切ることなくして国民に負担を求めることはできない」
 などとするメールを維新議員らに送っていたことが分かった。》


《---◇「問筮」

 『 実にもっともな話だとは思う、さすがに一代でこれだけの政治勢力
 を作り上げた人だけの事はある発言ではないだろうか。

 維新の風は「風雷益」の変革の風ですからね、これは以前も批判したよう
 にこれを「雷風恒」の風とみなしてしまうと、あっという間に支持を失って
 しまう性質のものです。

 では橋下氏が批判した国会議員団の陰陽とは一体何か。』


 『天水訟 上』》

 *** 未投稿 引用ここまで ***


 橋下氏に関しては、以前大飯原発再稼働問題の頃に、期日管理の
イニシアティブを相手側に渡してしまったことを批判し、それがこの前の
自ら履行るの大阪市長選挙、期日管理を相手側に渡さない是正の動きが
観られたわけであり、

そしてこの「風雷益」の変革の風を「雷風恒」の風と誤認したような言動
も過去あったんですね。
そしてその時も随分と批判したものです。
ですが、今回は国会議員団をも巻き込んで、しっかりとした「風雷益」の
風に戻した感じになっている。

 実に成長の跡が観られるというのはなんといいますか。 ・・・
またこの議員団の方々にしても、よくぞ気づいて修正したもんですな。

政治に関わる方々はこの何の風に乗って自分たちがあるのかと云うのを一度
振り返ってみてはいかがでしょうか。
易をかじらずにこういう事ができると云うのは立派な事です。

因みにこの「天水訟 上」

主卦「天水訟 」(|||:|:)
変卦「沢水困 」(:||:|:)
「上爻  爻辞  或錫之はん帯。終朝三褫之。」
「あるいはこれにはん帶を錫(たま)わるも、終朝に三たびこれを褫(うば)わる。」
「象に曰く、訟をもって服を受くるは、また敬するに足らざるなり。 」
※(典拠は「岩波文庫易経」ヨリ、以降引用は同左) 


は○主党さんであるとか、小沢氏のグループに出されていた卦でもあり、
全く辞と同様の動きを観せたわけです。

これは志を卦外(国)に置いたりして、内政に手が付かず、結局有権者に
訴えた事をやらないが為に、その議員バッジも・・・
近いところですと、みんなの党さんにも出てあり、自分はこれを
「会期末にそっと法案」の陰陽などと表現したわけです。
「天水を得るためだけの志を外に置いた、・・・」

と云うことで今回の維新国会議員団の陰陽をも記録にとどめておきたいと
思います。


---◇「問筮」

『 今回は前回易に質した陰陽とは別になって公約に戻されたようですが、
この決断をされた維新国会議員団の陰陽とは如何に。』


『風火家人 初』



 *** この陰陽を扱った占例としては ***

 ---◇「過去ログ引用抜粋」
 http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/29434995.html
《《2013/7/126:23
 metujin ekikyou 日誌 ツイッター篇
《【経済】外国人は日本に3年滞在で永住権、日本政府が新制度検討》
『風火家人 初』》》


《□ サブタイトル
 『「今回古くから日本に居住する在日の方向け、」
 「初九ハ家ヲ有ツノ始メ。乃チ是レ新婦ノ象ナリ。」』》


《◇
 「風火家人 初」
 「初爻  爻辞  閑有家。悔亡。」
 「有(ゆう)家(か)を閑(ふせぐ)。悔亡ぶ。 」
 「象に曰く、有(ゆう)家(か)を閑(ふせぐ)とは、志未だ変ぜざるなり。」

 「象伝」
 「有家をふせぐというのは、家人の志がまだ悪に変ぜぬ 
  うちに防止することである。」

 『・・総テ初心ヲ貫クトキハ。後栄アルノ占
  ニシテ。中途ニシテ怠廃スベカラザルノ時トス。』 》

 *** 引用ここまで ***

 ※ここで弛んでしまうと少し怖いことが、・・・


 ---◇「過去ログ引用抜粋」(本文は過去倉庫より)少し長いです。
 http://metujinekikyou.blogspot.jp/2013/06/metujin-ekikyou-20130626.html
《2013年6月27日木曜日
 ◇ metujin ekikyou 日誌 
 『参院:安倍首相の問責決議を可決 毎日新聞 2013年06月26日』 
 『風火家人 初』 『雷沢帰妹 三』 》


《---◇「問筮本文①」

『 参院は自分達で徹底的に決めない姿勢を貫いた挙句の果てに
 他の重要法案を道連れに、あろうことか首相問責決議を優先して
 会期終了させた、事に「みんなの党」の姿勢には首をかしげる
 しか無いのであるが、まずは参院のこの姿勢を尋ねたい、その
 後「みんなの党」の陰陽を伺います。まずは参院の姿勢から。』


 『風火家人 初』》


《《□ 
 「卦  辞」「家人。利女貞。」

 主卦「風火家人」(||:|:|)
 変卦「風山漸 」(||:|::)

 「初爻  爻辞  閑有家。悔亡。」
 「有(ゆう)家(か)を閑(ふせぐ)。悔亡ぶ。 」
 「象に曰く、有(ゆう)家(か)を閑(ふせぐ)とは、志未だ変ぜざる
 なり。」

 「象伝」
 「有家をふせぐというのは、家人の志がまだ悪に変ぜぬ
 うちに防止することである。」

 ※典拠は「岩波文庫 易経」より、以降引用は同左 


  要は武器使用がダメ、憲法改正がダメ、世間目線での卦外(国)
 の香り。或いは、アルジェリア事件の時のような事の再発防止
 策であっても外○○での武器使用には賛成できない。

 原発関連 電気事業法関連これも○○できない。
 初爻であるからここで留めておきたい。だからはじめから○○気が
 無い。

 かといって、もう我が国の国民を守れないような事をいつまでも
 やるわけにもいかないのであるからこれは易の側としても、
 守る法制度をやった方がいいですよと云う事になる。
 したがって、

 「象伝」
 「有家をふせぐというのは、家人の志がまだ悪に変ぜぬ
 うちに防止することである。」

 
  □http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760548
 「国会図書館蔵、高島易断 下経七 56-59」
 (合略仮名は修正)「 家人 初 」

 『此の爻剛ヲ以テ下二居ル。凡ソ事。始メヲ謹マザレバ。終リ
 必ズ保ツベカラズ。初九ハ家ヲ有ツノ始メ。乃チ是レ新婦ノ象ナリ。
 ---略---』 》


※ 以前より書いて来た事ですが、有権者は民意によって警察系
  官庁を守っておかなければ、いずれそれが跳ね返って
  くるようになる、これは退官後一般民になる方々の為にも
  適正な政治をして頂かねばならないのであるし、
  立法府が機能しなければ、暴力を扱う役所が動くに動けない
  事にもなる、これ程危険な事は無い。


 ◇◇
  つまりは新しい嫁をもらったらこういった審議もやり直すように
 と云う事になる。

  ※「新しい嫁というのは有権者から観ての新しい議員さん」と
   いう事。

 「家人」に隠れているのが「漸」卦ということは、当然、外国からの
 不法入国や議案そのものに関してもそう簡単に入国させないと
 云う事も必要であるし、支援者に慮っての審議○○と謂うのは
 いかがなものか。
 
  初爻は云うまでもなく一般有権者の位置であり、議員を選ぶと云う
 事は責任も有権者にあると云う事になる、外国の香りのする方々を
 選んで、国情に合わせて法案を決めていかねばならない時にその時間
 を無為に浪費する方々を選んでいいものなのだろうか、 ?

 この卦は剛の者が柔たる者を助けると云う爻でもあるから、
 アルジェリア事件や、国境の守り等々、キチンと自衛隊や警察系
 官庁が動けるような体制にすべきである、

 「民」は票によってこれらの働きを助け、「公」たる官庁はその
 サポートによって、「家人」たる国民を助けるのである事を再度認識
 された方が良い。》》

 *** 引用ここまで ***


◇ 要するにアルジェリア人質事件やら国民がこれは修正しておかなければ
いけないと思ったような懸案に対しては、その機運、熱のあるうちに
叩いておかないといけない意味になり、
そういう意味に於テの。

 「象伝」
 「有家をふせぐというのは、家人の志がまだ悪に変ぜぬ
 うちに防止することである。」

この象伝がぴったりはまるわけです。

面白い事に、この卦は世間目線に於いては、例の

「火沢けい 上」(|:|:||)
「雷沢帰妹 上」(::|:||)

これはこれまで自分が何度も何度も書いてきたところの、


「上爻  爻辞   けい狐。見豕負塗。載鬼一車。先張之弧。後説之弧。
 匪寇婚媾。往遇雨則吉。」

「雷沢帰妹 上」
「上爻  爻辞  女承筐无実。士さくに羊无血。无攸利。」
「女筐(かご)を承けて実なく、士、羊をさくに血なし。
 利ろしきところなし。 」
「象に曰く、上六の実なきは、虚しき筐を承(う)くるなり。 」


全うに日本の為に働く方々をして、鬼か幽霊に観えるというか観させる傾向
の偏向報道マスコミ。

そしてマニフェストの約束の箱には何も無く、あったのは、卦外(国)への
異常な配慮、資金供与といった偏った政治。これは○主党さんの時が
一番酷かったですが、兎にも角にもそういう風に世間様は観るように
なるわけです。
~~~~~~~

 となれば、これは橋下氏が懸念したこととぴったりマッチングする。

『橋下氏「うそつき呼ばわりされ」と大阪維新を…』

ある意味これも○主党さんの記憶が新しいですからね、なのでぎりぎり
維新の会国会議員団は為政者としての輝きを失う瀬戸際を回避されたわけです。
まぁ橋下氏は「地山謙 三爻」を体現された方のようですから、
今後とも期待できるかと思われます。


---◇「国民の懸案のトゲを抜く仕事を継続する事がその輝きを維持するコツ」

「賁。亨。小利有攸往。」

「賁 三」変卦「山雷頤」(|::|:|)(|::::|)
これは世間目線での「噬ロ盍 四」の国民の「頤」に挟まった懸案の位置
ですからね、
その懸案のトゲを抜くことがその「離」(|:|)たる輝きを維持する事に
繋がるわけです。

三割の歳費削減を惜しんで、その政治家として輝きを失うのかどうかと云う
事なんですね。
もし、その仕事を継続できるならば、

「賁如。濡如。永貞吉。」

となるのであって、やってもいないのに、こうなるわけでは無いと云う事
なんですね。


---◇「権力に付随する、虫歯になる蜜」 

「兌。亨。利貞。」

「兌 三」変卦「沢天夬」(:||:||)(:|||||)
「三爻  爻辞  来兌。凶。」
「来りて兌ぶ。凶なり。 」
「象に曰く、来りて兌ぶの凶とは、位当たらざればなり。 」


---◇「兌 三解説」
「国会図書館蔵、高島易断増補版 の章 コマ番185- 」
「兌六三」(合略仮名、当用漢字に無きは修正の後引用)

「占」卑屈にして人に佞(ねい)し、僥倖(ぎょうこう)(さいわい)を得
んとするの象あり、己れ人を欺きて利を得んと欲するが故に、
智徳くらみて、後日の害を思はざる者とす、あたかも芸娼伎(げいしょうぎ)
の輩(はい)の如シ、又男子にして此(かく)如クなる者は、人に
接するに利を以テするが故に、遂に利の為に、我が生命をも亡失すること
あるべし、須らく志を改め、方向を転じて禍(わざわい)を避くべし、
○人を欺くの象あり、○説(よろこび)を待つの象あり、』


□裏事情にあるのは「艮為山」の二心あり、三爻は四爻の議員さんを支援する
力のあるところとでもしておきますか。
これが我が国の政治を蝕んで来た元凶の一つでもありますが、この三爻の方
はニ爻と四爻の方々を集め悦ぶものであるとし、易はこれを凶であると
述べている。

脱線しますが、
今「旅人」であるところの「在日」の方々が苦境にあるのを観ても、
これは後日の害を・・・
の結果では無いでしょうか。

やはり政治は目先損のように観えて「中正」を心がけておかないと、後に
なって裏返ったりしますからね。
権力の立場にある方々はよくよくお考え頂きたい。 
また維新議員団に於かれましても、こういった後で虫歯になって痛むような
蜜に近づく事の無いように願いたい。  


**************

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