ここはブログ主の「metujin」が社会問題その他「易」に 尋ねたものを解読する「易卦妄想ブログ」です。 metujin ekikyou 日誌は易卦妄想ブログですので 一切の責任の類は負いかねます、了解の上読んで下さい。 典拠は主に「岩波文庫 易経」を引用させてもらっています、 我流でありもし万が一参考にされる方がいた場合は迷惑をかける 可能性もありますので注意事項にも目を通して貰えればと 思います。注意事項アドレスは以下。 http://metujinekikyou.blogspot.jp/2013/04/metujin-ekikyou-metujin.html http://blog.livedoor.jp/metujin/archives/6458861.html http://metujinekikyou.blogspot.jp/2013/06/metujin-ekikyou.html ◇人が欲しがる未来情報の種別、君子用 小人用。
2014年4月30日水曜日
metujin ekikyou 日誌 『【韓国】旅客船:船長は1年契約、他船員は半年契約で正社員の船員が いなかった。』 『地天泰 四』
metujin ekikyou 日誌
『【韓国】旅客船:船長は1年契約、他船員は半年契約で正社員の船員が
いなかった。』
『地天泰 四』
□「サブタイトル」
『語に曰く。君は舟なり。
民は水なり。水能ク舟を浮かべ。亦能ク舟を覆すと。 》
---◇「記事掲示板引用」
http://uni.open2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1398062173/
【韓国】旅客船:船長は1年契約、他船員は半年契約で正社員の船員が
いなかった。
1 :トラネコ◆EDwr815iMY :2014/04/21(月)15:36:13 ID:fToY7RkJD
事故を起したセウォル号の海運会社「清海鎮海運」では、船長は1年契約、
他船員は半年契約で正社員の船員がいないことが分かった。
更に、船員の安全教育など研修費に支出した金額は昨年54万ウォン(5万2千円)
だけで、これに対し接待費は6060万ウォン(590万円)、広告費は2億3000万
ウォン(2230万円)も使っていた。
清海鎮海運の業績は2010年から悪化し、2013年は▲7億8500万ウォン(7600万円)
の営業損失で赤字だった。
清海鎮海運の船員は全て1年~半年の契約船員だった。
沈没したセウォル号の船員は、船長から船員まで全員が、1年~6ヶ月の
短期契約だった。
これでは消防訓練や救命艇訓練、危機発生時の人命救助まで責任を負う
正社員がおらず、船長も船員も短期の寄せ集め契約船員だった。
また船も廃船同様の船だった。清海鎮海運は事実上廃船に近い船齢18年の
フェリー船を日本から廃船価格の安値で購入して運営していた。日本の
場合は運行20年でフェリー船舶等は法律で廃船となり使用出来ない。
しかし、韓国の法律は船齢20年を過ぎた廃船でも運航出来るので、
清海鎮海運は安い廃船を購入して運航していた。韓国は船齢30年まで
運航できる。
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2014/04/19/2014041900789.html
*********
---◇「前段」
まずは犠牲になられた方々のご冥福をお祈りします。
合掌。
さて、
これは投稿するかどうかは決めてないが、一応、思った事を書いてみたい、
これだと、易が腐心する「統治の利益」
「五爻君子統治占」ことには「大有 五」
「火天大有 五」
主卦「火天大有」(|:||||)
変卦「乾為天 」(||||||)
「五爻 爻辞 厥孚交如威如。吉。」
「その孚(まこと)交如たり。威如たれば、吉なり。」
「象に曰く、厥の孚交如たりとは、信もって志を発するなり。
威如の吉なるは、易(あなど)りて備うるなければなり。」
※(典拠は「岩波文庫易経」ヨリ、以降引用は同左)
この規定にかかってくるかと思う、
船を統治する人間が、単なる「坤為地」「乾為天」といったことでは
全体として統御する人がおらず、
これは統治したとは言いがたい、なので、
「威如の吉なるは、易(あなど)りて備うるなければなり。」
と易の方から釘をさされている。
参考までにこの統治方式をも易に質して記録に残しておきたいと思います。
---◇「問筮」
『 《【韓国】旅客船:船長は1年契約、他船員は半年契約で正社員の船員が
いなかった。》
こんな状態では当然易が腐心するところの統治の利益、「五爻君子統治占」、
ことには「大有 五」「・・・易(あなど)りて備うるなければなり。」
この規定にかかってくるかと思われるが、
今回はこの船を統治し、運営するといった面から易に質してみたい、
貨客船事故を起こした韓国がやっていた船の統治方式とは一体何か。』
『地天泰 四』
「泰。小往大来。吉亨。 」
「地天泰 四」
主卦「地天泰 」(:::|||)
変卦「雷天大壮」(::||||)
「四爻 爻辞 翩々不富。以基鄰。不戒以孚。」
「翩翩(へんぺん)たり。富めりとせず、その隣と以(とも)にす。
戒めずしてもって孚あり。」
「象に曰く、翩翩として富めりとせずとは、みな実を失えばなり。
戒めずしてもって孚あるは、中心より願えばなり。」
※(典拠は「岩波文庫易経」ヨリ、以降引用は同左)
---◇変卦「雷天大壮 四」
「大壮。利貞。」
「雷天大壮 四」
主卦「雷天大壮」(::||||)
変卦「地天泰 」(:::|||)
「雷天大壮 四」
「四爻 爻辞 貞吉。悔亡。藩決不贏。壮于大輿之輹。」
*******************
この陰陽に関しては過去纏めてありますので、
---◇「過去ログ引用抜粋」
http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/36940405.html
《2014/3/141:34》
《metujin ekikyou 日誌 ツイッター篇
②『舛添知事 あの知事?を痛烈に批判!「職員使わないのは宝の持ち腐れ」』
「地天泰 四」
□「サブタイトル」「人の章」「地の章」
『上に在るもの。下を蔑ろに
して。己れを肆(ほしいまま)にすれば。
下必ず怨(うらん)で上に反す。豈(あ)に(反対語、どうして)之を損と曰は
ざらんや。故に上下交るときは。則泰なり。
然らざるときは。則チ否なり。自ら損するものは。人を益し。自ら益
するものは。人を損す。情の得失なり。語に曰く。君は舟なり。
民は水なり。水能ク舟を浮かべ。亦能ク舟を覆すと。』 》
---略---
《---◇「占例 某豪商の番頭主家の立て直し策を占す。」
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760556
「国会図書館蔵、高島易断増補版 仁の章 コマ番209- 」
「泰六四」(合略仮名、当用漢字に無きは修正の後引用)
※「勝手意訳」
『「占例」東京の豪商某氏の番頭某、来たり告げて曰く、維新以来、
商況大(おおひ)に変じ、主家日を逐(おひ)て衰運に赴かんとす、
因(より)て維持の策を建てんと欲するも、之(これ)が方向を定(さだ)
むることを得ず、如何せば乃チ可(か)ならんや、願わくは方針を
占はんことをと、乃チ筮して、泰の第四爻を得たり、
爻辞曰。六四翩々。不富以其隣。不戒以孚。
断に曰く、泰の卦たるや、天気下に降り、地精上に升リ、上下相通じて
安泰なるの時なり、泰平の時には、上下共に旧規を守り、逸楽(いつらく)
(たのしみ)に安んじ、無事を冀(こいネガ)ふものなれば、足下(貴殿)
の勤仕(きんし)(勤め先)する大店の如キ、其の主人に論なく、支配人
番頭に至るまで、唯(ただ)代々の旧法を遵守し、一家の規則に依る
を知りて、時世の変遷に処することを知らず、今や宇内各国と交通
の便を開くに至り、商業も亦随(したがひ)て更新し、彼我共に旧態
を改めざるべからざるの時なるに、世々相乗(せいせいそうじょう)の
手代依然として其の位置に居リ、他の人材を雇い入れざるに於テは、
自ずから商業に後れを取り、数代の名家も遂に相続し難きに至らん、泰の
卦、今既に半(なか)ばを過ぎ、将に衰運に向かはんとするの時なり、
宜しく非常の謀議(ぼうぎ)(相談)を盡くして、主家を維持するの策を
構ずべし、然ルニ現時の番頭は足下(貴殿)を始め悉く知識経験に富ま
ざれば、宜しく之(これ)に代(か)ふるに適任の人を挙げて、柄権(へいけん)
(権限)を委任すべし、因りて衆人の投票推薦を以テ、支配人を定め、
悉く其の指揮に従はば、従来の手代も旧態に戀々(れんれん)せず、
之に従事して勤勉するや必せり、之を翩々。不富以其隣。不戒以孚と
謂フなり、然るときは、一家の衰運を挽回して必ず維持永続することを
得べし、
某氏余が言(こと)に従ひ、是(これ)よりして憤然其の家風を改革し、
庫番(くらばん)の小者に至るまで、支配人を投票せしめしに、果たして
適任の人を得たりしかば、其の家、今に至るまで益々繁盛せり、』
※、維新の頃も今も時代の変わり目なんですね。
そういう時に、以前の殻に戻ってしまうことがどれほど危険なのかと
言うこと。
※前後するが、同コマ番209- 「泰六四」説明。
『---略---
故に上三爻相連なりて、同じく下行(かこう)せんと欲す、是(こ)れ上
たる者謙虚を以テ下に接し、告戒(こくかい)を待たず、自ずから
信孚(しんふ)(まこと)す、これを翩々。不富以其隣。不戒以孚と謂フ、
不富とは、陰虚の象なり、
蓋シ(思うに)此の爻すでに中を過ぎ、泰中の否に移り、
---略---
陰の陽に従ふは猶(な)ほ貧の富に依るが如シ、今三陰外に在るは
、依る所を失へるなり、然れども泰の時、上下相疑はず、能く三爻の
陽に下りて、国利民福を進むるを謀る、之(これ)を 不戒以孚中心願也
と謂フなり、』 》
*** 引用ここまで ***
《『上に在るもの。下を蔑ろに
して。己れを肆(ほしいまま)にすれば。
下必ず怨(うらん)で上に反す。豈(あ)に(反対語、どうして)之を損と曰は
ざらんや。故に上下交るときは。則泰なり。
然らざるときは。則チ否なり。自ら損するものは。人を益し。自ら益
するものは。人を損す。情の得失なり。語に曰く。君は舟なり。
民は水なり。水能ク舟を浮かべ。亦能ク舟を覆すと。』 》
もうこれが結論ですね。しかしまあ、呑象嘉右衛門さんのテキストと
いうのは非凡ですねぇ。^^)
それと上記のアドレスには、半島系「旅人」さん方の特性といったものをも
入れた考察にしてありますので、参照頂きたい。
以前から書いていますように、「否による泰」この「泰 否」の卦は
□
「卦 辞」
「否。之匪人。不利君子貞。大往小来。」
「否はこれ人にあらず。君子の貞に利ろしからず。大往き小来る。」
□
「泰。小往大来。吉亨。 」
「泰は、小往き大来る。吉にして亨る。 」
「大往き小来る。」「小往き大来る」
これは以前から書いておりますように、論理式でいいますと、論理反転の
式、電気でいいますと回路ですね。
「NOTの論理式」「否定、反転の論理式」になるわけです。
( 違っているかもしれませんが、イジメないで下さい。 ^^)
ググってみましたら、「否定」で出てきますね、自分としては反転の意味も
含めて使います。
metujin ローカルでは「ダメはダメ」であるとか、「休業の休業」といった
使い方をしたりします、
なんせ、理解がリレーシーケンスレベルでのものですからね、その辺はお察し
頂きたい。
以前から書いておりますように、半島系の方々は祖国も含めてこの
「論理否定、反転」の陰陽を多用しているのに気づいていないようなんですね。
なので、大統領になった方々の職を退いてからの顛末が良くないといった
事にもなるのであるし、
政権が交代すると、前政権のものは何でも否定の方向に向かったりする。
李朝が仏教を弾圧した、なんてのもその範疇なんですね、だから
仏像も首が無かったり、三宝を弾圧したりして、めぼしい
文化財が残っておらず、今になって何かと日本へちょっかい出してきたりも
するわけです。
( 彼らはめぼしい観光資源を欲してはいるのであるが、気性がこのような
ものであるから、文化財が残らないといった宿痾がある。
昨今は旅人さん方の政治力が我が国万世一系の皇室にまで及んで、これを
○○させるといった方向になりましたので、このブログでもありったけ
批判したわけです。
陛下と皇室の存在は日本人だけでなく、旅人さん方への生活にも直接
影響することですので、その点は絶対に譲れない事ですからね。
それだけ国際社会での格式といったものとそれを足場にした外交の力と
いうのは強い力を持つわけです。)
これも、過去の政権に対しての論理否定して全部破壊する癖があるものだから、
・・・から来るわけです。
何故そうなるのか ?
それは ・・・ ^^)
別段勿体をつけなくとも、これは当然「天地否」の世襲、それによっての
「泰を・・」
「泰」(:::|||)卦の場合ですと、外卦統治者の位置にあるのが、
「坤」(:::)として普通の人或いは女性、
どこにも統治の管理の象も「離」たる監視の象も無い。
が、しかしこんな事であっては当然先行きが危険な事でありますから、
長くは持たない。
その点、米英「坎」(:|:)民族の方々の場合は、抜かりが無い。
当然弱点はありますが、こういう方々は物事が裏返ってもいいような動きを
するわけです。
---◇
「象から云って船長を雇用した方々は船長としての統治の仕事
(マネージメント)まではオーダーした形跡が無い。」
象としてみると、
四爻というのは、外卦、船で云えば内卦の顧客にサービスを提供する位置
ではあっても、五爻の船長としてのマネージメント、統治の仕事までは
依頼した形跡が無い。
陽爻があるのは四爻まで、・・
これの意味するものは、船長は名ばかりであって他の機関員であるとかと
同列に経営者側が観ていた証○でもあるわけです。
これでは危機管理も何もな ・・・
この観点から観るならば、
「地天泰 四」
主卦「地天泰 」(:::|||)
変卦「雷天大壮」(::||||)
「四爻 爻辞 翩々不富。以基鄰。不戒以孚。」
「翩翩(へんぺん)たり。富めりとせず、その隣と以(とも)にす。
戒めずしてもって孚あり。」
「象に曰く、翩翩として富めりとせずとは、みな実を失えばなり。
戒めずしてもって孚あるは、中心より願えばなり。」
《『上に在るもの。下を蔑ろに
して。己れを肆(ほしいまま)にすれば。
下必ず怨(うらん)で上に反す。豈(あ)に(反対語、どうして)之を損と曰は
ざらんや。故に上下交るときは。則泰なり。
然らざるときは。則チ否なり。自ら損するものは。人を益し。自ら益
するものは。人を損す。情の得失なり。語に曰く。君は舟なり。
民は水なり。水能ク舟を浮かべ。亦能ク舟を覆すと。』 》
***********
易と呑象嘉右衛門さんがいったい何を言いたかったのかがおのずと観えて
くるわけです。
職務と職責に相当するマネージメントにもお金を支払う価値と意味があるん
ですよと云う事。
そういった事を勘案せずに、単に従業員といった枠で一括りにした結果
「否 泰」
が今回の惨状を誘発したものでは無いでしょうか。
人を使い、事業を営み、公的職責が発生する事業を営む方々はよくよく
吟味勘案する必要があるかと思われます。
職責によって報酬や契約に段階を設けるだとか、普通はやりますよね。
---◇「門閥、世襲の方々がやる事業は何れ、・・・」
「天雷无妄 上」変卦「沢雷随」(|||::|)(:||::|)
「无妄行有わざわい。无攸利。」
門閥世襲とは限らないですが、単に統治の管理を失った陰陽をそのままに
運営したのではこれは当然今回と似たような現象がおきてくる事になる。
何事も間違いを認めずに、・・・
というのも、「否 泰」の反転に流れる元ですから、恒常的に管理する
人を配置し、利益一辺倒に偏る事の無いように願いたい。
「天火同人 上」変卦「沢火革」(||||:|)(:|||:|)
「同人于郊。无悔。」
また日本同様に、古い船を使い続けるというのも問題のある事であるし、
改修工事して使うにしても、基準はできるだけ世界標準に近づける
べきです。
またこれを人事にとれば、お目付け役に退職されたようなベテランの方に
も乗ってもらう
だとか、いろいろ手も打てるとは思いますけれどもね。
**********
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