2015年4月22日水曜日

metujin ekikyou 日誌ツイッター篇共通 『 スマホ「ギャラクシー」、日本向にはサムソンロゴ無し 』 「水雷屯 初」





metujin  ekikyou  日誌ツイッター篇共通
『 スマホ「ギャラクシー」、日本向にはサムソンロゴ無し 』
「水雷屯 初」

◇「サブタイトル」
『 今は開墾の時期であって、そういう外に戦(いくさ)を仕掛けるような
時機では無い、とするわけです。
なので晋仏戦争の占例では、「佛帝ハ自ラウヌボレテ・・」とした
わけなんですね。 』


◇「記事掲示板引用」
http://uni.open2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1429277534/

【経済】スマホ「ギャラクシー」、日本向にはサムソンロゴ無し
…韓国メーカーと意識させない狙いか[2015/04/17]

---略---

詳細は下記ソースまで。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDX17H26_X10C15A4FFE000/?dg=1

///// 引用ここまで /////



◇「記事掲示板引用」
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1189695185/

【日韓】 もしかして日本企業?三星電子の海外広告、日本を連想させると
論難[09/13]
1 :蚯蚓φ ★:2007/09/13(木) 23:53:05 ID:???

---略---

その他の日本のイメージを利用した広告
http://breaknews.com/imgdata/daezabo/200709/2007091357274973.jpg
http://www.breaknews.com/imgdata/daezabo/200709/2007091300428474.jpg

ソース:ブレーキニュース(韓国語)もし 日本企業?三星電子海外広告論難
http://www.breaknews.com/new/sub_read.html?uid=71376§ion=section37

関連スレ:
【現代車】ヒュンダイが相撲力士の写真で広告キャンペーン開始。米国での
ブランドイメージ改善を
目指す(画像あり)★7[09/07]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1189288388/

///// 引用ここまで /////


◇「問筮」
「 おそらくは震為雷の卦が提示されるかとは思うが、
 海外展開には日本のブランドイメージを利用し、日本の販売に於いて
 旗色が悪くなると自社ブランドを隠してしまうサムソン手法の陰陽とは
 一体なにか。」

「水雷屯 初」






「卦  辞」
「屯。元亨利貞。勿用有攸往。利建侯。」


「水雷屯 初」
主卦「水雷屯 」(:|:::|)
変卦「水地比 」(:|::::)
「初爻   爻辞   磐桓。利居貞。利建侯。」
「磐桓(はんかん)たり。貞に居るに利(よ)ろし。侯を建つるに利(よ)ろし。 」
「象に曰く、磐桓(はんかん)すといえども、志は正を行うなり。
 貴をもって賤に下る。大いに民を得るなり。
※(典拠は「岩波文庫易経」より、以降引用は同左)  


http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760556
国会図書館蔵 高島易断増補版 仁之巻 コマ番「80-」
「屯 初」占解説
「勝手意訳につき原文の確認及び、文章利用の際は一報を」

『「占」此の爻則(すなは)ち才徳兼備(けんび)(かねそなはり)して大任
(たいにん)に堪(た)ゆる者とす、然れども今や屯難(ちゅんなん)の時に
際するを以て、内は則(すなは)ち正道(せいだう)(ただしきみち)を
行(おこな)ひて固く守り、外(ほか)は則(すなは)ち人望を収めて時機

(じき)(おり)を待つべし、凡(およ)そ事を興(おこ)すは人望を得(う)る
より先きなるはなし、
而(しか)して其の之(これ)を得(う)る首(しゅ)として
鰥寡孤独(くわんかこどく)(ひとりやもめみなしごこなきもの)をめぐみ
、愚夫愚婦(ぐふぐふ)の事情に達するに在り、然るに世人唯上

(せじんただのぼ)るを知りて下るを知らず、智を学びて愚を顧(かへり)
みず、是(こ)れ陽を取りて陰を捨(す)つるなり、此(かく)の如くに
して、世を治め民を率(ひき)いんことを望(のぞ)む、豈(あ)に(どうして)
亦難(かた)からずや、世の大丈夫たるもの、宜(よろし)く深謀遠慮

(しんぼうえんりょ)(ふかくはかりとほくおもんはかり)すべきの時とす、
其の命を受けて国を拓(ひら)くか、一己(こ)にして開墾(かいこん)を
企(くわだ)つるか、身を砕(くだ)きて心を盡(つく)さば、後に大功
顕(あら)はるべし、常道(じゃうだう)(つねのみち)に非(あら)ずして

、妄(みだ)りに動くときは、其の功遂げ難きのみならず、身に害ある
なり、

---略--- 』



http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760556
国会図書館蔵 高島易断増補版 仁之巻 コマ番「80-」
「屯 初」占例 
「勝手意訳につき原文の確認及び、文章利用の際は一報を」

『「占例」 明治二十六年十二月、某貴顕(ぼうきけん)の気運を占ひ、
筮して、屯の初爻を得(え)たり、

彖辞曰。屯 元亨利貞。勿用有攸往。利建侯。
初九、磐桓。利居貞。利建侯。

屯の卦たるや、雷、水中に動くの卦なり、則(すなは)ち冬より春に向(むか)
ふの侯、雷、地下より発(はつ)せんとすれども、地上の氷未だ解(と)け
ざれは、直(ただ)ちに升(のぼ)ること能(あた)はずして、氷凍(ひょうとう)
(こほり)の融解を待つの時なり、故に名(なつ)けて屯と曰ふ、

屯は艱(なや)むなり、然れども春に至り、水気は蒸発して雨と為り、
雷は時を得て升(のぼ)る、是(この)時(とき)に至りて、雷雨和合
し、万物を発育(はついく)(おこしやしなひ)し、造化(ぞうくわ)の功
を成す、之(これ)を元亨(おほひにとほる)と謂ふ、其の時の未だ、

至らざるや、艱難貞固(かんなんていこ)(ただしくかたく)なるに利
(よろ)し、若(も)し妄動(ぼうどう)(みだりうごく)軽進(けいしん)
(かろくすすむ)するときは、必ず険中(けんちゅう)に陥(おちい)るべし、
之(これ)を戒(いまし)めて 利貞 勿用有攸往 と謂ふ、而(しか)して

此の卦、草昧(さうまい)の初めに擬(ぎ)(なぞらふ)するを以て、


---略---

屯難の気運に遇(あ)ひ、動く

ときは必ず険中(けんちう)に陥(おちい)るものとす、例(たと)へば、
商買(しゃうこ)(あきひと)は、其の営業に孜々(しし)(つとめ)として、
却(かへり)て損失を生じ、官吏は、其の職務に励精(れいせい)(せいだし)
して、却(かへり)て讒謗(ざんはう)(そしり)を蒙(かうむ)り、士は、

其の行事(かうじ)(おこなひ)に勤勉(きんべん)(つとめ)して、却(かへり)
て困難に陥るが如く、是(こ)れ皆震の動を以て坎の険(けん)(けはしき)
に陥(おちい)るの義なり、然れば此の時に当りては、妄動躁進
(ばうどうそうしん)(みだりうごきさはぎすすむ)を止め、凶暴

(きゃうぼう)(あらき)の言行(げんかう)(ことばおこなひ)を慎み、
貞固(ていこ)にして気運の至るを待つべきなり、然るときは、他日気運
循環して、互相(ごしゃう)(たがひ)の心志(しんし)融合和熟
(こころこころざしとけあひなかなほり)し、必ず其の志を遂(とげ)るに

至る、今某貴顕(ぼうきけん)の占、此の卦此の爻を得(う)る者、
惟(おも)ふに某は維新の時中興施政(ときちゅうこうしせい)の始めに
当り、大(おおひ)に理財(りざい)の方法を整理(せいり)(ととのへおさめ)
し、国歩艱難の際、財用をして欠乏(けつぼう)する所なからしめ、以て

富強の基礎をきょう固(きょうこ)(かたく)ならしめしは、猶(なほ)
蕭何(せうが)の漢高(かんかく)に於けるがごとく、

※ 参考ウィキペディア (漢の高祖 劉邦 )「蕭何(せうが)さんは部下」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%89%E9%82%A6

《咸陽に入城した劉邦は宮殿の中の女と財宝に目がくらみ、ここに留まって
 楽しみたいと思ったが、樊?と張良に諫められ、覇上へ引き上げた。田舎の
 遊び人だった劉邦にとって、咸陽の財宝と後宮の女達は極楽にさえ思われ
 ただろうが、部下に諌められると一切手を出さなかった。こうした諌言を

 聞き入れる劉邦の度量と配下への信頼は、項羽と対照的であり、その後の
 天下統一にも非常に大きな作用をもたらすことになる。ちなみにこの時、
 蕭何は秦の文書殿に入って法令などの書物を全て持ち帰っている。これが
 その後の漢王朝の法の制定などに役立ったと言われている。》

《紀元前202年、劉邦は群臣の薦めを受けて、ついに皇帝に即位した。
 論功行賞をした際、戦場の功のある曹参を第一に推す声が多かったが、
 劉邦はそれを退けて蕭何を第一とした。常に敗れ続けた劉邦は、蕭何が
 常に用意してくれた兵員と物資がなければとっくの昔に滅び去っていたこと
 を知っていたのである。》

《劉邦が家臣たちと酒宴を行っていた時、劉邦は「わしが天下を取って、
 項羽が天下を失った理由を言ってみなさい」と言った。これに答えて高起
 と王陵が「陛下は傲慢で人を侮ります。これに対して項羽は仁慈で人を慈
 しみます。しかし陛下は功績があったものには惜しみなく領地を与え、
 天下の人々と利益を分かち合います。これに対して項羽は賢者を妬み、
 功績のある者に恩賞を与えようとしませんでした。これが天下を失った理由
 と存じます」と答えた。

 劉邦は「貴公らは一を知って二を知らない。策を帷幕の中に巡らし、勝ち
 を千里の外に決することではわしは張良に及ばない。民を慰撫して補給を
 途絶えさせず、民を安心させることではわしは蕭何に及ばない。

 わしはこの三人の英傑を見事に使いこなした。しかし項羽は范増一人すら
 使いこなせなかった。これがわしが天下を取った理由だ」と答え、その
 答えに群臣は敬服した。》


其の職任を盡(つく)すに於けるや、功烈偉大(こうれついだい)にして、
宇内各国(うだいかくこく)に対するも、亦愧(はず)る所なしと謂ふべし、

---略---


抑抑(そもそも)屯の初九たる、陽を以て

陽に居り、才志(さいし)共(とも)に剛(つよ)く、屯難の世に居り、衆庶
(しうしょ)に先んじて、天下を経綸(けいりん)せんとする者なりと
雖(いへ)ども、上(かみ)に坎水(かんすい)の険(けん)あるを以て、未だ
妄(みだ)りに進む可(べか)らず、

進めば必ず険(けん)に陥(おちい)る、故に磐桓(ばんくわん)と曰ふ、
磐桓は大磐石(だいばんじゃく)の如く、柱石(ちうせき)と為りて他を動揺
(どうよう)(うごかす)せしめざるの義あり、 又利居貞 とは、衆陰
の下(しも)に在りて、貞正(ていせい)(ただしき)の徳を守り、志行(しこう)

を正しくし、静かに其の時の至るを待つべきを謂ふ、若(も)し夫(そ)れ
気運順熟し、春氷解(しゅんひょうと)(はるのこほり)けて而(しか)して
雷雨作(おこ)り、百果草木(ひゃくかそうもく)(くだもののくさき)
甲柝(かうたく)(たねがさけ)するの日に至り、屯難去りて而(しか)して

嫌疑氷釈(ひょうしゃく)(うたがひとけ)し、九五の君、礼を以て之(これ)
を聘(へい)(まねく)するときは、敢(あへ)て辞退することなく、翻然
(ほんぜん)として其の命に応し、宜(よろし)く大有為の才徳を以て国家
を経綸(けいりん)すべきなり、之(これ)を建(たて)られて侯(こう)たる

に利(よ)ろしと謂ふなり、某の気運此(かく)の如し、宜(よろし)く
躁進(さうしん)(さはぎすすむ)の念を止(や)め貞固(ていこ)
(ただしくかたき)の徳を守り、他日国家の柱石(てうせき)たらんことを
期すべし、若(も)し、否(しか)らずして、時勢の可否を顧(かへり)みず

一も道理に由(よ)らずして、唯(ただ)感情を以て人心を扇動(せんどう)し、
妄(みだ)りに其の志望を達(たつ)せんとするときは、啻(たま)に其の志
を遂げる能(あた)はざるのみならず、大(だい)は国家を益すること
能(あた)はず、小は其の身禍害(くわがい)(わざはい)に陥(おちい)るに

至(いた)るべし、某にして此の占を用(もち)いざれば、余(われ)復(ま)た
言(い)はざるのみ、

初版易断 巻一の占例に、普仏の勝敗を卜(ぼく)し、此の爻を以て、
三世ナポレオンの挫折(ざせつ)(くじけおれる)を前知(ぜんち)(まへにしり)
せり、宜(よろし)く参観(さんくわん)すべし、』

///// 呑象テキストここまで /////


◇ 
占例中「(漢の高祖 劉邦 )「蕭何(せうが)さん」が出テくるわけですが、

 戦前の大日本帝国は兵站、輜重(しちょう)「補給部隊」を軽視し、

◇「ウィキペディア」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BC%9C%E9%87%8D%E5%85%B5
《「輜重輸卒が兵隊ならば 蝶々トンボも鳥のうち ・・・》

《この兵站軽視の思想による輜重部門の軽視は太平洋戦争においてその弊害を
 色濃く表した。たとえばガダルカナル島の戦いやインパール作戦では、
 極めて杜撰な補給計画が大きな要因となり、多くの餓死者や戦病死者を出
 している。》

 結局戦後は米軍の輜重(しちょう)が主になったわけですね。 ・・・
仕事は段取り八割の原則からいってもありえない思想だったわけですね。
大日本帝国は負けるべくして負けたのではないでしょうか。
( そもそも国力を斟酌せずに対米戦に突入したことそのものが、・・・)


 ◇「参考過去ログ」(晋仏戦争の占例他) 
 http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/32268904.html
 2013/9/201:4
 metujin ekikyou 日誌 ツイッター篇
 『慰安婦問題 河野洋平氏を提訴へ「国民運動」談話撤回求める署名も
 3万超 』 『水雷屯 初』

 ---略---

 □「サブタイトル」
 『「国家」の大事ヲ「家人、家業」ノ都合デ決メル事勿レ 』

 ---略---

 ※「占例 普仏戦争ノ勝敗ヲ占フ」
 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760542
 典拠 高島嘉右衛門著「国立国会図書館蔵」
 高島易断 上経一 屯 初九 占例 コマ番 76- 」


 『□「占例」普仏戦争ノ勝敗ヲ占フ 

 友人増田孝シハ。曾テ欧州二留学シ。能ク泰西諸国ノ事情二通ゼリ。
 明治三年。普仏両国ノ戦争起ル。増田シ一日余ガ家二来リ。
 謂テ曰。昨夜欧州ヨリ。普仏開戦ノ電報達セリ。僕嘗テ久シク
 佛國二在留シ。具二方強国ナルト。併セテ各国ノ大勢ヲ知レリ。

 因テ英人某ト。両国ノ勝敗ヲ賭スル二。僕ハ佛國ノ勝タンヲ博シ。
 今朝洋銀行若干ヲ。互二某銀行二托セリ。知ラス僕カ勝得ンヤ
 否ヤ。君請フ之ヲ筮セヨト。余曰。子已二佛國必勝ヲ期シテ。

 之ヲ
 賭ス。何ゾ更二占筮ヲ須タンヤ。氏曰然リ。然レトモ亦試二
 之ヲ筮セヨト。請フテ已先ず。遂二之ヲ筮シテ。屯ノ比二之クニ遇フ

 判シテ曰ク。吁。佛國必ズ敗レン。公若干円ヲ亡殄(テン)セリ。
 ---略--- 

 後遂二。民選大統領ノ共和國トナリテ。其國ヲ治ムルニ至ランカ 
 ---略---

 而シテ戦略タルヤ。内卦ノ初。外卦ノ四ト応ジ。外卦ノ五。内卦ノ二
 ト応ズルヲ見レバ。互二内応スル者アルノ象ナリ。
 ---略--- 』


 ※※ 友人の増田と云う方がかつてフランスに留学した経験もあって
 ドイツプロイセンとフランスが戦端を開いた報を聞き、英国人と賭けを
 し、既に掛け金も銀行に預けたのであると云う、これを

 一つ問筮してもらえないかと嘉衛門さんに依頼したの
 だが、もう賭けたのであれば、『 何ゾ更二占筮ヲ須タンヤ 』と
 断ったのであるが、まぁそう言わずに試しに問筮してくれよと云う
 事で『屯ノ比二之ク二遇フ』、ここ若干略筮でやったものなのか、
 中筮でやったものなのか分かりませんが、一応は「屯 初」を得たわけ
 です。

 略筮の場合は個人的に思うに「征く、」だとかは云えないですからね。
 易の側で停止を指定できませんから。なので易の先生によっては
 「伏卦」と呼んでおられるようです。
 自分は怪しく「変卦」だとか書いたりはしていますが、・・

 それで話を元に戻しますと、


  ---◇「ウィキペディアソース引用」
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%AE%E4%BB%8F%E6%88%A6%E4%BA%89
  《普仏戦争》

 嘉衛門さんの易占の見事な事、もう神通力の境涯では無いですかね。
 単にフランスが負けるだとかノミナラズ。ナポレオンの意図やら
 内通者の事やら選民大統領の共和国制になるだとか
 『 判シテ曰ク。佛國必ズ敗レン。』 完璧断言してますしね。^^)

 「坤」は『國二君主ナキノ象ナリ。』 なので選民大統領共和国制。
 後は「佛帝ハ自ラウヌボレテ・・」ナポレオン三世帝の心持ちまで
 指摘してある。
 また相手国、そして世間目線(ヨーロッパ諸国の目線)での
 「蒙」「師」「師 上」は戦争が終って恩賞もらうところですからね。
 「大君有命。開国承家。小人勿用。」


 肝心の質問した「益田」氏はこれ程説明されたのに、「実聴スル二足ラズ」
 として退けてしまった、だったら最初から聴かなきゃいいのに。^^)

 ナポレオン側はその志が跡継ぎを・・といったところがあって、中を
 得ておらず、小さな欲の為に國家をいじったようなところがあって、
 当然そういうのは「中」を得ない事ですから、あとは推して知るべし。
 この占は何からなにまで見事な占ですので直接読んで観て下さい。

 ---略---

 ---◇「結論」

 「水雷屯 初」
 主卦「水雷屯 」(:|:::|)⇔世間目線「山水蒙」
 変卦「水地比 」(:|::::)⇔世間目線「地水師」


 この卦を説明させる前提に易は前段に

 「訟 二」「火沢けい 三」「泰 四」「離 三」


 □基本的にはお家の事情がチラチラするのが伺えるかと思う。
 嘉衛門さんの普仏戦争での問筮にしても、ナポレオン三世のお家の事情
 とでもいいますか、

 ---略---

 ◇ ここに「屯 二」と「屯 三」がありましたので、あとは説明
 不要ですね。 ^^)

 こういう国家観の無い事をやりますと、何が待っているかといいますと
 ナポレオン三世の顛末が参考になるのではないでしょうか。
 前段に易が示して来たことをよくよく勘案して、この系統の方々は
 その立場を失う事の無いようにして頂きたい。

 「離 三」「日昃之離。不鼓缶而歌。則大耋之嗟。凶。」
 『「國家」ヲ忘レシ世襲ト働キハ「御家」ノ不名誉ヲ残シ家名ノ輝キヲ
  失墜セシムルモノ也。慎ムベシ。』

 國家あってのはお家の繁栄である基本中の基本を忘れてはイケマセンね。


 ---◇『彼ノ政治家ヲ応援セシ「旅人」ノ方々ノ防衛トシテハ。』


 ///// 引用ここまで ////// 


 かなり略しましたので興味の在る方はリンクに飛んでみてください。


◇◇ 今回のテーマ結論の下地 

昨今は手抜きして書いていませんが、占例にあるように世間目線も入れて
書いてみますと、

 「水雷屯 初」
 主卦「水雷屯 」(:|:::|)⇔世間目線「山水蒙」
 変卦「水地比 」(:|::::)⇔世間目線「地水師」


「蒙 上爻」の辞は、「上九、?蒙。不利爲寇。利禦寇。」
今は冦(あだ)を防ぐ時機であって、冦(あだ)を打つときでは無いと教えて
いるわけです。

そして「師 上」の辞としては、「上六、大君有命。開國承家。小人勿用。」
戦争に勝ってその分け前を分配するときです。

而(しか)して易が指差してきたのは、軽々しく動いてはいけない、 
「屯 初」であり、呑象テキストによれば、


『 ---略---

世の大丈夫たるもの、宜(よろし)く深謀遠慮

(しんぼうえんりょ)(ふかくはかりとほくおもんはかり)すべきの時とす、
其の命を受けて国を拓(ひら)くか、一己(こ)にして開墾(かいこん)を
企(くわだ)つるか、身を砕(くだ)きて心を盡(つく)さば、後に大功
顕(あら)はるべし、常道(じゃうだう)(つねのみち)に非(あら)ずして

、妄(みだ)りに動くときは、其の功遂げ難きのみならず、身に害ある
なり、

---略--- 』


 今は開墾の時期であって、そういう外に戦(いくさ)を仕掛けるような
時機では無い、とするわけです。
なので晋仏戦争の占例では、「佛帝ハ自ラウヌボレテ・・」とした
わけなんですね。 
そして、国体ではなく、御家の事情を優先したというのは、我が国の
河○氏にても同様ではないでしょうか。 ・・・

◇ 占例に
「(漢の高祖 劉邦 )に仕えた「蕭何(せうが)さん」の見事な段取りの
例とその反対に、

戦前の大日本帝国の兵站、輜重(しちょう)「補給部隊」軽視が出テくる
わけですが、 これも裏事情「火風鼎」と「大有」の違い、
乃ち、仕事の段取りを解しない「大有」の感覚をもったまま上位に昇る
「天地否の天雷」さんの毒までが見え隠れするわけですね。

なので、易はこの害を防ぐために、
「磐桓。利居貞。利建侯。」 かなめ石になるような下積みを積んだ
人材、相談相手「侯」を配置するように述べているわけです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

戦争に限らず、仕事は段取り八割で決まるのに、その下工程を無視して
「師 上」の結果だけ求めたがるのは負け戦の元になるのです。
したがってそういう見識が出来上がるまでは、

「上九、?蒙。不利爲寇。利禦寇。」

世間目線に於いてはこの姿勢を貫くべきということになるわけですね。


◇◇ 今回のテーマ結論 ◇◇

それでサムソンが日本のイメージを利用して ・・・ というのは
自分たちでブランドを開拓、開墾するわけではなく、手っ取り早く
日本のイメージを使って、「師 上」である利益を ・・・

でありますから、これは長期的に観てあまりいいやり方とはいえない
わけです。

これは先細りになる道のようです。


////////////////////


*** 長文なのに追加雑談 ***

 批判の効き目があったのか、フォロワーさん方が大挙して解除された
ようです、^^) 

 誰しもが批判されて嬉しい方はいませんからね、なのでツイッターは
そういう反応を観る点でも優れているのではないでしょうか。

ただ、易に個人的に諸々質す(易に限らずアドバイザーに助言を聞いてみる)
というのは、一面この批判をもらうことなんですね。
~~~~~~~~~~~~~~

(ただこれも、「否シテの泰」を信条とする方々には通じないようですが。)

以前接客業に就いていた妹に対して「口臭」の批判をした経緯を書いたこと
があったかと思いますが、
こんな批判が出来るのは「身内」だからこそです。
( 凄まじい口臭を発する方を一時的に上司にもったことがありますが、
 さすがに指摘できなかったですね。 ^^)) 

 その方と話をするときは息を止めないといけないので苦労した記憶が
あります。
なので批判を悪口と捉えて総て捨ててしまうのは、損なのですね。

例えば口臭の場合であれば、指摘してもらって早期に対策した方がずっと
実りがあるわけです。

的を得た批判があって始めて的を得た「対策」が打てるのですね。
これは車の両輪になるわけです。
なので metujin の批判を誤解しないよう願いたいと思います。 

◇「易の立場からは」
「山天大蓄 初」(|::|||)変卦「山風蠱」(|::||:)
「初九、有厲。利已。」
「象伝曰。有厲。利已。不犯災也。」

 易の立場としては、敢えて余計な危険を犯すことの無いように
事前に警報を発するということになるようです。
以前も書いたように未来と云うのは確定していないからこを「占術」に
価値が生じるわけですね。

 であれば、降りかかる余計な災いを回避することも批判とともに大事な
ことになるわけです。



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