http://www.asahi.com/science/update/0910/TKY201109100155.html
衛星の破片、落ちるかも 人に当たる確率3200分の1
落下が見込まれる大気観測衛星UARSのイメージ図。重さは約6トン
ある=NASA提供
落下してくる大気観測衛星「UARS」=NASA提供
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この秋、人工衛星の破片が空から降ってくるかもしれない。そして世界
のだれかに当たる確率は3200分の1――米航空宇宙局(NASA)は
9日、大気圏への落下が見込まれる人工衛星について「注意報」を発表
した。
1991年に打ち上げられた大気観測衛星「UARS」(約6トン)で、
2005年に運用を終え、現在は高度約250キロ付近を漂っている。
高度は徐々に下がっており、9月下旬から10月上旬にかけて、大気圏
に突入する見通しだ。
軌道の角度からみて、破片が落ちるのは赤道を挟んだ北緯57度~
南緯57度の間で、日本を含む世界の広い範囲が対象地域になる。
試算では大部分は燃え尽きるが、26個の金属破片(計532キロ)
が800キロ四方の範囲に落ちる。この一つが、世界のだれかに当たる
確率は3200分の1で、「自分に当たる確率」にすると、
21兆分の1になるという。記者会見したNASAの研究者は
「破片が有害である可能性はほとんどないが、絶対にさわらないで」
と呼びかけた。
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六トンの衛星が落ちてくるようです、
被害があるのかないのか「易経」に尋ねてみましょう。
「占題」「落下してくる大気観測衛星「UARS」「被害の程は如何に」
「火地晋 上」
「卦 辞」
「晋。康侯用錫馬藩庶。晝日三接。」
(しんはこうこうもっててうまをたまわることはんしょにして、
ちゅうじつにみたびせっせらる。)
「象伝」
晋は進むということである。明(離)が地(坤)の上に出て、順(坤)
にして大明に麗(つ)き(離)、柔(六五)が進んで上位に行く象
である。さればこそ康侯が数多くの馬を賜り、一日のうちに
三たびも接見を許されるのである。
「火地晋 上爻」(|:|:::)
「上爻 爻辞 晋其角。維用伐邑。厲吉。无咎。貞吝。」
(そのつのにすすむ。これゆうをうつにもちうれば、あやうけれども
きちにしてとがなし。ただしけれどもりん。)
上九は陽剛居極、剛に過ぎて進む事の極致に在るから、頭上の剛物
たる角に進むの象。
剛強に過ぎてその施徳が光大とは言えぬから、天下の大事に当たる
には足りない。
しかし事故の領邑の反乱を討伐する程度のことに用うるならば、
危ういけれども吉であって咎はない。
ただ貞正であっても自慢にはならぬ、吝である。
「象伝」
維れ邑を伐つに用うというのは、その道がまだ広大ではないからで
ある。
「岩波易経」
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「卦 辞」
「予。利建侯行師。」
(よはきみをたていくさをやるによろし。)
変卦
「雷地豫 上爻」 (::|:::)
「上爻 爻辞 冥予。成有渝。无咎。」
(めいよす。なれどもかうることあれば、とがなし。)
上六は卦極の陰柔、冥(混迷)して逸楽に耽り溺れる象。耽溺すでに
成った状態であるが、この態度を悔い改めることがあれば咎はない。
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主卦「火地晋」(|:|:::)
内情「水山蹇」(:|:|::)
変卦「雷地豫」(::|:::)
内情「水山蹇」(:|:|::)
いつもでしたら変卦の卦辞までは引用しないのですが今回は特別
変卦約象は「解」「小過」
主卦変卦共通「蹇」の約象は坎を挟んで「師」「解」「習坎」「蒙」
裏事情は「火沢けい」(|:|:||)
プラント、機械系で「離 火」の目と火そして管理された
「液体」及び 金属「兌」(:||)「兌」は口であり発言力、
となれば一般的には監視制御装置系となります。
なので「象」からも「辞」からも軍用の衛星だった事が伺えるわけ
です。
主卦変卦共通の内卦は「坤」(:::)は大地と庶民を表象し、国を
表す「艮」(|::)の屋根が相手国の大地にはみ出て裏事情として
観るならその部分が「離」(|:|)の目の芯を表している。
主卦は「旅」この約象には二爻から上爻までをもって「火山旅」
(|:||::)という卦徳が隠れていますのでこれが何を示すかと
いうと大陸間弾道ミサイルの監視が主なものと云えるのではない
でしょうか。
「離火」は火の象ですので、ミサイル発射時の火を主に監視していた
ものと思われます、主卦内情は「水山蹇」ですのでね当然気象情報
もその範疇、なので「大気観測衛星」という呼称もウソではないと
云うことになろうかと思われます。
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内情「水山蹇」(:|:|::)を逆から眺めると「雷水解」
(::|:|:)という卦徳になります。
でこれが何を意味するかと云うと普通に海めがけて誘導して海に落とす
という象になります。
ま約象から追っかけても同じですが。
主卦を裏事情は「水天需」(:|:|||)でありますので
寿命の来た衛星であるところの内卦「乾」(|||)の金属の塊を
二爻~四爻での「兌」(:|||)
の制御を効かせて水に落とす計画が観てとれます。
変卦でそれを眺めると「豫」卦の裏事情は「小畜」(||:|||)
外卦「巽」(||:)の整う遠方そして三爻~五爻にかけての「離」
の監視そして二爻~四爻にかけての「兌」(:||)
つまりは監視も制御もきちんと機能して遠方操作が「ととのっている」
象となっています。
そして変卦の爻辞は
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「雷地豫 上爻」 (::|:::)
「上爻 爻辞 冥予。成有渝。无咎。」
(めいよす。なれどもかうることあれば、とがなし。)
上六は卦極の陰柔、冥(混迷)して逸楽に耽り溺れる象。耽溺すでに
成った状態であるが、この態度を悔い改めることがあれば咎はない。
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監視衛星としての仕事が終わって ヘロヘロな状況も示しなおかつ
溺れる意となっていますのでこれは海に落ちて裏事情「小畜」の
意をとって回収までに若干の時間がかかる事を意味するようです。
上爻というのは逆目線からいくと「初爻」にあたるわけですが
主卦「火地晋」を逆目線で眺めて観ると
「地火明夷」(:::|:|)という卦徳になります。
その「辞」を尋ねてみると
「地火明夷 初爻」
「初爻 爻辞 明夷于飛垂其翼。君子于行。三日不食。有攸往。
主人有言。」
(めいやぶる、ゆきとびてそのつばさをたる。くんしゆきいきて、
さんじつくらわず。ゆくところあれば。しゅじんことあり。)
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初爻なので本卦の「象辞」から言えるのは仮に他領に破片が落下する
ような事があっても若干お詫びの「辞」を述べる程度にて収まる
ようです。
「火地晋 上爻」(|:|:::)
「上爻 爻辞 晋其角。維用伐邑。厲吉。无咎。貞吝。」
(そのつのにすすむ。これゆうをうつにもちうれば、あやうけれども
きちにしてとがなし。ただしけれどもりん。)
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