2013年4月18日木曜日

◇ 『metujin ekikyou 日誌 ツイッター篇共通。   metujin 「問筮」を読む上での注意。』



---◇投稿分岐点  


◇ 『metujin  ekikyou  日誌 ツイッター篇共通。
  metujin 「問筮」を読む上での注意。』


---◇「前段篇」

 現在自分のこれまで溜め込んだ占例と、易聖と云われる
「高島嘉右衛門」さんの占例を引用したりしてやっておりますが、
それをやるにあたって、
「易」の方から注意事項を書いておくようにとの事ですので、
遅れ馳せながら、metujin の「問筮」を読む上での注意を書いて
おきたいと思います。

◇こんな未熟な書き込みは他の方々から観ればお粗末限りないもので
ありましょうが、万が一参考にするような方が居た場合、迷惑をかけ
かねないものもありますので、先にことわっておきたいと思います。

 高名な先生の著作を引用する場合はそちらの格につられる
場合がありますからね。


◇◇◇「述べておきたい項目としては、」

□ 多くの先生方の著作は練りに練って、検証を加えある程度
完成の域に達してからそれを世間様に提示するものであるが、
 metujin  の場合は「易」からなんと云われたかと云うと、未熟な
まんま書き込んで「恥をかけ」と云うもの、なので漫画にあるよう
な、走りながら着替え、走りながらパンをかじるようなやり方で
あると云う事。

□ したがって我流でありますので正規に「易」を学ぶ方々に対して
はやはりその旨提示して警戒してもらうべきかと思う。

□ metujin  がやっている政治的な易と通常の対人筮は若干別で
あるという事。

□ metujin  に限らず共通の注意事項。


---◇「本題」  「 と云う事で 」
◇ 
現在下書きブログの方はある程度時間が経ったものは
※(だいたい一ヶ月位)過去倉庫に行ってもらっているわけですが、
その趣旨としては上記のような理由によるものであることを
述べておきたい。

---◇「易」の指摘によれば

主卦「水雷屯 五」(:|:::|)
変卦「地雷復  」(:::::|)
「その膏(めぐみ)を屯(とどこお)らす。小貞なれば吉、大貞なれば
凶なり。 」
「象に曰く、その膏を屯らすとは、施すこと未だ光(おお)い
ならざるなり。 」
※(典拠は「岩波文庫 易経」より、以降引用は同左。)


 これは出し渋ると言うのではなくて、未熟にして「蒙」の部分が
多いのと見識認識がマダラになって修正すべき点が多いからと
言う事ですね。

と言うことで、


◇◇
『易を学ぶ方、問筮する方々に迷惑をかけない為と政治的な易、
通常の対人占との違い』
『易曰く「帰妹 上」を警戒するように。』

◇metujin の「易」は我流で象を拾っているだけの事があり、
大体誤占となる場合は、基本の陰陽から外れて象のみで読んだりした
場合が多いようです。
それに対して、

「嘉右衛門」さんの場合は占例を述べる場合であっても、必ず
基本の陰陽を先においてそこから「辞」の意味を述べると言うやり方
をとっているようです。

プラスして政治的やニュース、公的なものの筮と普通の易者さんが
やっている対人の
筮とは趣が違うので、そういうものも考慮して頂きたい。

□ 対人の場合ですと、相談者、問筮者の過去の聞き取り判定や、
相談内容にウソが無いかどうかから入りますので、ヒアリング含め
て今 metujin  がやっている政治的な「易」と比べてみても、単純に
工程が二つ以上多い。

□ しかも、この前の「朝○新聞社」の問筮にあるように、
象単体で読む場合と、爻の「不中」「不正」を採用する二種があり、
どちらを当てはめ、どちらを採用するかは聞き取りに依存するの
であり、ここでウソがあったりすると観えてくる世界がまったく
別になると云う事。

 おそらくは黙って座ればピタリと当たると云う俗言はこれは
余程の方で無い限りはあり得ない、なんとなれば易の構造上上記の
ようなステップシーケンスを組んであるからと云える。

◇◇
なので、普通に営業されているような方々が参考にするには全然
足りないものである事。
また自分で自分を鑑定される方々にしても必ず、信頼のおける
先生方のやり方を参考にしてからにして頂きたいと云う事。

いずれにせよ、足りないものがあると言う認識でお願いしたい、
これから易を学びたいと思っている方々は
metujin  の易を入門篇としては認識されないようお願いします。

---◇◇
『 易への見識や学習を「帰妹 上」としない為に。 』

「雷沢帰妹 上」
主卦「雷沢帰妹」(::|:||)
変卦「火沢けい」(|:|:||)
「女筐(かご)を承けて実なく、士、羊をさくに血なし。
 利ろしきところなし。 」
「象に曰く、上六の実なきは、虚しき筐を承(う)くるなり。 」

◇伏した変卦側の「火沢けい」は「鑑定」も意味するわけですが、
「帰妹 上」の側はその「鑑定」まで届かず、外卦が「倒艮」の
ままとなっている。

これは箱をひっくり返した象でもあるわけですが、
約束や学習の箱の中に何も無かった、或いは期待する
程では無かったと言う事になる象辞でもあり、上爻というのは世間
の目線で初爻踏み出しの位置。

 これが何を言わんとしているかと言うと、何事も学習の基礎だけは
疎かにしてはいけない事を意味するのであり、世間の目線では
「風山漸」と「風火家人」つまりは「易」を学習するにあたって
同門共通の認識や基礎学習をしっかりやるようにと言う事。

これがしっかりしていないと、先に進んでも「帰妹」のままで
あって「火沢けい」の「鑑定」まで届かない事になる。

したがってこちらとしても「嘉右衛門」さんのように完成されたもの
を提示しているわけでは無いので、その点を踏まえて読んで
頂くようお願いしたい。
 metujin  の占例を参考にする場合は必ず、他で「易」の基礎を
作ってから批判を交えつつ読んで頂きたいと云う事。


---◇◇
『「占い」を利用される方々共通』
『 タダほど高いものは無い。』

主卦「水火既済 四」(:|:|:|)
変卦「沢火革   」(:|||:|)
「繻(ぬ)るとき衣(い)じょあり。終日戒む。」
「象に曰く、終日戒むとは、疑うところあればなり。」

□ 
この関係式の肝は、外卦の「坎」(:|:)← →「兌」(:||)
これは「兌」の受け取る金銭の口が
後ろを向いているのであり、これは後で別口で回収する趣旨とも
取れるのであるから、「坎」の「無料」を警戒せよと云う事で
あり世間の常識や「法」に照らしてよく判別せよと云う事。

「占い」の世界においては霊○商法と直結してたり
しますからね、これの対処は以前書いた事がありますが、商業占に
おいては取引を一回事に完結させる事です。

世の中タダ
程高いものは無いと云うのは真理であって、世間は「占い」を
○○商法の入り口にしているものが多いのでありますからこの点
忘れないで頂きたい。


---◇◇「危ないのを見分けるコツだそうです。」

「雷水解 三」変卦「雷風恒」(::|:|:)(::|||:)
「三爻   爻辞   負且乘。致寇至。貞吝。」
「負い且つ乗り、寇(あだ)の至るを致す。貞しくとも吝なり。 」

◇まず身なりがキンキラキンのやたら飾る方であるとか、相談者の
云う事をあまりよく聞かない人、次から次へ金銭の要求が出てくる
ような方、問題点を指摘して来ない方。霊感商法系だった場合は
間接的に霊的な脅しが入るような方。これらが特徴としてあるよう
です。



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