2017年9月14日木曜日

共通 『「大有初」「大有」の龍(|:||||)と「乾龍」(||||||) の違い解説補足』





共通
『「大有初」「大有」の龍(|:||||)と「乾龍」(||||||)
の違い解説補足』


◇「サブタイトル」
『「龍に似てはいるが龍に非(あら)ざる者」
「擬態の龍に三種」
「飾りの擬龍、豫の擬龍、そして民の害応たる擬龍」
 それ龍たるの力を有してはあっても ・・・ 』


『龍ではあっても頭部に在らざる者』


◇◇「大有」の龍と「乾龍」の違い解説補足 ◇◇

 この文章は、

 ◇「参考過去ログ引用」
 http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/50741939.html
 共通 『「既済初」秋田県知事の佐竹の殿様、3ヶ月間タダ働きへ』
 2017年09月13日 20:46 

 --- 略 ---
 ◇「易より追加」「首長は大有の龍たるべし」

 『龍に二種あり、「大有(政治)の龍と行政の龍」大有の龍を育てる
  には・・・』

 「火天大有 初」(|:||||)変卦「火風鼎」(|:|||:)
 「初九。无交害。匪咎。艱則无咎。」
 「象伝曰。大有初九。无交害也。」

  これは以前より投稿しているように「登竜門の爻です。」
 「咎では無いが咎相応の現象を越えないといけない。」

 「それかたたき上げの頭領が経営始末する工務店の陰陽」

 「大有の龍」(政治を扱える龍)となるか否かの分かれ道。

 で、中にはその試練「咎相応」に負けて墜ちてしまう方々も一定割合
 居るわけです。
 普通の「乾龍」(|||)ならば、行政休み無くの龍でありますから
 在る意味何処にでもいるといいますか ・・・
  
 ///// 引用ここまで /////

 これの補足説明にしようとした文章になります、

 始めは軽いのりで書いたわけですが、易的にはいろいろご不満が
鬱積していたようで ・・・ ^^))。

そもそも今政治を担っている方々は「乾龍」(||||||)
ですら無いということでお叱りを受けた次第。 反省)


◇◇ 
 ということで「本文 大有の龍解説補足」

 始めて読む方の為に解説しておきますと、「龍に二種在り」
というのは「乾龍」(||||||)と「大有」(|:||||)の龍、
二種あると云う意味になります。

「乾龍」(|||)の龍ならば行政、官庁等の龍或いは、休み無く
働くといった方々を象して ・・・

「大有」(|:||||)の龍というのは先の登竜門の試練を
くぐり「大有」たる身代、政治を扱える器に至った龍であり、企業
ならば、たたき上げの頭領が采配始末する工務店といった ・・・

ビルならばただのビルでは無く情報化されたビル ・・・

要するに画竜点睛の瞳「睛」(ひとみ)が加わった龍を「大有の龍」と
云うわけです。

「大有」たる身代を御す試練にはキツイものがありますからして
呑象さんの占例に於いても○○の方はその試練を越えずに墜ちると
いった方がいるようです。

「咎では無いが咎相応の試練に負けて墜ちる方々が ・・」

◇◇「龍に似てはいるが龍に非(あら)ざる者、
  「飾りの擬龍、豫の擬龍、そして民の害応たる擬龍」◇◇

 官庁の後ろ盾で出てくるような代議士様などはこの「乾龍」(|||)
たる龍の後ろ盾を持つ龍と云うことになるのでありますが、残念
ながらそれでは「賁」たるお飾りの龍になるしか無いようです。

「民に光、利益を恵む龍では無く擬態した龍」

この「山火賁」(|::|:|)は地天泰(:::|||)の二爻の陽が
上爻に至って・・・

お飾りの龍では改革の仕事は結局やれないと云うこと。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 民意の側もこの点は踏まえるようにされた方がいいのでは無い
でしょうか。

したがって真に改革の仕事を志して「大有の龍」たらんとする方々
に於かれましては、実力が蓄(たくわ)へられるまで、むやみに
世間に出ないといった選択肢もあるわけです。

◇ いままでの日本の宰相は「乾龍」(|||)ですらなく、
「豫」の擬龍 ・・・

「雷地豫」(::|:::)変卦「沢地萃」(:||:::)
「六五。貞疾。恒不死。」
「象伝曰。六五貞疾。乗剛也。恆不死。中未亡也。」

 この場合四爻に実采配する人なり部署なりがあるわけですね、
それで五爻の宰相たる方々は周辺各国、或いは国際社会に対して
「豫」の「ばらまき外交」をするだけ。・・・

したがって「豫」たる「疑龍」もまたあるということになるようです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


◇「天水訟」(|||:|:)の子種政治もまた「擬態の龍」

「天水」たる「子種政治」のなせる技、世襲の害は唖然とするばかり
ではありますが、

易的には「龍」を軽々しく持ち出して政治を語る勿(なか)れと私に
お叱りをくれたようであります。

 いずれにせよかような有様、本来の龍たる方々以外に「擬態した龍」
擬龍というカテゴリが在るのでは無いでしょうか。

確かに今の首相閣下を観察するに「天水訟」(|||:|:)ばかり
世間に残しているようですね、
子孫達にかなりな害を残して ・・・

とすると「天」(|||)は天でも世襲「子種政治」
「天水訟」(|||:|:)は
龍に似た力を有してはいるが龍のカテゴリでは語れないということに
なるかと思われます。

観ての通りこの「天」(|||)は龍のようでいて実際は内卦の民を
「坎」(:|:)として凹ませておりますので害応 害龍、毒龍が
如き存在ということになる。
~~~~~~~~~~~~~

世襲の擬龍ですが「乾龍」(||||||)が如き力を有し
ますからね。

 多分易は今回これを云いたかったのでは無いでしょうか。?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

おそらくこれが罪深い「○○ 上」だの鼎を裏返した「屯 上」だの
外国から云われた要求をただ見せかけの諮問会議に流し
それを機械的に処理していくような「恒 上」たる風景を醸(かも)す
一番の要員になるのでは無いでしょうか。

今の内閣首相閣下を支持される方々からはお叱りを受けるかと思います
が三橋氏が指摘されるところの、国民を外国からの食の害から
守ってくれていたものを破壊するみせかけの農協改革、種子法廃止
なとどいた暴挙は
そのままこれらが当てはまるのであり、

そもそも安倍首相は国会答弁に於いて、原発災害、当事者たる方
です。・・・
しかもその始末反省の済んでいない原発を外国へトップセールスに
行ったという ・・・


「龍ではあっても頭部に在らざる者」(普通の代議士)
「雷地豫 二」(::|:::)(::|:|:)
「六二。介于石。不終日。貞吉。」
「象伝曰。不終日。貞吉。以中正也。」

 これは云うまでもなく普通の業界の代表として議会に上ってくる
方々を指すわけですね、龍ではあっても頭部にあって采配
するにはまだ遠い。

◇ 易が云うにはこの位置に先の「賁たる飾りの龍」たる方々を
入れてしまうと


「賁たる飾り、擬龍の方々を代議士の位置に据えてしまうと、」

「離為火 四」(|:||:|)(|::|:|)
「九四。突如其來如。焚如。死如。棄如。」
「象伝曰。突如其來如。无所容也。」

 この爻は私の闘病の要因となった外国から入ってきたと思しき
危険な「汚染食品の害」それを見抜くのに易が指定してきた爻に
なります。

「地溝○、下水○が混入したと思しき食品、調味○」
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

実際私は発作に於いてこの風景となったわけであります。
飾りの擬龍たる方々がこの地位に就いてしまうならば、かような
風景を国民に現出させてしまうことになる。

政治はまさに国民の生き死にに直結する問題であることを認識される
べきでは無いでしょうか。
決して軽んずべきではありません。


 今龍に似てはいるが似た力を持つ者を易に云われて書いて
おりますが、本来龍というのは民に恩恵を施す力を持つ者である
べきです、

内卦に「天」(|||)たる施しの象。

したがって冒頭提示した「大有の龍」か「乾龍」たる方々でなく
ては龍たるに呼ぶに相応しくないと云うことになるのではないで
しょうか。


 今政界はスキャンダル的なもので揺れているようでありますが、
我こそは民に恩恵を施す力量を持つところの真性の龍也、

ということで政界進出を志される方々に於かれましては、
その踏み出しに於いて、スキャンダル的なものに注意するだとか
改革にあたって後々響くようなものを綺麗にするなり、身辺を常に
綺麗にしておくなりするよう進言しておく次第。

「地水師 初」(::::|:)「初六。師出以律。否臧凶。」

良い龍は「師 二爻」と兼ねる場合が多いようですからね。
「九二。在師中。吉无咎。王三錫命。」


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*** 追加雑談 ***

 以前田母神氏が何故に間違えたかを解説した時があったわけ
ですが、・・・

 ◇「参考過去ログ引用」
 https://metujinekikyou.blogspot.jp/2016/04/wwwww.html
 2016年4月15日金曜日
 共通 『「震上」【予告】田母神俊雄、逮捕wwwww』
 「問筮中始末兼用」

 --- 略 ---

 ◇「サブタイトル」
 『思いますに、「師」を扱うからには当然「軍資」だけでなく、「軍師」も
 必要では無いでしょうか、
 またご本人からして、あまりにもこれまで組織に守られてきた「お役人然」
 とした ・・・
 残念です、本当に残念。

  自衛隊では古典や「孫子の兵法」はやらないのでしょうか。?』

 --- 略 ---

 田母神氏の失敗の一番の原因は、

 □「天沢履 三」(|||:||)(||||||)
 「六三。眇能視。跛能履。履虎尾。咥人凶。武人爲于大君。」
 「象伝曰。眇能視。不足以有明也。跛能履。不足以與行也。咥人之凶。
  位不當也。武人爲于大君。志剛也。」

 防衛庁という「乾龍」の後ろ盾が無くなって一般民になったにもかかわらず
 防衛庁に在籍していた頃の感覚で物事をやってしまった欠陥になるわけです、
 したがって易が提示するこの象辞にマッチングしてしまったのでは
 ないでしょうか。

 この「公」たる感覚を引きずる弊害というのが、結局

 「水火既済 上」(:|:|:|)(||:|:|)
 「上六。濡其首。厲。」
 「象伝曰。濡其首。厲。何可久也。」

 になってしまったようです。

 ///// 引用ここまで /////

 防衛庁たる「乾龍」(|||)、その組織のバックがあった頃と
錯覚してしまった弊害が ・・・・
いわゆる「位不當也。武人爲于大君。志剛也。」となってしまった
わけです。

 これはこのまま我が国が戦前やってしまった陥穽をなぞった
感じになったのでは無いでしょうか。

組織や武力のバックを自分の力と過信する ・・・
そもそも日ロ戦争にての日本海海戦、そのパーフェクトゲームと
呼ばれた勝利にしても、英国が造ってくれた下地を無視して自分たち
の実力と過信したが故に、

後々反省を軽○ずるようになり

ミッドウエィでの大敗戦と繋がったわけです ・・・
日本国のお偉いさん方の一番よく無い点は「反省」しないものだから
「泰 上」へと進み結局「城空堀に帰る」を何度も、何度も、
何度も、際限なく繰り返す点です。

防衛庁も上位に進んだ方がこんな感じなのですから、我が国の未来は
実に暗いと云わざるを得ない。

これは「龍に非(あら)ざる者ではなく、自身を龍と錯覚する者」の
例になるのでは無いでしょうか。

私のような者がこれを書くのは「お叱りを受ける」元かとは思い
ますが田母神閣下の未来の為にも言及しておく次第。

これも「天」(||||||)たる発想では無く、必ず自身で「頤」
たる「始末」を入れないといけないわけです。


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