2012年9月18日火曜日

metujin ekikyou 日誌  「小渕書簡 日本政府は尖閣諸島周辺の中国漁船を取り締まることができない」 「風天小蓄 五」


metujin  ekikyou  日誌

「海保、排除に主眼も「限界がある」 尖閣中国船」
「中国の休漁期間終了に伴い千隻の中国漁船が沖縄県の尖閣諸島に押し寄
 せるとの現地報道・」

「記事 尖閣諸島
【佐藤優の眼光紙背】1997年11月11日付の小渕書簡があるため
 日本政府は尖閣諸島周辺の中国漁船を取り締まることができない」

「佐藤氏が指摘する『小渕書簡』によって初めて「既済 ニ」「遯 五」
 の意味が読めて来たわけですが、これだと1997年にはすでに外交上の
 仕込み が終わってた事になる、
 この異常な我が国政府外務省の陰陽を示して下さい。 」

「風天小蓄 五」



---記事引用---

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120917/plc12091722330011-n1.htm
海保、排除に主眼も「限界がある」 尖閣中国船
2012.9.17 22:32 [尖閣諸島問題]
http://yukan-news.ameba.jp/20120917-596/

 中国の休漁期間終了に伴い千隻の中国漁船が沖縄県の尖閣諸島に押し寄
せるとの現地報道に、海上保安庁は17日、警戒態勢を強め情報収集を
進めた。海保幹部は「状況に応じて、できることを粛々とやる」と、慎重
に推移を見守っている。

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外務省 中国渡航者・在留者に9月18日が危険だと指摘
9月17日18時02分
提供:アメーバニュース/政治・社会
---略----

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http://blogos.com/article/46928/

記事 尖閣諸島
【佐藤優の眼光紙背】1997年11月11日付の小渕書簡があるため
日本政府は尖閣諸島周辺の中国漁船を取り締まることができない
2012年09月17日 18:17

佐藤優の眼光紙背:第144回

---略----

 しかし、日本政府は尖閣諸島周辺の排他的経済水域
(EEZ、領海12海里の外側)における中国漁船の活動を一切取り
締まることが出来ない。外務省はこの問題にひたすら焦点が当たらない
ようにしているが、1997年11月11日付の小渕恵三外相(当時)
書簡が存在するからだ。これは、日本政府が中国に対して、日本の法律
の適用を免除している奇妙な外交文書だ。

 1997年11月11日、東京で署名され、1998年4月30日、
国会で承認され、2000年6月1日に効力が発生した日中漁業協定
(正式名称「漁業に関する日本国と中華人民共和国との間の協定」)と
いう条約がある。両国の排他的経済水域(EEZ)におけるルールを定めた
ものだ。

 この条約の第6条(b)に、

「北緯27度以南の東海の協定水域及び東海より南の東経135度30分
以西の水域(南海における中華人民共和国の排他的経済水域を除く。)」

という規定がある。まさに尖閣諸島が含まれる水域だ。日中漁業協定本文
はこの水域に関する規定を何も定めていない。

 ただし、この条約には「漁業に関する日本国と中華人民共和国との間の
協定第6条(b)の水域に関する書簡」という文書が付属している。全文
を正確に引用しておく。


  本大臣は、本日署名された日本国と中華人民共和国との間の協定に
  言及するとともに、次のとおり申し述べる光栄を有します。

  日本国政府は、日中両国が同協定第6条(b)の水域における
  海洋生物資源の維持が過度の開発によって脅かされないことを確保
  するために協力関係にあることを前提として、中国国民に対して、
  当該水域において、漁業に関する自国の関係法令を適用しないとの
  意向を有している。

   本大臣は、以上を申し進めるに際し、ここに閣下に向かって敬意
  を表します。

                       
  1997年11月11日東京で
                         
   日本国外務大臣小渕恵三

  日本国駐在中華人民共和国
  特命全権大使 徐敦信閣下


 尖閣が日本領であるにもかかわらず、日本政府はなぜ日本の漁業関係の
法律が中国人に対して適用されないという意思表示をしたのか。このよう
な書簡を残せば、中国との間に尖閣諸島をめぐる係争が存在することを
客観的に認めることになってしまう。外務省が当時、この書簡の持つ意味
について理解できていなかったはずがない(中国から同様の書簡が出て
いるので、相互主義だという言い訳は通用しない。問題は日本政府が、
尖閣諸島の管轄権の一部を自発的に放棄していることだ)。

 自民党は民主党政権の弱腰外交を非難するが、小渕書簡はまさに自民党
政権の手によって作成されたものだ。しかも、尖閣諸島という名前が
出ないように、外務官僚が悪知恵を働かせている。

 中国の挑発に対して、日本政府は尖閣諸島の平穏を維持するために
中国政府と外交交渉を行うべきだ。「領土問題は存在しないので、
中国側と交渉する必要がない」というのは、もはや面倒な仕事から
逃れるための外務官僚の口実に過ぎない。外務省は、小渕書簡の撤回も
視野に入れ、毅然とした態度で中国と交渉して欲しい。
(2012年9月17日脱稿)

佐藤優(さとう まさる) 1960年生まれ。作家。1985年
に外務省に入省後、在ロシア日本大使館勤務などを経て、
1998年、国際情報局分析第一課主任分析官に就任。 2002年、
鈴木宗男衆議院議員を巡る事件に絡む背任容疑で逮捕・起訴。
捜査の過程や拘留中の模様を記録した著書「国家の罠―外務省
のラスプーチンと呼ばれて」(新潮社、第59回毎日出版
文化賞特別賞受賞)、「獄中記」(岩波書店)が話題を
呼んだ。
---略----

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---前段---

 プロフまで引用しましたがこの方元外務官僚なんですね、いい仕事
してますね、惚れ惚れしますね、そういう事で、
それで昨年「易」が尖閣問題に対して何故に「既済ニ爻」を出したのか
佐藤氏の指摘で解って来ましたね、
もうすでに外交交渉で下地が出きてたって事ですよ。
 あとはタイミングだけの問題。 自民党さんにも責任はありますが、

 外務省さんやってくれますね。


 ---自ブログ引用---
 2011年5月23日月曜日
 metujin ekikyou 日誌 【日中首脳会談 尖閣問題 】
 【ヤフーニュース
 菅首相「尖閣」という言葉、一切使わず、日中首脳会談
 産経新聞 5月22日(日)13時33分配信 】

 ではみんなが気になる尖閣問題。

 【日中首脳会談占題2】【尖閣問題はどうなるか 】

 ---略---

 【二爻    爻辞    婦喪其弗。勿遂。七日得。】
 (ふそのふつをうしなう。おうことなかれ。ひちじつにしてう。)

 中国さんが尖閣にちょっかい出して来ても慌てず対処するなら七日も
 すれば戻ってくる、辞からいって上陸して少しの間生活するかもし
 れませんね。

 ---略---

 ***************


 2012年7月12日木曜日


 metujin  ekikyou  日誌
「中国、漁船の尖閣海域進出解禁を示唆」

 「明らかな主権侵害行為ではあるが、一応は対応策があるなら
  聞いておきたい。

 「天山遯 五」

  ---略---

 《2012年1月2日月曜日
  metujin 易経日誌 「2012年」「日本国 今年の運勢は如何に」
  --略---

  ---○○○島でのちょっとした衝突には国際法に則り
  賢明な対処を -

 ---略---

 またこれは中央の政府官吏の方々が同じ官吏の方々である海保職員の方々を
 イジメている象にもなり、これは原発災害で

 《 2012年7月4日水曜日
  metujin ekikyou 日誌
  『原発状況説明と東電が回答 町長「でたらめ」と批判』
  「火沢けい 上」 》

 で書いた事と構図的にラップする。

 問題は「官」対「民」だけでなしに「官」対「官」の問題としても
 被ってくるって事です。
 大事なのは「海保職員」の方々が普通の国としてその業務に就けるよう
 な法整備であるとか情報公開をすべきではないでしょうか。
 というかやった方がいいですね。
 「旅」卦の外卦は「離」(|:|) 国家の上にはためく日の丸の旗であり、
 立法の意ですからね。

 「火山旅 五」
 「五爻  爻辞   射雉一矢亡。終以譽命。」
 「雉を射て、一矢亡う。終にもって誉命あり。 」
 「象に曰く、終にもって誉命ありとは、上に逮(およ)ぶなり。 」
 -------------------------------------------------------------

  たとえ国力軍事力が上の国家であったとしても国際法の相互主義に
 照らして

  「・上に逮(およ)ぶなり。 」

 と云う事。「海保職員」の方々が動きずらいのはよくない。
 現状のままなら「遯」走 外国船の無法に対して逃げまわりつつ対処する
 しかない事になる。

 「天山遯 五」
 「五爻   爻辞   嘉遯。貞吉。」
 「嘉く遯る。貞しけれれば吉なり。」

 そんな事は「貞」しいとはいえませんからね、したがって「吉」とは
 成り得ないと云う事になります。

  ---略---

 ********************

 7日もすれば戻ると云うのはあくまで「辞」としての比喩であり
ますので、それはそれで別に「占」を建てる必要があるでしょうね。

《外務省 中国渡航者・在留者に9月18日が危険だと指摘》

に関しても《注意喚起(その2)》 だけですからね、ネット上では

「邦人帰国勧告」 「渡航禁止措置」を何故出さないのとか、
「フジタ社員の拘束事件」から学んで無いだとかの声がありますからね、
他には中国に恭順の意を示す為に日本人を○○にしているだとか
いろいろあるようです、確かに邦人の安全に対する配慮が欠けているように
感じます。
 
 このブログでは以前から官庁の一つの部署がオラがための「泰」の
陰陽を使うと「民」は当然の事ながら他の官庁まで「否」塞する旨
指摘してきましたが、

いくらなんでもちょっと度が過ぎるのではないでしょうか。
海保の方もそうですが、一般渡航者にしても、問題がある実に問題。

 《・問題は日本政府が、
 尖閣諸島の管轄権の一部を自発的に放棄していることだ)。》

 法に則りなんて書きましたがこれで海保に動けって云う方が無理
ですよ、だから「易」の指示が「遯 五」なんですね。
 これは海保可哀想だわ、ホント、むちゃくちゃです実際。

---問占---

「占題」

「海保、排除に主眼も「限界がある」 尖閣中国船」
「中国の休漁期間終了に伴い千隻の中国漁船が沖縄県の尖閣諸島に押し寄
 せるとの現地報道・」

「記事 尖閣諸島
【佐藤優の眼光紙背】1997年11月11日付の小渕書簡があるため
 日本政府は尖閣諸島周辺の中国漁船を取り締まることができない」

「佐藤氏が指摘する『小渕書簡』によって初めて「既済 ニ」「遯 五」
 の意味が読めて来たわけですが、これだと1997年にはすでに外交上の
 仕込み が終わってた事になる、
 この異常な我が国政府外務省の陰陽を示して下さい。 」

「風天小蓄 五」




---以降過去倉庫へ---
2012.11.

 このブログはツイッター篇の下書きみたいなものなので
もし興味のある方はツイッター篇をご覧ください。
権力批判的な事が大半ですので、こちらはある程度時間が経ったものは
消しております。

http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/ 


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