2012年9月6日木曜日

metujin ekikyou 日誌 「一生安泰のマボロシ」「離為火 二」




metujin  ekikyou  日誌 
「占題」

「《「地元ではシャープに入れば一生安泰だといわれてきた。描いていた
  人生設計が完全に狂ってしまいました。》

「『一生安泰のマボロシ』metujin  が個人的に経験した大企業病、
 「決めない」「責任者不明」「納期に対する姿勢」「心ここにあらず」
  諸々働く側にも応分の問題点があるように思うが
  一口にいってその陰陽とは何か。 ?」

「離為火 二」


---記事引用---
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-08-28/2012082801_03_1.html
電機リストラ 「NEC調査、指導必要」  2012年8月28日(火)

厚労相 田村氏「退職強要」追及に

参院決算委

日本共産党の田村智子議員は27日の参院決算委員会で、NECなど
電機大企業のリストラで違法な退職強要が行われていると追及し、
「実態を調査し、直ちにやめさせるべきだ」と迫りました。

 小宮山洋子厚労相は「NECの例についても出向いて調査し、必要な
指導をすることが必要と思う」との考えを示しました。

 田村氏は、12万人を超える人員削減が計画されており、労働者の生活
や地域経済を破壊する身勝手なものだと批判。パナソニック茂原工場
(千葉県)は県・市から約34億円の補助金を受けていることを挙げて、
計画の段階から地域協議を義務付けるよう要求しました。

 小宮山厚労相は「提案も含めてどういうことが可能か検討したい」と
答えました。

 田村氏は、1万人のリストラを計画するNECでは、多い人で2カ月に
10回もの面談が行われ、退職を繰り返し迫られている実態を、産業別
労働組合「電機・情報ユニオン」に寄せられた相談をもとに告発。入院先
まで押しかけて退職の説明を行い、うつ病で療養中の労働者を呼び出して
何度も強要していることを示し、「希望を募るという範囲を超えている」
と追及しました。

 小宮山厚労相は「退職勧奨は全体として被勧奨者の自由な意思決定が妨
げられる状況の場合には違法な権利侵害になると述べた最高裁判例がある。
名誉、感情等に十分に配慮されるべきとされている」と述べ、行き過ぎた
退職勧奨が違法になることを説明しました。

 田村氏がNECだけでなく他の企業のリストラ計画にも対応するよう求め、
小宮山厚労相は「一つの企業の複数の労働者から相談が寄せられた場合は、
こちらから企業に出向いて事実関係を確認し、必要な指導をする必要がある」
と述べました。

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http://www.wa-dan.com/article/2012/09/nec.php
NEC大リストラ中に社員が本社で自殺の「謎」
 
---略---

※週刊朝日 2012年9月14日号

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http://www.news-postseven.com/archives/20120903_140813.html
シャープ勤務30代「一生安泰といわれたのに人生設計狂った」
2012.09.03 16:00

 深刻さを増すシャープの経営危機。
---略---
「地元ではシャープに入れば一生安泰だといわれてきた。描いていた人生
設計が完全に狂ってしまいました。

---略---

※週刊ポスト2012年9月14日号

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---前段---

 この問題は何度か取り上げてますのでね、今更ではありますが、

 《田村氏は、12万人を超える人員削減が計画されており、労働者の生活
 や地域経済を破壊する身勝手なものだと批判。》

 シャープやNECは確かに経営が下手だったとは思いますが、
日系の電機業界が総なめ状態ですからね、円高経済政策におけるところが
大きいとおもいますよ、
まして、太陽光発電は買取制度として国が設計したにも関わらず、
パネルの購入は韓国からだったりしますしね。

 この問題は何度も取り上げてきましたが、ほんっとうに経済政策日銀の
姿勢が目について仕方がない。
本体だけでこの規模ならぶら下がり枝企業にいたってはとんでもない
影響がある。
ここ数年で軒並み株価九割引だったりしますしね、異常です、
とにかく異常。

 これと対になって絶好調の企業さんもあるようですが、それはあちら系の
企業だったりしますしね。
これは極端です。

 ○○○の傍系の企業さんとはお付き合いした事がありますが、確かに
官僚化して決めない、とにかく決めない、選べるようにこれしか無いプラン
を数例出してあげてもそれでも決めない。
担当の方と話をしても、心ここにあらずだったりする。
最後には期日がきて顧客企業と一緒にてんやわんやと云うのが毎度の
パターンというのが
ありましたから、全てが経済政策のせいにはできないでしょうが、業界全体
として沈むと云うのは本当に厳しい事です。

《「地元ではシャープに入れば一生安泰だといわれてきた。描いていた人生
 設計が完全に狂ってしまいました。》

表題から「地元」の字が抜けてましたので復活させましたが、
これは甘いでしょうね、先に書いたように自分がお付き合いした事のある
官僚化して何事も決めないような方と何かかぶる面があるように思います。

 この先まだTPPもありますのでね、TPP関連でやった易との問答
ではみんなが自営業みたいな感じといいますか、アメリカが押してくる
わけですので、今のアメリカみたいな感じでしたので、
これらはその陰陽の先駆けなのかもしれないですね。 

真に定年まで勤めあげてといったものは「離為火」(|:||:|)たる
公務員の方々と一部の特別な企業くらいのもの、なので「易」としては
「官吏」の方々には折りに触れて「離 三」

「離為火 三」
主卦「離為火   」(|:||:|)
変卦「火雷ぜいごう」(|:|::|)  
「三爻  爻辞  日昃之離。不鼓缶而歌。則大耋之嗟。凶。」
「日昃(かたむ)くの離なり。缶(ほとぎ)を鼓(う)ちて歌わざれば、
 大耋(だいてつ)の嗟(なげ)きあらん。凶なり。 」

「象に曰く、日昃(かたむ)くの離は、何ぞ久しかるべけんや。 」
 (---人生に即して云えば衰余の老年である。しかし盛者必衰の道理
  を悟れば、缶(ほとぎ)酒を入れる瓦器)を叩いて歌いつつ、
  残りの寿命を楽しむがよい。それができなければ、やがてはいたずら
  に大耋(八十歳の老人)の老衰を嗟(なげ)く事になって凶である)
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 天下りのような美味しい利権は手放してもらうしか無いにしろ、
定年まで勤められる安定した職場を保持できる事を喜ぶようでなければ
それは凶であると指摘してきたわけです。

 政府関連の事は何度も易に聞いて来ましたから、今回は働く側 企業側
の問題点といいますか、私が経験したところの大企業病、「決めない病」
「誰も責任を取ろうとしない病」、そして今回の表題であるところの
「一生安泰」のマボロシについて考察してみたいと思います。
 
 政府だけの問題でも無いと思うんですよ、真面目な話、電機労組の方々
もあまり調べず云われるがまま今の○党の方々に投票したのでは
無いですか ?
ネット上では、かなり正確に今の状況が予測されてましたし、財源の問題
にしても、根拠が無いのを指摘されてましたしね。

 当時は metujin  も易をいじくり回す程の環境にはありませんでしたが
危険な香り、アラームが鳴っているのはこれは認識してました。

 
---問占---

「占題」

「《「地元ではシャープに入れば一生安泰だといわれてきた。描いていた
  人生設計が完全に狂ってしまいました。》

「『一生安泰のマボロシ』metujin  が個人的に経験した大企業病、
 「決めない」「責任者不明」「納期に対する姿勢」「心ここにあらず」
  諸々働く側にも応分の問題点があるように思うが
  一口にいってその陰陽とは何か。 ?」

「離為火 二」


---以降過去倉庫へ---
2012.10.

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