2012年10月10日水曜日

metujin ekikyou 日誌  「中国、総領事館移転先として新潟県内の広大な土地を購入予定」 「火水未済 上」


metujin  ekikyou  日誌

「中国、総領事館移転先として新潟県内の広大な土地を購入予定」

「ロシア総領事館ですら入居しているビルから出て治外法権の広大な
 土地を川端に欲しがるのかその陰陽とは如何に。」

「火水未済 上」


---記事引用---

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00233096.html

中国、総領事館移転先として新潟県内の広大な土地を購入予定

中国政府が、総領事館の移転先として、新潟県庁からほど近い、およそ
4,500坪の土地を購入予定であることがわかった。
日本の領海を狙う中国。
その動きは、尖閣諸島だけにとどまらず、日本のさまざまなところで見
られる。
今回、取材班が向かったのは、新潟市。
ここに、中国政府が購入を予定している土地がある。
新潟県庁から、ほど近い広大な敷地。

中国は、総領事館の移転先として、この土地を購入予定だという。
以前は、駐車場として使われた跡が残るこの土地は、新潟県庁からわずか
500メートルのオフィス街の一角にある。
さらに、この土地のすぐ近くには、保育園がある。
登記簿によると、その広さは、およそ4,500坪。
すぐ隣には、ゴルフの練習場があるが、こちらと比較してみても、ほぼ
同じぐらいの広さ。

この広大な土地の値段は、いくらになるのか。
新潟市内の不動産会社は「基準値でいうと、坪29万円。(土地全部で)
おおむね13億円ちょっとになると思います」と話した。
近くの住民からは、不安の声も聞かれた。

周辺の住民は、「広すぎるね。見たけど、近くだからよく行くけどね。
領事館で、あれだけの土地が必要かというふうに思いますよね」、
「何かことがあると、そこに中国の方がいらして、デモをしたりするん
だったら、嫌だなと思いますね」と話した。

在新潟中国総領事館土地売却に反対する県民の会は、「新潟の土地に、
日本の法律が通用しない、約5,000坪の土地ができるということには、
無条件に不安はあります」と話した。
2012年4月から建設反対の署名活動を始めたところ、およそ70日間で、
18万人を超える反対署名が集まり、9月、外務省に提出した。
在新潟中国総領事館土地売却に反対する県民の会は「5,000坪ではない
適正な大きさで、領事館業務をするにふさわしい、適正な大きさという
ことで、してもらいたい」と話した。

しかし、なぜ中国が、これほどまでに広大な土地を購入する必要がある
のか。
2010年6月、中国は、日本で6番目となる総領事館を新潟市中央区に開設
した。
ところが、そこはロシアや韓国の総領事館も入る賃貸ビルだったため、
中国側は、自前の建物を希望していた。
中国総領事館の王華総領事は、「業務や館員の生活のため、新潟市内
での土地購入と恒久的な建物の建設を希望している」とコメントして
いる。

総領事館に来た中国人は「パスポートの更新手続きのために来たけど、
かなり探した。ここは小さすぎる。とてもじゃないけど、本当に見つけ
にくい。初めのころ、探すのにひと苦労した」と話した。
総領事館側が、さらなる移転先を探す中で浮上したのが、この新潟県庁
に近い広大な土地だった。

3月15日の衆院予算委で、玄葉外相は「土地の使用目的とか、広大な土地
が必要な理由について、中国側からは、総領事館事務所に加えて、総領事
の公邸および館員宿舎、市民との交流ができる触れ合いの場、駐車場を
併設する旨の説明があったところであります」と述べていた。
今回の件について、新潟市は、民間が所有していた土地の取引であると
して、ノーコメント。

篠田 昭新潟市長は、3月の市議会で「外交上、国が判断すべきこと」と
述べている。
こうした中国による土地購入は、新潟だけの問題ではない。
東京都内では、大使公邸の用地として、国家公務員共済組合連合会が所有
する、およそ1,700坪の土地を、一般競争入札により60億円で落札。
愛知・名古屋市でも、総領事館を国家公務員宿舎跡地およそ1万坪のうち、
3,000坪に移転・拡張する計画。

さらに、農林水産省と国土交通省の調査によると、2010年と2011年の
2年間に、中国資本の企業が、北海道内で100haにのぼる森林を買収した
ことを確認している。
水資源の確保が狙いとみられている。
中国による日本の土地買収について、中国事情にくわしい
ジャーナリスト・富坂 聰氏は「目の届かないところで、日本の土地が
自由に買われてしまっているというところが、今回の領事館の問題を
入り口として、国がきちっと規制できるようなシステムを持たないと、
いざという時に対応できない。安全保障上、どうしてもだめだという
場所とか、そういう場所は、きちんと最初に押さえておくという、その
手続きが必要じゃないかと思います」と話した。
最終更新: 2012/10/09 06:55 (10/08 18:12)

****************

---前段---

 中国がチベットの地を侵略したのは一つには国際河川の元を押さえると
いったこともあるようです。

 水問題は若干手をつけたかとは思いますが、不必要なレベルの広大な
治外法権の土地を手に入れるといったことはいかがなものか、
これは安全保障の問題に直結するのではないでしょうか。

しかもこの土地は川にも面しておりますので、いろいろとやれないことも
ないでしょうし。

そもそも中国では土地が買えるものではありませんので外交上の相互主義に
照らしてみてもこういうのはあってはならない事ですからね。

ブータンはすでにその国土の18%を中国に侵食され、
チベット問題に対してはペマ・ギャルポ氏の警告があるわけですが、
いずれにせよ、その惨状に関していまさら説明は不要でありましょう。
ネパールは ネパール共産党毛沢東主義派 によって王政廃止が主導
されたようであり、尖閣、南沙諸々、彼の国は気の抜けない相手で
ありますので、

まずは何故に中国が
あの大国ロシア総領事館ですら入居しているビルから出て、

《在新潟中国総領事館土地売却に反対する県民の会は「5,000坪ではない
適正な大きさで、領事館業務をするにふさわしい、適正な大きさという
ことで、してもらいたい」と話した。》

 不適切なまでの大きさの土地を欲しがるのか易にその陰陽を尋ね
解読してみたいと思います。

---問占---

「占題」
「中国、総領事館移転先として新潟県内の広大な土地を購入予定」

「ロシア総領事館ですら入居しているビルから出て治外法権の広大な
 土地を川端に欲しがるのかその陰陽とは如何に。」

「火水未済 上」


「卦  辞」
「未済。亨。小狐ほとんど済。濡其尾。无攸利。」

「未済(びせい)は、亨る。小狐ほとんど済(わた)らんとして、その尾を
 濡らす。利(よ)ろしきところなし。 」

「彖に曰く、未済は、亨るとは、柔中を得ればなり。小狐ほとんど
 済らんとすとは、未だ中を出でざるなり。
 その尾を濡らす、利ろしきところなしとは、続いて終らざればなり。
 位に当たらずといえども、剛柔応ずるなり。」

「象に曰く、火の水上に在るは未済なり。君子もって慎みて
 物を弁じ方に居く。」

「未済とは未だ済わぬということである。各爻、応も比も備わっているが、
 ただ其の位を正しくしていないのである。故に、済わぬということである。
 事物の未だ済わぬ義。
 不定の意。背き離る意。口論闘争する意。
 知仁兼備の人物と見ることがある。
 即今は不運の如く、未だの字は後日に期すること有るの意ゆえよく
 正しきを守って末を待つべきである。
 勝負、我が方に利あれど、先方は知者なるゆえ、油断すべからず。」


「火水未済 上」
主卦「火水未済」(|:|:|:)
変卦「雷水解 」(::|:|:)
「火水未済 上」
「上爻  爻辞  有孚于飲酒。无咎。濡其首。有孚失是。」
「飮酒に孚(まこと)あり。咎なし。その首を濡らすときは、孚有れども
 是(ぜ)を失う。」
「象に曰く、酒を飮みて首を濡らすとは、また節を知らざるなり。 」
「象伝」 酒を飲んで首を濡らすと云うのは、やはり節制する事を
 知らぬのである。
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---変卦「雷水解」---


「卦  辞」
「解。利西南。无所往。其来復吉。有攸往。夙吉。」

「解は、西南に利(よ)ろし。往く所なければ、それ来復って吉なり。
 往くところあり、夙(はや)くするときは吉なり。 」

「彖に曰く、解は、険にしてもって動く。
 動きて険より免(まぬが)るるは、解なり。解は西南に利(よ)ろし
 とは、 往きて衆を得るなり。それ来り復って吉なりとは、すなわち
 中を得ればなり。
 往くところあり、夙くするときは吉なりとは、往きて功あるなり。
 天地解けて雷雨作(おこ)り、雷雨作って百果草木皆甲(たく)す。
 解の時、大いなるかな。」
「象に曰く、雷雨作(おこ)るは、解なり。君子もって過を赦し罪を
 宥(なだ)む。」
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「雷水解 上」
主卦「雷水解 」(::|:|:)
変卦「火水未済」(|:|:|:)
---------------------------
「雷水解 上」
「上爻  爻辞  公用射隼于高よう之上。獲之无不利。」
「公もって隼を高ようの上に射る。これを獲て利(よ)ろしからざるなし。」
「象に曰く、公もって隼を射るとは、もって悖(もと)れるを解くなり。 」
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「岩波文庫 易経」より  以降引用は同左
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---易卦解読---

「火水未済 上」
主卦「火水未済」(|:|:|:)
変卦「雷水解 」(::|:|:)
-------------------------------

 今回書くのは芳しく無いとの易の指示を頂きましたが、ぼかした表現
にしてなるたけ裏書庫にももっていかないようにしたいので、読む方は
それでもって意を汲んで頂きたいと思います。

まずは上爻は卦外でありますので、外国のとかいった意味があり、
変卦側外卦の象は「震」(:||)「倒艮」外国の土地であり草が生えていて
尚且つ外人さんの意味、そして有り体にいうなら治外法権「外国」の土地
になってしまうんですよと云う事。

主卦側外卦には「離」(|:|)の日の丸の土地ですので、こうした方が
いいですよと云う事でありますので、結論から先に述べるなら、
外交の相互主義に則り、土地はあくまで日本が管理すべきものと云う
スタンスにした方が良いわけです、
かならずこうなるといった事では無くて、アドバイスが主ですからね、
その点お間違えの無いようにしていただきたいと思います。

 今にして思えば metujin  が当て物に傾きそうになった時に「易」から
ガツンとやられたのが思い出されるわけです。

 それで理由としては内卦を単純に日本側としてみるならここが本来
「離」(|:|)たる日の丸あるべきところにそれが見当たらない、「坎」と
して凹む、或いは隠れてしまっている。

これは経済的なものを期待される方々にせよ、あまり期待できない象で
あり、日の丸の土地に日の丸の国旗がはためかないとなるならば、その
趣旨としては説明が不要でありましょう。

更には主卦側において日の丸の土地の上に「離」たる「皇室」の輝き
が変卦側では「倒艮」として倒れてしまっている。
これなどは王○廃止した○パールを彷彿とさせるのではないでしょうか。

で話を元に戻しますとその「倒艮」たる施設倉庫に中に入るのは
なんだろう ? と裏事情を易に尋ねますと、「倒兌」(||:)これは
「巽」の伏入であり、「兌」の象としては機械系 筒になったもの、
「倒」なので正規のものとは ・・ でもって「兌」の川から ・・
「武道」の道場でも作るんでしょうかね、 ? ^^)

「卦  辞」
「未済。亨。小狐ほとんど済。濡其尾。无攸利。」

「未済(びせい)は、亨る。小狐ほとんど済(わた)らんとして、その尾を
 濡らす。利(よ)ろしきところなし。 」
-----------------------------------

 法整備が間に合って無いのにこういった外交の相互主義に反するような
事をしてはいけないと云う事になる。
後述しますが、治外法権納税免除の土地を作るのは、通常の土地取引の
感覚であってはいけない、これは完全な領土主権に関わる重大事です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「火水未済 上」
「上爻  爻辞  有孚于飲酒。无咎。濡其首。有孚失是。」
「飮酒に孚(まこと)あり。咎なし。その首を濡らすときは、孚有れども
 是(ぜ)を失う。」
------------------

 オイシイお酒なんでしょうか?、何はともあれ国家主権に関わる
こういった重要案件は議論を別にするべきではないでしょうか。



---「治外法権」の土地を作ると云うのは単なる土地売買では無い。
  それは主権領土割譲と同じ事               ---

「火沢けい  初 」
主卦「火沢けい」(|:|:||)
変卦「火水未済」(|:|:|:)
-------------------------------
「火沢けい 初」
「初爻  爻辞  悔亡。喪馬勿遂。自復。見惡人。无咎。」
「悔亡ぶ。馬を喪(うしな)うも逐うことなかれ、自ら復る。悪人を見るも
 咎なし。」
「象に曰く、悪人を見るは、もって咎を辟(さ)くるなり。」
---------------------------------------------
 「象伝」悪人を見るというのは、怨を受けぬように、咎を避けるのである。
-----------------------------------------------------

これは租税免除等の条約に当てはまる。

 ---記事引用---
 http://okwave.jp/qa/q2831270.html
 《領事館の土地はその国の所有物なのか?》

 《領事館は治外法権でそこは国外になる。》
  ---略---

 《「外交に関するウイーン条約」によると、第34条に、
 「外交官は、特定のものを除くほか、人、動産または不動産に関し、
 国または地方公共団体の全ての賦課金及び租税を免除される
 (長文のため一部省略)」となっております。領事館に関しても
 外交官が勤務しておりますので、これが適用されます。

 また、「領事関係に関するウイーン条約」の、第32条(領事機関の
 公館に対する課税の免除)によると、「特別な場合を除き、国または
 地方公共団体の全ての賦課金または租税を免除される(一部削除)」
 云々となっております。同時に国交のある国に対し相互取極が行われ、
 その国の領土と見なし派遣国の国旗を掲揚し、その施設は不可侵と
 されております。ロシアとは国交があり、お互いに大使館、領事館設置
 を認めているので、この条約に基づいて行われたものと思われます。》

 *** 引用ここまで ***

 日の丸印の政治家であるなら 
ダメなものはダメと断る矜持が欲しい、有権者にあれこれ指摘されて
動くようではいけないですね。
変卦側にある内卦「坎」(:|:)は日本の土地では無くなると云う象です。
通常の土地売買契約の概念で物事を語るべきではない。

 一時利益があったところで「治外法権」の土地を作るのはその土地を
外国に割譲したのと変わらないわけですからね、
まして中国の周辺国が被った歴史と云うものを鑑みるなら子孫に悔いを
残すような政治をやるべきではないです。

本来政治家がやるべき仕事は「民」の生活に対する懸念を払拭することです。
有権者としては真剣に子孫たちの未来を考える努力をして頂きたい。


---「沢水困」の政治とは ---

「沢水困 五」
主卦「沢水困 」(:||:|:)
変卦「雷水解 」(::|:|:)
-----------------------------
「沢水困 五」
「五爻  爻辞  鼻切られ足切られ。困于赤ふつ。乃徐有説。利用祭祀。」
「鼻切られ足切られ、赤ふつに困(くる)しむ。すなわち
 徐(おもむ)ろに説びあり。もって祭祀するに利(よ)ろし。」
「象に曰く、鼻切られ足切らるとは、志未だ得ざるなり。すなわち
 徐ろに説びありとは、中直なるをもってなり。用て祭祀するに
 利(よ)ろしとは、福を受くるなり。
--------------------------------------------------

 これは書きたくは無いが、「困」卦裏事情たる「山火賁」オラがところの
代議士、或いは首長が上爻~二爻にあるところの「山水蒙」
「兌悦」をもたらさない有権者の意向は汲まない象となっている。
表に戻って「困」卦と云うのは外国に対してその「兌」の口、耳が向いて
いるのであるから、これまで書いてきたように、そういう首長なり、
議員をいただたくところは地域全体で「沢水困」となるのである。

政治の仕事は「火雷噬ごう」たる国民であるとか地域住民の生活上の
懸念懸案を議論し、解消することにある。
その為のものを逆に回したなら「困」になるんですよと云うことであり、
予算もいくらあっても足らなくなる。

この領事館の件にしても本来入るべき税収がなくなるわけであるから、
受け入れる地方にしたところで反対意見が出ないのはオカシイという
事になるだろう。
 有権者の方々はその票を無駄にすべきではない。

 今まで通り土地建物はあくまで日本のものであり 領事館のようなところ
はテナントで入居してくれるのが一番いいやり方に
なるわけです。

---結局これは国の仕事---

「風沢中孚 上」
主卦「風沢中孚」(||::||)
変卦「水沢節 」(:|::||)
「風沢中孚 上」
「上爻   爻辞   翰音登于天。貞凶。」
「翰音(かんおん)天に登る。貞なれども凶なり。」
「象に曰く、翰音天に登る、何ぞ長かるべけんや。」
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 危機管理は何も災害に特化したものでもないんですね、安全保障もその
範疇。「中孚」の卦は「大離」の大きな日の丸の象ですので
こんなのは地方というよりは国がはっきり議論して答えを出さなきゃ
いけないことです。

ところがどんな批判を受けようがヤル気が無いのが変卦の方にある、
外卦「坎」の象これは「位」
があたっていますが、卦徳全体で「水沢節」の時間切れの暗示 。

今の法で問題が無いから議論しないという姿勢にもなるわけです。
逆目線「風水渙」の散る象でありますから、こんなのは放おっておける
ものでは無いわけです。

 上爻なので時間もあまりなく、にも関わらず支援してくれる方々に配慮
して動く気配が無い。
こういうのをして
飛べないニワトリが天に登った象とするわけです。

 国政の改革だけは全ての分野において待ったなしであることをよく
認識して頂きたいと思います。


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