2012年10月12日金曜日

metujin ekikyou 日誌  「カナダ・メキシコ」TPP正式参加。


metujin ekikyou  日誌 
「カナダ・メキシコ」TPP正式参加。



--- 記事引用 ----

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012101000224

TPP交渉に正式参加=カナダとメキシコ
 【ニューヨーク時事】カナダ政府は9日、米国やオーストラリア、ベ
トナムなどによる環太平洋連携協定(TPP)拡大交渉に正式に参加が
認められたと発表した。メキシコ政府も前日、同様の発表をしており、
TPP交渉の参加国は合計11カ国となった。(2012/10/10-10:55)

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---「カナダ・メキシコ」TPP正式参加。 前段 ----

 ノーベル賞受賞に続いてよいニュースが飛び込んで来たようです。
 この件に関しては昨年11月にコメント済みでありますが、

            ※引用は「岩波文庫 易経」より。

 --- 自ブログ引用&ダイジェスト ----
 
 《2011年11月16日水曜日》

 《metujin  ekikyou  日誌 「火雷噬ごう 五」「TPP参加問題」
 「カナダ、メキシコ、台湾、これらの国々
  が参加することでどう変わっていくだろうか。」》

 《カナダの他メキシコも参加表明されて 米国とニュージーランドは
  カナダの参加に反対してきた経緯があるようです。》

 《 それはそうでしょうね、^^)
 ISD条項によってアメリカの法体系に組み込まれて非関税障壁その他
 撤廃されたなら、これまで占断してきた卦徳の上からも

 「艮為山」(|::|::)→「山地剥」(|:::::) 殆ど
  一つの国 選挙権を持たないだけのただのアメリカの一州のような感じ
 でしたからね。》

 《「副占」「この象からいくと条約締結にあたり一番危惧されている
 政府と投資家の紛争を処理する仲裁手続き(ISD条項)
 に関して環境、医療、食に関わるものに関しては従来通り
 国内法で対処できるような流れになるようですが
 どうでしょうか。 むろん基本的なものは変更無し
 でしょうが。」

 「火沢けい 上」》

 《「火沢けい」を逆の立場から眺めますと「家人」となりますので
 「家人」たる一般庶民に関わるもの
 環境、医療、食、に関わる
 ものに関しては各国の国内法で規制できるようになるのでは
 ないでしょうか。
 こういったものは国によって事情が違いますからね。
 以前も書きましたが医療に関しては薬だけは押し切られるかと思われます。

 上爻はリミット限界の意がありますので
 「 NAFTA 北米自由貿易協定 」でおきたようなトラブルは 
 この国々が参加していただけるならば解消に向うものと思われます。》


 《あとで説明しますが カナダ政府としては
  「 NAFTA 北米自由貿易協定 」で結ばされたこの問題からの
 「天山遯」を志向されているような象になるようです。

 おそらくカナダ、メキシコの「 NAFTA 」組みの国々はその方向の為に
 このTPPを利用されるものと思われます。
 一種の不平等条約でしょうからね、それを解消するために動いてくる
 のではないでしょうか。》


 《現状の「TPP」試案は貿易するにあたって問題がありますよと
 云うことのようです。 

 となれば「中野」先生のみならず国会質疑で佐藤ゆかり議員が質問された
 「ISD」条項と云う事になるのではないでしょうか。
 それ以外にもありますが、「今回の占題に関してはと云うことで・・」

 それで変卦内情にある「風山漸」(||:|::)を分析してみますと
 これは もともと何から来ているかと云うと「天地否」(|||:::)
 から来ているものと思われます。》


 《「 NAFTA 」組みの国から観ればこれは過去であり、TPPこれから
 の国から見ればこれは未来を暗示するのではないでしょうか。

 変卦「天雷无妄」(|||::|)には二爻~上爻にかけて「遯」卦の
 約象があります、これは初爻を除いて作る卦徳ですので、この象は
 「 NAFTA 」組みの国々が、これまでの問題を払拭するために
 TPP参加表明するとも読めるかと思います。》
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

◇ 切り貼りダイジェストご勘弁の程、

(|:|::|)「噬ごう 五」爻は「頤」(|::::|)四爻に挟まって
いる問題「ISD」条項等の問題を超えて来た方々でありますので、
これはまさにカナダ、メキシコ「 NAFTA 」組の国々の暗示であり、
TPPの議論の行く末に影響すると云うことではないでしょうか。

 先に書いたように彼らにとっては過去であり、日本にとっては未来。

「火雷噬ごう 五」
主卦「火雷噬ごう」(|:|::|)
変卦「天雷无妄」 (|||::|)
-----------------------------------

 変卦側は観ての通り、「天雷无妄」これは所謂「ISD」条項に代表
される金銭貿易第一の姿勢、であり取り決め枠組みといったもの。
貿易相手国の「政治」「行政」的なものはあまり斟酌される事がない。

がしかし、カナダ、メキシコ「 NAFTA 」組の国々が入り、意見を述べる
事によってそれが是正される可能性が高い。
名前が残るかどうかまではわかりませんが、国情に配慮したものには
変わっていくものと思われます。

 その他のものは項目だけを列挙すると

 《-----一番初めにアメリカの国益------》
 《--------- 本占の説明に入る前に --------》
 《--半官半民のような会社も普通に競争にさらされる事に---》
 《----日の丸印の職員さん達の再就職に当たって----》
 《---本当の大競争時代の幕開けに際して---》
 《----ブランド利益 「 黄離、元吉。」へ導く為に---》
 《---現状のままだと問題のある「火雷噬ごう」 の卦徳を
    ブランド確立の為の「離為火」へ-------》
 《---売り込むに当たって基本「屯」卦の配置にある事をお忘れなく---》
 《----------本占 爻辞------》
 《------三年を目処に-------》

 ***** 引用ダイジェストここまで ***

TPP、農業分野に関しては

《2011年10月23日日曜日
《metujin ekikyou 日誌「地水師 三」
1戸当たり農地10倍以上に 政府の農業強化基本方針」
「この方針の易経的評価は如何に」》

「三爻  爻辞  師或輿尸。凶。」

かなり厳しいです、農業というのは雇用の受け皿でもありますので、
単純に消費者だけの事を向いていればいいといったものでもないです、
 ただ光明が見えるのは変卦側の「地風升」、これはブランド化によって
他との差別化を図ると云う事でありますので、競争力をつけられない
事もない、そういう道も「易」は示したわけでありますけれども、

 原発災害において瓦礫の広域処理などといった事を始めたのは ここで
ずっと批判してきたことでもあり、
このTPPへの将来的ビジョンも配慮も無いのでは無いかと、甚だ心痛
したわけです。
 
この「師」と云うのは人間の身体が農薬まみれ、
ケミカルまみれの食品
◇ 当然遺伝子組み換え食品といったものもこの範疇。

を食べて健康を害するといった意味もあるので
別段農業だけのものでもなく、「師」でありますので、国土安全保障にも
密接に関わってくる。
 それは今回参加されるメキシコの歴史が証明してくれている。

 となると次には「医療」の問題が出てくる。
食品が安くなったからと喜んでも医療費がかかるようになったら意味がない。


《2011年11月3日木曜日》
《metujin ekikyou 日誌 「雷天大壮 五」
 「TPP医療分野」「このままいったらどう変化するだろうか。」》

 もう書いてしまいますが、「易」が云うには「○○会」が絡むのは
アンタッチャブル、触るなと云う事でありましたが、むりくり触っており
ます、
 触っるなと云われると触りたくなる。 ^^)

 で、まぁ薬だけはこれは譲歩仕方ないかもしれないですね。
「大壮」の卦は「大兌」(:||) これは無論お医者様の象であり
口、注射針 薬、そして料金、といった
象ですからね。裏事情としては「風地観」診察であり、政治的な決着。
お医者様の世界も競争原理が働くようになると云う事のようです。
 といいますか、国会休んでいる場合じゃないんですね、やる仕事が
てんこ盛りんなんですが。

 真面目な話、国会議員なり、国会なりに退職したような「官僚」の方を
再雇用して多数の人員を配置するくらいの事をして議論を進めていかな
かったら
審議の時間を失ってしまいかねない。
天下りしているような時間は無いんです、日本は「官僚」の方々のその
優秀な頭脳資源を無駄にしてきている。
 この時代の変わり目にその資源を活用しないでどうしますか。


 ----カナダメキシコ 「 NAFTA 」組の国々が参加したなら ----

先に書きましたところの
 
《--------- 本占の説明に入る前に --------》

のところに「水風井 上」爻が示されております。 辞としては

「水風井 上」
主卦「水風井」(:|:||:)
変卦「巽為風」(||:||:)
「上爻  爻辞  井收勿幕。有孚元吉。」
「井收(みずく)みて幕(おお)うことなかれ。孚あれば元吉なり。」
「象に曰く、元吉にして上に在り、大いに成るなり。」
--------------------------------------------------

 井戸は釣瓶がいったりきたりして水を汲むものでありますので
これは貿易の象、
「ISD」条項等の問題、そして農業、国民の健康、治山治水、
国土安全保障等をどう保持していくのか、
特別凹んでしまう分野に対する措置をしっかり検討したなら、上記の
ような「辞」が期待できるのであるし、我が国の国家ブランドを生かした
貿易がやれないこともない。

 時代の変わり目であり、ピンチはチャンスの裏返しともいいます、
政治を預かっている方々はその時間を無駄にする事の無いように、しっかり
議論していただきたいと思います。


---「易」からの追加の象辞 大競争時代を逆手に ---

「地雷復 四」
主卦「地雷復 」(:::::|)
変卦「震為雷 」(::|::|)
-+----------------------------
「地雷復 四」
「四爻   爻辞   中行独復。」
「中行にして独り復(かえ)る。 」
「象曰く、中行にして独り復るとは、もって道に従うなり。」
--------------------------------------------

 今回も「占題」というのは特別設けておりませんが、「易」がコメント
あるようなので追加します。

 これはこのブログではお馴染み東日本大震災の一ヶ月前に東北の大地震
を易に尋ねて返って来た象辞。

 一旦は大きな破壊の後に復興を遂げる意が読み取れるかと思います。
ただ破壊の間は当然苦しいですが。
TPPと云うのはこれまでの「官」「民」の関係構造といったものが
見直しされる象でありますから、自由な競争と云うのはある意味
悪いものでもないわけです、競争力があるなら伸していけるわけです
からね、
空いた隙間に入るのは何も外国企業と限ったものでもない。
 経済における国境を取っ払ってしまうわけですから、商いが「鼎」でさえ
あったなら怖い事は無いと思って準備しておいた方が良いかと
思われます。

沢山ノウハウのある会社というのは逆に安泰の方向に向かう機縁になる
象でもあると云う事です。

 それと政治的には大災害があったことを最大限に利用して交渉を有利に
進めるといった事も考えられますので、時間を無駄にすることなく、
早急に議論を進めていただきたいと思います。


---どの政党を応援する方であってもTPPの議論だけは
  議員に議論を進めてもらえるように・・・          -----

「火沢けい 二」
主卦「火沢けい」 (|:|:||)
変卦「火雷噬ごう」(|:|::|)
「火沢けい 二」
「二爻   爻辞   遇主于巷。无咎。」
「主に巷(ちまた)に遇う。咎なし。 」
「象に曰く、主に巷に遇うとは、いまだ道を失わざればなり。」
----------------------------------------------------------

 変卦にあるのは「噬ごう」問題ありですので、これは各業界団体
の方々は支援する政治家に働きかけて・・と云う事ですね、
主卦側では「兌」(:||)として政治に意見を述べている。

 特にTPPは大きくビジネスの現場が変わってしまう事になる
わけですからね。
国会閉めている場合じゃないと云うのは「易」も同じ考えだったと云う
ことになりますので、どの立場の方々であっても支援議員の方々に
動いてもらえるよう陳情された方がいいですよと云う事です、
議論を進めてもらわないことには、国民の未来に関わる重大事であります
からして。

 ついては「兌」(:||)の議論のたたき台は渡せるようにした
方がいいですね。
シュミレーションの種がないなんて事は無いでしょうが、資料は出させる
事です。

---TPPの薬は「天風女后」防災にも効く薬、
        大競争のメリットを享受するためには ---

「坤為地 初」
主卦「坤為地 」(::::::)
変卦「地雷復 」(:::::|)
「坤為地 初」
「爻辞    履霜。堅氷至。」
「霜を履みて堅氷至る。」

「象に曰く、霜を履みて堅氷(至る)とは、陰の始めて凝るなり。
 その道を馴致(じゅんち)すれば、 堅氷に至るなり。」
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 このブログでは原発災害にせよ、その元は「天風女后」(○EPCO)
であり、象にすると(|||||:) どこにも「離」(|:|)たる
目もなければ議論もない、ただただお金になればいいといった社会的
構造を指摘してきております、
有り体に云うなら「官吏」の方々○下りといったもの、そしてその受け皿
たる企業群。
 そして原発災害の時には「船頭多くして船山に登る。」象であるとも
書いてきているわけです。ポストが多すぎるのですね、
TPPのような大競争と云うのは、こういったものにも薬になるのだと
易は云う。

 であるならばこの機会を逃さない事です。初爻は一般有権者の位置であり
、また元に戻してしまうと大競争の悪い面だけが
出てきてしまってメリットを享受できなくなるということで
その民意を発揮する機会を無駄にすることの無いよう各位考えて
いただきたいと思います。

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