2012年12月18日火曜日

metujin ekikyou 日誌  『米 中国に尖閣は日米安保適用と伝える』 「沢山咸 四」



metujin  ekikyou  日誌 

『米 中国に尖閣は日米安保適用と伝える』

□「ヨイショするつもりは無いが、さすがにこれは感動した、米国の国益
  が前提にあるにせよ、
  さすがに米国は世界のリーダーにふさわしい器かと思われる。
  これは欧米のノブレス・オブリージュの伝統から来るリーダー観
  が元だとは思うが、一応は確認しておきたい、この陰陽は一体何か。』

「沢山咸 四」



---◇記事引用 
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121215/k10014204231000.html

米 中国に尖閣は日米安保適用と伝える
12月15日 8時41分

沖縄県の尖閣諸島の上空で、中国機が日本の領空を初めて侵犯したことに
ついて、アメリカ政府は、中国に対して懸念を表明するとともに、
尖閣諸島が日米安保条約の適用範囲であると直接伝えたことを明らかに
しました。

沖縄県の尖閣諸島の魚釣島の上空で、13日、中国当局のプロペラ機が
日本の領空を初めて侵犯し、日本の抗議に対して中国政府は、尖閣諸島
の領有権を改めて主張して正当な行為だと説明しています。
これについて、アメリカ政府は、13日、直接的なことばを使って懸念
を表明せず、日中双方に対話を求めるにとどまっていましたが、アメリカ
国務省のベントレル報道部長は、14日、記者会見で、「中国政府に
対して直接、アメリカの懸念を伝えた」と述べました。そのうえで、
「尖閣諸島を巡るアメリカの政策と関与がこれまでと変わらないことも
明確にした」として、中国に対して、尖閣諸島が日米安保条約の
適用範囲であると直接伝えたことを明らかにしました。
また、中国共産党系の新聞「環球時報」が社説で、中国も空軍を派遣す
べきだと主張していることについては、「緊張を高めるような行動を
避けることが重要でアメリカは懸念している」と述べました。
日本政府は、アメリカ側に対して今回の事態を説明するとともに、
自制を促すよう中国への働きかけを求めていました。

******************

---◇ 前段

 なんといいますか、これはやはり世界のリーダーですなぁ。 
こんな事を書くとご先祖さまにどやされるかもしれないですが、やはり
人種は違えど、器といもんがあるんじゃないかと思うわけです。

以前書いた事がありますが、日本がロシアと戦争して外債で戦費をまかなった
わけですが、
なんやかんやと面倒みてもらったアメリカや、鉄道王のハリマンとの約束
南満州鉄道の共同経営の提案を小○さんがひっくり返してしまいました
からね、


http://metujinekikyou.blogspot.jp/2011/12/metujin-ekikyou_09.html
《metujin  ekikyou 裏書庫兼用日誌「真珠湾攻撃70周年」
「日露戦争で英米と約束した事を果たして大陸の一部権益を渡して
いたならどうなっていただろうか」》


 国家同士に限らず他人を都合のいいように使ったりするのはよくない
と云うことで、
これは当然後の太平洋戦争に繋がっていくわけです。

伊藤公や、井上馨さんはロシア牽制にアメリカが咬むのは妙案だとして
いたようですが、実際これと似たような事をやっているのが、
痛くない注射針でお馴染みの岡野工業株式会社社長 岡野氏。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E9%87%8E%E9%9B%85%E8%A1%8C_(%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E7%A4%BE%E9%95%B7)

彼の著作を読ませていただきましたが、特許は必ず大企業と併願して
守りはそちらにやってもらうのだとの事。
慧眼ですねぇ。

それで欧米にはノブレス・オブリージュの伝統があり、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5
《「高貴さは(義務を)強制する」》

日本には「若い時の苦労は買ってでもせよ」ということわざがある
わけですが、これは易で云うところの「坎」位のあたる「坎」(:|:)
を育てる行為でありまして、卦徳の完成形も「水火既済」
(:|:|:|) 

 以前から書いてきていますが、日本の場合は政治家や公務員の世襲を
鑑みるに「坎」(:|:)では無く「兌」(:||)になってしまっている
んですね。

「兌」を先にすると出てきてくる卦徳が「沢水困」「沢風大過」「沢山咸」
「沢火革」・・ 
どこかで修正を迫られる卦徳になるわけです。

これが位あたる「坎」ですと、「水風井」「水火既済」「水山蹇」「水地比」
「水雷屯」・・
「蹇」や「屯」の難卦があるじゃないかと言われまそうですが、これは
ちょっと違うんですね、「屯」卦はその位のあたる「坎」の管理を育てる
段階であり、裏事情「火風鼎」で継続した利益の大本です。

なのでこれを難卦にしない先生もいるようです。
「蹇」はこれは確かに難卦ですが、初爻を変じると完成形になりますし、
以前書いたように

http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/20441770.html
《metujin ekikyou  日誌 ツイッター篇
『イチロー、粋な計らい=「イチメーター」のファンに贈り物―米大リーグ』》

《 じゃあその「坎」(:|:)の苦労とやらは何処にあるんだ ?
と云うならば裏事情「水山蹇」の足萎えの象。 なんとこの二重の「華」は
「蹇」たる「水山」「二重」の険難を克服するところから来たわけで
すね。》

「蹇」卦の場合はそれを乗り越える事によって二重の「華」に昇華
することが可能になるわけです。

 これは逆を云いますと「原子炉の火」を封じ込めておく陰陽もまた
「水山蹇」の足萎えであり、これがまた「福一原発災害」のように
世間に開放されてしまうと「二重の火」被災と云うことになるわけです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ということで
チベット、ウィウグル等であまり評判の良くない中国とかと比較すると、
さすがに違いがありすぎる事であり、
 日本人は日本人でリーダーを育てると云う点においてどうしてもアメリカ
のようにはいかない。

となればやはり確かに過去においてはいろいろあったかもしれないですが、
現状世界でリーダーたる役目を担えるのはアメリカということに
になるのではないでしょうか。

今回の「アメリカ」がとったところの陰陽を易に伺ってみたいと思います。

---◇ 問占 

□「占題」

『米 中国に尖閣は日米安保適用と伝える』

□「ヨイショするつもりは無いが、さすがにこれは感動した、米国の国益
  が前提にあるにせよ、
  さすがに米国は世界のリーダーにふさわしい器かと思われる。
  これは欧米のノブレス・オブリージュの伝統から来るリーダー観
  が元だとは思うが、一応は確認しておきたい、この陰陽は一体何か。』

「沢山咸 四」




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2013.02.

 このブログはツイッター篇の下書きみたいなものなので
もし興味のある方はツイッター篇をご覧ください。
権力批判的な事が大半ですので、こちらはある程度時間が経ったものは
消しております。

http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/ 

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