2015年5月29日金曜日

metujin ekikyou 日誌ツイッター篇共通 『 横浜築港に米国が受けとらず宙に浮いていた下関事件償金を還付  した件 』






metujin ekikyou  日誌ツイッター篇共通
『 横浜築港に米国が受けとらず宙に浮いていた下関事件償金を還付
 した件 』


◇「サブタイトル」
「 英国に優る米国の矜恃 」


◇ 今回は少し読みにくいですが、欧米、米英「坎」(:|:)
民族、更(さら)にはその英国に優る「米国の矜恃」を紹介してその
器を賞賛したいと思います。

( 毎度批判ばかりですと、あれですからね、アレ ・・・ ^^))

プラスこの陰には呑象さんの易の力があったわけですね。 
呑象さんは横浜を作った男として高島町の名前まで残っているわけですが
この話が本当であれば横浜港を作ったのも彼の力が大きかったことに
なるのではないでしょうか、

この下関事件の時の中に浮いた状態の賠償金を還付させた手腕、

「蒙 四」「六四、困蒙。吝。」の時節を外して
「蒙 五」「六五、童蒙。吉。」の時に交渉させたことを以てしても

強烈な手腕が認められるわけであります。
( 輪をかけて明治元勲のお歴々とツーカーの仲をもってしても ・・・
 伊藤、大隈といった名前がポンポン出てくるわけであり、
 北海道炭坑鉄道の占などは、会計監査院でしたかの監査が、嘉右衛門さんの
 名前で納得されたとか ・・・)

ということで、


http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760560
国会図書館蔵 高島易断増補版 信之巻 コマ番「147- 」
下関事件の償金を横浜開港の原資とするの顛末占

「勝手意訳につき原文の確認及び、文章利用の際は一報を」

『 横浜築港に関する占

 明治十四年一月神奈川縣令野村靖氏、余を県庁に召(よ)び告(つぐ)
るに痔疾(じしつ)の為め寒を熱海に避けんとするをもってし
余に同行を促す蓋(けだ)し(思うに)余の年々熱海に避寒(ひかん)する

を知ればなり、乃(すなは)ち余は日を期して同行を約しその熱海に
至るや今井半大夫(いまいはんだいう)の家に宿(しゅく)す時に
成島柳北長谷川清九郎(一時は天狗組の頭領と仰がれし人にして
当時水戸家の家令たり)医師林硯海等(いしはやしげんかいら)先きだって

在り、皆相知る所とす一日相会して碁を囲む家婢(かひ)来客あるを
報ず、即(すなは)ち大隈伊藤井上の諸君にして其の他伊東巳代治 
金子健太郎安藤就高岩屋修岸良検事総長 

(そのたとうみよじ かねこけんたろう あんどうなりたか いわや
 しうきん きしらけんじちょう とう )

の諸君亦(また)相連(つらな)りて来(きた)れり大隈(おおくま)君は余
に謂(い)へらく今日雨ふり、散歩に適せず、又他に心を楽(たのし)まし
むるものなし因(よ)りて子の一筮を請(こ)ひ聊(いささ)か胸懐
(きょうくわい)を怡(よろこ)ばしめんとすと余之(これ)を諾(だく)す

而して君の問題たる清露両国久しく伊梨(いり)「カスカル」に於いて
数年間対陣せしも該地(がいち)は結局何(いず)れの国に帰(き)すべき
やと云ふに在り乃(すなは)ち筮して

|||::| 天雷无妄ノ二爻を得(え)たり 

辞曰 六二 不耕穫 不?? 則利有攸往。

---※(この部分善意反転防止の為 略します。)---

時に伊藤君曰く旧幕府の時下関事件の償金たる米国の有に帰すべきもの
未だ彼(か)の政府に納入せずして中間に彷徨(はうくわう 」し
某銀行に保管せりと聞く眞に然(しか)らば之(これ)を我が国に還付
(くわんふ)せしむるころを得(え)べきや否(いなや)一筮を煩(わずらは)

すと余曰く其の返付(へんふ)を得(う)ると否(いな)とを占(うらな)ふ
は余の辞する所なり其の如何(いか)んして之(これ)を還付(くわんふ)
せしむるを得(う)るやは請(こ)ふ之(これ)を筮せん、
然りと雖(いへ)ども豫(あらかじ)め約束を定めんことを欲す他なし 

若(も)し易断にして違(たが)ふあらば余は其の責(せめ)に任ずべきも
果たして占断の如くならば君は何を以て余に酬(むく)ふべきや君
曰く 若(も)し幸いに償金の還付(くわんふ)を得(う)るあらば
之(これ)を横浜築港(よこはまちくこう)の費途(ひと)に充(あ)つべしと

約束此(ここ)に成る乃(すなは)ち筮して

|:::|: 山水蒙の四爻を得(え)たり 

蒙 亨 匪我求童蒙 童蒙求我 初筮告 再三? ?則不告 利貞 
爻辞曰。困蒙吝 

断に曰く山水蒙の卦たるや山下に水あるの象にして山下に水あるの地は
草木鬱蒼(さうもくうっそう)し道路閉塞するを以て居るに安からず
行(ゆ)くに道なきの地とす故に此の卦を得(う)るときは知者(ちしゃ)と
雖(いへ)ども工夫(こうふ)に艱(なや)むの時とす因りて此の卦を

名づけて蒙と曰ふ 但蒙は愚昧を謂ふに非ず童蒙の知識未だ開けざる
ときを謂ふなり夫(そ)れ童蒙(どうもう)は師に就(つ)きて知識を啓発
(けいはつ)せざるを得(え)ず、是(ここ)を以て此の卦に子弟の位を
分(わか)ち二爻と上爻との二陽を以て教師と為し其の他の陰爻を以て

弟子と為し其の意を示すものとす 而して師の童蒙を教(おしふ)るに
其の説く所をして悉く童蒙の脳裏に透徹せしむること能(あた)はず
童蒙より自ら説明を請ふの時に至りて始めて其の志を啓発すべきを持って

匪我求童蒙 童蒙求我 

と云ふ、又人は既住(きじゅう)の事を教え得(う)るも豫(あらかじ)め
将来の事を教(おしふ)ること能(あた)はず師の弟子に教(おしふ)るも
巳住(きじう)に照らして将来此(かく)の如くなるべしと想像を告げるに
止(とど)まり将来のことは神(しん)に問ふの外他に道なく 人若(も)し

未来の事を知らんと欲せば易の筮竹を以て神に問はずんばある可(べか)
らず至誠を以て神に問ふときは神必ず告ぐ之(これ)を初筮にして
告(つ)ぐと謂ふなり然(しか)れども人常に自ら力を盡(つく)さず
唯(ただ)神に祈り僥倖(ぎゃうこう)を得(え)んが為めに毎次(まいじ)筮

を用(もちふ)るは神を?(けが)すものなり、
之(これ)を再三? ?則不告 と謂ふなり今之(これ)を下ノ関償金事件
に見るときは当時政令二途に出(い)で一方に在りては攘夷(じゃうい)
を唱(とな)へ一方に在りては之(これ)を不可とし此首鼠両端
(このしゅじりょうたん)なるは

※ http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/idiom/%E9%A6%96%E9%BC%A0%E4%B8%A1%E7%AB%AF/m0u/
《しゅそ-りょうたん【首鼠両端】》

《首鼠両端 意味
 ぐずぐずして、どちらか一方に決めかねているたとえ。また、形勢をうかがい、
 心を決めかねているたとえ。日和見ひよりみ。穴から首だけ出したねずみ
 が外をうかがって、両側をきょろきょろ見回している意から。
 ▽「首鼠」は「首施しゅし」に同じで、躊躇ちゅうちょするさまともいう。
 「両端」はふた心の意。》

即(すなは)ち蒙の初めなり此真相(このしんそう)を聞くに長藩は攘夷の
勅命(ちょくめい)に奉じて外国船を下関に砲撃せしが其の砲撃せられたる
は米蘭(べいらん)二国の商船なれども此の二国は我が政府に対して厳談
(げんだん)を開始せしに非(あら)ず此の時に当り英仏二国の陸海軍は

横浜に駐屯し此の事あるの機を待ちしに下関砲撃の変を聞くや偶々
(たまたま)和蘭(おらんだ)軍艦の入港するを機とし二国の主師(しゅすい)
は米蘭両国を慫慂(しゃうよう)し米国軍艦は其の在港せざりしを以て
横浜に於いて商船ニベンキを以て砲門を描き以て軍艦に擬(なぞら)へ

乃(すなは)ち英仏米蘭(えいふつべいらん)連合艦隊を組織し、下関砲台
を陥(おとしい)れ尋(つい)で幕府より三百万弗(ドル)を得(え)ん
ことを幕府に要求し之(これ)を得て香港に送致し二千四百万弗(ドル)
を以て之(これ)を支那人に売与(ばいよ)せりと云ふ

米国船長は英人に此の胸算(けうさん)あるを知りしや否(いな)やを知ら
ざれども幕府より未だ此の償金(しゃうきん)を交付(かうふ)せざるの
前英船よりは米国船の領収すべき償金額と称し七十八万弗(ドル)を豫支
(よし)せしかば船長は之(これ)を齎(もた)らして国に帰(かへ)り

一大名誉を博(はく)せし思ひを為し其の顛末を大蔵大臣に報告し
之(これ)を国庫に納付せんとせしに大臣之(これ)を聞きて曰く、夫(そ)れ
日本の国たる二百五十年来外国と交通を絶(た)ちしに近来我が国
の勧誘に依り再び交通を開始し未だ世界文明の真相を知らず

而して其の政府の下(しも)に在る一諸侯の事理(じり)に通ぜずして
縦(ほしいまま)に外国船を砲撃せしの故を以て文明を以て称する四大
強国連合して之(これ)を攻撃すと云ふに至りては強大国の度量安(いず)
くに在(あ)るや加之我(しかのみならずわ)れは敢(あへ)て軍資

(ぐんし)をも要せざるに過大の償金(しゃうきん)を強請(きゃうせい)
するは其の行為 鼠窃狗盗(そせつくとう)よりも

※ 鼠窃狗盗(そせつくとう)
http://yoji.go-kanken.com/yojih/3627.html
《泥棒の異称。
「鼠窃」は鼠のように他人に見つからないように盗みを働くこと。
「狗盗」は犬の鳴き声の真似をして、家に入り込むこと。》

甚(はなはだ)しと謂ふべし合衆国政府の大蔵省には臓金(ぞうきん)を
収入するの金庫なしと一言之(これ)を斥(しりぞ)けしかば船長
は恐悚(きゃうしょう)復(また)言ふこと能(あた)はず

※ 「恐悚(きゃうしょう) 恐縮に同じ、おそれるの意。」

時に一紳士の傍(かたは)らに之(これ)を聴くありて大金を船中に置くの
不粛(ふしゅく)なるを以て姑(しばら)く某銀行に保管し年々利殖
すと聞けり而して之(これ)を返還せしむるを得(う)るの易断に於いて
蒙の四爻を得(う)るに依れば今年(こんねん)は未だ請求すべきの時

に非ず今にして此の言を発するときは却(かへり)て事をを敗(やぶ)る
の恐れあり故に其の辞(ことば)に 困蒙吝 と云ふ 明年に至れば
五爻の気運と為り其の辞(ことば)に 童蒙之吉順以巽也 とあり
明年を以て彼(か)れに求(もと)むるに如(し)かず而して其の辞柄(じへい)

たるや猶(なほ)童蒙の教師に問ふがごとく我国は貴国の懇切なる勧誘
と教導とに依り外国と交通するに至り文明の國を模(も)せんとする
も其の費用の足らざるが為めに十分の設備を為して外客の希望を満(み)
たしむること能(あた)はず是(こ)れ深く遺憾(いかん)とする所なり

聞く所に依れば往年貴國に対して支付せし下関償金は今猶(なほ)
貴国の国庫に納入せずして一銀行に保管せらると果たして然(しか)らば
之(これ)を我が国に還付(くわんふ)せらるるなきか若(も)し之(これ)を
還付せらるるあらば我が國は之(これ)を文明的設備の費用に供し

遠来の外客に対する遺憾(いかん)の幾分を減殺(げんさい)すべしと
爾(じ)か云(い)はば則(すなは)ち必ず彼(か)れの快諾(くわいだく)を
得(う)べきことを信ず蓋(けだ)し(思うに)二爻の辞(ことば)に 

包蒙吉 とは即(すなは)ち師より蒙を愛するの言(こと)にして彼れは
我より此の求めあるを待つものなり彖辞の 

匪我求童蒙 童蒙求我 志應也

とは此の事を謂ふなり

余は之(これ)を伊藤君以下列座の諸氏に示したりしが果たして其の翌年
時の外務卿井上伯(がいむきゃういのうへはく)
は米国政府に交渉し遂(つひ)に此の償金の還付(くわんふ)を受けたり
是(ここ)に於いてか嘗(かつ)て伊藤君が余に対する熱海客舎

(あたみかくしゃ)の約束を履行するに至り此の還付(くわんぷ)せられたる
償金を以て横浜築港の基本に供し以て今日あるを見る
嗚呼世人は此の形而上の学術に対して知らず如何なる感想を為すや 』

///// 呑象テキストここまで /////


◇◇

《若(も)し幸いに償金の還付(くわんふ)を得(う)るあらば
 之(これ)を横浜築港(よこはまちくこう)の費途(ひと)に充(あ)つべしと

 約束此(ここ)に成る乃(すなは)ち筮して 》

 呑象さんは「公」の方だったのがここにもあるようですね、

それでこの下関事件の賠償金の扱いですが、
 英仏蘭 の方々は、
 
《乃(すなは)ち英仏米蘭(えいふつべいらん)連合艦隊を組織し、下関砲台
 を陥(おとしい)れ尋(つい)で幕府より三百万弗(ドル)を得(え)ん
 ことを幕府に要求し之(これ)を得て香港に送致し二千四百万弗(ドル)
 を以て之(これ)を支那人に売与(ばいよ)せりと云ふ 》


対して米国大蔵省としては、

《大国の度量安(いず)
 くに在(あ)るや加之我(しかのみならずわ)れは敢(あへ)て軍資

 (ぐんし)をも要せざるに過大の償金(しゃうきん)を強請(きゃうせい)
 するは其の行為 鼠窃狗盗(そせつくとう)よりも

 ※ 鼠窃狗盗(そせつくとう)
 http://yoji.go-kanken.com/yojih/3627.html
 《泥棒の異称。
 「鼠窃」は鼠のように他人に見つからないように盗みを働くこと。
 「狗盗」は犬の鳴き声の真似をして、家に入り込むこと。》

 甚(はなはだ)しと謂ふべし合衆国政府の大蔵省には臓金(ぞうきん)を
 収入するの金庫なしと一言之(これ)を斥(しりぞ)けしかば船長
 は恐悚(きゃうしょう)復(また)言ふこと能(あた)はず 》

 この頃から強大国の矜恃を持してなんといいますか、器ですなあ。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 それでめでたく横浜築港が成ったわけであります。

呑象さんの著作は一級の歴史書にもなっているわけでありますから、
まあほかにも面白そうなものがあれば紹介したいと考える次第。


◇「易より追加」
「山水蒙 上」(|:::|:)変卦「地水師」(::::|:)
「上九、?蒙。不利爲寇。利禦寇。」
「象伝曰。利用禦寇。上下順也。」

 ご存知第二次大戦の終結を見るまでは、こういう強国が弱小国を併呑
し、殖民地にするのが普通に行われていたわけです、

武田教授の解説によれば、「坎」(:|:)民族の方々は手を切ったり
もしていたようですからね。
なのでこの意味でも「坎」(:|:)になるわけです、

以前書いたようにこの「坎」(:|:)は北であり、機械であり、キリスト
教の暗示「ロザリオ」の象であり、尚且つ、こういう非道な殖民地支配
をも意味していたわけです。

 遅れた国々は早めに近代教育を導入し、そういう統治を避ける
必要性があったということです。

この「蒙」に於ける啓発、啓蒙というのは教育によってかような
災難を防ぐことを究極の目標にするのだと云うことになるわけです。

今回米国を褒めちぎって終わりにする予定でしたが、易が批判すべきは
批判するようにと卦を出してきましたので、一応解説しておきます。

なお蛇足ですが、韓国や北朝鮮が述べている日本の植民地支配などは
これに該当しないのであって、彼等は日本と合邦することによって
高麗人の悲劇を防いだのであり、外国に売り飛ばした権益を買い戻し、
尚且つ日本の資金をもって近代化させた、

( 私に言わせれば國を二つ買ったのと同じ。 )

彼等は条約による合法的な合邦を「殖民地」と言い換えて「震為雷」
の手法を使っているわけです。
そもそも彼等には人頭税を取らなかったんですね。

なので 日本の統治と欧米、米英「坎」(:|:)民族の方々の殖民地
支配は別であることを誤解の無いように述べておきます。
(今彼等は日本がせっかく拓いた蒙を逆に廻して愚○化教育をされている
 のは本当に皮肉なことだと思います。)

もう少し追加しますと米英「坎」(:|:)民族の方々が布いた戦後の
統治ヒエラルキーもボチボチ終わりになりますので、
「坎為水分断統治」(:|::|:)

この二爻「九二、坎有險。求小得。」

今後はもう日本からはこれまでのような形を変えた補助金も流れてこなく
なることを念頭に於いて国家経営を進めていただきたい。
「節 上」 節もリミット限界に来たようです。 


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*** 追加雑談 ***

 この国会図書館に収められている高島易断増補版巻末附録には、
参考になるのが多々あるようですので、折りを見て投稿できるようでしたら
投稿したいと考える次第。

 ただ、善意もまた裏返ると「カ○ト霊感商法」といった悪意に利用
される懸念がありますので、

( 学の無い metujin  の文章なぞ知れたものですが、一応念のため、
なので食いかじりのような文章になるのは了とされていただきたい。)

( 書き写すのは大変ですが、本来は全部出したいのが私の希望なん
 ですね。
 ですが、それをやると ・・・ )

それでストックしてあるのが バルチック艦隊の占、
まだ書き起こししていませんが、
北米漂流の占、日清戦争時の威海衛の戦闘等々・・・

呑象さんの場合は「大本営」に直に提出したり、新聞紙上に掲載したり
してますので、まあ確かに「易聖」と云われる方だけのことはありますな。
(三国干渉の件なんかもそのままですからね。)


 軍事も「公」といえば「公」なのでありますが、日清日露戦争といった
戦争は日本も国家の存亡をかけたものでもあったわけで、
そういう案件に関しては易も協力するような感じですが、中には有害無益
な戦争もあるわけですね、

 そういうのは当然「公」では無く、「私」として易の側が扱うようなので
それは懸念の一つとして書いておきます。

自分は占筮に於いて「神様」を想定しない主義なのでありますが、
これまでの占例からいって、「公吉利」「私咎凶」のラインは履まえて
おかないといけないようですので、
占者は、常に自分が作るであろう「業」を意識すべきではないでしょうか。

( 仮説ですが、ある一定のラインを超えると「随」(:||::|)
 として易が出してくるようなんですね。)

( 周易の場合は易の側でセーフティを発動してくれるようなのであれですが
 「目先占」の先生方などは気をつけるべきでは無いでしょうか。)


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