2012年8月10日金曜日

metujin ekikyou 日誌  【海水注入「もったいない」=東電本社、廃炉恐れ-吉田所長は反論・  福島原発事故】




metujin  ekikyou  日誌 

【海水注入「もったいない」=東電本社、廃炉恐れ-吉田所長は反論・
 福島原発事故】

コーヒータイム 福一吉田所長。



---記事引用---

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012080800852

海水注入「もったいない」=東電本社、廃炉恐れ-吉田所長は反論・
福島原発事故
 東京電力福島第1原発事故直後の昨年3月13日、危機的状況にあった
2号機原子炉を冷却するため海水注入を準備していた同原発の吉田昌郎所長
(当時)に対し、本社側が「材料が腐っちゃったりしてもったいない」
などと指摘していたことが8日、東電が公開したテレビ会議の映像で分
かった。
 圧力容器などが海水の塩分で腐食し、廃炉になるのを恐れたとみられる。
東電は6月に公表した社内調査の最終報告で「本店対策本部を含め、事故
収束に向けた対応をしていた」として、海水注入をためらったとの見方を
否定していた。
 映像によると、13日夜、東電本社で復旧計画の策定を担当する復旧班
の人物から「海水からいきなりやるふうに聞こえていて」と疑問の声が
上がった。肩書や名前は明らかにされていないが、この人物は「こちらの
勝手な考えだと、いきなり海水っていうのはそのまま材料が腐っちゃった
りしてもったいないので、なるべく粘って真水を待つという選択肢もある
と理解していいでしょうか」と尋ねた。
 これに対し、吉田所長は「今から真水というのはないんです。時間が
遅れます、また」と強調。「真水でやっといた方が、塩にやられないから
後で使えるということでしょ」と問い返した。
 さらに吉田所長は「今みたいに(冷却水の)供給量が圧倒的に多量必要
な時に、真水にこだわっているとえらい大変なんですよ。海水でいかざる
を得ないと考えている」と断言した。
 復旧班の人物は「現段階のことは了解しました」と了承したが、この後
も復旧班から「いかにももったいないなという感じがするんですけどもね」
と苦笑交じりの声が漏れた。(2012/08/08-17:40)

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---@コメント---

 吉田所長に関しては昨年その対応を評価させていただいた
わけですが、今になって内実が出てきたようなので振り返って
みたいと思います。

諸々批判はあるでしょうがとりあえずはよくやっていただいた事に
なるのではないでしょうか。


 ---自ブログ引用---

 《2011年6月26日日曜日
 http://www.youtube.com/watch?v=t3JI0vuIjdg&feature=related
 メルトスルー:放射性物質が地下水脈に接触の可能性:佐藤暁

 福島第一原発 原子炉メルトスルー 地下ダム
 これが実際に地下水脈に接触し更には海の汚染までいたるのかどうか
 易経に尋ねてみたいと思います。

 占題「福島第一原発」「メルトスルー 被害の程度は如何に」

 「天風こう  五」》

 ---中略---

 《====福島第一原発所長吉田氏について===========================


 ☆ これはまず結論から申し上げておきます、論拠は後で述べますが
 ぎりぎり建屋は「山地剥」ながらなんとかもっている。
 屋外で検出されたストロンチウム90であるとかは爆発の際に風散したもの
 のようです。瓦礫と反応してアルカリになった分が報道された分のようです。

 福島第一原発の所長吉田さんでしたか。卦徳の上からはあの方本物です。
 卦読みしている途中で涙がでましたね。 良く頑張って頂いた。
 本当に感謝します。東電さんに関してはいろいろ批判もありますが吉田所長
 グループが日本国を守ってくれたと卦徳は示しているようです。》

 変卦 (有事)にあたって位があたって対処できたのは吉田所長の
 グループのみ。あとは位当たらず。
 ちなみに吉田所長も位当たらずであった場合の卦徳も作ってみましたが
 主卦「天水訟」(||| :|:) 真意「地火明い」(::: |:|)
 内情「風火家人」(||: |:|)外的要因「水天需」
 変卦「火水未済」

 「地火明い」は辞の如く原子炉の火は地下まで達し「風火家人」放射性物質は
 全世界に撒き散らし、全世界の世間より
 「天水訟」訴えられ 「火水未済」対処できなかった責任を問われ
 「水天需」寿命が来る。
 全世界からの膨大な請求であるから日本という国そのものが再起不能レベル
 「水天需」になる瀬戸際であったという事になる。

 唯一吉田所長グループが位に当たり対処してくれたおかげでなんとか
 日本も東電も体面を保っている。》


 *** 引用ここまで ***

昨年の六月の文章ですがね、一応易が示していた通りの方だった
ようです。

日本人が難民になるかならないかの瀬戸際をよくセーブしていただいた
と云うところで、いつかは名誉的なものも考えていただきたいと
思っております。

ここだけの話 metujin  は電気的なものは若干のものがありますので
福一行こうと思ってたんですね、
ですが「易」からダメをもらいましたので、吉田所長さんとはご縁が
無かったわけです。

易卦では被曝するから行くなと云う象でしたので、
その分誰かが被曝された事でしょうから、諸々の立法措置を早目に
していただきたいと思います。


---易が記事に対してコメントがあるそうです。---

易経コメント 
「水風井 上」
主卦「水風井 」(:|:||:)
変卦「巽為風 」(||:||:)
------------------------------
「水風井 上」
「上爻  爻辞  井收勿幕。有孚元吉。」
「井收(みずく)みて幕(おお)うことなかれ。孚あれば元吉なり。」
「象に曰く、元吉にして上に在り、大いに成るなり。」
----------------------------------------------

簡単にコメントして終わらせようとしたのだが、易が云いたい事が
あるそうです。
これは吉田氏が述べた意見の方ですね、海水をとっとと入れて
冷やさないとダメだと云う方。

《吉田所長は「今から真水というのはないんです。時間が
 遅れます、また」と強調。 》


それに対して「巽 上」
《海水注入「もったいない」=東電本社、》

「巽為風 上」
主卦「巽為風 」(||:||:)
変卦「水風井 」(:|:||:)
「巽為風 上」
「上爻  爻辞  巽在牀下。喪其資斧。貞凶。」
「巽いて牀下に在り。その資斧を喪(うしな)う。貞しけれども凶なり。」
「象に曰く、巽いて牀下に在りとは、上窮まるなり。その資斧を
 喪(うしな)うとは、正しく凶なるなり。 」
------------------------------------

「井」卦の裏事情は「火雷噬ごう」(|:|::|)
「巽」卦の裏事情は「震為雷  」(::|::|)

2号機がどうのこうのと云うのはおいといて全体的に観るならこれは
上爻の屋根が吹っ飛んでしまう象とそうでない象を示してきたようです。
どちらの判断が正しかったかと云うのは一目瞭然。

書き方がよくないのを承知で書きますとこれは目先の金勘定で
会社と被災地の屋台骨を損なった象辞です。
外卦が「巽」「坎」なので○下りの方がそういう高い地位にいて発言
している。
何故そうなるかと云うと現場を経験してないからです。
ここにも「火山旅」と「火風鼎」の違いがしめされている。
上爻を除いた約象は「鼎」ですからね。

「火山旅」と云うのは○下りの象でもあり、原子炉の火が旅して歩く
象です。 これ大事な事なのでよく頭に入れて下さいね。
陰陽としてはまったく同じ。
~~~~~~~~~~~~~~

 「旅」の方が会社もそうですが、被災地の屋台骨を○○してしまった象
であると云う事をよく覚えておいて下さい。
指揮者と云うのは「火風鼎」となった方が行うものであると云う事。
これ政府の方も絶対忘れないでください。
対策としては大前研一氏も指摘していたようですが、原発は別会社に
してしまうことです。


---天下りされる方々はまずは実務とリミットリスクを認識して
  いただく事から -----------------------------------------

「雷水解 三」
主卦「雷水解 」(::|:|:)
変卦「雷風恒 」(::|||:)
--------------------------------
「雷水解 三」
「三爻   爻辞   負且乘。致寇至。貞吝。」
「負い且つ乗り、寇(あだ)の至るを致す。貞しくとも吝なり。 」
「象に曰く、負い且つ乗るとは、また醜(は)ずべきなり。
 我より戎(じゅう)を致す、又誰をか咎めん。」
----------------------------------------------------------
 「六三は陰柔不正、不徳の小人が荷物を背負いながら分不相応な貴人の
 車に乗り、不当の栄誉を貪ろうとして、終に強盗から襲われるような
 事態を招く、いかに貞正を守るつもりでいても吝である。」
「象伝」
「負い且つ乗るというのは、しょせん恥ずべき行為である。我みずからの
 至らぬせいで、兵寇を招くのだから、また誰を咎めることが
 できようか。」
 ------------------

三爻は東電のような半官半民の会社のトップクラスに天下りする位置です
からね、三爻に応じようとするのは上爻と云う事で易卦と云うのは
よくできている。
変卦は雷風恒、これの意味は初爻~四爻にある「天風女后」(TEPCO)
何かアクシデントがあった場合も決断は「恒」に準じてしまう事
にある。
問題として
目先の金勘定に走って、結局会社と地域社会を「損じた」結果がそれを
物語っている。
これはコストカッターと云われた某氏が防災予算まで削ったのとも
問題の根が同じ。

何をやったら何がイカレテしまうのか、その加減と云うのがよく観えてない
観えてないから危険なことも認識されない、
危険の認識の度合いが新入社員と同程度だと易は云う。
また「船頭多くして船山に登る」象であるところのポストだけの位置の
方々も適正な人員にし、尚且つ原子力プラントをはじめとする会社の
実務、そしてリスクを理「解」してもらう必要性を易は指摘してきた
のだと思われます。

 そういう方々が危機に際しても「恒常」たる認識をもって
会社の存続に関わる事案においてマイナスの意見を述べるのだとの事。

あのような原子力災害防止においてはまだまだ反省し改める必要が
ありますね、今のまま誰も責任をとらない体制が温存されるのは国家を
傾ける元ですから、次に国政に関与される方々はしっかりと
議論していただきたい、
また、票を投じる方々もよく考えてみてください。

以前も書きましたが「火雷」は「噬ごう」なんですね、利用獄をもって
縛りつつ責任をもってもらいつつの運営でなければダメなんですね。

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