2012年8月17日金曜日

metujin ekikyou 日誌  ◇「尖閣上陸問題と法治国家、かつて日本はロシア皇太子殺人未遂事件 においても法を曲げた事は無い。」「天地否 五」



metujin  ekikyou  日誌
 ◇「尖閣上陸問題と法治国家、かつて日本はロシア皇太子殺人未遂事件
   においても法を曲げた事は無い。」「天地否 五」

「占題」 

「刑事手続きの送検ではなく、
 行政処分の強制送還手続きをとる方向で最終調整する。
 これと前回の漁船衝突事件における処分保留にての釈放」

「ロシア皇太子暗殺未遂事件と比べるのもなんだが、
 これらの対応は日本の国益に鑑み易としてはどう評価するか」

「天地否 五」

---記事引用---
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120817-00000006-jij-soci
中国人活動家ら14人、強制送還へ=早ければ17日にも―尖閣上陸事件で
警察・海保
時事通信 8月17日(金)0時52分配信

 ---トピックス、---
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/senkaku/?1345123540

【尖閣諸島問題】 

---中略---

・ 「尖閣上陸、刑事責任問わず強制送還へ」 - News i(8月16日)
・ 尖閣上陸の活動から14人、17日にも強制送還 - 同庁によると、
けが人は出ておらず、巡視船に目立った損傷もないため、公務執行妨害罪
や器物損壊罪の適用は困難で、刑法犯には問えないとしている。
スポーツ報知(8月16日)

*************

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0816&f=politics_0816_004.shtml

 尖閣上陸で逮捕の香港抗議船員、処罰すれば危機が訪れる=中国
  2012/08/16(木) 09:30
  ---中略---
 ■尖閣諸島問題 - サーチナ・トピックス

  ---中略---

 金主任は「日本が取りうる処理」として、日本の国内法による処罰、
直ちに釈放、まず国内法を適用して判決を宣告し、数日後釈放の3つを
挙げた。そのうえで「もし日本が魚釣島問題に対して国内法を適用し
続けるのであれば、中国側による島への上陸、漁業、巡航などの一連の
活動は止まらなくなり、深刻な危機を引き起こすことになる」と警告
した。

 記事は、2004年に魚釣島上陸の中国人活動家7名を逮捕後強制送還した
ことや、10年の漁船衝突事件時に中国人船長を速やかに釈放したことが
世論から批判を浴びたことから、野田政権は強硬姿勢に出る可能性が
ある、といった日本国内メディアの論調も合わせて紹介した。
(編集担当:柳川俊之)

**************

---前段---

「司法の尊厳」。
如何に外国との関係があろうと、日本は法治国家です、まして尖閣諸島は
今言いがかりをつけてきている中国においては過去新聞にも、教科書にも
日本のものである旨記載されていたわけですからね、
資源があるとわかってからそこは俺のもんだと要求してきている。

日本と云う国はかつて、今よりも不安定で脆弱であった時代に、
超大国ロシア皇太子暗殺未遂事件(大津事件)と云うのをやって、それでも
法を曲げる事がなかったわけです。

今回は法治国家においてそう度々法を曲げるのが妥当なのか否か
易に尋ねてみたいと思います。


ツイッター篇の方には

 ---自ブログ引用---

 http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/
 《2012/8/161:3》
 《metujin ekikyou 日誌 ツイッター篇
  【李明博大統領、天皇を蔑称し「土下座せよ」と発言
  していたことが明らかに】「水風井 三」》

 《「前段」尖閣に香港の活動家の方が上陸したようです、上陸懸念は昨年
 5月に書き、その他注意事項等、10月、12月、年筮、7月、にも少し触れて
 あるが、浜岡といい尖閣といい易の懸念した事が現実化するのは metujin 
 的には良いかもしれないが社会的にはいかがなものか》

 ----自ブログ引用ここまで-----

と書いたわけですが、尖閣問題といいますか、今回政府がとるであろう

 《刑事手続きの送検ではなく、
 行政処分の強制送還手続きをとる方向で最終調整する。》

に対するものを聞いてみたいと思います。


---ウィキペディア引用---

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B4%A5%E4%BA%8B%E4%BB%B6
 《大津事件(おおつじけん)》
 ---中略---
 《・・当時の列強の1つであるロシア帝国の艦隊が神戸港にいる中で
 事件が発生し、まだ発展途上であった日本が武力報復されかねない
 緊迫した状況下で、行政の干渉を受けながらも司法の独立を維持し、
 三権分立の意識を広めた近代法学史上重要な事件とされる。裁判で
 津田は死刑を免れ無期徒刑となり・・》
 ---中略---
 《5月19日、明治天皇自らが神戸港(地図)のロシア軍艦を訪問する
 際には、「拉致されてしまう」と進言する重臣達の反対を振り切って
 療養中のニコライを再び見舞った。》
 ---中略---
 《背景 [編集]
 津田が斬り付けた理由は、本人の供述によれば、以前からロシアの
 北方諸島などに関しての強硬な姿勢を快く思っていなかったことである
 という。》

 ***********

 この件ではちょっと失念しましたが高島嘉右衛門さんも「火山旅 上」爻
変を得て助言されたようです。
すなわち

「象に曰く、山上に火あるは、旅なり。君子もって明らかに慎みて刑を
 用いて獄を留(とど)めず。」 
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速やかなる処刑ですね、ところが旧刑法では

 ---ウィキペディア引用---
 《旧刑法116条は日本の皇族に対して適用されるものであって、
 外国の皇族に対する犯罪は想定されておらず、法律上は民間人と全く
 同じ扱いにせざるを得なかった。つまり怪我をさせただけで死刑を
 宣告するのは法律上不可能であった。ただし裁判官の中でも死刑に
 すべきという意見は少なくなかった。》

 *****************

で結局のところ、司法権の尊厳を守ったと云う事で日本が法治国家である
ことを世界に示したこととなったわけですが、

それでこの事に関して以前「易」に尋ねた事がありまして、大方失念したの
ですが、結局は日露戦争で流した「血」の量といいますか、その程度が
大きくなったといいますか、
一般の方々の生活を案じ、民の流血を嫌うところの「易」としては、
嘉右衛門さんの助言であるところの「法」を曲げてでも犯人を処刑
する方が後々の事を考えれば良かったのだと云う答えをもらった事が
あります。

 かつて日本は相手が超大国ロシアの皇太子暗殺未遂事件ですら、
法を曲げてと云う事はなかったわけです。
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尖閣諸島問題においては2010年9月の漁船衝突事件等日本は法を曲げ
まくりでありますが、今回の

 《刑事手続きの送検ではなく、
 行政処分の強制送還手続きをとる方向で最終調整する。》

も含め、前回の「処分保留で釈放」も納得いかないものがありこれらは
易的にどう評価されるのでありましょうか、

---問占---

「占題」

「刑事手続きの送検ではなく、
 行政処分の強制送還手続きをとる方向で最終調整する。
 これと前回の漁船衝突事件における処分保留にての釈放」

「ロシア皇太子暗殺未遂事件と比べるのもなんだが、
 これらの対応は日本の国益に鑑み易としてはどう評価するか」

「天地否 五」


---以降過去倉庫へ---
2012.10.

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