ここはブログ主の「metujin」が社会問題その他「易」に 尋ねたものを解読する「易卦妄想ブログ」です。 metujin ekikyou 日誌は易卦妄想ブログですので 一切の責任の類は負いかねます、了解の上読んで下さい。 典拠は主に「岩波文庫 易経」を引用させてもらっています、 我流でありもし万が一参考にされる方がいた場合は迷惑をかける 可能性もありますので注意事項にも目を通して貰えればと 思います。注意事項アドレスは以下。 http://metujinekikyou.blogspot.jp/2013/04/metujin-ekikyou-metujin.html http://blog.livedoor.jp/metujin/archives/6458861.html http://metujinekikyou.blogspot.jp/2013/06/metujin-ekikyou.html ◇人が欲しがる未来情報の種別、君子用 小人用。
2012年8月9日木曜日
metujin ekikyou 日誌 「いじめ被害生徒に学校が退学を言い渡す 仙台」「地火明夷 三」
metujin ekikyou 日誌
「いじめ被害生徒に学校が退学を言い渡す 仙台」
「イジメにあった方を退学とするなんてのは加害に加害を
加える事では無いか?
人権は加害者側にだけ存在するわけではない、いったいこの学校の
姿勢陰陽と云うのはどうなっているのか ?」
「地火明夷 三」
---記事引用---
http://www.youtube.com/watch?v=vNZiGRJEYKs
いじめ被害生徒に学校が退学を言い渡す 仙台(12/08/07)
ANNnewsCH さんが 2012/08/07 に公開
男子高校生が同級生から腕に23カ所もたばこの火を押しつけられて
いました。そして、学校側の対応は、この被害を受けた生徒に自主退学
を言い渡すというものでした。
---教頭先生へのインタビューシーン---
1.08-
「イジメがあった学校の教頭先生」
「33人の生徒たちに対して根性焼きを見せたことについて
不快感を与えたというふうなことについて、学校としては非常に重大
なことだと受け止めました」
Q「 つけられた傷を見せて「退学」は
道理が通らないですよね。 ?」
「教頭先生」
「・・・・・・・・・・」
****テロップより引用****
---前段---
インタビューにあるようにこれは道理が通りませんね、
いったいこの学校の姿勢陰陽はどうなっているのか ?
---問占---
「占題」
「いじめ被害生徒に学校が退学を言い渡す 仙台」
「イジメにあった方を退学とするなんてのは加害に加害を
加える事では無いか?
人権は加害者側にだけ存在するわけではない、いったいこの学校の
姿勢陰陽と云うのはどうなっているのか ?」
「地火明夷 三」
「卦 辞」
「明夷。利艱貞。」
「明夷は、艱しみて 貞なるによろし。」
「彖に曰く、明の地中に入るは明夷なり。内文明にして外柔順、
もって大難を蒙る。 文王これをもってせり。艱しみて貞なるに
利ろしとは、その明を晦(くら)ますなり。
内難にして能くその志を正しくす。 箕子(きし)これをもってせり。」
「象に曰く、明の地中に入るは明夷なり。君子もって衆に莅(のぞ)み、
晦(かい)を用いてしかも明なり。」
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「地火明夷 三」
主卦「地火明夷」(:::|:|)
変卦「地雷復 」(:::::|)
-------------------------------
「地火明夷 三」
「三爻 爻辞 明夷于南狩得其大首。不可疾。貞。」
「明夷(やぶ)る、于(ゆ)きて南狩して、その大首を得たり。
疾く貞しくすべからず。」
「象に曰く、南狩の志は、すなわち大いに得るなり。 」
---------------------------------------------------------
---変卦「地雷復」----
「卦 辞」
「復。亨。出入无疾。朋来无咎。反復其道。七日来復。利有攸往。 」
「復は、亨る。出入疾(やまい)なく、朋(とも)来りて咎なし。その道を
反復し、七日にして来復す。往くところあるに利ろし。 」
「彖に曰く、復は、亨るとは、剛反るなり。動きて順をもって行く。
ここをもって出入疾(やまい)なく、朋(とも)来りて咎なきなり。その道を
反復し、七日にして来復するは、天行なり。
往くところあるに利ろしとは、剛長ずればなり。復はそれ天地の心を見るか。 」
「象に曰く、雷の地中に在るは、復なり。先王もって至日に関を閉し、
商旅行かず、后(きみ)は方を省みず。」
---------------------------------------------------------
「地雷復 三」
主卦「地雷復 」(:::::|)
変卦「地火明夷」(:::|:|)
「地雷復 三」
「三爻 爻辞 頻復。厲无咎。」
「頻(しき)りに復(かえ)る。厲(あや)うけれども咎なし。 」
「象に曰く、頻りに復るの厲うきは、義として咎なきなり。」
-------------------------------------------
「岩波文庫 易経」より 以降引用は同左
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---易卦解読----
「地火明夷 三」
主卦「地火明夷」(:::|:|)
変卦「地雷復 」(:::::|)
-------------------------------
読む人もおらんブログなので閉めようかなぁ うううぅ。
こんな感じで内側から腐るのを「山風蠱」と云うようです。
「明夷」の卦はそれに対して外から諸々障害もらったりして壊れる象。
「・・もって大難を蒙る。・」
太陽が地面の下に没する象ですからね、
(:::|:|)これは写真にあるような根性焼きの象でもあり、
火のついたタバコの象にもなるわけです。 面白いですね易って。^^)
根性焼きされたのは生徒さんの方ですので、先生の方々はと云うとこれは
変卦の「復」卦(:::::|)の方になるわけです。
外卦には「管理」の意味での「坎」(:|:)が見当たりませんね。
というか陽爻がほとんど無い。 ・・・
学校の先生と云えど「官吏」なんですからね、「官吏」は「管理」
しっかりお仕事して頂かないといけません。 読み書きソロバン教える
だけが教職にある方々の仕事では無いんですね。
「明夷」の裏事情は「天水訟」(|||:|:) 単純にこれは給料取り
の象でもあり、イジメられた挙句に退学しろと云われた方は当然
訟を起こすわけです。
変卦側を同様にすると見慣れた「天風女后」(|||||:)
並べると
「天水訟」 (|||:|:)
「天風女后」(|||||:)
「訟」卦は初爻~三爻に「家人」約象が観えますので「家人」から預かった
生徒さんの象でありますが、
「女后」卦においては「巽」(||:) ここでも目隠しする象があります
のでこの意味は責任逃れ、臭いものには他へ行っていただきたいと
いうのが伺えます。
「女后」は遇うなり、でありますのでこんな摩訶不思議な事例となって
世間に出てくる。
---再度引用 ---
Q「 つけられた傷を見せて「退学」は
道理が通らないですよね。 ?」
「教頭先生」
「・・・・・・・・・・」
**************************
この理由にもなってない顛末がしっかり易卦にあらわれている。
「明夷」の逆目線は「火地普」(|:|:::) 公務員として事なかれ主義
で最後までお勤めすれば、・・・
と云うのまで象に出ているようです、でもそれですと、教育行政
における「官吏」としての「管理」を放棄している象ですので、イジメ
だとか、学校に通う方としては「明夷」二爻~上爻に至る「師」の
状況になってしまうわけです。
そもそも三爻、四爻と云うのは内情に深い問題があることを示して
いるのでこれを変えるのは容易ではない、教頭先生からしてこんな感じ
ですからね。
「天水訟」の卦は「天山遯」(||||::)これが動いたもので、
責任逃れしようとして結局は「訟」卦(|||:|:)に変化する。
いいですか、教員さんたちは覚えておいて下さいね。
これは三爻に逃げて「遯」となっていたものが訴えられて嫌でも
中の位置まで戻される或いはこういう感じで報道される事を意味する。
---政治的に観ると---
先程書いたように逆目線では「火地普」(|:|:::)先生達の組合から
選出された議員さんたちが今活躍されているようですが、
このブログでよく書いているように、電機労組の方々なんてのは今
万人単位のリストラの嵐、仲間だと思って票を入れた政治家の先生達
が仕事をしてくれない、特定の外国と○務員の方々に目が向いている。
こうなったらいくら教職員組合の方々が力があるといっても
(:::|:|)⇔(:::::|) 民間の労組の方々の票が離れますから
「山地剥」(|:::::)次の議席は厳しい事を象している
わけです。
これは身から出たサビとでもいいましょうか。
これも「泰」を得る為の「否」の変形ではありますが、最低限やるべき
事をやらないと有権者の方々と父兄の方々はラップしますので、
イジメ問題に端を発して、教育改革を訴える政党なり政治家に票が行く
事を暗示するようです。
---官吏の方が官吏の方をイジメるパターン---
「水火既済 初」
主卦「水火既済」(:|:|:|)
変卦「水山蹇 」(:|:|::)
-------------------------
「水火既済 初」
「初爻 爻辞 曳其輪。濡其尾。无咎。」
「その輪を曳き、その尾を濡らす。咎なし。 」
「象に曰く、その輪を曳くとは、義として咎なきなり。 」
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今は先生方というか官吏の方々の政治力が強くて、なかなかこういう
閉ざされた世界には踏み込めない状況ですが、「蹇」
増税の事も含めて、少しやり過ぎなんですね、従って今後は政治的に
こういった世界にも風の通リ道を作る運動が出てくるようです。
そうしない事には子供を預ける事ができませんからね。
第一公務員の方々とて子弟を学校に預けるわけですからして。
原発の項でも書きましたが「官吏」が「官吏」をイジメるパターンと
云うのも問題なんですよ、その部署を離れたら一般民と同じですからね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
だから「易」はことあるごとに「中」を得るようにと勧めるわけです。
---教育の理想に近づけるのも原発災害防止も同じ利用獄から---
「水風井 五」
主卦「水風井 」(:|:||:)
変卦「地風升 」(:::||:)
「水風井 五」
「五爻 爻辞 井洌。寒泉食。」
「井冽(きよ)くして、寒泉食らわる。」
「象に曰く、寒泉の食らわるるは、中正なればなり。」
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これは最初の「明夷」の卦ともリンクしますが、単なる天の商いに戻ったら
ダメなんですね、それは「天風女后」(|||||:)と云う問題が
生じる陰陽になりますからね。
「井」卦の裏事情は「火雷噬ごう」(|:|::|)と云う利用獄の卦に
なります。
問題を放置して成り行きに任せてただ「升」たる進学してくれればいい
と云う姿勢は変えてしまう以外にありません。
「井」卦は政治家が上がったり下がったりの象でもありますから、
政治的に教育行政を「鼎」の立法をもって責任あるものに変えないと
いけません。
そうすると「天風女后」(|||||:)が→「火風鼎」(|:|||:)
将来の国家を担う人材を育てる「場」となります。
或いは事故災害に「遇う」からそういうアクシデントを未然に防ぐ象と
なるわけです。
この構図は原発災害再発防止と同じで、「噬ごう」利用獄と云うのは
無責任は罰せられると云うやり方で、その目を開かせると云う象で
ありますので、
不登校やイジメを無くした象でもある「水風井」の象にできるだけ近づける
ような働きをしていただきたいと思います。
---「官」「官」イジメも無くす為に---
「風沢中孚 上」
主卦「風沢中孚」(||::||)
変卦「水沢節 」(:|::||)
「風沢中孚 上」
「上爻 爻辞 翰音登于天。貞凶。」
「翰音(かんおん)天に登る。貞なれども凶なり。」
「象に曰く、翰音天に登る、何ぞ長かるべけんや。」
----------------------------------------------
「中孚」の卦は 「大離」(|:|)つまりは官吏の方々、政治家の
方々の象、裏事情は「大坎」(:|:) 国全体が大いに凹む象。
何度も書いて申し訳ないですが、世間は「官」と「民」の単純な構図だけ
では収まらない、部署が違えばそれ以外は一般と同じ。
これは教育行政においてもそうであるし、宮崎口蹄疫に始まって、
原発災害で地方行政が手ひどくダメージをもらった事も暗示する。
災害対応1つとっても、打つ手が後手踏んだりしたら、数億で済む予算が
それこそ一千億レベルにあっと云う間にいってしまう。
原発災害においては数十兆の天文学的数字にまでなったわけです。
こんな事やってたら予算なんていくらあったって足りない。
従って何度も書くように「中」を得た行政が大事なのです、
官吏の方々が自分達の「頤」と「泰」を願って活動することは悪い事では
ないが、社会全体の構造といったものにもその「目」を向けるべきでは
ないでしょうか。
官吏の方々が自分たちの利益の為と慮って送り出した方々が、単純に
我田引水だけやるようなら結局卦外の立場にいってしまうわけです。
「・翰音登于天。貞凶。」
ニワトリは飛べないんですね、飛べない存在に飛ぶ部署を任せて世の中が
良くなるでしょうか。 ?
まずは 皆が疲弊する社会構造を作らない事が大事であって、
その後に各々の利益を議論をするべきではないでしょうか。
---構造を変える為に---
「天地否 三」
主卦「天地否 」(|||:::)
変卦「天山遯 」(||||::)
「天地否 三」
「三爻 爻辞 包羞。」
「羞(はじ)を包む。」
「象に曰く、はじを包むとは、位当たらざればなり。」
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これは「泰」の為の「否」として毎度お馴染みの卦ではあるが、
今回は教育行政なので、
この三爻の陰陽は「遯」なので○下りしたようなところでしょうね、
○○委員であるとか、それが外卦「乾」たる教員の方々が責任とらなくて
もいいようなフォーメーションを作り上げている。
或いは父兄の方々に発言させない、そんな感じになるようです。
あともう一つは結局は世間を経由せず、大学出たら即教員、
これも変えないとダメでしょうね、頭が固い象でもありますからね、
学校を出て学校へ教師として戻る象ですからある意味学生の意識が
何処かに残っている、そんな感じのようです。
従って
「・位当たらざればなり。」
結局こういうのはよく話し合う「中孚」の象にもっていくしか
ないのではないでしょうか。
易が云うにはこういう構造が結局はなにをどう加減していいのか解らない
元であると云っているようです。
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