2012年8月3日金曜日

metujin ekikyou 日誌 「政府の労働政策」「40歳定年制」「高年齢者雇用安定法」改正案 「雷水解 上」「山火賁 五」



metujin  ekikyou  日誌
「政府の労働政策」「40歳定年制」「高年齢者雇用安定法」改正案
「雷水解 上」「山火賁 五」  


---記事引用---

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120802/k10014033181000.html
“65歳まで雇用”改正案を可決
8月2日 15時38分

厚生年金の支給開始年齢が来年から段階的に引き上げられるのに合わせ、
企業に対して希望する人全員を65歳まで雇用するよう義務づける
「高年齢者雇用安定法」の改正案が、一部修正のうえ衆議院本会議で
可決され、参議院に送られました。

「高年齢者雇用安定法」の改正案は、厚生年金の支給開始年齢が来年
4月から段階的に65歳まで引き上げられるのに合わせ、希望する人
全員を65歳まで雇用するよう企業に対して義務づけるもので、
衆議院厚生労働委員会で、健康状態や勤務態度に著しく問題がある人
については、継続雇用の対象から外すことができるよう指針を定める
とした修正が加えられました。
そして、2日の衆議院本会議で採決が行われ、共産党や社民党などを
除く賛成多数で可決されました。
この改正案は、直ちに参議院に送られ、審議が順調に進めば今の国会
で成立する見通しです。

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http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120802/plc12080206540006-n1.htm
突然浮上した「40歳定年」に賛否両論 安易なリストラ助長も
2012.8.2 06:51 (1/3ページ)[野田首相]

 政府の国家戦略会議(議長・野田佳彦首相)フロンティア分科会が、
7月6日にまとめた報告書で「40歳定年制」をぶち上げた。65歳へ
の定年延長も議論される中で、突然浮上した40歳への大幅な短縮だけに、
経済界でも賛否が分かれる。雇用の流動化で労働生産性を高め、国家の
衰退を防ぐ狙いというが、転職を支援する制度面の整備が進まなければ、
安易なリストラの助長に終わる懸念もある。

引き上げに逆行

 「定年の延長は大反対。45歳ぐらいから自分の第2の人生を考え
させるべきだ」。3月に行われた同分科会のうち、経済成長のあり方
などを議論する繁栄のフロンティア部会で、委員を務めるローソンの
新浪剛史社長は力を込めた。

 新浪社長自身は「55歳定年制」を提唱しているが、その言葉の裏
には、政府の方針通りに定年が65歳に延長されれば、若い人の雇用
機会がますます減ってしまうという危機感がある。

 報告書も「現在の60歳定年制は企業に人材が固定し、新陳代謝を
阻害している」と指摘する。定年後、新たな知識を得たうえで同じ企業
で働くケースもあれば、経験を生かして起業したり、民間非営利法人
(NPO)に関わることなどを想定しており、「イノベーションが必要
な産業を受け皿にすべき」(新浪社長)との声は強い。

 なぜ40歳を提唱するのか。同部会の座長を務めた東京大学大学院
経済学研究科の柳川範之教授は「社会の変化が早くなっているので、
(40歳で)学び直しの機会が必要」と狙いを明かす。新卒で会社に
入り、20年前後が経過し、現場から管理職に多くの社員が変わる
40歳が大きな転換点になるわけだ。


http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120802/plc12080206540006-n2.htm
突然浮上した「40歳定年」に賛否両論 安易なリストラ助長も
2012.8.2 06:51 (2/3ページ)[野田首相]

 これに対し、労働界などでは「40歳定年制は企業による安易な
リストラを招く」(関係者)との警戒心は根強い。しかも、現在の
日本では、40歳を超えてからの再就職は相当厳しい。柳川教授も
「転職や再チャレンジを支援できる仕組みがきちんと整備されること
が必要だ」と認めている。

---略---

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120802/plc12080206540006-n3.htm

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---@前置き---

 《政府の国家戦略会議(議長・野田佳彦首相)フロンティア分科会が、
 7月6日にまとめた報告書で「40歳定年制」をぶち上げた。》

 これとは逆に 《“65歳まで雇用”改正案を可決 》 
 こちらはすでに参院へ送付された案になるようです。

同じ産経ソースで

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120802/biz12080222570034-n1.htm
 《電機大手 人員削減が加速 「縮小均衡」さらに拍車も シャープは
  5000人規模 
  2012.8.2 22:55 (1/2ページ)》

なんてニュースも飛び込んできている。
まず基本的に経済政策でしょうね、デフレ円高放置して企業が首切りに
走っている中、企業に負担を法律で強制するのはいかがなものか。
景気がよくなればいやでも人集めに声がかかるのが自然な話であって
経済政策抜きにこういうのを議論するのは違うでしょうと思いますね。

以前も書いた事がありますが、metujin は朝礼でプルプル震える
年配の方まで使って仕事を仕上げた事があります、
それまでは漫画でしか観たことがなかった プルプル を初めて
観て、しかもその人材を使って仕事を仕上げろと ・・・

景気がよくなると云うのはそういうもんなんです。

 《なぜ40歳を提唱するのか。同部会の座長を務めた東京大学大学院
 経済学研究科の柳川範之教授は「社会の変化が早くなっているので、
 (40歳で)学び直しの機会が必要」と狙いを明かす。》

職業においては学び直しもなにも無いんですよ、毎日が一刻一刻が
勉強です、他と競争しているわけですからね、手を緩めたら競争から
脱落してしまう。
職業上の資格をとったら終わりではなくて、それは始まりにすぎない。

常に職業上の法規であるとか○○基準であるとか、新しい商品データ
であるとか座右において折にふれてそれを索いて毎日毎日少し
ずつスキルを上げていくもんなんです。
ことさら大仰にかまえる程のものではない。

IT系のようなものを除いて
普通の職業ならだいたい一人前になるには20年、丁度いい頃合いに
なった頃に首切ってどうするんでしょうね、それにこの頃には家庭が
あるなら子供たちにもお金の掛かる頃です。

ずっと学び舎にいるとこういう思考になるんでしょうか、
地位や立場が安定している人がこういった事を発言するのは自然とは
いえませんね。
それを発言するならその立場から一旦降りて発言するべきでは
ないでしょうか。
自分は安定した位置にいてお前飛び降りろと言っているようなものは
受け入れられるものとは云えないですね。云うなら同じ土俵に降りて
発言して頂きたいと思います。

ではいったん話を元に戻してこれらの陰陽を易に伺ってから
再度考察に入りたいと思います。

---問占---

「占題」「政府の労働政策」
    「40歳定年制」

    「このプランの陰陽を教えて下さい。」

「雷水解 上」



---以降過去倉庫へ---
2012.09.09 

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