2013年8月21日水曜日

metujin ekikyou 日誌 「某新聞社とH速報、削除依頼は言論○○か?」



metujin  ekikyou  日誌

「某新聞社とH速報、削除依頼は言論○○か?」


◇◇ 

今回は全て架空の話とします。
タマに自分が利用させてもらっている、2chまとめブログのH速報さん
が、なんと某新聞社さんより、記事転載に関する削除依頼が来たとの
事で、いろいろ情報を投げておられたようなので、若干のコメント
をしてみたいと思います。


---◇「前段」

□このH速報さんには「リンクフリー」に甘えて、タマに引用させて
頂いておりますので、
この問題、取り上げてみたいと思います。

数ある2ちゃんねるまとめブログの一つにわざわざ、某新聞社さんから
記事引用、転載へのクレームが来たとの事。

それで、自分の場合も引用記事にリンク切れと云うのがあるのと、
日本にはまだ
フェアユース規定というのがありませんので、新聞等の記事や、論説
といったものを批判するには、どうしても元の全文を残して
おくといった必要もあるわけです。


以前○HKだったかと思いましたが、ものすごい偏向○○でしたか、
何か訴えられるような偏向した事件を起こしたんですね、
その時に、番組に対する著作権を言い出した方がいて、

自分としてはなんと反論したかといいますと、

『 こういう騒ぎや事件を起こしたからには、これは著作権を主張する
番組では無く「事件」になったのであるから、公正を期して判定
する為には、証拠として見せてもらわないといけない。』

と述べた事がある。
批判するからには、公正を期してきちんと論拠証拠を残しておかないと
いけないのであるし、それがリンク切れで消えてしまったなら批判その
ものが宙に
浮いた感じになってしまう。

これは「言論の自由」といったことときちんと折り合いを付けてもら
わないといけないのではないでしょうか。
新聞社だって取材対象ですよ、記事を書く方々からみればね。 
新聞社だけがその立場にあるわけでは無い、問題のある偏向○○が
目立つのであれば、その全文を載せる必要がどうしても出てくる場合も
あるわけです。

 この前も麻生副総理大臣のナチス発言の件でしたか、途中で記事を
差し替えたというのもありましたしね。


 ---◇ウィキペディアより、
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%95%E7%94%A8
 引用

 『引用以外の合法な無断利用[編集]
 ただし、

 一般に周知させることを目的とした転載を禁止する旨の表示がない
 「行政機関等の名義の下に公表された広報資料等」は、出所を明示
 すれば、行政機関に無断で説明の材料として新聞や雑誌などの刊行物
 に転載して構わない[8][9]。

 学術的な性質を有するものでない、政治上、経済上、社会上の時事問題
 に関する、転載・放送・有線放送を禁止する旨の表示がない、新聞又は
 雑誌に掲載して発行された論説等も、出所を明示すれば、新聞社等に
 無断で他の新聞等への転載、放送・有線放送・放送対象地域を限定した
 「入力」による送信可能化による放送の同時再送信[10]をして構わない
 [11][9]。

 公開して行われた政治上の演説・陳述又は裁判手続きにおける公開の
 陳述も、同一の著作者のもののみを編集せずに、出所を明示すれば、
 著作者に無断で転載等して構わない[12]。


 以上3つの合法的な無断利用にあっては、それぞれの要件と出所の明示を
 守る場合に限って、主従関係や必然性などの引用の要件を考慮する必要
 なく、権利者に無断で全部を転載しても構わない。

 ただし、特に新聞等はたいてい無断転載を禁じているため、法第39条に
 基づいて合法的に全部を無断転載することは実際には難しい。よって、
 法第32条第1項の引用の要件を満たして一部分のみを引用するか、
 著作権の保護の対象にならない「事実の伝達にすぎない雑報及び時事の
 報道」(法第10条第2項)の範囲に限って転載するのが、現実的な合法的
 手段である。』

 *** 引用ここまで *** 


※ ここが重要なところで、政治経済上、社会上の時事問題に関する
論説等も転載禁止の明示が無い場合は断りなく転載できるのであるが、
下段に書いているように大抵の新聞は「無断転載禁止」となっている為
これがネックになっているようではありますが、ただし、

※ 最新のといいますか、反論される方々の意見では、これにも条件が
あって、

---◇「記事引用抜粋」

 http://www.hoshusokuhou.com/archives/30912461.html
《130. 名無しさん@ほしゅそく   2013年08月19日 19:04  ID:tQp8oSR.0
 このコメントへ返信
 (※127からのつづき)

 さらに、「時事問題に関する論説の転載等」に関して、
 「著作権法逐条講義」(加戸守行著)(273ページ)に
 「時事問題というのは~(中略)~ほとんどすべての問題と解してよろ
 しいと思います。」とあります。
 また、禁転載の表示(著39条1項但書)とは、
 ・執筆者の署名入りの記事の場合
 ・禁転載の表示が個々の論説にある場合
 と解されていますが(同上274ページ)》、

 ※---この部分略---

《 したがって、「時事問題に関する論説の転載等」(著作権法39条)が
 認められると考えます。》

 *** 引用ここまで ***

となれば現行法だけでもH速報さん側としては何の問題も無かった事に
なるようです。
それと時間が経ってリンク切れになった場合は、全文が観えなく
なるのであるから、適正な批判ができなくなる可能性がある。

 ---◇記事引用抜粋
 http://kotobank.jp/word/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B9
 『デジタル大辞泉の解説
 フェア‐ユース 【fair use】

 著作物を公正に利用する場合、著作権者の許諾がなくても、著作権の
 侵害にあたらないとする考え方。例えば、学校教育・報道・研究・調査
 などの目的で適正に利用する場合などがこれにあたる。公正利用。』

 *** 引用ここまで ***


※ 我が国の報道さんほど歪んで「震為雷」
(異質な概念のもを接ぎ木する、或いは○造根拠)といった事を多用する
メデイアは無いですからね、
適正な批判ができる社会の為に、もう少し議論して頂きたいものです。



---◇「適正な批判のできる社会、フェアユース規定導入まで。」

「卦  辞」「豫。利建侯行師。」

主卦「雷地豫 二」(::|:::)
変卦「雷水解  」(::|:|:)

「二爻  爻辞  介于石。不終日。貞吉。」
「介(かた)きこと石の于(ごと)し。日を終えず。貞にして吉なり。 」
「象に曰く、日を終えず、貞にして吉なるは、中正なるをもってなり。」
※「典拠は岩波文庫易経」より、以降引用は同左。


□ これは四爻の「中」を外れた一陽が他を全て従わせようとして
と云う象です。卦は「豫」であって、「解に非ず」
新聞社の姿勢としてどちらが適正かと云うならば、当然「解」の側です。
またこれは蒋介石総統の名前の由来になった卦でもある、

特定の外国に偏りがちの「新聞社」のスタンスともマッチングする
のではないだろうか。

また二爻が変じると内卦「坎」、卦が「解」となってこれは、記録に残す
と云う意味になります。
つまりは、先ほどから述べて来たことと一致するわけです。
批判するにおいて、何を「豫」としようとしたのか、記録を残さない
事には批判できず、従って批判封じと云う事にもなる。

易はおそらくは、うまく行けば、今から三年から四年程で先の
フェアユース規定が導入されるようになるといいたいのかもしれない
ですね。


---◇
「ネットにアクセスできる、国民の多くが記事を書く時代になった
 のであるから。」


「沢山咸 二」
主卦「沢山咸 」(:|||::)
変卦「沢風大過」(:||||:)
「二爻   爻辞    咸其腓。凶。居吉。」
「その腓(こむら)咸ず。凶なり。居れば吉なり。」
「象に曰く、凶といえども居れば吉なりとは、順(したが)えば害あらざるなり。」


◇ これは既存の大マスコミさん方へのもの、既に特定の立場に偏って
政治家の方々に対する偏向したものが酷いですからね、
やってる方々として観れば、「兌」の利益を・・と云う趣旨なのが観て
とれますが、裏事情から読み取れるのは、先々かなり厳しい事だと
思って頂きたいし、
当然これまで「火沢けい 上」の「鬼か幽霊に見える」
といった報道をされた側としては応分の処置をとるでしょうからね。

これに「民意」といった応援が加わる事になると、ある意味「批判封じ」
と取られるような行動は慎んだ方がよいかと思われます。


---◇「一次ソースにまで手をつけてといったやり方は・・」

「卦  辞」「夬。揚于王庭。孚号有厲。告自邑。不利即戒。利有攸往。」

「沢天夬 上」
主卦「沢天夬 」(:|||||)
変卦「乾為天 」(||||||)
「上爻   爻辞   无号。終有凶。」
「号(さけ)ぶこと无かれ。終に凶あり。」
「象に曰く、号(さけ)ぶことなきの凶とは、終に長かるべからざるなり。」


□ これは上爻として志が外(国)にあり、その報道の「口」が外(国)
に向かったものになる、
もっと云うと外国にご注進といったことをして外圧を利用してといった
こともこの象。

また情報の一次ソースまで加工してと云う象にもなる。

これを世間目線でみると、「天風女后」である。
ただの商いの卦であり、裏事情としては「山地剥」 明らかに政治的
な○○があって、と云う事であるがこれは既に、宮崎口蹄疫の頃から
の一連の報道姿勢によって、日本全国津々浦々、皆が皆偏向報道の問題
を認識し始めている。

これまでのように、批判があってもちょっとの間頭を下げれば、皆が問題
を忘れて
くれるといったものでは無くなっている事を理解された方が良い。
正しい報道姿勢と云うのは、重卦、つまりは途中で細工せずに、公的
情報や発表をそのまま世間に提示する事です。

であれば、若干の悔いがあるにせよ、危機を回避する事に繋がる事に
なるのであるから、今からでも遅くないから、一次ソースまで手を
つけるといった事は改てしまった方がいいとの事。



---◇「問筮」

「某新聞社とH速報、転載記事削除依頼」

---◇「問筮本文」

『以前○HKさんが偏向○○の問題を起こし、訴訟が勃発した際に
番組の著作権を言い出した方があったが、その際に返答したのは、
もうこれは通常の番組云々では無く、問題を起してすでに「事件」と
なったのであるから、
これはニュースとして、証拠として扱うべきである。
番組は保全し公にして見せてもらわないと批判も判定も出来ない。

と述べた事がある、日本はフェアユース規定も無いし、著作権を盾に
して時間が来たらリンク切れとなったのでは、批判対象、ニュースソース
そのものが消える事になるだろう。

報道の自由が新聞社のみにあると考えるのはおかしな事では無いだろうか、
問題のある偏向した言論があるならば、これはすでにニュースであって
証拠を残し、万民に判断できるような措置が必要であろう。

易はこの点どう考えるか。? 』


『火水未済 上』






---以降過去倉庫へ---
2013.10.

 このブログはツイッター篇の下書きみたいなものなので
もし興味のある方はツイッター篇をご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/ 

権力批判的な事が大半ですので、こちらはある程度時間が経ったものは
消しております。

 プラスしてブログ主の metujin  は勉学浅く、タマに基本を忘れ誤占
したりしてますので、真似するような方はいないと思いますが、
一応正規に易を学ぶ方に迷惑をかけない為の措置でありますので、了承
願いたい、尚特別なものや当て物系の「占」に関しては読む方が検証
できるよう、誤占も含めて残すようにしてあります。

敬白 。


追記、近頃は「前段」にも易が象辞を出してくるようになりましたので
岩波文庫さんから引用した旨が観えなくなっているところがあるやも
しれませんので、一応はここでも書いておきたい思います。
「典拠は 岩波文庫易経より。」

批判や指摘は遠慮無くどうぞ。


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