2016年2月25日木曜日

ツイッター編共通 『介護疲れで妻殺害容疑の夫 逮捕後に食事拒み続け死亡』 「水天需 初」



ツイッター編共通
『介護疲れで妻殺害容疑の夫 逮捕後に食事拒み続け死亡』
「水天需 初」

◇「サブタイトル」
『 残念なことにこの方は、あと少し待てばいいものをその待ちが出来ずに
・・・

ということになるようです。
( 爻辞のAパターンでは無く、選択してはいけないBパターンの方を ・・)』


◇「記事掲示板引用」
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsalpha/1456228622/l50
【社会】介護疲れで妻殺害容疑の夫 逮捕後に食事拒み続け死亡[2/23]
--- 略 ---

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160223/k10010419421000.html

///// 引用ここまで /////


 ご冥福をお祈り申し上げます。

なんといいますか、やりきれない思いですね。

◇「問 筮」
『 この陰陽とは一体何か。』

「水天需 初」



「卦  辞」
「需。有孚光亨。貞吉。利渉大川。」



「水天需 初」
主卦「水天需 」(:|:|||)
変卦「水風井 」(:|:||:)
「初爻   爻辞   需于郊。利用恒。无咎。」
「郊に需(ま)つ。恒(つね)を用うるに利(よ)ろし。咎なし。」
「象に曰く、郊に需つとは、難を犯して行かざるなり。恒を用うるに
 利(よ)ろし、咎なしとは、未だ常を失わざるなり。」
※(典拠は「岩波文庫易経」より、以降引用は同左)



http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760556
「国会図書館蔵、高島易断増補版 の章 コマ番113 - 」
「需 初九」
「勝手意訳につき原文の確認及び、文章利用の際は一報を」


『「占」--- 略 ---

○時至らずして、強ひて事を謀(はか)り、進みて為すは、険(けん)に
陥り、悔咎(かいきう)(くひとが)あり、新規の望み等は、殊(こと)に
宜(よろ)しからず、』



◇「占例 需 初九 或る事業会社二入社ノ吉凶ヲ占フ」 
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760556
「国会図書館蔵、高島易断増補版 の章 コマ番113 - 」
「需 初九」
「勝手意訳につき原文の確認及び、文章利用の際は一報を」


『「占例」友人横浜の商、佐右田金作氏来り告げて曰く、ここに
或る事業の会社ありて、其の利益甚だ多き見込みなり、余は之に入社
せんと欲す、請ふ、前途の吉凶を占はんことをと、乃ち筮して、
需の初爻を得たり、

爻辞曰。初九需于郊。利用恒。无咎。

断に曰く、需の卦たるや内卦の乾は陽にして金力あるものとす、外卦の
水は高きを去りて卑(低く)きに就くの性あり、かつ険難なるものとす、
今彼の険難なるもの、危険を設けて、株主より金を募り、これを険處
(険しきところ)(けんしょ)に陥(おとしい)れんとするの象あり、
然れば能く彼の挙動を察し、会社の成り立ちを熟考し(よく考え)、
然る後に入社すべし、

是れ則ち需の手段にして、彖伝に需須也、険在前也、剛健而不陥と
曰ふ所以なり、
初爻の辞(ことば)に、需于郊とあり、郊は郭外(くるわの外)の地に
して、幸いに危険の位置を去ること遠し、故に足下(貴殿)彼らの
勧誘に応ぜず、その奸策(わるきはかりごと)に陥らず、自重して指
を染めず、依然として常業を営むべし、

しかして五ヶ月を経れば、彼の
坎の方に過難起こりて、投機者も退社し、株券も下落すべし、此時に
株券を買い入れて入社せば、その後社運盛大に至るべし、因りて暫時
其の成り行きを見合わせ、時を待つに若かずと、

五ヶ月の後、果たして此占の如し、』

///// 呑象テキストここまで /////

私の方の占例を引用してみましょう。

 ◇「参考過去ログ引用」
 http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/30379591.html
 2013/8/62:15
 metujin ekikyou 日誌 ツイッター篇
 『麻生発言について記事の見出しを変更した件 』 「水天需 初」

 --- 略 ---

 ---◇「結論としては。」

 
 主卦「水天需 初」(:|:|||)⇔世間目線「天水訟」
 変卦「水風井  」(:|:||:)⇔世間目線「沢水困」


 「高島易断 需」
 《雲天二上ル。将二雨澤ノ。降ラントスルヲ待ツ。是レ需ノ象ナリ。》

 2011年に中国に進出された企業様は、「節上」「需初」として翌年
 に反日暴動に遭った。

 「需」は飲食の卦にして急ぎ慌てる必要は無く、易はしっかり仕事を
 してくれていたのが判るかと思う。
 無理して進出したところは、「訟」による「困」となったのは易と実績
 が示すところである。

 またこの頃よく書いているが、この「困」は世間を「困」とさせた
 ○主党の象ともなる。

 --- 略 ---


 「高島易断 需 初九」
 《需ノ卦タル。内卦ノ乾ハ。大金ヲ有シテ。工程ヲ貪ラサル旅客ノ・・》

 これは営業上大事な顧客の為に「乾」(|||)として蓋をし、
 ○○する象でもある。
 
 報道さんとは云え、民間企業であるからスポンサー様の意向には○○
 できないのはよく理解できる事であるが、これは未来を見据える
 ならばやらない方が良い。
 福一原発報道においても批判された事であるが今既存マスコミの報道
 は信用が毀損した状態にある。
 
  以前のような感覚でやるのは当然先に行って険難が待ち受ける
 事になる。

 似たような事は数年前にフ○TVさんにも書いた記憶があり、実際
 業績は低迷されているようである。

 
 何処に書いたかは忘れたが、彼らは「地天泰」として目先の「天」たる
 利益に鑑み、
 信用をお金に変えてしまったが為に、先細りになったのである。

 「地天泰」(:::|||) 事業はすべからく(:|:|:|) 既済
 、未済として、次の利益の為の「信用」を保持し信用のベースを作り
 つつやるものでなければいけない。

 この卦も同様であって「天水」としてのまとまった利益になりそうだ
 としても、信用を鑑み余計な事をしない方が良いのである。
 その利益になりそうだと観える美味しそうなものは、会社の中身を
 空っぽにするだけの爆弾を抱えている。


 自分は大阪市の占例のおいて、「種籾」を食べてしまう喩えをして
 いる、種籾を食べてしまうならば、未来の実りは無い。

 --- 略 ---


 「高島易断 需 初九」
 「・・而シテ其害ヲ避ケ。其渉ラルベキノ時ヲ待ツ。是レ
 能ク其常ヲ守リテ。咎ナキモノナリ。・・」

 『□占 此爻。進マントシテ。前途二妨アリ。時機ノ至ルヲ須ツ。
 宜シク我本業二安ンジテ。猥二進ムベカラズ。動ヲ好テ静ヲ嫌ヒ。
 急二進デ利ヲ博セント欲スレバ。此占二反シテ。過ヲ取ルベシ 』

 --- 略 ---

 ///// 引用ここまで /////


◇◇ このテーマ結論 ◇◇

 残念なことにこの方は、あと少し待てばいいものをその待ちが出来ずに
・・・

ということになるようです。
( 爻辞のAパターンでは無く、選択してはいけないBパターンの方を ・・)

この象辞ですと、おそらくはまだ資金的な余裕はあったような感じですから
ね、ですがどうしてもその先々を計算されてしまったのでは無いでしょうか、

もう少しお待ちすれば、奥様は自然なお迎えが ・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

なんにせよご冥福をお祈り申し上げます。合掌。

◇「易より追加」(占術の三禁 & 素人判断は ・・・)
「火雷噬ロ盍 」(|:|::|)変卦「火沢けい」(|:|:||)
「六二。噬膚滅鼻。无咎。」
「象伝曰。噬膚滅鼻。乘剛也。」

 この爻は以前より書いているように、弘法も筆の誤り、猿も木から落ちる、
目利きも騙される、の爻です。
いずれにせよ、人の生き死にの判断を総て占いに頼るのは NGなので
あり、占術の三禁に触れるのであり、・・・

「占いは裏付けを取る也」「裏綯う也」として、
必ず裏付けをとり、そして物事が裏返ってもいいように裏綯う措置をとる
必要があるわけですね。


今回寿命に関する筮をテーマにしてしまいましたが、そもそもこれは
「占術の三禁に抵触してくるのだという指摘を易からもらったようです
 のでここにその懸念を書いておきたいと思います。」


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*** 追加雑談 ***

 以前より書いておりますように、易はその成立過程からしても、公行政用
のようですから、
これをそのまま、かような問筮にあてはめるのは間違う可能性が高いよう
ですので、一応は書いておきます、

 しかも「需 四」のような緊急性のあるものを除いて易は目先を語らない
ようですから、そういう点に於いても ・・・ 
ただ、こういう方々に道を示すのも「公」では無いかと考えますので
とりあげた次第。

 まあぱっと観たときにあと少し踏ん張れなかったものか ?

と思ったのも事実なんですね、
重ね重ねお悔やみ申し上げます。 合掌。

今回「需 初」であってもパターン選択を間違うとせっかく「无咎」
(とがなし)にできたものを ・・・
としてしまう占例ができたわけです。 


◇先の「三禁」云々は主に売占業の方々への戒(いまし)めになるようですので
それも釘を打つようにとのことです。

「豊 三」(::||:|)(::|::|) 
「九三。豐其沛。日中見沬。折其右肱。无咎。」
「象伝曰。豐其沛。不可大事也。折其右肱。終不可用也。」

いずれにせよ、人の生き死にでの「商い」は
「不可大事也。折其右肱。終不可用也。」 

易は罪を作るからやめろというので、「噬ロ盍」を出してきたようですね。
これはその理由。

「帰妹 二」(::|:||)(::|::|)
「九二。眇能視。利幽人之貞。」

まったくやるなというのでは無く、基本スタンスとして「三禁」を掲げ
敢えてというなら、上記姿勢にて ・・・
ということになるようです。

占者は常に「罪」を意識しないといけないということになるようです。



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