共通 『「師 五」{安倍首相「自民党総裁としておわびする」} 「桝添都知事、都知事選の時の問筮始末。』

共通
『「師　五」{安倍首相「自民党総裁としておわびする」}
「桝添都知事、都知事選の時の問筮始末。』


◇「サブタイトル」
「呑象テキスト 実際見本」

『　蓋(けだ)し(思うに)能(よ)く剛中の才九二の如き者に委任するときは規律を
　以て師旅を統帥し、賊を討じ、国を治(おさむ)るの功を得べく、又陰柔
　不中六三の如き無知無謀なる者に任ずるときは、一敗地にまみれ、尸
　(しかばね)を與(よ)してかへるの凶を見るべし、故に、

　長子師師。弟子輿尸　と曰ふ、此の長子は彖辞の所謂る大人なり、大人は
　衆より之(これ)を尊ぶの称、長子は君より之(これ)を見るの詞(ことば)
　とす、　　---略---』



◇「記事掲示板引用」
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1466309915/
【政治】安倍首相「自民党総裁としておわびする」前回都知事選での
舛添氏支援で陳謝

--- 略 ---

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160619-00000516-san-pol

///// 引用ここまで　/////　


　今回の問筮始末は桝添氏が立候補された都知事選での「陰陽始末」になり
ます。

(　内容は前回書いたものと重なりますがこれは後学の方々のために残して
　おく占例始末になりますのでご理解いただきたい。　)

具体的には以下の継続として読んでいただきたい。
(　詳細は既に投稿してありますので今回は肝の部分だけですね。)


◇「参考過去ログ引用」
http://metujinekikyou.blogspot.jp/2016/05/blog-post_20.html
2016年5月20日金曜日
『【ポストセブン】舛添都知事辞任方針か？ 「師　五」
「桝添都知事、都知事選の時の問筮中始末。』

--- 略 ---

◇「サブタイトル」
『そもそも、「師」の彖伝に曰く、

「師。衆也。貞。正也。能以衆正。可以王矣。剛中而應。行險而順。
以此毒天下。而民從之。吉又何咎矣。」

「師」の陰陽の場合は「貞」「正しい」ことが前提条件になるのであり、
であればこそ、「可以王矣」王たることが可能なのであります、
でなければ、「而民從之。吉又何咎矣。」とはならないんですね。』　


///// 引用ここまで　/////


　それで上記に引用してありますが、呑象テキストに、

　◇
　「師　五爻解説」
　http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760556
　「国会図書館蔵、高島易断増補版　仁の章　コマ番149-　」
　「師六五」
　※「勝手解釈につき原文の確認と、文章利用の際は一報を」

　『　六五田有禽。利執言。无咎。長子師師。弟子輿屍。貞凶
　　　象伝曰。長子師師。以中行也。弟子輿屍。使当也。

　---略---

　蓋(けだ)し(思うに)能(よ)く剛中の才九二の如き者に委任するときは規律を
　以て師旅を統帥し、賊を討じ、国を治(おさむ)るの功を得べく、又陰柔
　不中六三の如き無知無謀なる者に任ずるときは、一敗地にまみれ、尸
　(しかばね)を與(よ)してかへるの凶を見るべし、故に、

　長子師師。弟子輿尸　と曰ふ、此の長子は彖辞の所謂る大人なり、大人は
　衆より之(これ)を尊ぶの称、長子は君より之(これ)を見るの詞(ことば)
　とす、　　---略---』

　/////　呑象テキストここまで　/////


　今回の桝添氏の一件とそれを支援した「首相自民党総裁の関係風景」は
まったくこのままになるわけです。
～～～～～～～～～～～～

要するに「師　六五」が桝添氏を支援された「首相自民党総裁」を意味し、
今回政治資金関係で辞職される桝添氏が、その実績を以て

「九二」「長子師師」では無く
「六三」「弟子輿屍」の側であったということになるわけです。　

(　ここで陳謝しないことには、まさに予定されている国政選挙に於いて
　その自民党候補者達が「弟子輿屍」になりかねない。　)


抑(そもそ)もこの前引用したようにかつて桝添氏にはこの「政治資金」
関連に於いて2014年には「解　三」爻が提示されていたわけですね。


　◇「参考過去ログ引用」
　http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/41613009.html
　2014/12/35:27
　metujin ekikyou 日誌ツイッター篇共通
　　政治資金が還流か　舛添都知事の団体、自宅に事務所費５３１万円　
　「雷水解　三」

　--- 略 ---

　◇「サブタイトル」
　《蓋シ解ノ時タル。解ヲ行フモノハ君子ナリ。解ヲ受ルモノハ小人ナリ。
　　然ルニ此爻。解ヲ受クベキモノニシテ。且ツ解ヲ受ルノ位二居ル。》

　--- 略 ---

　　「解　三」の占例はありすぎる程あるわけですが、こんなもんでしょう。
　公的資金を○流させての資産○成といったところになるわけですが、

　前回書いたように、


　《蓋シ解ノ時タル。解ヲ行フモノハ君子ナリ。解ヲ受ルモノハ小人ナリ。
　　然ルニ此爻。解ヲ受クベキモノニシテ。且ツ解ヲ受ルノ位二居ル。》

　この改革の時節に於いては、「解ヲ行フモノ」でなければいけないわけです。
　嘉右衛門さんの占例に習うならば、立場を筮したものでは無いにしろ、
　その都知事の職という立場に於いて警報ランプが灯ったことになるようです
　から今後はご自愛頂きたいと思います。　
　～～～～～～～～～～～～～～～
　(　都知事に立候補された頃から警報は書いていたことですが。・・　)

　///// 引用ここまで　/////
※(呑象テキストアドレスは上記過去ログアドレスに書いてあります。)


　でありますので残念ながら今回「師　五」の戒辞がぴったり嵌った
例を残してしまったことになるのでは無いでしょうか。

この例からいっても、易は筮前の審事にかかわるパターン分け、現実を
よく観察して実際の当てはめる作業を推奨するわけです、

結局これも、

「占いは裏付けを取る也、裏綯う也。(物事が意図したことと裏返っても
　いいように裏綯う措置を取る)作業　」

これにも繋がってくるわけです。


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*** 追加雑談 ***

　以前より易は「目先小人占」には対応せず、「君子統治占」である
旨説いてきたわけですが、

『　成立過程からいっても政治行政用、所謂(いはゆ)る天子に向けた
　助言用となっているわけですね。』
(今回は桝添氏を推奨支援した首相自民党総裁宛になったということ。)

またこれは、易に目先の選挙当落を質しても、その職を預けてからの
「結局のところ」を提示してくる見本がまた増えたわけです。
「これもそのパターン別けを辞(ことば)に謳ってあるわけです。」

(　なので昨今の選挙占に於いては、ある程度裏付けをとったあとに
　推奨候補の方を提示するわけです。)

実際目先まで読めて一人前なんでしょうが、私は未熟でありますし、
反省測量方式、その反省大畜の足場、その足場を上昇させた高度からの
俯瞰図概念を投稿する方に価値を見いだすようになりましたので
私の場合は反省する分に於いては、「誤占」はあくまで測量ポイントの
一つにすぎないわけですね。

 でありますので読者様各位、「白黒当てもの」「目先占」をお求めの方は、
他にきら星の如くいい先生があるかと思いますのでよく考慮の上判断
いただきたいと思います。

(　metujin の易に於いては白黒だけではなく「グレー」が存在します。)

◇◇　「君子統治占」を「庶民向け」にするには　・・　◇◇

今回の例で示されたように、本来「天子への助言」である「易」を
庶民向けにするにはこういったことを踏まえた工夫が必要になってくる
わけですね。

しかもこれは、「占いは裏付けを取る也、裏綯う也」の「離」(｜：｜)。

易に限らずアドバイザーからの「ヒント」を軸に、
「裏付け作業」「物事が意図したこととは裏返ってもいいように裏綯う作業」
をとる、その軸になる「ヒント」その「僅(わずか)な部分」に於いて
必要となってくるわけですね。

例えば私の場合、喘息呼吸困難闘病録に於いて、易からのヒントは
とてつもない利益を私にもたらしましたが、(思いこみを超えるのに　・・)
それとて、発作対応薬や経口ステロイ○の確保「つまり裏綯う措置」
は真っ先にやってのことになるわけです。
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◇　某易者さんが書かれた占例集には、嫁入りした先での「女将さん」
修行に泣いて苦労される例が出てくるわけですが、
こういうのにしても、「目先苦しい」からといってこれを投げてしまった
のではその先にある「幸せ」というのはやって来ないわけですね。

　したがって易は、苦労しがいのある苦労なのか、意味の無い苦労なのか
ヒントをくれるだけ有り難いものと思われるわけです。
「これも君子統治占の使い方」の一つになるのでは無いでしょうか。


◇「沢水困　三」(：｜｜：｜：)(：｜｜｜｜：)
「六三。困于石。據于蒺藜。入于其宮。不見其妻。凶」
「象伝曰。據于蒺藜。乘剛也。入于其宮。不見其妻。不祥也。」

　私も大事なことを忘れていましたね、

この爻は○主党「現○進党」さんが自分たちの支援者であるところの
電機労組の方々の万単位に及ぶリストラや○殺事件といったことがあった
にも係わらず、
半島某国に○○したのか絶対に円高政策を止めなかった爻です。

所謂(いはゆ)る

「沢水困ヒートポンプ両班方式」(片側削って片側に仕送りする方式)
「特権階級、階級社会構築、維持方式」
「故に内部分裂不可避の方式」

要するにこういう方式のための「占術」の使い方には易の側として
セーフティが発動するのであって、「公吉利」ではなく「私咎凶」の
側ですのでそれをやってはいけないことになるわけです。

「公益」を軸に於いた「易」の使い方でなかったらダメという
ことになるわけです。



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