2017年3月2日木曜日

閑話休題「防風林伐採の是非」「metjin 坎上を悦ぶの図」





閑話休題「防風林伐採の是非」「metjin 坎上を悦ぶの図」


◇「サブタイトル」
【「不可升也。」というのは後で木に登って危険な切断作業をしては
いけないということであり、

『王公設険。以守其國。険之時用。大矣哉。』
というのは、何か風の障害物になる木は残しておくようにということ
なわけです。

ましてや「重坎」は二重の障壁ですからね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 】


◇◇  ◇◇

 今回は結果も出ていないのに自宅防風林伐採の占に於いて

「坎為水 上」(:|::|:)(||::|:)
「上六。係用徽纆。寘于叢棘。三歳不得。凶。」
「象伝曰。上六失道。凶三歳也。」

を喜んだ顛末を投稿してみたいと思います。 

◇ 丁度今山師さん達が自宅の裏手の山林を伐採されておりますので
親が懸念する自宅脇の防風林(木)( 林という程でもないですが、)

これが高くなりすぎてどうも風害にて自宅に倒れてきそうだという
のでついでに頼んで伐採してもらうことにしたわけです。

( 一番いいのは伸びすぎた分だけ上部で切ればいいわけですが、
 そんなウルトラ技は実際無理。 ^^))

我が親は全部切れと云う、なので私も当初は賛成していたわけですが、
念のために筮してみると、


「水地比 上」(:|::::)(||::::)
「上六。比之无首。凶。」
「象伝曰。比之无首。无所終也。」

だの、


「天雷无妄 三」(|||::|)(||||:|)
「六三。无妄之災。或繫之牛。行人之得。邑人之災。」
「象伝曰。行人得牛。邑人災也。」

 これなんかは車庫の屋根に電柱が倒れてきた風害の実績の
ある爻ですからね。( 過去ログに顛末あります。)
( 問筮文は出しませんがこれは風害は必ずあることを易が示して
 いるわけです。)

それで先の「比 上」に至ってはおそらく屋根が風でもっていかれる
のが目に観えるわけです。
( なんせ屋根板は雪が自動で落ちるように多少高い素材を使って
 ありますので ・・・・ )

たぶん「无所終也。」というのは修理しても修理してもまた飛ばされる
ことを云うのだと思うわけです。
~~~~~~~~~~~~~~

 これではいかんと云うことで山師さん達が少し残してくれた
わけですが、
(山師さんの番頭さんには少し残してくれるように頼んであった
わけです。)

親を軸にして問筮シテみるとどうも倒れて家屋の壁面には届くのが
まだありそうだということであり、

そもそも肝心の親に危険が及ばないようにしないといけないわけです。
「頤 初」「大有 初」
( プラスもしかしたら親の足に何か障害が出る懸念が ・・・ ) 

私自身、廃人モードでありますので今あるものは絶対セーブしないと
いけないわけですが、こうなると伐採してもダメ、残してもダメ。
・・・

 易使いのくせに頭を抱えてしまったわけですね。 ^^))
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

それで今日の朝親を病院に連れていく間際にもう一度山師さんの
「作業長の方」と相談して倒れて家に届きそうな木だけをもう一本
だけ伐採することに決めたわけです。

 それで易に確認の「筮を建てたところ先の 坎 上」の返答が
あったということ。
~~~~~~~~

◇ それで後で振り返ってみますに、私は縦方向つまりは長くなった
ところを切ればよいとだけ思っておりましたが、
別段風の場合は「障害物」があればそれを「気流が巻く」わけですね。
なので障害物になりそうなのをそこに「置く」だけでも価値がある
わけです。
( 縦方向でなかったらダメという思いこみがあったということ。 )

毎度書くように「坎」の大象に曰く、

『習坎。重険也。水流而不盈。行険而不失其信。維心亨。
 乃以剛中也。行有尙。往有功也。天険。不可升也。地険。
 山川丘陵也。王公設険。以守其國。険之時用。大矣哉。』

「不可升也。」というのは後で木に登って危険な切断作業をしては
いけないということであり、

『王公設険。以守其國。険之時用。大矣哉。』
というのは、何か風の障害物になる木は残しておくようにということ
なわけです。

ましてや「重坎」は二重の障壁ですからね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「坎 上」の爻辞にある、
「坎為水 上」(:|::|:)(||::|:)
「上六。係用徽纆。寘于叢棘。三歳不得。凶。」
「象伝曰。上六失道。凶三歳也。」

に関してはそもそも不動産を筮したわけなので動くことが無いわけです
ね、(逆に大風の場合はかなり建屋が動く象辞になるわけですね。)

「上六失道」不動産なので逆に動く道があってはいけないのですね、
ある方が凶であるということ。
なので私がこの辞を喜んだというのがご理解いただけるのでは無い
でしょうか。

まだ結果は数十年経たないと出ないわけですが一応ここに書き残して
おく次第。

ただ、今回の一件に於いては私はおそらく家も親も守った自負がある
わけですね。
なので易を学んでおいて良かったと思う次第。 ^^) 

◇ 
 写真は撮ってあるのでもしかしたら話しの種に提示するかも
しれませんね。


「雷天大壮 上」(::||||)(|:||||)
「上六。羝羊觸藩。不能退。不能遂。无攸利。艱則吉。」
「象伝曰。不能退。不能遂。不詳也。艱則吉。咎不長也。」

 これは私が呼吸困難の発作を起こして短期入院した時の爻です。

なので屋根がめくれる程度のことは覚悟しないといけないかも
ですね。「震」の木材の下地が観えてしまってますからね。
( 今の私にとってはかなーり痛いですね。 ) ^^))


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*** 追加雑談 ***

 「喘息呼吸困難プラス慢性閉塞○肺疾患闘病録」に関する
コメント。

 明日は明日で私の定期診察日になるわけですが、まだ完全に
ギアチェンジ浮上してませんので、「裏綯う措置、保険の措置」
としての「経口ステロイ○」であるとか「発作対応吸入薬」は貰ってくる
所存になります。

( 現在峠は越した感じなのであとそんなには使わないとは思いますが
 エマージェンシーはストックしておかないといけないですからね。)

なのでその分経過観察&裏付文書が長くなってしまうわけです。
( とっとと勤めに出たい私としてはこのタイムラグは痛いですね。)

◇ 終活の一環でもあるので資料だけはキチンとありのまま残す
所存でありますがくれぐれも単純に真似するのだけは危険である旨
述べておきます。
( それでなくとも毒のカプセル理論なので同病さん方におかれましては
 急変リスクに対処するノウハウを固めるのが大事。)

 私はかようにおちゃらけモード、軽い人間ではありますが、
リスクや警報に対してはキチンと「対応」「向き合って」いただきたい。

喘息患者さん達は軽症であっても急変してお亡くなりになる方が一定
割合あるようですし、本職の医師、病院様方があっちこっちで訴え
られているようですからね。

以上宜しくおねがいします。



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