2012年6月10日日曜日

metujin ekikyou 日誌 「人命リスクに「おじけ」 再稼働容認で橋下市長」「地火明夷 五」





metujin  ekikyou  日誌
「人命リスクに「おじけ」 再稼働容認で橋下市長」

「これは電力議論の一番初めにやっておくべき話であり、議論の順番
 が逆だったように思うが、橋下氏はブレーンに偏りが
 あるのではないか。 」

「地火明夷 五」

---記事引用---
http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012060801002113.html
人命リスクに「おじけ」 再稼働容認で橋下市長

 大阪市役所で記者会見する橋下徹市長=8日午後

 大阪市の橋下徹市長は8日の記者会見で、関西電力大飯原発
3、4号機(福井県)の再稼働反対から容認に転じた理由について、
重病患者が生命の危機にさらされるなどの計画停電による被害想定を
目の当たりにしたのが要因だったと明らかにした。「停電のリスクを
一覧表で見たら、正直おじけづいてしまった」と述べた。

 市長の指示で作成されたリストは、計画停電を実行した場合、
「生命・身体・健康への配慮が特に必要な施設で重大な影響を及ぼす
恐れがある」と明記していた。

 市長は、関西の府県民に節電の負担を求めるのと、停電時のトラブル
まで耐えてもらうのは別の問題だと強調した。

2012/06/08 19:44   【共同通信】
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---前段---

このブログでは停電による医療系へのリスクなどは
以前から書いてきております、

 これは時期的にどうなんでしょうか本来は
議論の初めに電力会社が説明すべきものであり、議論の前提
にあるべきものです。

産業、民生それと過酷事故があった際のものを天秤にかけて議論すべき
ものですからね。

停電になったら
どれを優先すべきかなんてのは最初に考え、最初に手配すべきものであって
易でいえば初爻にあたる、初爻で計画練って手配、準備するので
ありますからね、
 三爻にまで話が進んでいるのに、初爻に話が戻るようなもの
で、何かしっくりこない感じがします。

 metujin  流お仕事では相手が決めないでずるずると
引き伸ばすなんてのは日常茶飯事でありましたので、そういう場合に
対処するには簡単な話、マイルストーンと実行のケツを決めて、
全方位に対して条件を先に列挙提示してしまうことです。

そうすれば責任の所在は決めない方に移る。
グズグズしてた方に移る。
相手が決めないから、相手が出さないから ・・
なんてのは逆に受け身に立っているだけの事ですからね。
「期日管理」をお任せにしてしまった時点で遅れをとってしまっている
のではないでしょうか。

いついつまでにと云うのはどこの世界でも普通なわけですが
今の政府を見る限りにおいてはどうもそういう感覚に乏しいような
気がしますね。

停電したらこういうリスクがあるから、予算、業者の手配は最低限
いついつまでにといったアナウンスはできるわけです。
医療系のようなどうしても止められないものと、その次といったものと
大きく三段階くらいには別けられるわけですし

発電機の手配だとか周囲への周知
外部発電機から電源を貰うにしても非常時の受電ルートの
ような準備もいるし、逆流防止措置のようなものも考えておかないと
いけない。
何事も事前準備がいるんですよ。テナントさんを抱えてたならテナント
さんの営業にも配慮がいりますしね。
要は需要家側にも予算も要れば、業者その他の手配も要る話になるので
それを見越して考えるならいつ頃がリミットと逆提示する
もんなんですよ。

 いついつまでに決めなかったら、条件出さなかったらこういう手配
が要るアナウンスをし、後はそれで発生した費用をどう負担するのか
責任の所在は ? といった話を先にしてから本来の議論 全負荷を
活かすにはと話をもっていけばいいわけです。
最低限供給可能な数字を前提に重要負荷をどう守るかを先にやって
しまって、全負荷の話はそれからです。

自分なんかの感覚だとそれは仕事の順番が逆だったね橋下さんと
いいたい位のもんです。 ^^)
ブレーンの方々はいろんな方を集めた方がいいかと思いますよ。
「官」と渡り合うなら、同じ「官」の方だった方々を抜く事も大事
ですが、「民」として「官」と渡り合った事のある方々の意見も
採用された方がよいかと思われます。

 まぁこんな過疎ブログが目に止まることもないでしょうが、
一応書いておきたいと思います。

---問占---

「占題」
「人命リスクに「おじけ」 再稼働容認で橋下市長」

「これは電力議論の一番初めにやっておくべき話であり、議論の順番
 が逆だったように思うが、橋下氏はブレーンに偏りが
 あるのではないか。 」

「地火明夷 五」


---以降過去倉庫へ---
2012.09.

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