2012年6月19日火曜日

metujin ekikyou 日誌 「ギリシャ“緊縮派”勝利も危機去らず!ユーロ解体も」「沢天夬 四」




metujin  ekikyou  日誌
「ギリシャ“緊縮派”勝利も危機去らず!ユーロ解体も」

「緊縮を求められた国民が不満を爆発させ、秋にも第2次ギリシャ危機
 が起こる不安があり、ギリシャがユーロにとどまれないリスクがある」

「 ハイパー円高が怖いところだが、ギリシャ緊縮派の方々は当面
 今年中はなんとか持ちこたえる事ができるだろうか。」

「沢天夬 四」

---記事引用---

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20120618/frn1206181130001-n1.htm
ギリシャ“緊縮派”勝利も危機去らず!ユーロ解体も
2012.06.18
 

第1党の座を確実にして笑顔で支持者に手を振る新民主主義党の
サマラス党首=17日、アテネ市内(ロイター)【拡大】

 ギリシャ国会の再選挙は17日夜(日本時間18日朝)開票され、
財政緊縮派の新民主主義党(ND)が、強硬な反緊縮派の急進左派連合
(SYRIZA)を抑えて第1党となった。国家破綻やユーロ離脱が
遠のいたとして市場も好感したが、経済危機が去ったとみるのは早計だ。
専門家は「2、3年かけてユーロ暴落や解体、バブル後最安値水準の
株価低迷に向かう」と警鐘を鳴らす。
---中略---

 「きょう国民が示したのは『ユーロ圏に残る』との意思だ」。
NDのサマラス党首は記者会見で勝利宣言。「われわれは困難な道を
選択したが、最後には(状況は)よくなる」と述べた。

 欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)などの支援が止まれば
今月中にも資金ショートする恐れがあったが、緊縮派勝利によってユーロ
圏に残り、破綻を回避する道が開けた。欧米や日本の中央銀行も協調して
資金を供給する態勢を整えており、最悪の事態は避けられたように
みえる。ただ、東海東京証券チーフエコノミストの斎藤満氏はこんな
懸念を示す。

 「緊縮を求められた国民が不満を爆発させ、秋にも第2次ギリシャ危機
が起こる不安があり、ギリシャがユーロにとどまれないリスクがある」

 危機は数カ月先送りされただけだというのだ。

 クレディ・スイス証券チーフ・エコノミストの白川浩道氏も
「問題は何ら解決されておらず、ユーロの価値は徐々に下がり、
分裂、解体に向かうだろう。米国は対抗手段として金融緩和を強化
するので、現状の日銀の金融政策のスタンスが続く限り、円が独歩高
となる。2年から3年の間に1ユーロ=65円、1ドル=50~60円
になってもおかしくない」と予測する。

 このような“ハイパー円高”になると、輸出産業中心の日本株も一段安
を免れない。「バブル後安値となった日経平均7000円近辺は
瞬間風速的な下落だったが、今後は最安値水準が定着する恐れもある」
と白川氏。そして売られるのは株だけでなく、「債務問題について
市場の“標的”が、欧州からいよいよ日本に向かい、日本国債が
売り浴びせられるリスクが高まる」という。

 前出の斎藤氏は「長い目でみると、ギリシャがユーロを早く離脱
してくれた方がよかったということになるかもしれない。ギリシャを守る
ことで、みんなで沈んでしまうリスクがある」と懸念を示す。

 まだまだ巨大な危機に身構える必要がありそうだ。

====記事引用ここまで=======

---前段---


 ---いきなり自ブログ引用----


 2012年5月8日火曜日
 metujin ekikyou 日誌 「市場に激震 緊縮策にノー」「水地否 五」

 metujin  ekikyou  日誌 (1/2-2/2ページ)
 「市場に激震 緊縮策にノー」
 「フランス大統領選とギリシャ総選挙は、欧州の債務危機対応を担って
 きた政権がことごとく敗北を喫した。」

 「これは欧州債務危機対応が後退するような感じだが、
 この結果が欧州にもたらす吉凶は如何に」

 「水地比 五」

 ---中略---

 ----今回落選した方々と政策は -----

 「地火明夷 五」
 主卦「地火明夷」(:::|:|)
 変卦「水火既済」(:|:|:|)
 -----------------------------
 「地火明夷 五」
 「五爻  爻辞  箕子之明夷。利貞。」
 「箕子の明夷る。貞に利(よ)ろし。 」
 「象に曰く、箕子の貞は、明息(や)むべからざるなり。 」
 --------------------------------------------------

 今回落選した方々とそのやってきた政策は策自体が間違っていた
 わけでは無いし、その政策は誰が政権を担当しようと継続すべきものであり
 継続しないと結局は上に書いたような懸念があります。
 ですので「易」の方も明らかなるものが地下に潜る象として返して
 きたものと思われます。

 隠れているのもそう長い期間では無いようですので、それまでの間
 政策プランを練って機会を待った方が良いようです。

==== 自ブログ引用ここまで =======

 僅か一ヶ月で易が指摘していた事が現実化したようです。
フランスはオランド氏の党が躍進しましたけども
易が指していたのは初爻でしたので、もしかしたら任期厳しいかも
しれませんね。

それでユーロ離脱の方に関しては先に引用した方にもありますが
ツイッター篇の方がコンパクトにしてあるのでそちらを引用しますと、


 ---自ブログツイッター篇引用---

 http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/search?q=%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%A3%E9%81%B8%E6%8C%99

 ---略---
 「噬ロ盍 三」「噬せき肉遇毒。小吝。无咎。」
 これはギリシャ他問題のあるところがユーロ離脱する象辞となるようです。
 「比 五」「比を顕(あき)らかにす。王用て三驅して前禽を失う。
  邑人誡めず。吉なり。」天子の狩猟は過度の殺戮を避ける為に獲物の
 逃げ道を用意してあり、

 自分に「比」して来るものだけを獲る。
 ユーロ離脱に当てはめるなら投資家にしてもギリシャにしても逃げ道を
 用意してあげる象辞となるだろう。「比」卦「・寧(やす)からざるもの
 まさに来たらん。」「・・後るる夫は凶なりというのは、比輔の道を
 失って窮するからである。」

 これの意味としては「民草」に「比」する
 のはいいが、改革が遅れ後退させるなら凶なり。
 「渙 三」「その身を渙(ち)らす。悔なし。」国情と通貨の
 価値に見合った生活をすべきである。「渙 五」政策と通貨の価値は
 マーケットの秤の上で図られるべきであり、その道に戻すのも為政者
 の判断となる、

 しかれば、「・渙のとき王として居るも咎なし。」
 ---略---

 ==== 自ブログ引用ここまで =======

まだまだ懸念は継続中だと思われます。

人物金はたまた国家の通貨に至るまで、マーケットにその評価を晒した
上で上手にお付き合いするのが大事では無いでしょうか。


---問占---

「占題」」
「ギリシャ“緊縮派”勝利も危機去らず!ユーロ解体も」
 「緊縮を求められた国民が不満を爆発させ、秋にも第2次ギリシャ危機
 が起こる不安があり、ギリシャがユーロにとどまれないリスクがある」

「 ハイパー円高が怖いところだが、ギリシャ緊縮派の方々は当面
 今年中はなんとか持ちこたえる事ができるだろうか。」

「沢天夬 四」


---以降過去倉庫へ---
2012.09.

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