2013年9月11日水曜日

metujin ekikyou 日誌  『【原発事故】東電元幹部や菅元首相ら全員不起訴―検察当局』 「水雷屯 五」 


metujin  ekikyou  日誌 
『【原発事故】東電元幹部や菅元首相ら全員不起訴―検察当局』

「水雷屯 五」 


◇「サブタイトル」
『「天風女后」は守りに非ズ。批判を聞き尋ね守る事も是「火風鼎」ナリ』
 


---◇掲示板引用

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1378701952/88-
【原発事故】東電元幹部や菅元首相ら全員不起訴―検察当局
1 :そーきそばφ ★:2013/09/09(月) 13:45:52.43 ID:???0

 東京電力福島第1原発事故をめぐり、業務上過失致死傷容疑などで
告訴・告発された勝俣恒久前会長や
菅直人元首相ら当時の東電幹部と政府関係者など計約40人について、
検察当局は9日、全員を不起訴処分とした。
 他の告発対象者は、東電の清水正孝元社長や旧原子力安全委員会の
班目春樹元委員長ら。政治家では菅元首相以外に、
枝野幸男元官房長官と海江田万里元経済産業相が事故発生直後の対応
について告発されている。 

時事通信 9月9日(月)13時42分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130909-00000062-jij-soci


121 :名無しさん@13周年:2013/09/09(月) 15:58:16.66 ID:Xz/7K2bzO
いつになったらこの国は村体質から脱却できるんだよ…
マナー ルール 法よりも遥かに高い位置に、旧財閥等の戦前からの
守銭奴売国奴がふんぞり返る人治国家はうんざりだわ

125 :名無しさん@13周年:2013/09/09(月) 16:13:44.01 ID:dKpJ3o7R0
検察の偉い人が賄賂でも貰ってるんじゃないのかこれは
正義を成そうとしない警察組織になんの存在意義がある


128 :名無しさん@13周年:2013/09/09(月) 16:25:58.94 ID:usGtLsGh0
裁判になったらどうしても不作為怠慢による人災という結論を導かざる
を得ないから
あえて不起訴にしたのは検察の優しさなんだろう

129 :名無しさん@13周年:2013/09/09(月) 16:28:17.25 ID:gWNeVJsY0
調書から起訴まで検察風情に不当で異常な権限与えてるのって日本と
韓国だけ。
わざと検察に権力集中させてるんだよ。闇から闇へ捏造・策謀がやり
やすいからな。
もう分かったろ?検察自体が「村」なんだよ。部外者お断りなんだよ。


139 :名無しさん@13周年:2013/09/09(月) 16:59:48.05 ID:zCxx4G+XP
http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3856371/naiic.go.jp/index.html
【国会事故調】本編>結論と提言>事故の根源的原因

今回の事故は、これまで何回も対策を打つ機会があったにもかかわらず、
歴代の規制当局及び東電経営陣が、それぞれ意図的な先送り、不作為、
あるいは自己の組織に都合の良い判断を行うことによって、
安全対策が取られないまま3.11を迎えたことで発生したものであった。


*** 引用ここまで ***


---◇「前段」

◇ 冒頭これまで何度も書いているように、人的ケジメをつけない
のであれば、首相がトップ営業した海外への原発輸出は凍結してもらわ
ないといけない、
そうでなければ、
 結局は福島の事故同様に日本国民がそのケツ拭きをするようになりま
すからね。

 ざっと掲示板の意見を抽出しましたが、この >>139 の方が貼って
くれた国会事故調の調査記録と提言はいいですね、
易が指摘してくれていたものともかなり合致するようです。
まぁ それは一旦おいといて、少し引用してみましょう。

---◇「国会事故調調査記録 要約版ヨリ」

 http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3856371/naiic.go.jp/blog/reports/summary/
 【問題解決に向けて】
  本事故の根源的原因は「人災」であるが、この「人災」を特定個人の
 過ちとして処理してしまう限り、問題の本質の解決策とはならず、失った
 国民の信頼回復は実現できない。これらの背後にあるのは、自らの行動
 を正当化し、責任回避を最優先に記録を残さない不透明な組織、制度、
 さらにはそれらを許容する法的な枠組みであった。


 また関係者に共通
 していたのは、およそ原子力を扱う者に許されない無知と慢心であり、
 世界の潮流を無視し、国民の安全を最優先とせず、組織の利益を最優先
 とする組織依存のマインドセット(思いこみ、常識)であった。

  当委員会は、事故原因を個々人の資質、能力の問題に帰結させるのでは
 なく、規制される側とする側の「逆転関係」を形成した真因である
 「組織的、制度的問題」がこのような「人災」を引き起こしたと考える。
 この根本原因の解決なくして、単に人を入れ替え、あるいは組織の名称
 を変えるだけでは、再発防止は不可能である(提言4、5及び6 に対応)。

 *** 引用ここまで *** 


 ※ 官邸と東電の対応、 事業者、そして規制当局、法規制等々・・
此等に対応する易の答えは既にいくつか出ているわけですが、
あれもコレもとやっても仕方ありませんので、今回はこの「人災」に
テーマを絞りたいと思います。

国会事故調の調査結論においてはこれは「人災」と結論付けられて
いる、いるが組織には責任者というのがあるのであるから、誰かが
責任を取るコトがなければ、緊張感というものは生まれず担当した
職責に対して甘くなり、管理がおざなりになるのは理の自然では無いか、


 《 本事故の根源的原因は「人災」であるが、この「人災」を特定個人の
 過ちとして処理してしまう限り、問題の本質の解決策とはならず、》

この指摘はもっともなコトだと思うが、これはこれで職責を担った
責任者不在の結論でありオカシナ結論ではないだろうか。

《「組織的、制度的問題」》 これはとどのつまりは職責を完全に
果たしてもらう為の「噬ロ盍」罰則付きの制度を作らないといけないのだが、
その点ぼかした○○だと思われる。


兎にも角にも、国会事故調は「人災」であると指摘されたのであるから
責任者に責任とってもらうより他ないのでは無いか。


---◇
『「天水訟」(原発災害)(汚染水漏れ)(国民がその生存域を失う)は
「天地否」(世襲)(学校出てすぐエラクナル)ヨリ来る。』

「卦  辞」「否。之匪人。不利君子貞。大往小来。」

「天地否 二」
主卦「天地否 」(|||:::)
変卦「天水訟 」(|||:|:)
「二爻  爻辞  包承。小人吉。大人否亨。」
「包承す。小人は吉なり。大人は否にして亨る。」
「象に曰く、大人は否にして亨るとは、群に乱れざるなり。 」
※ 典拠は「岩波文庫易経」ヨリ、以降引用は同左。


http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2937047
典拠 高島易断 上経ニ 高島嘉右衛門 著
 「国立国会図書館蔵、高島易断 否 57- 」
(合略仮名、当用漢字に無キは修正)

『否。否之匪人。不利君子貞。大往小來。

---略---
其身上位ニ居リ。錦繍ヲ衣。梁肉(ウマキモノ)ニ飽キ。祖先ノ艱難勤労
ヲシテ。得タル所ノ人爵ナルコトヲ知ラズ。其人爵ヲ。世襲スルノ
久シキ。---略---

上トシテ下情ヲ知ラズ。人トシテ人情ヲ解セザルモノ。即チ之ヲ。
否之匪人ト云フナリ。上巳ニ此ノ如クナレバ。下亦下ニ安ンゼズ。
各巳レガ利是レ謀り。毫モ他人ノ害ヲ顧ミズ。況ヤ国家ノ安危ニ
於テヲヤ。---略--- 』


『象曰。天地不交否。君子以儉德辟難。不可榮以祿 

□占 此卦。君子志通是ザルノ時トス。故ニ才ヲ隠シ身ヲ退テ。正
ヲ守ルベシ。又コト大ニシテ。塞ルノ時トス。運宜シカラズ。慎ムベシ』


※ 上記典拠「否 六ニ」
(合略仮名、当用漢字に無キは修正)

『六二。包承。小人吉。大人否亨
 象曰。大人否亨。不亂群也。

---略---
小人寵遇ヲ受ルノ象。故ニ小人吉ト云フ。大人ハ世ニ容レラレズ。
故ニ否亨ト云フナリ 』

『---略---此爻。常人ハ
吉ナリ。大人ニ在テハ。所謂不乱群。貞固自ラ守ルニアラザレバ。
亨ルコト能ハズ。否亨ヲ。法外ノ事ト判ズベカラズ。謹マザレバ。
災立処ニ至ルベシ 』


※※ 国民が生存域を失う話「訟 ニ」は過去多々書いて来た事
ですが、
リスク管理の大事は「否」のまま世間に出て或いは、学校出てすぐ
に偉くなってしまう、キャリア、ノンキャリの問題とも相まって
我が国を否塞させる元になり、これはかつての大日本帝国の陰陽でも
ある。

 何度も書いた事ですが、福一に関しては亡くなられた吉田所長の
グループがなんとか位あたる方々だったが故に日本人が行き場の無い
難民にならずに済んでいる。

毎度こういった方々が命を張ってまで守備についているということは
無いでしょうから、
この「否」の方々がすぐに偉くなって ・・ といった事だけは
修正してしまわなければいけない。

日本と云う村が壊れてしまったのでは、其の中でいかに権力を握ろうと
も意味ないわけですから、この毎度毎度国民が生存域を狭くして、
終には消滅させるような社会的構造だけは修正して頂きたい。


---◇「国家を預かる指導者たる者は。」

「卦  辞」
「夬。揚于王庭。孚号有厲。告自邑。不利即戒。利有攸往。」

「沢天夬 五」
主卦「沢天夬 」(:|||||)
変卦「雷天大壮」(::||||)

「五爻  爻辞  莫陸夬夬。中行无咎。」
「けん陸(けんりく)なり。夬るべきを夬る。中行なれば咎なし。 」
「象に曰く、中行なれば咎なしとは、中未だ光(おお)いならざるなり。 」

□http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760548
「国会図書館蔵、高島易断 下経七 58--
 夬-九五 」
(合略仮名等は修正 判読不明はカタカナ表示)

『---略--- 因二曰く、。陰奸(ワルガシコキ)ハ賢二似タリ。
故に九五ノ明君モ。誤リテ之ヲ賢トシ親愛シテ事二任ズ。
而シテ其悪稍長ジ。其害遂二天下二及バントシテ。始テ之ヲ悟ル。
歎ズベキナリ 』


□ 世間目線での「天風女后」「天山遯」
「天タル方々の商い優先ニテ災害を引き起こす」或いは今回の責任の
所在が「天山遯」・・・

別占でまだ投稿してませんが、我が国の首相閣下には「恒 五」が
易より示されている。

「雷風恒 五」「恒其徳。貞。婦人吉。夫子凶。」

いずれにせよ「離」たる調整と管理の眼は無く、「火風鼎」たるべき
ものが「天風女后」といった事になっている。
毎度ずっと書いて来た事ですが、究極とも云うべき管理監視の眼が
必要な難物プラントを扱うのに、「天風女后」の責任の所在ナシの
陰陽であってはまた似たような災害を引き起こす元です。

「船頭多くして船山に登る」
(○下りポストのみ多くして判断責任の所在不明)の
陰陽であるがゆえに起きた災害なのでありますから、これは必ず是正
すべき国家的課題です。

 

---◇「問筮」

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1378701952/88-
《【原発事故】東電元幹部や菅元首相ら全員不起訴―検察当局 》


---◇「国会事故調調査記録 要約版ヨリ」

 http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3856371/naiic.go.jp/blog/reports/summary/
 《【問題解決に向けて】
  本事故の根源的原因は「人災」であるが、この「人災」を特定個人の
 過ちとして処理してしまう限り、問題の本質の解決策とはならず、失った
 国民の信頼回復は実現できない。》

 《当委員会は、事故原因を個々人の資質、能力の問題に帰結させるのでは
 なく、規制される側とする側の「逆転関係」を形成した真因である
 「組織的、制度的問題」がこのような「人災」を引き起こしたと考える。
 この根本原因の解決なくして、単に人を入れ替え、あるいは組織の名称
 を変えるだけでは、再発防止は不可能である(提言4、5及び6 に対応)》。

 *** 引用ここまで *** 

---◇「問筮本文」

『 「国会事故調」の報告書によれば福一原発災害はこれ「人災」である
と結論付けている、ではあるが、ここにもオカシナ点がある。

《本事故の根源的原因は「人災」であるが、この「人災」を特定個人の
 過ちとして処理してしまう限り、》

これは一面もっともなようだが、事業組織には必ず責任、責任者と謂う
のがあり、
管理責任、経営責任、社会的責任、道義的責任・・というものがあり、
職責と謂うものがある。
これもまた「組織の問題」に転嫁して責任の所在と職責を曖昧にしている
のでは無いだろうか、そして今回「検察」においてもまた、誰も責任を
取らない決定を下されたようである。

「人災」と結論付けたのであれば、誰かが責任をとるべきででは無い
だろうか。誰も責任をとらない制度であるからこそ起きた人災でしょう。

自分も「国会事故調」の方々と「検察」までを一括りにするのは本意
では無いが、肝心なところを曖昧にするのは如何なものか。
この点を曖昧にしたまま首相トップ営業、原発輸出といったことをする
べきでは無い。

取り敢えずは、「国会事故調」自体が「人災」と結論付けたにも関わらず、
「国会事故調」も「検察」までもが、責任の所在、責任者という
観点がすっぽり抜け落ちているのは何故か。 』


『水雷屯 五』





---以降過去倉庫へ---
2013.10.

 このブログはツイッター篇の下書きみたいなものなので
もし興味のある方はツイッター篇をご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/ 

権力批判的な事が大半ですので、こちらはある程度時間が経ったものは
消しております。

 プラスしてブログ主の metujin  は勉学浅く、タマに基本を忘れ誤占
したりしてますので、真似するような方はいないと思いますが、
一応正規に易を学ぶ方に迷惑をかけない為の措置でありますので、了承
願いたい、尚特別なものや当て物系の「占」に関しては読む方が検証
できるよう、誤占も含めて残すようにしてあります。

敬白 。


追記、近頃は「前段」にも易が象辞を出してくるようになりましたので
岩波文庫さんから引用した旨が観えなくなっているところがあるやも
しれませんので、一応はここでも書いておきたい思います。
「典拠は 岩波文庫易経より。」

それとこういったものに限らず何かご指摘があれば書き込みいただければ
幸いであります。





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