2013年9月15日日曜日

metujin ekikyou 日誌 ツイッター篇兼用。 「イプシロン打ち上げ反省篇 ニ」 「天沢履 三」「易の利益は統治の利益」

metujin  ekikyou  日誌 ツイッター篇兼用。
「イプシロン打ち上げ反省篇 ニ」
「天沢履 三」「易の利益は統治の利益」


---◇
昨日既に「反省篇」として投稿済でありますが、第二弾を書いて
みたいと思います。

前回といいますか、「成功した方の羅老ロケットの占」で誤占した時は、
これは主卦側の「同人 三」と変卦側の「无妄 三」


「天雷无妄 三」「无妄之災。或繋之牛。行人之得。邑人之災。」

をもって変卦側で読んで
間違えたんだな、と云うのがパッと出てきたわけですが、今回はド本命
の嘉衛門テキストを使ってのものですので、原因がなかなか出て来な
かったわけでありますが、現段階で一応これが原因だろうと
いうのが考察できたので書いておきたいと思います。



 ---◇「反省篇 引用抜粋」
 http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/32078687.html
《2013/9/1420:2
 metujin ekikyou 日誌ツイッター篇兼用。
「イプシロン打ち上げ反省篇」 》


《□
 これは何を述べているかと云うと、卦全体で虎の象とし、上爻を虎の
 首、頭とする場合と、ニ爻を虎とスル場合と二種ある。
 三爻と対応するのは虎の首、頭である上爻でありますから。

 『 上九ハ虎ノ頭ナリ、尾ヲ履ミテ首応ズ、故ニ咥ハルルノ象アルナリ、』

 と云うことであり、外卦の「天」はあくまで高く、内卦の「兌」は
 「海」或いは
 「深山幽谷」の象。内卦の「兌」はあくまで低いところにある。


 従って現時点ではまだわかりませんが、衛星の今後等を
 ある程度の期間見守ってからまた何等かのコメントを書いてみたい
 と思います。》

 *** 引用ここまで ***


※ そして前提としてブログの案内にまで入れてあるものが、


 ---◇「ブログ案内に入れてある説明」
 http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/27775223.html
《2013/6/12:1
 ◇metujin ekikyou 日誌 ツイッター篇共通
「易の辞と当落、当て物 小人は能わず、そして政治との関係」》

《◇サブタイトル
 「人が欲しがる未来&内容情報には大別して三種類あり、利益には
  二種ある。更に君子が必要とする情報に二種ある、」》

《---◇
 「なので易が何度となく自分に示したところによると、易の辞と云う
 のは公的なものであって、」

 主卦「火天大有 三」(|:||||)
 変卦「火沢けい  」(|:|:||)
 「三爻  爻辞   公用亨于天子。小人弗克。」
 「公もって天子に亨(きょう)せらる。小人は克(あた)わず。 」
 「象に曰く、公用て天子に亨(きょう)せらる。小人は害あるなり。 」


 ◇「火沢けい」の通常の占い、目先の小さな「兌」(:||)の欲には
 「天」(|||)として蓋してある。

 何故かと云うと、
 「火沢けい」の「兌」は武器をもって人の身体から血が流れる象でも
 あるので、
 基本的には争い事には敢えて当落や目先の勝ち負けには辞として対応
 していないような感じにしているわけです。

 戦争、相場、当て物、等々の目先の結果は蓋してあり、真に相談
 する方の真の幸福未来を斟酌する方でなければ、

 「象に曰く、公用て天子に亨(きょう)せらる。小人は害あるなり。 」 

 易の辞を利用するのは厳しいとするわけです。》

 *** 引用ここまで ***


□ この「統治の利益」と云う表現は他に作り置きしておいたネタから
出したのでネタが被ってしまうわけですが、一応は悟るものが
あった場合はそれに合わせて出すべきだなと云うことで。


それで、

 ---◇記事引用
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/130828/kor13082822060004-n1.htm
《イプシロンはICBM? 韓国紙 突出した反日報道 国内からも疑問
 の声  2013.8.28 22:05 [韓国]》

といった報道があるように、固体燃料ロケットにして軍事転用が余裕で
可能なのがイプシロンで、尚且つ日本は「ハヤブサ」によって
再突入技術までが、世界よりも突出した技術を持つ存在になっている。

これまでの問筮によって易は「民」の体から「血」が流れるのを嫌う風が
あるのが解っている。

そういえば「天澤履 三」(|||:||) は天空に向けたミサイルの
象でもある。
これは即ち、「ICBM」
大陸間弾道ミサイルにいつでも転用できると云うコト。

核兵器の材料は日本国内に売るだけ在る。作ろうと思えばあっと云う間に
できてしまう。


---◇「卦辞 爻辞」

「卦  辞」「履虎尾。不咥人。亨。 」

「天沢履 三」
主卦「天沢履 」(|||:||)
変卦「乾為天 」(||||||)
「天沢履 三」
「三爻  爻辞   眇能視、跛能履。履虎尾。咥人。凶。武人爲于大君。」
「眇(すがめ)にしてよく視るとし、跛(あしなえ)にしてよく履むとす。
 虎の尾を履めば人を咥う凶なり。武人大君となる。」
※(典拠は「岩波文庫易経」より、以降引用は同左。)

□それと、

『 上九ハ虎ノ頭ナリ、尾ヲ履ミテ首応ズ、故ニ咥ハルルノ象アルナリ、』

□ 上爻は卦外(国)と云う意味があるのであって、既存の核を保有する
国々と読めるかと思う。

ここまで書けばもう答えを書いたも同様でありますが、

「象に曰く、公用て天子に亨(きょう)せらる。小人は害あるなり。 」

◇ 占者側でいくら目先「三 爻」用を念じて易に答えを指定しても
、易の側は「五 爻」の天子、君子用
( 国家なり、企業なり、家庭なりを預かり運営する方の統治の為)

に答えを出してくると云うコト。
寧ろ危険なものは ・・・  それでこの観点に立って自分が国家を
預かったと仮定して読むと。

---◇「典拠引用」
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2937047
典拠 高島易断 上経ニ 高島嘉右衛門 著
 「国立国会図書館蔵、高島易断 履六三 43- 」
(合略仮名、当用漢字に無キは修正)

『 ---略--- 
 剛愎(カウヒツ)(ツヨブリ)自ラ進ミ。遂ニ危ヲ踏デ禍ヲ取ル。
凶ナル所以ナリ。武人爲于大君トハ。六三。自ラ其量ヲ知ラズ。
放肆横行。其分ヲ犯ス。猶武人ニシテ。大君タラント欲スルガ如シ。
強暴ニシテ忌憚スル所ナキ如此。互離ヲ甲冑兵戈トス。
兌ハ西方ノ卦。秋ハ惨ニシテ気ハ殺タリ。三為スルアルノ地ニテ。且ツ
人位ナリ。共ニ武人ノ象ナリ ---略---

本卦三爻の武人ノ如キハ。其任ノ重キヲ忘レ。義ヲステテ君ニ背キ。
逆権ヲ恣ニシ。専横暴戻至ラザル所ナシ。即チ北条義時。足利尊氏
ノ如キ是ナリ。---略---

故ニ豫(アラカジ)メ。其漸ヲ杜(フセ)グノ計ヲナサザルベカラズ 』


※※ 日本から観ての西と云えば(沢山あるね、^^) あとは(○国)
といったいろいろチョッカイ
出してきて揉めている国があるかと思うが、
日本側にもこれに呼応するような、「武人大君」が出て来て、この技術
を使って○○○○型に改造してといったことも無きにしろあらず。

易は予めこういったリスクを防ぐようにセヨ、と述べているのが
解るかと思う。


再度象を眺めると、

「天沢履 三」
主卦「天沢履 」(|||:||)
変卦「乾為天 」(||||||)

変卦側の「乾」は位の当たらないケミカル、放射能等々の象でもあり、
尚且つ結果が出てから自分がその訳を易に尋ねると


「山雷頤 三」
主卦「山雷頤 」(|::::|)
変卦「山火賁 」(|::|:|)
「三爻   爻辞   拂頤、貞凶。十年勿用。无攸利。」
「頤に払る。貞なれども凶なり。十年用うることなかれ。
 利(よ)ろしきところなし。」
「象に曰く、十年用うることなかれとは、道大いに悖(もと)ればなり。」


※ 内卦の日本側が焼かれているのが解るかと思う。
所謂報復か先制攻撃の象です。

三爻は「不中不正」ですからね。即ち建屋等が破壊されて ・・ と
いった感じになっている。
 またこれは易者側にも云えるコトであって、こういう軍事系の目先の
当て物占はやってはいけないといった感じになっているようです。

※( 嘉衛門さんが活動していた時代の本当に国家存亡のような戦
に対処するようなものであれば、易も協力するようですが、平時
においてのこういったものを弄るのは良くないようです。)


普通に考えても「辞」の側は五爻の「君子」側にピントがあっています
からね、当然こういう占に手出しをするのはよいコトでは無いと
いうことになるようです。
□でありますので、軍事に関わるようなものは要注意。

 喩えは悪いですが、深窓のご令嬢に脱いでもらうのは特別な
技術が必要と云うことで。 ^^)

ですが、それを云っていたのでは、真に易を活かすコトにはならないと
思いますので、今後とも恥をかきつつ、如何に易に脱いでもらうか
研究したいと思うわけです。


◇ 逆を云うならば易を利用される方々はこの「統治の利益」を軸にして
読む分には一家を預かる方々にとっては十分な利益があるのではと
思うわけです。

当て物で一時の利益があったところで、それを管理継続させることが
できなければ宝くじに当ったが故に不幸になるような方々のように
なるわけですから一考されて頂きたいと思います。


◇「同人 上」変卦「沢火革」
人はどうしても「大なる物を所有」する方に目が行くものでありますが、
現実にはそれを得てから、それを活用し運用運営していく方に
多くのリスクと問題点があるのは原発を観ていても解るコトではないで
しょうか。

危険なものならば尚の事、そのリスク害悪をも勘案した上で、それから
回避する術、管理法、そして政治も同時に開発しなければいけない。

「同人于郊。无悔。」

易はそれを言いたいようです。


---◇「基本この爻は事業着手シテもその後が厳しいものと
   思って対処。」

---◇「天澤履 三爻 占例」
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760556
「国会図書館蔵、高島易断増補版 仁の章 コマ番 189-190 」
「天澤履 六三」(合略仮名、当用漢字に無きは修正の後引用)

『「占例」友人副田(ソヘダ)虎六氏、佐賀懸ヨリ来リ告ゲテ曰ク、
某所ノ鉱山ハ、工学博士ノ最モ賞揚スル所ニシテ、其鉱質極メテ
善良ナリト云フ、故ニ余今回政府ノ認可ヲ得テ、将ニ採掘ニ
着手セントス、因テ其吉凶得失ヲ占ハンコトヲ請フト、乃チ筮シテ
履ノ第三爻ヲ得タリ、 ---略---』 

※※ これから先は引用省きますが、この相談された方は嘉衛門さんの
助言を無視して鉱山事業に着手し、

『実業ニ熟セザルガ為メ、其部下ノ者服セズシテ、遂ニ其功ヲ
奏セザリキ 』

とありますから、先ず問題としては、実務に暗い方、(元、天)たる方々
「公務員系」の方々にお任せといったコトはNG。
実務の目の無い方と組んで事業をやってはいけない。

当初書いたように、「履」の卦の場合は「履」と「礼」必須。
当然外交においても、手順を違えないコトが一番重要。

「天澤履」(|||:||)の卦は五爻の目が開くと「火沢けい」
(|:|:||)となります。
五爻の天子、君子に相当する方々が観えていないリスクがある象
でありますから、なんだ、 metujuin  は誤占したのに偉そうに。

と思われるかもしれませんが、目を瞑ったような政治決定だけはしない
ようにアドバイス願いたい。
三爻の事業着手(今回の発射成功)までは、順当にいくものと思って
五爻の方々への配慮を宜しくお願いしたいと思います。




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