2014年1月19日日曜日

metujin ekikyou 日誌 ②『【ホリエモン vs 三橋貴明】農業改革&食料安全保障で激論! 』  「火沢けい 三」「天の章」



metujin ekikyou  日誌
②『【ホリエモン vs 三橋貴明】農業改革&食料安全保障で激論! 』
 「火沢けい 三」「天の章」

□「サブタイトル」
「バックアップを持つ事の意味と、医食同源全ての政策の基本食料問題。」
「秒単位の商いも年単位の商いもバックアップの必要性は同じ。」
『「火風鼎」では無く「火山旅」をベースとした国家との付き合い方』



---◇「動画引用 文字起こし」
http://www.youtube.com/watch?v=_szNGeGctEI
《【ホリエモン vs 三橋貴明】農業改革&食料安全保障で激論!

公開日: 2013/11/25
ホリエモンと経済評論家の三橋貴明氏が農業改革や自由化、
食料安全保障について激論を交わしました。》


《三橋貴明氏は米農家の減反政策廃止(見直し)を
今行う事への是非について、今急いでやるべきではない。


もっと時間をかけて行うべき政策だと述べています。


また、自由化や大規模化を急ぐ背景には、
TPPや構造改革特区で農業に参入したい大会社が
農業の株式会社を政府に要求しているからでは
無いかとも述べています。


また、三橋貴明氏は農業自由化は食料安全保障の観点から
反対しています。


しかし反対に、ホリエモンはドンドン自由化して
輸入先を多角化すれば食料安全保障ついての問題は
発生しない主張しています。》


《画像引用元:
http://www.zakzak.co.jp/top/200906/t2...
http://ryouma-project.com/message.php...》

*** 説明の引用ここまで *** 


---◇「文字起こし」 

「三橋氏発言」

2.51- 
「・・そもそも農業が株式会社化されて私はいいとは思わない、ですね、
 なぜかというと、利益を追求しなきゃいけないでしょ、株式会社という
のは、で、やっぱり農業ってのは食料安全保障とかかわってくるから、
あるて、・・」


「ホリエモン」
3.02-
「俺ね、食料安全保障っての凄い疑問があるんです、・・なんでだって
 他の国と戦争しなきゃいいわけじゃん、そういう風に努力をすることが大事
じゃないですか、」

「三橋氏発言」
「いやそれはね、安全保障は非常事態ってある程度想定した上で考えないと
ダメだと思いますよ、」

「ホリエモン」
「いや僕はそんなこと無いと思います、そこにあの労力を注ぐよりも、むしろ
平和である、その他の国との関係をどんどん良くする方向性に進んでいった
方がいいと思います、」

「他の方」「名前不明」
「あの、ね、三橋さんが云われる食料安全保障ってのは、そういったその
なんてのかな、戦争とかそういったことだけでは無くて、例えば人口が爆発
する或いは不作になる、ね、不況になる、・・」

「ホリエモン」
「不況になるんだったらより多くの国と貿易をして食料を例えばロシアからも
アメリカからもオーストラリアからも安定して供給できるような体制
を作った方がね、・・」

「他の方」「名前不明」
「だから圧倒的に足りなくなったら世界的に圧倒的に足りなくなったら、
もし日本に誰も輸出してくれなくなったら 」

「ホリエモン」
「絶対おかしいじゃない、だって普通そういうことってあり得ない
でしょ、
この地域が不作になるってあり得るけど、グローバルにね、
アメリカもロシアも中国もどこも全部不作になりました、なんていうふうな
状態って僕はあり得ないとおもう、」

「三橋氏」
「そうかもしれないけど、あの安全保障の肝ってのは多様化ですからね、
つまり
・・ それおっしゃる通りですけど、例えばね、食料の四割が、いろんな国
から買ってると、それどんどん増やしていく、これは考え方としてありだけど
別のオプションってのもやっぱり必要なんですね、そういう多様化っては
安全保障の肝だから、・・」


「ホリエモン」
「だから、それをいったら云うんだったら米なんてものはもうちょっと
海外から輸入した方が僕はバランスがいいと思うんです、一回ほら
20年ぐらい前に不作になったことあるでしょ、あの時にタイ米大量に
輸入して・・・略・・・」


*** 文字起こしここまで ***


---◇「問筮」

『自分もホリエモンさんの著書には薫陶を受けた一人であって、彼の
企業統治には
学ぶものも多々あるが、ただ彼は実際にその自分が統治していた企業を
出る羽目になり、罪を得て刑務所に入ったのも事実である、

今回の彼の発言はどうもそこいら辺とオーバーラップするように感じるので
あるが、彼のイケイケに観える統治法の陰陽とは一体何か。』


『火沢けい 三』


「卦  辞」
「(目癸)。小事吉。 」

「火沢けい 三」
主卦「火沢けい 」(|:|:||)
変卦「火天大有 」(|:||||)
「三爻  爻辞  見輿曳。其牛掣。其人天且鼻。无初有終。」
「輿(くるま)の曳かるるを見る。その牛掣(ひきとど)めらる。
 その人天(かみき)られ且つ鼻きらる。初めなくして終わりあり。」
※(典拠は「岩波文庫易経」ヨリ、以降引用は同左) 



---◇『易卦解読に行く前に「前段」&「天の章」』

 昨日はホリエモンさんのような

「物理空間(限界効用)の制約をうけない電脳空間で商いされるような方々
 の陰陽とは」「離為火 四」

といった問題点を易に質したわけですが。
頑迷固陋に改革を拒んでばかりであってもこれまた、大競争時代
には伍していくのは厳しいかと思います、なんせ私もまた、彼の著書、
メールでの仕事術、仕事の運び方に薫陶を受けた人間の一人ですからね。

上司を下の者が評価するなんて発想や、プロジェクト毎に使った時間を
書かせてリミット管理するだとか、

社員一人一人がメールで業務日報を送信した時点で、自動的に決算書が
リアルタイムで出て来るなんて発想は尋常なものでは無い。 
ただそのイケイケなるが故に、守りがおろそかになってしまったのでは
ないかと思うわけです。

 上記引用した問答においても、それは無駄じゃないのか、? 
という彼の企業家としての天性のものが光るわけですが、さすがに日本と
いう国家国民を預かる為政者という立場から観るなら、易としては、
リスク管理、危機管理に於いてそれは違う旨出してきたものだと思われ
ます。

 自分なんぞがこれを云うのもおこがましい限りですが、彼の感覚は
法治国家に於いて、その法治の傘の元で、・・・といった感覚が
感じられるわけで、それが通用するようなら世界中軍隊を置く必要も
無いわけで、食料も入れた、防衛安全保障というのは、彼が思っているもの
とは別の感性が必要だと云う易の判断になるわけです。

お人好し馬鹿であっては国際社会で伍していくのに不足であると云う事。

ということで、
 一番いいのは、彼のような先進の感覚を持つ方々が自分たちの弱点
を把握してそれを埋める努力をしてもらうのが一番いいわけです。

こういうのは昨今強く批判している我が国の首相閣下に対してもいえる事で
あって、
世襲が・・・
と言ったところで、現状我が国で彼以上の人材を望むのは本当に厳しい、
であるなら、その弱点を埋めて、育てることができるような批判をするべき
では無いかと思うわけです。

なので、これもまた「否による泰」白黒プラス・マイナス、オセロゲーム
のような批判、
判断では無くて、理想を実現できる近い位置にいる方をしてバージョン
アップを図ってもらうと云う事にもなるわけです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

---◇「天の章」「問題を俯瞰して人工衛星の視線から眺めた図」

「卦  辞」
「小畜。亨。密雲不雨。自我西郊。」

「風天小蓄 四」
主卦「風天小蓄」(||:|||)
変卦「乾為天 」(||||||)
「四爻  爻辞  有孚。血去おそれ出。无咎。」
「孚(まこと)あり。血(いたみ)去り惕(おそ)れ出づ。咎なし。」
「象に曰く、孚あり惕れ出づとは、上、志を合せばなり。」

□ 前回得た「離 四」も今南スーダンで苦闘している韓国軍にも出された
卦でありますから、要は戦乱の陰陽であり、これもまた「血」の臭いが
するものです。
食料のようなものの確保は「血の懸念」と連動するものです。


 易が「小蓄」を出してきた意味としては、ネット上でデータをいじる
感覚で食料のようなものが、パット出てきたりするものでは無いと云う事。

 以前書いた事がありますが、日本の農家だって農政の指導のもと
土地改良事業といって三十年単位の借金を負った上でやっている、
当然水利権やら何やら、個別の農家だけでなく、広域での計画があって
なっている、内卦を自国とするならば当然自国民に供給する分は「乾」
(|||)として満ちた状態にして於かねばならないし、外国に売る分は、
当然外卦。「巽」「兌」の分である。

 今米国が大寒波に襲われておりますが、異常気象等、自国民を飢えさせて
まで外国に輸出するでしょうか。?
一つバランスが崩れれば当然値段も高騰
するのであるから、基本的な食料の供給体制を整備しておくのは絶対
条件です。


 こういった超長期スパンで考えて供給体制を整えるべきものを、
ネット企業といった物理的制約を受けない感覚でやったらダメなのは
明らかな事です。

 これは要するにデータセンターにバックアップを置かないで運営する
のと同じ、
バックアップがあれば、何か障害があってもその混乱を「小蓄」として
僅かな時間で抑える事が出来るが、バックアップを置かなければ、その
構築をまっさらな所から、やり直す必要がある。

前回も述べたようにホリエモンさんの発想は舗装道路を前提にしたもの
であって、それが欠ける事の無い前提に立っているプランのようです。


---◇「天の章」「大蓄 ニ」
「保険としてのバックアップを持つ事の意味」

「卦  辞」
「大畜。利貞。不家食吉。利渉大川。」

「山天大蓄 二」
主卦「山天大蓄」(|::|||)
変卦「山火賁 」(|::|:|)
「二爻   爻辞   輿説輹。」
「輿(くるま)、輹(とこしばり)を説く。 」
「象に曰く、輿、輹を説くとは、中にして尤(とが)なきなり。」


 ---◇「過去ログ引用抜粋」
 http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/26626916.html
《《2013/5/83:54
 ◇metujin ekikyou 日誌《原発事故、立件見送り視野》
 《安倍首相、トルコ首相と原子力協定で合意 原発輸出へ
 2013年05月04日 》 『山天大畜 二』 》

《《---◇「嘉衛門さんの占例 」
 ◇出典。
 竹中利貞氏訳注 高島嘉右衛門占例集 占例(百六十七)254p~
 ※抜粋引

 《某県の親友が来て運気を占ってほしいと言う。よって筮して大蓄
 の二爻を得た。》》

 ---略---

 《《時期が悪いのを悟ってじっと暫く時の来るのを待つのがよい。
 『輿説輹』(よふくをとく)といっているのは、輿とは荷物を
 乗せて運搬する道具で、いまは必要がないから車輪と車体とを分解
 して休んでいる象である。

 これを人に当て嵌めると荷物を担って運搬する力があるが、いま
 進めば取り押さえられる時であるから、荷物を置いて時節の来るの
 を待つ時であって、これを『輿説輹中无尤也』(よふくをとくは
 ちゅうとがめなきなり)というのである。》》

 ---略---

《要は、『輿説輹』(よふくをとく)を動くプラントと観ればいいわけ
 で、

 《『輿説輹中无尤也』(よふくをとくはちゅうとがめなきなり)》

 □災害が連続していると云う事。
 対策をしっかりやらないと次と次がある。福一災害に至る前に、
 新潟等の地震事例をもって国会で質疑されていたのであるが、
 結局ウヤムヤになったのは記憶に新しい。

 □
 これは単純に、稼ぎたい気持ちは解るが、一旦立ち止まり問題点を
 洗い出して安全プラス近代化改修とオーバーホール等々やった方が
 いいですよと云う事。》

 *** 引用ここまで ***

※ 引用まではしませんが、上記アドレスに行くとJFEスチールさんの
労災の占例を載せてあります、
ですのでこの卦は災害の香りもする
陰陽であり、時節を読んで、体制を立て直す爻でもあるわけです。

尚、いつも引用する国会図書館のアドレスは、以下。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760557 
コマ番「200」 にあります。 

この意味としては、先ず第一に震災と福一原発災害からの復興が第一、
次いで、この『輿説輹』はプラントの意味もあるのでありますから、 
「天」たるお天気任せの農業では無く、プラントを使って生産する方法
もあると云う事であり、
※(微量栄養素等の観点からは問題ありですが、)

爻が内卦にあるのでありますから、危機管理として国内で生産できるように
バックアップは使わなくたって常にどこかに持ってなきゃいけない。
農産物なんてのは、農業機械が無ければ今どきはどうにもならないので
あるから、当然エネルギー資源の確保も同時に行うべしと云う事になる。

そしてその生産用の農業機械は補助金払ってもいいから置き場に余裕のある
農家には保持してもらうと云う政策もあると云うこと。

こうすれば世界で何か危機的な事があっても増産にかかる事が可能になる、
減反に補助金出すというのは、即座にバックアップできるように
田地をアイドリング状態に置く事でもあるんですね。

一旦荒らしてしまったら、復旧させるには時間がかかる、これはデータ
センターを復旧させることをイメージしてもらえばいい、
秒単位で商売されている方々が、
復旧に半年もかかってたら一発で顧客は逃げ出すだろう。 
農業の場合はそれが年単位になると云う事であり、農業技術保持者を
保持しておく意味もあるわけです。 


この場合は「離」(|:|)を口と見てもいいわけであり、「天」(|||)
として口とお腹を満たすだけのバックアップと云う事になるわけです。

民間議員国家○○会議だのといった腰の軽い方々が、農業は保護されている
保護されていると
連呼して自分たちの事業の感覚で見解を述べ、こういった国家単位の
保険を外す見識であるのはいかがなものか。
 でありますから既得権益といって切り捨てる前にちゃんと民意で選ばれ
た議員さん方の意見は尊重されなければいけない。

また我が国は地方から人払いする政策が目白押しであって、今度は
そういったところに外国から入れた人々が ・・・
となったら今度は食料の安全保障から、別の意味での安全保障の問題に
シフトするようになる。 


無保険で車を運転する○○は無いのであり、バックアップの無い
データセンターの運用もまた無いのであります。  
こういったものを無○と捉えた企業統治をやって原発を破裂させた事案を
忘れるべきでは無い。

 保険会社に払ったら保険金であり、実務上仕事上払うのは守りの為に
必要不可欠な保険金に相当する経費です。


---◇「天の章」「雷天大壮 上」「全ての政策のベース、食料問題」
『「大壮」はTPPの陰陽でもあるが故に』

 http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/35694257.html
《2014/1/166:7
 metujin ekikyou 日誌 「公共事業の大きな波」 「かつて米国に云われ
 てやった四百三十兆の公共事業の陰陽」 「地雷復 ニ」》


《だから目先の利得で国家の統治をやるべきでは無いんですね。 
 嘉衛門さんの占例からいっても、TPPのゴリ押し等々、「雷天大壮」
 イコール「大兌」米国は曾ての徳川幕府と同じようなポジションにある。
 日本は外様大名のポジションなので仕方ないといえば仕方ないわけですが。

 「大壮」の陰陽は厄介な陰陽で(::||||) それまでずっと陽の利益
 的なものが継続して五爻と上爻でいきなり陰となってガクンと来ますから
 ね、そして上爻に至れば、


 「雷天大壮  上」
 主卦「雷天大壮」(::||||)
 変卦「火天大有」(|:||||)
 「上爻   爻辞   羝羊觸藩。不能退。不能遂。无攸利。
  艱則吉。」
 「羝羊藩に触れ、退くこと能(あた)わず、遂(すす)むこと能わず。
  利ろしきところなし。艱(くる)しめば吉なり。」
 ※(典拠は「岩波文庫易経」ヨリ、以降引用は同左)

 *** 引用ここまで ***

□ 「大壮」の卦は「大兌」(:||) つまりは薬品、保険、金融資産、
食料、兌悦、大きな利益、そして根底にあるのが「兌」の武力、つまりは
日米安保を下地にした貿易の異常な枠組み。

これらはセットの問題です、食に異常があれば怒りやすくもなるし、健康を
害して医師に相談するようにもなるし、医療費もかかるようになる。

逆をいえば健全な農産物を供給できればこれらに使う経費といったものも
ガクンと下がる事になる。(医食同源)

食の安全というのは、全ての政策の下地になるものです、これを外国に頼る
のは、国民全部が「地水師」の環境に落とす事になる。
中身の議論をセズに、日本人が手間暇かけて丹精込めて作った農産物と、
農薬やら化学肥料、遺伝子組み換え種子等々、利益一辺倒で育てられたもの
を同じベースで語る
事そのものが間違っているのです。

 先程の大蓄で示された災害懸念と合わせて、一番基本的な政策の基礎
になるのがこの食料の問題です。


最新のニュースですとこんなのもあるようです、
---◇
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140118/waf14011807010001-n1.htm
《中国驚愕食材「青光る細菌豚肉」「野良猫の皮はぎ“ウサギ肉”」
「汚水で増量羊肉」…ヤクザ暗躍“、爆発するスイカ”
 2014.1.18 07:00 (1/5ページ)》

以前易は「雷沢帰妹 上」として形だけは農産物の形をしてはいるが、
中身には必要な栄養素が入っていない懸念も過去出しているわけですから
この問題は稚拙な「小蓄」の議論では無く、世間からも意見を汲んで「大蓄」
としてから決めるべきかと思われます。


---◇「今我が国はTPPを・・・」

「中孚 三」「得敵。或鼓。或罷。或泣。或歌。」
(||::||)(||:|||)

今我が国は「TPP推進の為に、」国家○○会議だのを○○して、米国の
顔色を伺い、一喜一憂したような情けない様相を呈しておりますが、
対応する上爻の○担当者側は、

「風沢中孚 上」
「上爻   爻辞   翰音登于天。貞凶。」
「象に曰く、翰音天に登る、何ぞ長かるべけんや。」

飛べない鶏が天高くあるようなものであって、・・・
米国民にすら詳細の説明をせず、米国の国益というよりは、特定の○企業の為
に米国のリソースを使っているようなものであるから、米国民にとっても
こういった取り決めは後々禍根を残すようになる。

日本側は小さな目先のことで一喜一憂するような事をセズにしっかり日米
双方の国益と我が国の国益を考えた上で行動頂きたい。


---◇「天の章」「主食まで外国に頼る愚」
「国民生活を犠牲にしてまで、一部の利益を図るのは。・・・」

「坎 三」「來之坎坎。險且枕。入于坎たん。勿用。」
(:|::|:)(:|:||:)

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2937050
典拠 高島易断 上経五 高島嘉右衛門 著
 「国会図書館蔵、高島易断 坎六三 コマ番52 」
(合略仮名、当用漢字に無キは修正)

《□占 事ニ行詰リ。進ムコト能ハズ。退クコトモ為リ難シ。
途方ニ暮ル丶ノ時トス。人ノ助ヲ求メテ応ナク。我力亦用フルニ
足ラズ。然レトモ二ヶ月ノ後ニ至レバ。時運変ジテ。策ヲ施スノ
道アルベシ。宜シク其時ヲ待ツベシ》


三爻は企業トップ、或いは外国に依存する為政者トップの商いの象が伏して
隠れていますので、一部の方の利益でもって国民の生活が、
リスクにまみれるのはいかがなものか、になるわけです。 
こういうのは国民全部で監視していかなきゃいけない事です。 

「坎為水」は二重のお堀にして学習の卦でありますから、これは個々に
学習して家庭を守る意味と、問題のある農産物を入れない意味合いがあり
ます、


---◇「天の章」「風沢中孚 上」「飛べない鶏」

この陰陽に関しては、

http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/35360959.html

ここに2011年当時のツイート文を載せて中国企業進出の企業
様方に書いた警報の顛末を引用してあります。

《《 yasio denki@metujin》
《2011年12月28日》
《「辞」は 「・翰音天に登る・貞凶・」飛べない鶏は彼の国に手を出す
 べきではない。 「需 初」「・難を犯して行かざるなり。・・」裏に
 あるのは「噬ごう」 税制等自在に変わるようでは「企業」として経営計画
 は立たない。 「比 五」企業が逃げ出すかもしれないがまた戻って
 これるように》
《Twitterで表示》》

 *** 引用ここまで ***

 志を卦外(国)に置いて発言される政治家にしろ、メディアにしろ、
国民の方々は警戒しないといけないのです、上記の文を書いてから暴動も
起きたし、重い資産である生産財まで置いてくる羽目になった企業家様方
が啓蒙活動をされているようでありますが、易はちゃんと警戒をよびかけ
実際その通りになっている。

「火風鼎」の法理法治では無く、「火山旅」を軸にした人治国家とお付き合い
するのに、「鼎」を想定した議論をベースにした世論に流され無いように
して頂きたい。
病気になったら辛いですよ。 


□「天の章」「長くなってすまないが、情報収集の大事」
「需 四」「需于血。出自穴。」変卦「沢天夬」 
(:|:|||)(:|||||)

嘉衛門さんの占例ではこの血は鮮血だそうです、しかもこれはシリアで
日本人女性記者が亡くなられましたが、その時の陰陽でもあります、
※(これは後出し占です。)

ただただ己が利益の
ために外国にその耳と口を外に向け、国民には食品リスク情報を開○しない
方々が居ル。
これは主には「困 上」を得た、半島某国に当てはまるわけですが。
まずこういった方々の問題が一点、もう一つには外国からの情報収集の大事
です、手を打つのが早ければ大難も小難にできますからね。
例の寄生虫リスクのあるキムチを検疫免除したような政策を平気でやった
過去を忘れない事です。
やるんなら、虫下しもセットですよ、リスクは開示してくれないと。

過去と現状が既に危険な事になっているわけですからね。 
こういう政策を平気でやった○員の方々をして、
「蒙 四」「困蒙吝。」 

と云うそうです。 そりゃそうですね。 無茶も越えてますしね。 


諸悪の根源は「乾為天 上」 のブラックホール政策を推進する方々、
この「乾龍」は「龍」は「龍」でも老いて慈雨を施せなくなったか、或いは
もともと志が外(国)にあってそちらに慈雨を施す意○がある。
「乾」は○公庁や○聞といった権力を持つところの象でもありますが、
我が国はこれを○○○かしないといけないですね。「医食同源」ですからね。

「旅 三」「旅焚其次。喪其童僕貞。厲。」

はっきりいってここでも「旅人」さん方の批判になるとは思ってなかった
わけですが、あからさまなのはいかがなものか。これはお店を○める象です、
在日商工人の方々は重々お気をつけ頂きたい。


---◇「天の章」
「票を買う目的の箱物政治を終了して地域ブランドの構築が先」
「&流通段階の野放図な混ぜ物は禁止」

「豊 上」(::||:|) 変卦「離為火」(|:||:|)
「豊其屋。蔀其家。うかがえば其戸。闃其无人。三歳不覿。凶。」

自民党さんは予算を握るとどうしても昔に戻ろうとしますが、もうこの
システムをやってはダメですね、変卦は「離為火」ですので、ブランド構築
といった事に資金を投資すべきです、これは必須です。
それと米国のように基本的に流通段階での混ぜ物禁止。消費者の手には
生産者からダイレクトに行くような感じにしないと。

以前食品Gメンを創るように書きましたが、趣旨としては同じです。


---◇「恥ずかしい接待・・・」

「否。之匪人。不利君子貞。大往小来。」

「天地否 三」
主卦「天地否 」(|||:::)
変卦「天山遯 」(||||::)
「三爻    爻辞    包羞。」
「羞(はじ)を包む。」
「象に曰く、はじを包むとは、位当たらざればなり。」

□これは○ニトラと呼ばれるものだとか、○下り先の椅子を用意します
から、・・・
卦辞からして、

「否はこれ人にあらず。君子の貞に利ろしからず。大往き小来る。」

ですからね。
さすがに日本は中国のように儲かったら何でもありにしないことですよ、
先程記事を引用しましたが、引用先の文章は恐ろしい内容です。
汚水まで食品の範疇に含めるようになったら、・・・

---◇「否三 説明」
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760556
「国会図書館蔵、高島易断増補版 仁の章 コマ番 - 」
「六三」(合略仮名、当用漢字に無きは修正の後引用)
※「勝手意訳」

『象伝曰。包羞。位不當也。

羞はその非を恥るの謂(いひ)なり、包羞。とは羞辱(しょうじょく)(はじ)
を掩(おほ)い隠すことなり、此の爻、内卦陰の極に居リ、悪を為すこと
既に深く、既に時を計るに昧(くら)く、其の己れを量るに短なり、
今や否中の否既に去りて、将に否中の泰に転ぜんとす、有為の人、非常の
大手段を出して、宜しく天下の乱を払ひ、国家の否を通ずべし、然るに
六三陰柔不才にして、又中正ならず、唯陽位に在るを以テ、志強く、
分を犯して、求る所、常に君子を退けんとするにアリ、故に、
謀 慮 邪 濫(ぼうりょじゃらん)至らざる所なしと、雖ども、未だ
君子を害すること能ハズ、君子を見て而シテ後にあん然として其の不善
を掩ふの意あり、之を包羞と謂ふ、象伝に位不當也とは、不中正にして、
其の徳其の位の相常(あた)らざるを謂ふなり、』

 こういう方のようです。
さすがにこういった方からのお誘いは避けるのが賢明かと思われます。

「剥 三」「剥之无咎。」
(|:::::)変卦「艮為山」(|::|::)

こういったたぐいの椅子は「剥」しても影響無いようですから、
こういう改革も必要になってくかと思われます。 
 

---◇「天たる方々の理想としては。」

「卦  辞」
「同人。于野。亨。利渉大川。利君子貞。」

「天火同人 上」
主卦「天火同人」(||||:|)
変卦「沢火革 」(:|||:|)
「上爻   爻辞   同人于郊。无悔。」
「人に同じうするに、郊においてす。悔なし。」
「象に曰く、人に同じうするに郊においてすとは、志未だ得ざるなり。」

世間一般の方々の為に、その過大な○下り先の椅子を求めない、そういう
心境になってもらうのが理想といえば理想ですな。


---◇「為政者の立場に在る方々の理想としては。」

「卦  辞」
「震。亨。震来げきげき々。笑言唖唖。震驚百里。不喪七鬯。」

「震為雷 五」
主卦「震為雷 」(::|::|)
変卦「沢雷随 」(:||::|)
「五爻   爻辞   震往来厲。億无喪有事。」
「震いて往くも来るも厲(あや)うし。意(はか)りて有事を
 喪(うしな)うことなかれ。」
「象に曰く、震いて往くも来るも厲うしとは、危行なり。その事中に在り、
 大いに喪(うしな)うことなきなり。」

 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2937052
典拠 高島嘉右衛門著 
「国会図書館蔵、高島易断 下経八 震六五 コマ番53-54 」
(合略仮名、当用漢字に無きは修正の後引用)

《□占 国家多事ニシテ。過患身二及バントスルノ時トス。又世風
二連レ。同気合相求目テ往来シ。事繁劇ナルベク。他人ノ事ヲ
引受ケ。煩悶スルコトアルベシ。故二事ヲ謝シテ動揺ヲ愼マバ。
自ラ過失災難ナクシテ。安心ヲ得ベシ》

□ 正しい日本の長男たる方々ならばなおのこと、危機管理は忘れない
ようにして頂きたい。


*** 天の章ここまで *** 

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