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②『【神保町】中国人「2億円分買いたい」古書も「爆買い」ターゲット?』
「沢水困 三」番外篇「大有 上」(天佑神助の真の意味)
◇「サブタイトル」
『 総ての方に天佑吉利を得(え)させんが為(ため)の聖人が易の
辞を掛けたのだと云う。』
『夫レ聖人の易を作る、其の要、人をして天佑吉利を得せしめんとするに
外(ほか)ならず、この爻の辞(ことば)、一言以テ三百八十四爻を蔽ふに
足ると謂フべし、』
◇ 今回のは以前書いた神田古書店の雑談に書こうとしたものです。
ですが、易の側から注文が入った関係上別枠にしたものですね。
*** 前回投稿しようとした雑談 ***
昔
この古書街で易関係の書物を漁り始めた頃、目星をつけたいろんな流派の
書物を易に質したことがあったわけですが、
何故かどの先生の参考書も易がいい顔をしなかったんですね。
(断易を含む)
仕方ないので某先生の「占例集」を買って学習を始めたわけです。
今にして思えば、今やっている方式、高速ネット環境にある方なら誰でも
国会図書館にアクセスできるわけですので、
この皆が原典にアクセスできる方式でやるようにということだったよう
です。
{ 投稿者だけが原典にアクセスできる「天地否」(|||:::)方式
ではなく「離」(|:|)を軸にした方式 }
プラス、個人的な見解ですが、
今自分が説くところの、「易卦処方箋説」「君子統治占と目先占の違い。」
「占者側の作りだす業、責任論」それに対する「易の側のセーフティ」
「筮前の審事に関わる複数のパターン別け。」等々 ・・・
もっというと「禍福はあざなえる縄の如し」
「占い」は「裏綯うなり」
「裏を取る措置」「相談する措置」そして「裏綯う措置」でワンセット、
の「離」(|:|)
もっと云うとこれをして「風火家人」(||:|:|)
の陰陽を構築するようにと云う易の側の趣旨だったのではないでしょうか。
これが「離」(|:|)では無く、「天」(|||)だった場合は、
「風火家人」では無く、「風天小蓄」(||:|||)という卦象になり、
これを裏返すと問題に対する「雷水解」(::|:|:)では無く
「雷地豫」(::|:::)となって
自分で考えることを放棄させる、カル○霊○商法 に近いパターンになる
わけです。
かように易の側としては「天」(|||)では無く、あくまで自分で
考え、「裏綯う措置」を取ることを勧める。「離」(|:|)を
重視したのが解るわけです。
◇◇
もっといいますと、易からリスクポイントを貰って「裏を綯う措置」を
とってしまえば、後は当り外れをあまり気にしない、
metujin 方式に繋がってくるわけですね。
( 自画自賛 ^^))
◇「易から追加」(真の天佑神助の意味)
「火天大有 上」(|:||||)変卦「雷天大壮」(::||||)
「上九、自天祐之。吉无不利。」
「象伝曰。大有上吉。自天祐也。」
◇
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760556
国会図書館蔵 高島易断増補版 仁之巻 コマ番「258-」
「火天大有 上」
「勝手意訳につき原文の確認及び、文章利用の際は一報を」
『夫レ聖人の易を作る、其の要、人をして天佑吉利を得せしめんとするに
外(ほか)ならず、この爻の辞(ことば)、一言以テ三百八十四爻を蔽ふに
足ると謂フべし、』
◇◇ 「ここ重要」◇◇
ここに聖人が易の辞を掛けた真の意味が説かれているわけですね。
易の側としては、人をしてその「天佑神助」「吉利」を得(え)さしめ
んとする為その「辞」を掛けたのだと云う。
『 この爻の辞(ことば)、一言以テ三百八十四爻を蔽ふに足ると
謂フべし、』
総ての辞(ことば)の上位にこれが来るわけですね。
私が「公吉利」を引っ張り出して述べることと繋がったのではないで
しょうか。
次ぎに同典拠継続の「占例」を書いてみたいと思います。
『「占例」明治十五年、某貴顕の運気を占(うらな)ひ、筮して大有の
上爻を得(え)たり、
爻辞曰。上九。自天佑之。吉無不利。
断に曰く、大有の卦は、日の天上に輝くか如く、五陽の衆賢之(これ)を
輔翼(ほよく)(たすく)し、為めに、大有の治世を見るを得(う)るの象とす、
今や此の爻善を積み、徳を積み、天より之(これ)を佑(たす)くるに
至りて、天下の事業吉利ならざることなし、是(これ)を
自天佑之。吉無不利 と謂ふなり、然るに此の年同君薨去
(としどうくんこうきょ)(みまかり)せられたり、此の卦固(も)と帰魂
(きこん)の卦なれば、即(すなは)ち天命と謂(い)ふべし、 』
///// 呑象テキストここまで /////
ここで「天佑神助」の条件が述べられているわけであり、誰しもが無条件
で「天佑」が得(え)られるわけでは無いということです。
それで、まあ宗教的なことが嫌いな方がいるかとは思いますが、
ここは少し我慢してもらって、自分が投稿するつもりもなかった占例を
引用してみましょう。
◇「参考掲示板引用」
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1432991595/l50
【衝撃事件の核心】3歳児をウサギ小屋で虐待死させた鬼畜夫婦
おむつ姿で“エサ”は2~3日に1回 他の5人は溺愛しながらなぜ…?
---略---
***** 記事情報はここまで *****
◇「問筮」
「聞くまでもないことだが、この陰陽とは一体何か。」
「沢火革 四」
「九四、悔亡。有孚改命、吉。」「象伝曰。改命之吉。信志也。」
///// 投稿するつもりの無かった占例引用ここまで /////
まずは犠牲になられた方のご冥福をお祈りします、合掌。
これなんかは次の生命の状態まで易の側が指摘しているわけです、
輪廻と表現すべきなのか解りませんが、いずれにせよ目先は悲惨であった
としてもその先の生命の状態を易が指差しているのが解るのではないで
しょうか。
( こういうことを書きますと、霊○商法といった脅しネタに○用
される懸念がありますので、対象はあくまで「公」であって、特定の
団体を相手に何かお布施をといったことでは無いとことわっておきます。)
別段信じる信じないを置いといて、
こういうことであれば、人間生きているうちは常に自分の言動に気をつけ
て世渡りすべきことが理解できるのではないでしょうか。
(これを 私が述べるのは恥ずかしい限りですが。 )
ただ、往々にして戦前の日本が朝鮮相手にやったような
小人目線による、
「目先菩薩は鬼と同じ」といったこともあるわけですので、そういう愚を
やらないよう、易の辞(ことば)に智恵を仰ぐ必要もあるわけですね。
易の辞(ことば)は「君子統治占」生命の状態をあくまで良い方向に
引き上げる為(ため)に聖人がその辞を掛けたのであるということに
なるのではないでしょうか。
今回かなり宗教臭くなってしまいましたが、
いずれにせよ、価値観というのは人それぞれでありしかも人の見識も
「風地観」(||::::)の階梯でいっても六段階ある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
少し辞を引用してみますと、
「九五、觀我生。君子无咎。」
「上九、觀其生。君子无咎。」
五爻、上爻の段階でやっと「无咎」(とがなし)にできるだと云う。
人間はもろもろ弱い生き物ですからね、知らず知らずのうちに「咎」
の要因を作ってしまうのでは無いかと考えます、
したがって未来の「咎」を作らないような易の活用もあるかと思います
ので一考いただきたい。
////////////////////
*** 追加雑談 ***
それで「咎」見本を私の「呼吸困難の発作」を例としていたわけですが、
どうやら一皮向けたような感じですね。
( 先にことわっておきますが、占術での医療行為は禁止であり、医術は
医師の専門分野になります、占術は医師を選択するまで。 )
前回「需 五」(:|:|||)と「解 五」(::|:|:)の経緯を
投稿しましたが、
◇「参考アドレスのみ」2015年5月21日投稿。
http://metujinekikyou.blogspot.jp/2015/05/metujin-ekikyou-2015.html
「需 五」を幹として「解 五」「解 上」を枝としたわけですが、これは
この通りだったわけです、
自分の場合はお医者様の処方箋とバッティングしない
某療法を早朝やってましたから、その時には咳と多量の痰が出ましたからね、
なので、要するに「気管支」が「振動」「雷水解」して痰とともに細かな
異物を輩出していたようです。
( 洗面器に痰を多量に出してましたからして ・・・ ^^))
常連さん方は記憶があるかと思いますが、「解 上」の場合は古い病気を
抱え、それを是正できなかった場合は先がキビシイ選択肢のパターンが
あるわけですので実を云うとかなり焦ったわけですね、 ^^)
しかもその時は、息を吸ってから意識してまた吸うといった感じにまで
なってましたから、・・・ しかも ・・・
後出しになるかと思いますが自分はあと一ヶ月からもう少しは ・・・と
思っていましたので、実際そんな感じで治まったようです。まだ、若干の
影響は残っていますが、現状ほぼ通常モードになったような感じであります。
( 前回インフルエンザの予防接種に負けて発作がぶり返してしまいました
ので何事も油断大敵なのでありますが。 )
となると、枝占が「解 五」から始まるのと「解 上」から始まるのでは
別であり、
ここでもまた「解 五」が大きな枝になるのであり、「解 上」は
更(さら)にその枝ということになるのでは無いでしょうか。
仮説ではありますが、ここで一旦投稿しておきたいと思った次第。
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*** 誤変換訂正 ***
誤
『 なので、要するに「気管支」が「振動」「雷水解」して痰とともに細かな
異物を輩出していたようです。』
正
『なので、要するに「気管支」が「振動」「雷水解」して痰とともに細かな
異物を排出していたようです。』
ツイッターは削除して投稿し直すと制限がかかるときがあるようですので
修正用の投稿をしておきます。
私がこの「咎発作」を起こして入院する前に易が「大壮 上」をくれた
わけですが、「上六、羝羊觸藩。不能退。不能遂。无攸利。艱則吉。」
この「艱則吉。」(なやめば すなはち きち)
の意味がここで明らかになったわけですね。これも占例見本になるのでは
ないでしょうか。
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