2015年12月6日日曜日

ツイッター篇共通 『呑象資料に観る明治期の韓国(大韓帝国)』 「水風井 初」





ツイッター篇共通
『呑象資料に観る明治期の韓国(大韓帝国)』
「水風井 初」

◇「サブタイトル」
『 歴史は繰り返す。』


◇◇

◇ これを書くと旅人さん方からまたもや敵視されるかと想いますが、
物事は「ありのまま」に観た方がいいんですね。
そうしないで「震為雷」(::|::|)(別の概念を接ぎ木して、或いは
嘘偽りもその範疇)

政策を使うとリスクがまるっきり観えなくなってしまうわけです。

( ここいら辺は過去散々解説したことですのでここでは省略します。)


ということで
 毎回といっていいほど、韓国と旅人さん方の批判が出てくるわけ
ですが、では私が資料とする呑象資料テキストではどういう感じで
それが語られているのか紹介したいと想います。

◇「呑象資料、日本と大韓帝国との交際」
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760560
高島易断増補版 信之巻 巻末付録 128p 129p
コマ番「173-」
※「勝手意訳につき原文の確認及び文章利用の際は一報を」

『明治三十八年 日韓交際を占(うらな)ひ筮して

水風井の初爻を得たり、

辞曰 井泥不食。舊井无禽。
象曰 井泥不食 下也。舊井无禽 時舍也。

断に曰く井は地中に在て人の為に汲み上げられ用(もち)う為すものなり
之(これ)を人事に見るときは困難に陥るの時人ありて其の情状を汲み
取り之(これ)を救ひ揚(あぐ)るの象とす 今初爻を得 初爻は最下
なれば井底にして泥水なり故に廃井と為りて之(これ)を汲むの人なく

絶へて「桔槹」(きつかう)※(要するに釣瓶の事。)

の音を聞かず「桔槹」(きつかう)の音は
鳥の啼声(なくこえ)に似たるを以て 井泥不食。舊井无禽。と云ふ
人に在りては職業を務めず懶惰(らんだ)にして世を渉(わた)らんとする者
其の心汚穢(おわい)にして歯牙(しが)に係(かか)らざる者なれば

之(これ)と交際することなきが故に音信(いんしん)する者なきを謂(い)ふ
之(これ)を国家に見るも亦此(かく)の如く
我が国の韓国に対するや之(これ)を救護するが為めに兵を起こして清國
と戦ひ又露国と戦ひ以て其の侵略を防ぎ今や已(すで)に我が掌中に帰する

が如しと雖(いへど)も韓国の人心汚穢にして手を著(つく)るに所
なく条理を以て之(これ)を規(き)す可(べか)らず本年は韓国在留
の各国公使も野心ある者を除くの外(ほか)は該国(がいこく)の我が
保護国たるを認め必ず退去すべきを知る之(これ)を 

井泥不食。舊井无禽 と謂(い)ふなり明年は二爻に当り其の辞(ことば)
に 井谷射鮒。甕敝漏。と云ふ井谷とは井の横穴にして水の「貯留」する
所なり井中の鮒は大海の広きを知らす韓国に党派起こり内乱あるべき
を謂(い)ふ 甕敝漏(つるべやぶれもる)とは彼の国正義の者を挙げ

て之(これ)を用(もち)ふべきの意を示すものなり
明後年は三爻に当り 井水稍(せいすいようや)く清(す)むが如く
党派の紛乱此に済みて前非を後悔するを 
井渫不食。爲我心惻。と謂(い)ひ我が国韓国を整理するの調和此(ここ)

に成り両国意の如く論を得るを  王明竝受其福 と謂(い)ふなり
我が国露国と戦を交へしより既に二十余月我軍は海に陸に屡(しばしば)
大捷(大勝利)を得ると雖(いへど)も彼我死傷の夥(おびただし)き惨憺
(さんたん)の状言ふに忍びざるものあり是(ここ)を以て米国

大統領は人道の為めに講和を勧告せしより両国は之(これ)を容れ互
(たがひ)に全権委員を米国に派して講和条件を商議(しゃうぎ)せしむる
に至り彼れに在りては[ウィツテ]之(これ)に当り我が国に在りては
小村全権大使命を奉じて之(これ)に赴く因りて其の結局如何を筮して

|||:|: 天水訟の第二爻を得たり 

---略---』

///// 呑象テキストここまで /////


それで

 『我が国の韓国に対するや之(これ)を救護するが為めに兵を起こして清國
 と戦ひ又露国と戦ひ以て其の侵略を防ぎ今や已(すで)に我が掌中に帰する

 が如しと雖(いへど)も韓国の人心汚穢にして手を著(つく)るに所
 なく条理を以て之(これ)を規(き)す可(べか)らず』


 今も昔も国民性はあまり変わらないわけですね。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 私は過去易に戦前合邦前の朝鮮の惨状を観るに、これでは日本が手を
出したくなるのも ・・・
と易に質したわけですが、それでも「天」(|||)として手を出し
過ぎるのは良く無いという返事だったわけですね。

 結局戦後の竹島侵略などを観ると易の謂うことが正鵠を得ていた
わけです、

良かれと思って「天」(|||)としてなんでも手を出し過ぎると
結局それが裏返った時には「坤」(:::)として何をされても手出し
出来ず、・・・

という惨状がこちら日本側に来るわけですね。

『「禍福は糾える縄の如し」(占いは裏綯う也)(裏綯う措置の欠如)』

 以前から書いているように今もって我が国日本の政治は「薩長さん」
政府の流れでありますので、もうこの方々に眼を覚ましてもらうより
無いわけですね。

なので、ここでも一級の歴史資料として「呑象テキスト」を提示
しておくわけです。
どうか薩長の方々は、戦前戦後とやってしまった間違いを踏襲しないで
頂きたい。

宜しくお願いします。


////////////////


*** 追加雑談 ***


 まずこれを出しますとお前単位が年だろうに・・・
というご指摘があるかと思いますが、これまで問筮してきた中に於いては
十年スパンというのと、戦前戦後とその爻が動いていないおそらくは
百年スパンというのがあるわけですね、

例えば、

「火水未済 三」(|:|:|:)変卦「火風鼎」(|:|||:)
「六三、未濟。征凶。利渉大川。」
「象伝曰。未濟。征凶。位不當也。」

 法理の鼎が未熟未済であるから、約束事が機能しない「現実には人治国家」
であるというのは、韓国とロシアに提示された爻であり、ロシア(ソ連)
に関しては戦前からずっとなんですね。

またロシアがクリミアをめぐってウクライナと戦争した時にTVに
写った方がどうせ停戦合意の約束なんて守られることは無い旨述べていた
ことは記憶に新しいわけです。

また朝鮮に関しては日本と合邦することによって
「高麗人の悲劇」(中央アジア強制移住政策)を未然に防いでいる。

{彼らは戦前の世界情勢からこれらを鑑(かんが)み日本との合邦を
 選択したわけです。}

以前も書いたように呑象さんと昵近であり、易の智慧を得ていた伊藤公
(合邦反対派)を失ったことは日本という国家百年の計を誤ることになった
わけです。

◇ 私は今現代の韓国も批判するわけですが、米英「坎」(:|:)
民族の方々が敷いた「坎為水分断統治」(反目の手法)その統治ヒエラルキー
に乗って日本相手なら何をやっても ・・・

という手法に狎れてしまったのは、本当に彼らにとっては不幸なことだと
思うわけですね。
戦前には通用した国難回避の方策がことごとく使えなくなっていくわけ
ですからね。
「帰妹 五」爻方式すらおそらくは使えなくなったわけです。


なのでご自愛頂きたいと思うわけです。


◇「地沢臨 三」(::::||)(:::|||)
「六三、甘臨。无攸利。既憂之。无咎。」
「象伝曰。甘臨。位不當也。旣憂之。咎不長也。」

この爻は昨日投稿した「甘臨」の象辞です。
彼ら朝鮮の方々は
「沢水困ヒートポンプ両班方式」(片側削って片側に仕送りする方式)

を得意とし、更には財政がきつくなってくると目の前にある価値あるもの、
「否シテの泰」とすべきものを売り払ってしまう宿痾がある。

(文化遺産にかぎらず、港湾等の利権も範疇
 これが朝鮮にめぼしい文化遺産が残っていない根源ですね。)

彼らが「破壊の文化」であるのは結局はこれに行き着くのでは無いで
しょうか。

したがって我が国はこれを他山の石として自戒せねばならないわけです。


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