共通
『「大有 上」天佑吉利、「坤 初」に観る易の教え。「外卦」分。』
◇「昨日の*** 追加雑談 ***続き、」
『「占いは裏付けを取る也、裏綯う也。」=内卦の「離」(|:|)』
『 したがって未来の「咎」を作らないような易の活用もあるかと思います
ので一考いただきたい。 = 外卦の「坎」(:|:) 』
◇◇ 今回は先日投稿した *** 追加雑談 *** の継続になります。
◇「参考過去ログ引用」
http://metujinekikyou.blogspot.jp/2016/10/blog-post_11.html
2016年10月11日火曜日
共通 『「師 三」【対馬仏像】 韓国国会議員
「倭寇が侵奪した金銅仏像は私たちのもの」』
--- 略 ---
*** 追加雑談 ***
占例に載せてあるわけですが、「師」卦解説に於いても呑象さんは、
秘伝を説いているわけです。
『「学者シラズンバアルベカラズ。」』
--- 略 ---
毎度書くように、占いは
「裏付けを取る也」「物事が裏返ってもいいように裏綯う措置を取る也。」
これをやって始めて位の当たる内卦の「離」(|:|)が完成するわけ
です。
--- 略 --- 、
これだけやって始めて易の教えの内卦半分「離」の目が完成する
ということ。
~~~~~~~~
易の教え「水火既済」その半分がこれで完成になるわけです。
///// 引用ここまで /////
それで昨日内卦の「離」(|:|)だけを説明して終わらせようと
したら易が、
◇「水火既済 上」(:|:|:|)(||:|:|)
「上六。濡其首。厲。」
「象伝曰。濡其首。厲。何可久也。」
を提示したわけですね、
それはつまり内卦の説明だけでは小手先のテクニックを弄するだけで
あって結局これになるからやり直せということだったわけです、
なので、今回は易の指摘にしたがって、外卦の「坎」(:|:)の趣旨を
述べておきたいと想います。
それで一番解りやすい例として以前投稿した「火天大有 上」
「天佑吉利」のものを引用しておきます。
◇「参考過去ログ引用」(引用の引用あり注意 )
http://metujinekikyou.blogspot.jp/2015/06/2_10.html
2015年6月10日水曜日
ツイッター篇共通 ②『【神保町】中国人「2億円分買いたい」
古書も「爆買い」ターゲット?』 「沢水困 三」番外篇「大有 上」
(天佑神助の真の意味)
--- 略 ---
◇「易から追加」(真の天佑神助の意味)
「火天大有 上」(|:||||)変卦「雷天大壮」(::||||)
「上九、自天祐之。吉无不利。」
「象伝曰。大有上吉。自天祐也。」
◇
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760556
国会図書館蔵 高島易断増補版 仁之巻 コマ番「258-」
「火天大有 上」
「勝手意訳につき原文の確認及び、文章利用の際は一報を」
『夫レ聖人の易を作る、其の要、人をして天佑吉利を得せしめんとするに
外(ほか)ならず、この爻の辞(ことば)、一言以テ三百八十四爻を蔽ふに
足ると謂フべし、』
◇◇ 「ここ重要」◇◇
ここに聖人が易の辞を掛けた真の意味が説かれているわけですね。
易の側としては、人をしてその「天佑神助」「吉利」を得(え)さしめ
んとする為その「辞」を掛けたのだと云う。
『 この爻の辞(ことば)、一言以テ三百八十四爻を蔽ふに足ると
謂フべし、』
総ての辞(ことば)の上位にこれが来るわけですね。
私が「公吉利」を引っ張り出して述べることと繋がったのではないで
しょうか。
次ぎに同典拠継続の「占例」を書いてみたいと思います。
『「占例」明治十五年、某貴顕の運気を占(うらな)ひ、筮して大有の
上爻を得(え)たり、
爻辞曰。上九。自天佑之。吉無不利。
断に曰く、大有の卦は、日の天上に輝くか如く、五陽の衆賢之(これ)を
輔翼(ほよく)(たすく)し、為めに、大有の治世を見るを得(う)るの象とす、
今や此の爻善を積み、徳を積み、天より之(これ)を佑(たす)くるに
至りて、天下の事業吉利ならざることなし、是(これ)を
自天佑之。吉無不利 と謂ふなり、然るに此の年同君薨去
(としどうくんこうきょ)(みまかり)せられたり、此の卦固(も)と帰魂
(きこん)の卦なれば、即(すなは)ち天命と謂(い)ふべし、 』
///// 呑象テキストここまで ///// ※(まだ途中)
ここで「天佑神助」の条件が述べられているわけであり、誰しもが無条件
で「天佑」が得(え)られるわけでは無いということです。
--- 略 ---
今回かなり宗教臭くなってしまいましたが、
いずれにせよ、価値観というのは人それぞれでありしかも人の見識も
「風地観」(||::::)の階梯でいっても六段階ある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
少し辞を引用してみますと、
「九五、觀我生。君子无咎。」
「上九、觀其生。君子无咎。」
五爻、上爻の段階でやっと「无咎」(とがなし)にできるだと云う。
人間はもろもろ弱い生き物ですからね、知らず知らずのうちに「咎」
の要因を作ってしまうのでは無いかと考えます、
したがって未来の「咎」を作らないような易の活用もあるかと思います
ので一考いただきたい。
///// 引用ここまで /////
◇◇
そもそも
---◇「過去ログ引用抜粋」
http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/37351477.html
《metujin ekikyou 日誌 ツイッター篇
④『「右傾化」、「ナチス」・・・朝日新聞の論調は大丈夫か?』
「沢天夬 ニ」「地の章」》
《***④「地の象」「坤為地 初」
「単に公的資金にぶら下がろうとする側にしても。 」***
「坤為地 初」
主卦「坤為地 」(::::::)
変卦「地雷復 」(:::::|)
「爻辞 履霜。堅氷至。」
「霜を履みて堅氷至る。」
---◇
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760556
「国会図書館蔵、高島易断増補版 仁の章 コマ番62- 」
「坤解説」(合略仮名、当用漢字に無きは修正の後引用)
※「勝手意訳」
『 此の坤の卦を通観するに、初爻は小人利欲に汲々として、他の害を顧みず
、知らず、○らず、大悪に進むの象あり、---略---」
※(○は判読不明)
※「コマ番63」
『「占」全卦皆陰人に在テは肉体上衣食のみを思ひて、心魂の道徳を
知らざる象とす、凡ソ是(かく)の如き人は貪穢鄙吝(たんかいひりん)
(むさぼりけがれいやしくおしみ)にして利の為には恥をも顧みざる
者とす然れども此の卦本凶なるに非ず唯(ただ)理に迷ひて自ら凶を致す
のみ、・・』
※「コマ番65」「坤 初 解説」
『「占」善悪の二途に岐(わか)るるの時とす、故に善に赴けば慶福を得べく
不善に向はば大(おおひ)なる災殃(さいおう)(わざわい)あるべし
・・』
□ 因みに「積善之家、必有餘慶。積不善之家、必有餘殃。」というのは
ここから出ているようです。
しかもここには metujin がいつもやっている AパターンとBパターン
の区分けを指定してある。
当然これは筮前の審事に関わってくるわけです。》
*** 引用ここまで ***
※(典拠は「岩波文庫易経より」)
解りやすい話しが自ら凶を作って自爆することの無いよう説くわけ
ですね。
しかも易の場合は「君子」なれば咎を逃れるパターンが辞に謳われる
場合もあるわけですから、
○『とにかく「咎 凶」たる原因を作らない』
○『君子の対応を以て「咎」「凶」を作らない』
といった教えの柱があるわけです。
◇ 随の時でも無ければ善悪の請求書は直ぐには来ないですからね、
なので「凶」「咎」をできるだけ作らない、回避するといった
ものが先に立ってなかったら、『「坎」(:|:)』
内卦の「離」(|:|)
「占いは裏付けを取る也、裏綯う也、』を心がけたとて後に善悪の
請求書をもらって苦しむわけですね。 ^^))
「既済 上」
欧米米英「坎」(:|:)民族の方々にしてもこれから百年単位で闘う
相手がはっきりしない、「テロ」難民といった問題を ・・・
これも「坎為水分断統治」(反目の統治手法)(:|::|:)
を世界のあちこちに作ったツケを払っていくようになるわけです。
「上六。係用徽?。寘于叢棘。三歳不得。凶。」
◇「易から追加」
「火雷噬ロ盍 初」(|:|::|)変卦「火地晋」(|:|:::)
「初九。?校滅趾。无咎。」
「象伝曰。?校滅趾。不行也。」
この爻は韓国マーズ禍の爻でもありますから、伝染病に類する ・・・
こういうのは出来るだけ避けることが可能であり、
避けていただきたい、
( 業がなんたらなんてよりも、避けるべき案件になるわけです。)
易はかような案件に関しては思いっきり「力」を発揮するわけですね。
◇「火山旅 上」(|:||::)(::||::)
「上九。鳥焚其巣。旅人先笑。後號?。喪牛于易。凶。」
「象伝曰。以旅在上。其義焚也。喪牛于易。終莫之聞也。」
この爻は旅の利権にいつまでもしがみついていると、・・・
もしくは緊急で病院に行くよう勧める爻です。
こういうのも避けようと想えば避けられる案件になるわけですね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
いくらでも避けられる案件はあるわけです。
◇「雷山小過 上」(::||::)(|:||::)
「上六。弗遇過之。飛鳥離之。凶。是謂災?。」
「象伝曰。弗遇過之。已亢也。」
此の爻は根本仏教の爻です。 ^^))
( 間違ってませんからね。 )
因みにチベットが国を失った時の爻です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
鳥は自らの煩悩によって焼かれ網に罹(かか)るという意味になるのでは
ないでしょうか。?
なかなか君子としての判断は難しいわけですが、易を学べば
人工衛星から問題それを俯瞰して眺めるに等しいわけですから。
仏教者が修行に依ってようようたどり着く境地にエスカレーターで
到達する ・・・ ^^))
まずは先ほどの「噬ロ盍 初」伝染病に類する社会悪から自らを守る
ことから始めて観てください。
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