2016年10月13日木曜日

共通 『「雷山小過 上」大いなる破戒、大いなる亡国「チベット仏教」』





共通
『「雷山小過 上」大いなる破戒、大いなる亡国「チベット仏教」』


◇「サブタイトル」
『なのでチベット仏教は北傳仏教の一番悪い面、それ自体が権威王権
と化したものだから最終的に今のような惨状に到ったということに
なるわけです。
( 私に言わせればチベット仏教は破戒の宗教故に ・・・ )

なのでダライラマ猊下を批判するのは畏れおおいことですが、
宗教家としては尊敬できても、政治家としては ・・・ ということに
なるわけです。

 彼らほどの叡智のある方々が易を手にしておったなら ・・
今以て残念でならないわけですね。』


◇「記事引用」
http://www.news-postseven.com/archives/20160310_392104.html
チベット人 激しい苦痛伴う焼身自殺をなぜあえて選ぶのか
2016.03.10 16:00

///// 引用ここまで /////

 今回のテーマは正確には昨日投稿文の続き補正の部分になり、
上記ニュースの謎解きになるわけであります。


 ◇「参考過去ログ引用」
 http://metujinekikyou.blogspot.jp/2016/10/blog-post_12.html
 2016年10月12日水曜日
 共通 『「大有 上」天佑吉利、「坤 初」に観る易の教え。
 「外卦」分。』

 --- 略 ---

 ◇「雷山小過 上」(::||::)(|:||::)
 「上六。弗遇過之。飛鳥離之。凶。是謂災?。」
 「象伝曰。弗遇過之。已亢也。」

 此の爻は根本仏教の爻です。 ^^))
 ( 間違ってませんからね。 )

 因みにチベットが国を失った時の爻です。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 鳥は自らの煩悩によって焼かれ網に罹(かか)るという意味になるのでは
 ないでしょうか。?
 なかなか君子としての判断は難しいわけですが、易を学べば
 人工衛星から問題それを俯瞰して眺めるに等しいわけですから。

 仏教者が修行に依ってようようたどり着く境地にエスカレーターで
 到達する ・・・ ^^)) 

 まずは先ほどの「噬ロ盍 初」伝染病に類する社会悪から自らを守る
 ことから始めて観てください。

 ///// 引用ここまで /////


 この国としてのチベット&チベット仏教に関する知見は既に 
2012年には投稿してあったわけですが、
ここでは少し何故に彼らは間違えたのかコメントしてみたいと思います。
(興味の無い方はスルーいただきたい。)


 ◇「参考過去ログ引用」
 http://metujinekikyou.blogspot.jp/2012/08/metujin-ekikyou_29.html
 2012年8月29日水曜日
 metujin ekikyou 日誌  サブタイトル
  ◇『仏教の陰陽は「雷山小過 上」一致したチベットの統治機構』
 「天雷无妄 上」

 --- 略 ---
 サブタイトル
 ◇『仏教の陰陽は「雷山小過 上」一致したチベットの統治機構』

 「ダライ・ラマが11月に来日」
 「対話で焼身自殺止まる」チベット亡命政府首相、中国を非難

 --- 略 ---

 ---まともな仏教の陰陽は「小過 上」爻---

 「雷山小過 上」
 主卦「雷山小過」(::||::)
 変卦「火山旅 」(|:||::)

 --- 略 ---

 ---この陰陽の特性上 平和的な教えなのに常に政治的なものや
  「旅」戦争のようなものとご縁がある。          ----

 --- 略 ---

 ---チベットの陰陽はこれだったようです。 ----

 「天雷无妄 上」
 主卦「天雷无妄」(|||::|)
 変卦「沢雷随 」(:||::|)

 --- 略 ---

 --- 転生ラマを政治と宗教のコアに置いた事が今のチベットの悲劇の
   大本との事。                      -----


 ///// 引用ここまで /////


◇◇ このテーマ結論 ◇◇

「雷山小過 上」
主卦「雷山小過」(::||::)⇔「雷山小過」
変卦「火山旅 」(|:||::)⇔「雷火豊 」


 答えを簡単に述べれば、宗教の法王と政治統治者の王は一緒にしては
いけないというだけのことになるわけですが、
何故にそうなるかというと、

仏教の場合はスーパーワイドバンドで、禅定の世界まで含めて世界と
するわけなんですね。
さらにそれから「彼岸」に渡るわけです ・・・

仏教では世界を三界というので想定する。

 ◇「ウィキペディアソース」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E7%95%8C
 三界(さんがい、tridh?tu)は、欲界・色界・無色界の三つの総称。
 三有ともいう。凡夫が生死を繰り返しながら輪廻する世界を3つに分けた
 もの。なお、仏陀はこの三界での輪廻から解脱している。

 欲界(k?madh?tu)
 淫欲と食欲の2つの欲望にとらわれた有情の住む処。六欲天から人間界を
 含み、無間地獄までの世界をいう。

 色界(r?padh?tu)
 欲界の2つの欲望は超越したが、物質的条件(色)にとらわれた有情が
 住む処。この色界は禅定の段階によって、4つ(四禅天)に分けられ、
 またそれを細かく18天(経典によっては17天または16天)に分ける。

 無色界(?r?pyadh?tu)
 欲望も物質的条件も超越し、ただ精神作用にのみ住む世界であり、禅定
 に住している世界。

 ///// 引用ここまで /////


 通常の凡夫の世界はこの欲界ということになるわけです。
色界 無色界は禅定の世界。

色界なんてのは、仏陀がこれは涅槃ではないから間違えるなよ、と
教えた位の世界でありますから、尋常の修行でたどりつけるようなもの
では無いわけです。
(上座の坊さんが書いた解説書によりますと、初禅がだいたい世界の
宗教の理想郷 ・・・ )

ところが仏教は観察分別の宗教でもありますから全部「アビダルマ」
やらかして無色界まで細かく分析して風景を残してしまったわけです。

 そんな通常人にはご縁の無いポイントスケールまで想定して「到彼岸」
の道を残してしまったわけですね。

※『細かく書くと通常は第四禅定を作ってそこから観禅 ・・・
という流れになるわけですが、最短距離を走る純観行の方々であっても
近行禅(ほぼ初禅の位になるわけです。)には達して ・・・』


なのでこの世界を相手にする、易経的には仏教というのは
「雷山小過」(::||::)なのであり、しかも更にその上爻なのだと
指摘してくるわけです。

◇「雷山小過 上」(::||::)(|:||::)
「上六。弗遇過之。飛鳥離之。凶。是謂災?。」
「象伝曰。弗遇過之。已亢也。」

 禅定に入り煩悩遮断して心が「彼岸」涅槃に飛んでいくのであれば、
是とできるわけですが、これをこの世界で使うとなると、
ヒマラヤ超えて、国を失い難民となる陰陽になってしまうわけです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 この小過の象は飛鳥であり、真ん中にあるのはヒマラヤ山脈です。

もっといえば今もって信者さん方が焼身自殺するのもこの ・・・・
(合掌 ・・ )

◇ なので宗教の世界の理想をこの世界で統治組織として使うのは
初めから無理があるのであり、
そもそも仏陀は「権威」権力には近づかないよう説いたわけですね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

なのでチベット仏教は北傳仏教の一番悪い面、それ自体が権威王権
と化したものだから最終的に今のような惨状に到ったということに
なるわけです。
( 私に言わせればチベット仏教は破戒の宗教故に ・・・ )

なのでダライラマ猊下を批判するのは畏れおおいことですが、
宗教家としては尊敬できても、政治家としては ・・・ ということに
なるわけです。

 彼らほどの叡智のある方々が易を手にしておったなら ・・
今以て残念でならないわけですね。


////////////////////////////////

*** 追加雑談 ***

 metujin 的には、禅宗の坊さん方が破戒やらかすのは「勿体ない」
の極なのでありまして。 ^^))

折角禅定を作る機縁に恵まれたのに「なんとまあ勿体ないことか・・」
となるわけですね。
( 私が妄想するのはせめて初禅は作ってみたいものだなぁ ・・・)

というこになるわけですね。 ^^))
(薬物に依存せず自前でらりぱっぱ) 

話しを元に戻して、お釈迦様もだてに戒律を教えたわけではないです
からね、権威権力に近づかないようにというのを超えて、統治機構
法王と王とセットにして、権威権力そのものにした場合は、結局今の
チベット民族の姿になってしまうわけです。
( なのであれは破戒故にああなったわけですね。残念なことに。)

したがって、宗教の権威と王権統治機構は別にしなかったらダメな
わけですね。

インドのような「樹下石上」の修行が可能の地域ならばできることで
あっても北傳仏教のような伽藍が無ければいかんともしがたい地域
に伝播するにはこれまたやはり「小過の教え」になるのが仏教になる
わけです。

 仏教的には占いの如きは禁止でありますから、彼らが易経をひもとく
ことは無いかとは思いますが、
何故(なにゆえ)チベット仏教がああなってしまったのか知る機会は
あってしかるべきでは無いでしょうか。


/////////////////////////////////

0 件のコメント:

コメントを投稿