2015年8月12日水曜日

ツイッター篇共通 『【戦後70年】対日宣戦布告時、駐ソ連大使が日本の外務省宛てに打った 公電が当局により遮断 1時間後に満州・樺太侵攻』 「離為火 二」






ツイッター篇共通
『【戦後70年】対日宣戦布告時、駐ソ連大使が日本の外務省宛てに打った
公電が当局により遮断 1時間後に満州・樺太侵攻』
「離為火 二」


◇「サブタイトル」
『この国家を凹ます「乾」(|||)たる官僚組織最上の決定方式は
なんと戦後も生き残って、「福一原発破裂」にまでなだれ込んでいく
わけです。』


◇「記事掲示板引用」
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1439098360/

【戦後70年】対日宣戦布告時、駐ソ連大使が日本の外務省宛てに打った
公電が当局により遮断 1時間後に満州・樺太侵攻[08/09]

---略---

正式な宣戦布告文が届いたのはマリク駐日大使が東郷茂徳外相を訪問した
10日午前11時15分。
ソ連が侵攻してから実に約35時間が経過していた。

日本が8月15日にポツダム宣言を受諾し、降伏文書が調印された9月2日
以降も、
武装解除した北方四島などに侵攻したソ連が一方的な戦闘を停止するのは
9月5日。
日本は最後までソ連に宣戦布告していない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150809-00000036-san-pol

///// 引用ここまで /////



◇「問筮」

「徹底的に甘い日本のことですからね、それもありなんでしょう、
 この陰陽とは何だったのか。」

「離為火 二」





「卦  辞」
「離。利貞。亨。畜牝牛吉。」

「離為火 二」
主卦「離為火 」(|:||:|)
変卦「火天大有」(|:||||)
「二爻    爻辞    黄離、元吉。」
「黄離、元吉なり。」
 「象に曰く、黄離、元吉とは、中道を得ればなり。」
※(典拠は「岩波文庫易経」より以降引用は同左)

「六二は従順中正、この卦の卦主にあたる。故に黄離ー黄は中央の色、
離は麗くで、六二が中正の位に麗いていることをいうーであり、
大いに吉である。」


http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760557
国会図書館蔵 高島易断増補版 義之巻 コマ番「272-」
「離為火 二」解説
「勝手意訳につき原文の確認及び、文章利用の際は一報を」

『---略---

蓋(けだ)し(思うに)
、離を火と為し、心と為し、麗(つく)と為し、照らすと為し、
焚(やく)と為し、智と為し、文と為し、明と為す、此の許多(きょた)の
義を合(あは)せて離の字を係(かく)るなり、

而(しか)して黄離(くわうり)の義たる、先ず火に就きて之(これ)を
観れば、専ら(もっぱ)ら剛強(がうきゃう)(つよき)を用(もち)ひて慎
(つつし)まざるときは、忽(たちま)ち玉石共に焚(やく)るの大害を生ず
可(べ)く、

---略---

各々邪正(じゃせい)(よこしま正しき)の二途(と)あれば、是(こ)れ
亦(また)審(つまびら)かに辨(べん)ぜざる可(べか)らず、

---略---

大善の吉なるも、黄離の徳欠くるときは、
則(すなは)ち大凶なること、亦(また)言を待(ま)たざるなり、象伝に、
得中道也 とは、人の己(おのれ)を処する、多く過不及(くわふきう)
(すぐおよばず)の失(しつ)(あやまち)ありと雖(いへ)ども、黄離は中正

にして中庸に依るを謂ふなり、即(すなは)ち柔順中正の徳あるを以て
、元吉(げんきつ)の辞(ことば)を係(かく)る所以(ゆえん)の義を示す
なり、 』


『---略---
○邪智を用(もち)いて、事を敗(やぶ)り、身を亡(ほろ)ぼす意、』


///// 呑象テキストここまで //////




 ◇「参考過去ログ引用」(呑象さんの占例等々 こちらを参照の程)
 http://blog.livedoor.jp/metujin-ekikyou/archives/43749392.html
 2015/4/245:43
 metujin ekikyou 日誌ツイッター篇共通
 『韓国国会、日本糾弾決議採択…「領土主権侵害、歴史捏造を強く糾弾」』
 「離為火 二」

 ---略---

 ◇「サブタイトル」
 『 邪智を用(もち)いて、事を敗(やぶ)り、身を亡(ほろ)ぼす意、』
 もある。

 ---略---

 ◇◇ 今回のテーマ結論 ◇◇

  単に辞を眺めるだけならば、毎度お馴染み、
 「 ふっふふっふふふ metujin  君 辞がいいでは無いか辞が ・・・」

 と云うご指摘の声が聞こえてきそうですが、 
 呑象さんの指摘には 

 『 邪智を用(もち)いて、事を敗(やぶ)り、身を亡(ほろ)ぼす意、』

 もあるんですね。

 まず、冒頭引用した日本式古墳の隠蔽破壊の件なのでありますが、
 これはさすがに誰が観たって「離為火」(|:||:|)とは言えず変卦側に
 ある「火天大有」(|:||||)なのが解るのではないでしょうか。

 とすると易が指定したものとは別になるわけです。
 これは彼等が「離為火」として引き継いだ歴史では無いのであり、無い
 からこそ、隠蔽破壊するといった暴挙をやったわけです。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ///// 引用ここまで /////


◇◇「結論」

裏事情で観ると解るわけですが、

「坎為水」(:|::|:)
「水地比」(:|::::)

 今回の件はこれとは若干趣が変わって、外卦を戦争相手の米英ソ「坎」
(:|:)民族とすると、
日本側は同等の「坎」(:|:)の論理的思考、論理的判断で戦争に臨んだわけ
では無く、

どちらかと言うと
「坤」(:::)の子供か女性のような判断で戦争に臨んだのが解るわけ
であります。

これは何かと云うと「坎」(:|:)の軍備、情報機関が育っておらず、
希望的憶測、判断で戦争に突入し、
「盲蛇に怖じず」の状態だったことがここから伺えるわけであります。

これでは辞にある中道を得た判断「黄 離」とはならない
なりようが無いのであります。
~~~~~~~~~~~~~~

外側の軍備だけ、「坎」民族の装備武備を「坎」(:|:)としただけで、
その本質的な論理的思考
「保険の考え、情報機関の大事」を学ばない我が国の
状態を易は指摘してきたわけです。

ですからここにも易がパターン別けを提示しているのが解るのでは無い
でしょうか。
「易」の辞は全てに於いて筮前の審事、状況によるパターン別けがあるわけ
です。

だから本来は「坎為水」(:|::|:)として防衛できたはずのものが
防衛できずに、持っていかれる羽目になったと云うことであり、
それは裏返った「離為火」(|:||:|) 戦争の火で焼かれることから
も理解できるわけです。

しかもこれは「日ソ中立条約」をソ連が一方的に破棄したきた象でもある
わけです。
なぜに「離為火」となるかと云うならば、「坎」(:|:)の約束を裏返して
双方が戦争状態に突入したからです。
これはまさに「戦争の火」の重なりと一致するわけです。
(双方の武器が火を吹いているわけですからね。)

先ほどの裏事情でみると、

「坎為水」(:|::|:)
「水地比」(:|::::)⇔相手目線「地水師」(::::|:)

日本側は「条約に比」する状態であってもソ連側は「師」としてやる気十分。
これにしても、日本側にちゃんとした情報機関があれば、
事前に察知できたことです、

そもそもソ連という国が約束を守るような国なのかどうかは、少し
前例を調べれば解ることです。


 ◇「参考HP引用」
 http://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/7517/nenpyo/1941-50/1945_nissochuritsu_haki.html
 《関東軍は8月17日に天皇の命令により武器を置いたが、ソ連は日本の
 ポツダム宣言受諾(8月14日)後も狂ったような猛攻撃を続けた。
 日ソ中立条約を一方的に破棄し、その有効期間中に侵略するという極悪非道
 な行為を行なったわけだ。このソ連の火事場泥棒行為を、勝てばどんなに
 卑劣なことをやってもかまわないと考えるアメリカ、イギリスは黙認した。
 第二次欧州大戦初期のソ連の侵略のときとまったく同じである。》
 

この流れはなんと今現在にまで引き継がれていると云うこと。 ・・
サハリン石油・天然ガス開発、ウクライナ停戦問題 等々・・・

日本には「黄離」の徳をもって国家の「始末」対外交渉をやれれる方
が不在であったことになるわけです。
( 軍部がコントロールを失って暴走したこともこの範疇 )

 『専ら(もっぱ)ら剛強(がうきゃう)(つよき)を用(もち)ひて慎
 (つつし)まざるときは、忽(たちま)ち玉石共に焚(やく)るの大害を生ず
 可(べ)く、』


ですから、辞のような

「離為火 二」
主卦「離為火 」(|:||:|)
変卦「火天大有」(|:||||)
「二爻    爻辞    黄離、元吉。」
「黄離、元吉なり。」
 「象に曰く、黄離、元吉とは、中道を得ればなり。」

「坎」の「中道」を得るようなことはやれなかったということ。

この国家を凹ます「乾」(|||)たる硬直した官僚組織最上の決定方式は
なんと戦後も生き残って、「福一原発破裂」にまでなだれ込んでいく
わけです。

この大元は毎度書くように世襲「天地否の天雷」さんといった、

『否たる学校出て直ぐに偉くなる、世間の下積み無くしてリスクの幅読めず、
 疾(やまい)が進めば「家人」(国民)はその生存域を狭くする。
 戦前しかり、福一しかり、』

これから来るわけです。
彼らは何かというと、先祖が成した「日露戦争」やらを持ちだしたよう
ですが、

日露戦争の頃は内戦で互いに血を流して戦ったような方々が控えていた
わけであり、
明石機関などはそれこそ「ソ連共産党国家の産みの親」とまで云われて
いるわけです。

先祖がどれだけ偉かったといっても子孫がその考え方を引き継ぐことを
せずに、「天」(|||)として硬直化した決定をするようであっては、

これまた「黄 離 元吉」とは成し得ないのでありますな。


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*** 追加雑談 ***


 ◇ 
 中村 元氏著「龍樹」「中論」の部「第10章 火と薪との考察」

『 1 もしも「薪(たきぎ)がすなわち火である」というのであれば、
 行為主体と行為とは一体であるということになるであろう。
 またもしも「火が薪とは異なる」と云うのであれば、薪を離れても
 火が有るということになるであろう。』


 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2937050
 典拠 高島易断 上経五 高島嘉右衛門 著
  「国会図書館蔵、高島易断 離 55 」
 ※「勝手意訳につき原文の確認及び、文章利用の際は一報を」

 『離 ---略---
 離ノ卦タルヤ。一陰二陽ノ間二麗ク。其象ヲ火トス。蓋シ火
 ノ物タル。自ラ見ル能ハズ。恰モ。火ノ薪ヲ得テ燃ルガ
 如ク。必ズ物二麗テ。而シテ後形ヲナスナリ。

 ---略---

 苟も中ヲ失スルトキハ私智トナル。私智ノ明ハ。事二害アリテ身二
 益ナシ。世間二。彼ガ如キ才力ヲ以テ。此ノ如ク零落スルハ何故ゾト。
 訝ラルルモノ。其例少シトセズ。
 皆私智ノ明二シテ。至徳要道ヲ欠キタルモノナリ。

 ---略---

 而シテ之ヲ用フルコト善ナレバ。
 百功此ヨリ成リ。用フルコト不善ナレバ。百害此ヨリ起ル。』

 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2937050
 典拠 高島易断 上経五 高島嘉右衛門 著
  「国会図書館蔵、高島易断 離 象曰 57 」
 ※「勝手意訳につき原文の確認及び、文章利用の際は一報を」

 『□占 怜悧二シテ文学アリ。然レトモ離ハ。独立スベキモノニ
 アラズ。故二善良ノ友ヲ選ビテ。與二力ヲ合セ事ヲ謀ルベシ。
 夫レ薪ハ火ノ体ナリ。火ハ薪ノ用ナリ。薪ト火ト合シテ。而シテ
 後二用ヲナスナリ。占者此理ヲ能ク会得シテ。事二従孚ベシ。


◇◇ 
大乗仏教の祖とされる龍樹さんの中論「火と薪の章」では、アートマン
(恒常不変の我があるという考え)と執着(五取蘊)の関係をこの火と薪の
考察から説明されているのであるが、
易では普通に「体」と「用」と説明されているわけです。

薪「体」を離れて火「用」なく、これは互いに依存する関係であるから
どこかに「恒常不変の我」なるものがあるわけでは無いとするわけ
です。
( 現時点での私の理解ですので鵜呑みにしないようお願いします。^^)) 


それで話を元に戻すと、明治維新の頃の日本は、この情報機関にもちゃんと
力を入れていたわけですね。
だから明石機関などはそれこそ「ソ連共産党国家の産みの親」とまで
云われたわけです。

これが日露戦争を戦った頃の日本の先達の力量なのです。

ですが、代替わりするようになった頃には、この先祖の米英露国に負けない
だけの「裏を綯う措置」(論理的思考、情報機関の大事)をどこかに
やってしまったわけです。

乃ち、「離」(|:|)では無く「天」(|||)になってしまった。
「離」は中央の中道の色ですから、何事も論理的に考え、国民からなじられ
ようとも国力の限界を考え止めるべきは止めるだけのことをやった
わけですね。

この「黄 離」を失ったが為にこの「離」が戦争、戦火の「離」(|:|)
となってしまったわけです。

『 苟も中ヲ失スルトキハ私智トナル。私智ノ明ハ。事二害アリテ身二
 益ナシ。』

これは現在進行形で「原発の火」を扱っているわけですから、
○下りのことだけでなく、「論理的 中道」の「管理」を心がけて頂きたい。


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